新卒採用がうまくいかなくなったという悩みを持つ企業が増えています。長期的な人口減を背景とした若年層の減少による人材獲得競争の激化が背景のひとつです。
またフリーランスや起業を選択するなど、大学卒業後に就職を選ばない学生の増加も影響していますが、それだけではありません。HRテックの発展によって採用サービスの多様化が進んでいる上に、学生が就職活動で求める情報にも変化が見られるなど、新卒採用市場が大きく変化しているのです。
こうした環境において、就活ナビサイトへの求人情報掲載というこれまでの手法では、優秀な学生の採用は難しくなっています。そこで本記事では、学生を含む若い世代から支持を集めるWantedlyを活用した新卒採用についてご紹介し、特徴やメリット、成功させるためのポイントについても解説します。
新卒採用を成功させる新常識を解説
ここ最近の新卒採用は難易度が高く、既存の就活ナビサイトだけでは難しい時代が続いています。
新卒採用に悩む方々のために、就活ナビサイトに頼った採用から脱却し、優秀な学生を継続して採用できる方法を1つの資料にまとめました。
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Wantedlyとは
ウォンテッドリー株式会社では「シゴトでココロオドルひとをふやすために」をミッションとして、ビジネスSNS「Wantedly」を提供しています。Wantedlyは2022年2月にリリース10周年を迎え、2022年7月には350万ユーザーを突破するなど、採用サービスとしても多くの企業様にご利用いただいています。
では、Wantedlyが他の採用媒体と違っている点はどこにあるのでしょうか。特徴について説明します。
1.共感重視のビジネスSNS
Wantedlyは、はたらくすべての人が共感を通じて「であい」「つながり」「つながりを深める」ためのビジネスSNSです。出会いを記録して活躍を共有する「Wantedly PEOPLE」と気軽に会社訪問できる「Wantedly VISIT」をご用意しており、新世代の採用サービスとして4万社を超える企業が活用しています。
Wantedlyのもっとも特徴的な点は、給与や福利厚生などの条件ではなくミッションや価値観への共感を軸にしたマッチングが可能な点にあります。
就活ナビサイトや求人メディアとは異なり、Wantedly上で給与に関する記載はできません。ミッションや価値観、それにカルチャーなど企業は自社が持つ魅力で差別化を図る必要があるのです。
そのため、Wantedlyでは給与条件や企業規模に関わりなくすべての企業に優秀な人材を獲得できるチャンスがあります。あらゆる企業が平等な条件で採用活動できる点が、採用サービスとしてWantedlyが企業から支持されている理由です。
また、学生にとっても条件面で戦わずヒトやシゴトの情報発信を行うWantedlyなら、自身の将来を託すに足る企業であるかどうか判断しやすいというメリットがあります。企業にとっても学生にとっても、Wantedlyは新卒採用において検討すべきプラットフォームとなっています。
2.若い世代から支持されている
Wantedlyには情報感度の高い若手優秀層が数多く登録しており、2022年7月現在で350万人を超える登録ユーザーのうち、半数近くが20代となっています。ユーザーの多くは仕事に対して情熱を持ち成長意欲が高く、応募に積極的です。
そして、優秀な若手成長人材が寄せる支持の傾向性は現役の学生にも通じており、学生の登録数も毎年増加しています。
さらに、Wantedlyに登録している学生ユーザーには上位校が多いという特徴がみられます。学生ユーザーの所属大学を大学群別に分類すると、もっとも多いのが「早慶上智」。
次に「MARCH」「東京一工」「関関同立」とつづき、大学別に見ても人数が多いのは慶應義塾大学、早稲田大学、東京大学などとなっています。このように学生を含む若手の優秀な人材がWantedlyを活用するのは、「共感採用」が支持されているためです。
若い世代からの支持を集めるWantedlyは、今後もユーザー数の継続的な増加が見込まれています。企業が優秀な学生をはじめとする若手成長人材を獲得する際、Wantedlyは今や欠かせない採用サービスと言えるほどに成長しています。
3.共感を生み出す仕組みがある
企業と人材は、Wantedlyでどのように共感を通じ「であい」「つながり」「つながりを深め」ているのでしょうか。Wantedlyには、企業が共感採用を実現するためのさまざまな仕組みが用意されています。
会社ページは求職者が共感するポイントとなる「なぜやるのか」「なにをやるのか」「どうやってやるのか」から構成されています。会社が目指す世界をありのままに表現でき、会社の「想い」が届きやすいです。
募集ページは仕事に意義を求める求職者にミッションや「想い」を訴求できるよう構成されているため、自社に本当にマッチした学生からの応募を獲得しやすくなっています。また、会社ページや募集ページにはメンバーのプロフィールを紐づけられ、一緒に働く従業員の人となりを知ることができるので、学生にとっては入社のイメージが湧きやすくなります。
そして採用広報プラットフォームとして積極的に利用する企業が増えているのがストーリー(ブログ機能)です。自由にコンテンツを発信できるストーリーなら、より多くの共感を創出できる会社の魅力を無制限に発信できます。
