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ABOUT
2018年11月に日本武道館で行われたamazarashiのライブ公演「朗読演奏実験空間“新言語秩序”」。この公演は、SNSでの言葉狩りなどに着想を得て生まれた「一般市民が互いに言葉を監視し、検閲し合うディストピア」を舞台に、言葉を取り戻す人々の抵抗活動を描くストーリー仕立てになっています。観客はスマートフォンの専用アプリを利用することで一連のストーリーに参加することができます。公演中にスマホアプリを起動させておくことでフラッシュライトの演出やスマホ画面を使った演出を体験できるようにしました。
FUTUREKは、本ライブのスマートフォン向け専用アプリを開発しました。
「新言語秩序」というストーリーに合わせ、小説、MV、ゲリラショップなどのコンテンツを順次公開し、武道館公演の最後の楽曲でのカタルシスを最大化するためのツールとしました。
ライブ参加者には、ファンサイトを通じて事前にアプリをダウンロードするように依頼しました。
ライブ会場に流れる特定の周波数の音をトリガーとして、観客のスマートフォンのフラッシュをコントロールする仕組みを取り入れ、そのトリガー音自体もライブ演出の一部となるように構成し「朗読演奏実験空間」を実現しました。
アプリに自席番号を予め登録してもらうことで会場全体のフラッシュタイミングをコントロールし、観客のスマートフォンによる巨大な光りのインスタレーションを作りあげました。