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【導入背景】
自動車部品の中でも保安部品を扱っておられます。このため、生産拠点を日本から海外にシフトすることは、今のところ考えられない状況です。
また、競合は皆無であるというほど、技術力を非常に高く評価されており、自動車メーカーからは、毎日注文が入る状況にあります。
しかし、以前より見込みや内示精度が低く、需要予測が非常に難しくなっています。にもかかわらず、ジャストインタイム対応のために、以前より原材料や仕掛品の在庫が膨らんでしまうことが多くなってきました。
また、地方に多くの物流センターを持っており、企業全体での在庫把握も容易にはできません。生産計画が難しい状況にありました。
【主な業務課題】
日々入ってくるEDI情報を有効活用出来ていない。
素材、中間品、製品など全ての在庫過多。
急なオーダーストップ時不良在庫となる。
顧客から情報が頻繁に変わるため、製造現場での情報錯綜と混乱が多発。
導入効果
自動取り込み機能により、顧客からのEDI情報を自動取得し、未来出荷を正確に更新することで、需要予測の精度が向上されました。
需要予測の精度向上により、生産計画の精度が向上。これにより、未来在庫を把握することができるため、在庫圧縮が実現され、オーダー中止による犠牲を最小限に留めることがことができました。
製販情報の一元管理により、顧客要求の頻繁な変更があった場合でも情報共有がスムーズになり、営業・製造部門の現場間での情報整流化に成功しています。