若手採用におすすめの媒体は?若手目線のポイントも解説

「若手の採用を社内から求められるものの、なかなか成果を得られない。」

こうした状況に頭をかかえる採用担当者も多いのではないでしょうか。20代~30代の人材獲得競争が激化する昨今、企業側にとって厳しい状況が続いています。

しかし一方では、知名度の高さや企業規模に関係なく順調に若手を採用できている企業が存在するのも確かです。

そこで本記事では、若手の採用が難しい理由や、若手の採用を成功させるための重要ポイントについて解説します。

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若手の定義

若手に正式な定義はなく、20代〜30代までを「若手」とする場合が多いでしょう。若手のなかでもよく耳にする第2新卒は、新卒入社後3年未満の人材を指すのが一般的です。

より重要なのは、社内で若手の定義を明確化しておくことです。自社が求める「若手」について役員や上司・関係部署・採用担当者の間で認識をあわせます。

同時に、必要な経験やスキルまで共有しておくことでミスマッチを防ぐことができるでしょう。

若手採用が難しい理由

若手の採用が難しいといわれる理由は主に若年労働力人口の減少と仕事に対する意識の変化があります。

以下で、それぞれについての詳細を解説します。

若年労働力人口の減少

日本の人口減少と少子高齢化による若手世代の割合減少の結果として、若年労働力人口の減少が生じています。

総務省のデータによると、25~34歳の労働力人口は2010年時点で1,329万人でしたが、2020年には1,143万人まで減少しています。

減少傾向は今後も続くと予想されていることから、若手の採用はますます難しくなるでしょう。

参考:総務省 「労働力調査(基本集計)2020年

仕事に対する意識の変化

若手とされる20代~30代の仕事に対する意識の変化が、採用の難易度を高めています。

昨今のワークライフバランスを推奨する動きを受け、とくに若手世代において仕事だけでなくプライベートも重視する傾向へと変化しています。残業時間や休暇日数が希望通りかを最優先として企業を選択する若手の求職者も少なくありません。

一方で、企業側は人材不足などを背景に、傾向の変化に対応しきれないケースも多く、若手の採用が困難な要因となっています。

若手採用にオススメのサービス4選

若手を採用に適したサービスを選ぶ際は、自社の採用計画と予算に応じて適切な手法を選択しましょう。自社が採用したい若手の人物像を明確にした上で、最適な採用媒体を比較・選定することが大切です。

ここでは若手採用に適したサービスを4つご紹介します。

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1.Wantedly

Wantedly ダイレクトリクルーティング

「Wantedly」は、給与などの条件ではなく、会社が掲げる「想い」への共感を通じて候補者とのマッチングをはかるビジネスSNSです。

学生に対してスカウトが送れるだけでなく、ブログによって企業の魅力を発信でき、募集を出すことで学生からも企業へアプローチできるのが特徴です。

20代のサービス利用者が4割以上を占めており、若手人材とのマッチ率が高いサービスと言えます。

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2.AMBI 

ダイレクトリクルーティング

「AMBI」は、エン・ジャパン株式会社が運営する「若手ハイキャリア向け転職・求人情報」媒体です。

年収500万円以上の案件を多数あつかっており、職務経歴書を元にした3段階評価によって選考通過の可能性がわかるため、市場価値を知りたい20代の若者の利用が多いプラットフォームです。

 約半数が「25~29歳」、次いで「30~34歳」「24歳以下」が多い年齢構成となっています。

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3.Green

ダイレクトリクルーティング

「Green」は、IT/Web業界に特化した転職サイトで、求人の掲載期間・掲載数が無制限、求職者へのアプローチも無制限(スカウト送信は月200通まで)の、成果報酬型ダイレクトリクルーティングサービスです。

スカウトは、「スカウト」「気になる」「会いたい」の3種類があり、候補者の反応を見たうえでアプローチできます。

一番多い層は「25~29歳」で全体の約3割、「20代」と「30代」が全体の約8割を占めています。

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4.キャリトレ

ダイレクトリクルーティング

「キャリトレ」は、20代向けの求人を多く保有しており、はじめて転職する若者向けの転職サイトです。

転職エージェントのようなサービスはありませんが、レコメンド機能を使うことによってマッチング度の高い企業が紹介される仕組みになっています。

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若手採用を成功させるポイント

若手の採用を成功させるためには、「若手が重視するポイント」と「企業がおさえるべきポイント」を明確に理解しておくことが必要です。それぞれ順番に確認していきましょう。

