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ビズウインドがJFOODOから受託開発、海外消費者がワインと同じ感覚で選びやすく
独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)に設置された日本食品海外プロモーションセンター(JFOODO)から受託して開発した「日本酒の輸出用裏ラベル作成システム」が酒蔵から好評を得ています。
このシステムは、海外の消費者が日本酒を選びやすくするためにJFOODOと国税庁が共同で開発した日本酒の「輸出用標準的裏ラベル」「表記ガイド」」をもとに、パソコンで情報を入力していけば簡単に裏ラベルを作成できるようにしたものです。
「日本酒の輸出用裏ラベル作成システム」は、2021年3月末に開発し、4月に稼働しました。
このシステムは、ラベルのテンプレートに従って産地、味の濃淡や甘辛、風味、その日本酒に合う食材、保存温度、その日本酒のエピソードなどを入力すると、英語の裏ラベルが完成し、ワインを選ぶ際と同じような項目を見ながら日本酒を選ぶことができるようになります。
また、オンライン上で印刷データを簡単に作成することが可能で、出力についても印刷所にオンラインでPDF入稿したり、印刷したりできます。
これまで日本酒の輸出においては、海外の消費者にとって選択の基準となる項目の記載が少なく、また馴染みのない表現により消費者自身の好みの味を選びにくいという課題がありました。
海外における日本酒の消費は着実に増えているため、「日本酒を選びやすく」すれば、さらに輸出が増えるとJFOODOは期待しています。
ビズウインドは保育園の日々の業務を効率化する保育園向けITシステム「ママれん!シリーズ」で10年以上の実績を有するなど、課題解決型システムに強みを発揮しています。
フィリピンに開発拠点、ベトナムには開発パートナーと海外ネットワークがあるのも特徴のひとつで、JFOODOからの受託につなげました。「日本酒の標準的裏ラベルデータ制作システム」は開発だけでなく、約1年間の保守業務も担当します。