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この動画はJANコードの高速リアルタイム検知の実験の様子です。
JANコードは商品を識別するための13桁のIDです。
バーコードリーダーでJANコードを読み取ることができますが、
今回はOCR AIによってバーコードの下の数字を直接読み取ります。
実験では、ベルトコンベア上を高速で流れる大量のJANコードをリアルタイムに読みとることに成功しています。
動画URL: https://www.youtube.com/watch?v=j4pJubSywpU
[技術解説]
本システムは、画像のように作られています。
メインとなる深層学習モデルには YOLOv3-tiny(JANコード位置検知)と ResNet (文字列識別)を利用しており、それぞれをPytorchで学習させたのちに、TensorRTと呼ばれるNvidia Jetsonの専用形式にコンパイルして利用しています。
TensorRTを利用することで、カメラのRTSP配信を入力として、Jetson上で 検知-> 識別をリアルタイムで実行することが可能になりました。
また、検知結果は Apache Kafkaというメッセージキューに絶えず送信されており、これらを別のPythonプログラムによって解析することにより、外部アプリケーションが利用可能な形式に変換しています。
この技術は、商品の大量の在庫の棚卸しなどに活用できます。