若手が重視するポイント

まずは若手求職者が企業を選ぶ際に「何を重視しているのか」を理解することが大切です。

以下では、若手が重視するポイントを4つ紹介します。

1.やりがいをもって仕事に取組めるか

自らが行う仕事がお客様や社会にどう貢献できるのかを理解し、やりがいをもって仕事をしたいと考える若手人材が増えています。

「仕事は収入を得るための手段」と割り切って考える若者が減ってきているため、企業は業務のやりがいをアピールすると良いでしょう。

2.人間関係や雰囲気は良いか

人間関係や雰囲気については相性があるため入社前の判断は難しいにも関わらず、企業を選ぶ際に重視する若手が多いです。

選考の過程においても、たまたま聞こえた社員同士の会話のようなわずかな情報から社内の人間関係や雰囲気を読み取ろうとする応募者もいます。

3.自らが業務をこなす姿を想像できるか

最近の若手の傾向として、未経験の業務に積極的に挑戦したい志向はあまり強くありません。

それよりも、自らが業務を無理なくこなす姿を想像できるかを重視します。

4.プライベートの時間を確保できるか

20代~30代の若手は、仕事と同じようにプライベートも重視する傾向にあります。

趣味や各種コミュニティへの参加、自己学習など勤務時間外での過ごし方は多様性を増しています。

そのため仕事だけでなく、プライベートの時間をどのくらい確保できるのかを重視するのです。

企業がおさえるべきポイント

若手が重視するポイントに対して企業側が的確に応えることで採用の成功確率を高めることが可能です。

以下では、企業がおさえるべきポイントを4つ紹介します。

1.自社における仕事の「やりがい」を表現する

現場で活躍する社員から仕事のやりがいをヒアリングし、未経験者でも理解・共感できる表現に落とし込んでおきましょう。お客様の満足や社会貢献につながるような内容にできれば、より魅力が増します。

2.人間関係や雰囲気について悪い印象や誤解を与えない

職場の人間関係や雰囲気を重視する若手求職者も多いため、採用過程においても細心の注意をはらうべきです。説明会や来社面接の際などには、社内へ事前に案内をしておくのが良いでしょう。

社内への案内は「候補者の方は緊張して来社されますので、すれ違った際は笑顔で挨拶をお願いします」のように具体的な呼びかけを行うと効果的です。

もちろん窓口としてやり取りをする採用担当者から受ける印象も重要ですので、電話やメール文面などについても常に丁寧な対応を心がけましょう。

3.ワークライフバランスの適正化

残業時間上限規制の適用スタートからも明らかなように、ワークライフバランスの適正化は全ての企業に求められる課題です。とはいえ残業時間や休暇日数などについて、若手求職者が望む水準にすぐに合わせるのは困難な企業も多いのではないでしょうか。

その場合は、残業時間や休暇日数よりも「やりがい」など他の魅力をアピールすることと、現状を素直に伝えつつ今後の改善策を示すことが重要です。

いずれにしても現状の明確な提示は必要です。曖昧な表現はかえって不信感をいだかせてしまうので避けましょう。

4.自社で働くことを具体的にイメージしてもらう

若手求職者に、自社で働くことを具体的にイメージしてもらうことで、志望度の向上につなげます。

とくに入社後の教育および研修制度についてや、トラブル時のフォロー体制などを明確にしておきましょう。

若手採用に成功している企業事例

最後に、若手採用に成功している企業の事例をご紹介します。詳しい採用方法についてはダウンロード資料もご用意していますので、ぜひご活用ください。

株式会社八百鮮

大阪と名古屋で八百屋の店舗を運営し、4年間で売上を5倍に伸ばすなど急成長中を遂げている株式会社八百鮮。

年間1000万もの採用費用をかけて採用活動を行っていましたが、なかなか若手人材を採用することができていませんでした。

そこで従来行っていた求人広告に加え採用ブランディングの見直しの一環でWantedlyを導入してみたところ、優秀な若手人材を採用することに成功しました。

▶八百鮮社が採用成功したWantedlyのサービス資料をダウンロードする

【参考】大阪の八百屋が「運用代行×Wantedly」で手間も費用もかけない最高の採用サイクルを実現できた秘訣。
https://www.wantedly.com/customer_stories/157

リスタンダード株式会社

リスタンダード株式会社はアスリートのセカンドキャリアを支援している会社です。

はじめての新卒採用でWantedlyを活用し、1年で20卒〜22卒合わせて複数名を採用しています。

少額の金額で全学生にアプローチし、インターンシップや選考を並行して募集を出していったことで優秀な若手人材の採用に成功しました。

詳しくは以下の資料で解説しています。

▶リスタンダード社が採用成功したWantedlyのサービス資料をダウンロードする

【参考】認知度も予算もなかった初めての新卒採用。7名の採用に成功した秘訣とは
https://www.wantedly.com/customer_stories/155

まとめ

若手の採用が難しいとされる理由から、成功させるための重要ポイントについて解説しました。

若手の採用を成功さるためには、「プライベートの時間確保」や「やりがい」など、若手が重視するポイントをふまえた採用施策が必要です。

採用時と採用後の施策をあわせて推進することで、若手の採用を成功させましょう。

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