Z世代の学生など情報感度の高い人材はリアルな企業の中身を知りたがっているため、等身大の情報発信が理解を深め共感を生み出す源泉となっています。
Wantedlyが支持される背景
共感を重視するビジネスSNSであるWantedlyが採用サービスとしても支持されている理由はどこにあるのでしょうか。3つの点から説明します。
1.採用手法が多様化している
新卒採用は従来、就活ナビサイトへの求人情報掲載が主流となってきました。しかし、「今までは応募があったのに、ここ最近減ってきている」という企業が増えています。
就活ナビサイトではレイアウトも決まっており、写真の枚数や文章の文字数まで制限があるため、他の企業との差別化を図るのが容易ではありません。また、逆求人型やOB訪問型など新しい採用サービスが増加しており、学生がさまざまなサービスを利用して就職活動を行っているという点も影響しています。
そのため、就活ナビサイトに掲載して応募を待つスタイルや、ありきたりな募集を出し続けるだけの新卒採用活動が採用市場で通用しなくなってきているのです。
学生の就活ナビサイト離れはデータからも明らかです。株式会社ディスコの調査によると、学生が就職活動に有益と考える情報源としてもっとも支持を得ているのは「個別企業のホームページ」であり、「就職情報サイト」は3位にとどまっています。
では、企業は採用手法の多様化によってさまざまな採用サービスを利用して新卒採用を行えばよいのでしょうか。一部の大企業であれば可能と言えますが、多くの企業にとっては予算的・人的工数的に難しいのが現状でしょう。
採用手法が多様化する中で、就活ナビサイト以外の選択肢を持つ必要がある企業が、自社の魅力や情報を直接発信できるWantedlyに魅力を感じ、活用を進めているのです。
引用:【株式会社ディスコ】2020年卒採用ホームページに関する調査
2.学生の「知りたい情報」が変化している
Z世代にあたる現在の学生はデジタルネイティブの世代であり、インターネットやSNSの普及から価値観や行動の根幹に「自分らしさ」を重視する傾向が強まっています。就職活動においても、給与など条件についてだけでなく、「実際の仕事内容」や「社風」など、より自分らしく働けるかどうかを判断できる情報を求めるようになっています。
株式会社学情が新卒学生を対象に実施した調査では、就職活動でビジョンやパーパスを重視する学生の割合は約8割と大多数です。また企業選びで重視する点には「仕事内容」「一緒に働く社員との相性」「社風や会社のカルチャー」などの項目が上位に並んでいます。
こうした点からも、共感を軸にした採用サービスであるWantedlyで社内制度や価値観、メンバーなどの情報を発信すれば、他社との差別化を図りやすいです。
さらに、Wantedlyでは企業と人材の最初の出会いの場として「カジュアル面談」ができるようになっています。カジュアル面談とは一般的な面接とは異なり、志望動機や自己PRを求めません。
フラットでカジュアルだからこそ、普段会えないような人と会えます。腹を割って話すことでミスマッチが起きにくく学生が企業に興味を持ちやすいです。
就職活動において変化する学生の情報ニーズを満たしているだけでなく、企業と学生のマッチングにおいても気軽な入り口を用意しているのがWantedlyへの支持が増加している背景となっています。
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引用:【株式会社学情】「企業のビジョン・パーパス(存在意義)」に関するアンケート
3.インターンシップの普及が進んでいる
「優秀な学生を採用したい」と考える企業にとって、学生を早期に囲い込むことができ、選考以外で魅力を伝えるための機会としてインターンシップの重要性が増しています。しかし、企業説明会の延長のような1~3日程度の短期インターンシップで、優秀な学生に興味を持ってもらえるのでしょうか。
株式会社リクルートキャリアの調査によると、新卒採用を実施している企業のうち2020年度にインターンシップを実施した企業は約95%に達しています。ところが、もっとも多いのは1日以内のインターンシップである「1dayインターン」です。
インターンシップを通じて企業が学生に十分な魅力を伝えるための手段としては、「説明」にとどまりがちな1dayインターンではなく、「体験」を重視した長期インターンシップが有効です。長期インターンシップには「優秀な学生と早期に出会える」「自社の魅力を伝えられる」「入社後のミスマッチを防げる」などさまざまなメリットがあります。
Wantedlyでは企業が募集条件で「新卒」「学生インターン」を選択できるほか、学生向けには「Wantedly INTERN」アプリを用意しており、長期インターンシップ開催を支援。企業が優秀な学生への認知を高められると同時に、学生側もインターンに関する情報を集めやすくなっています。
新卒採用で普及が進んでいるインターンシップへの対応が用意されている点も、Wantedlyが支持される理由のひとつです。
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Wantedlyを新卒採用に活用するメリット
企業がWantedlyを新卒採用に活用する場合、就活ナビサイトなど他の採用手法と比べどこにメリットがあるのでしょうか。3つの点から説明します。
1.優秀な学生と早期に出会える
新卒採用チャネルの多様化や学生側のニーズ変化によって就活ナビサイトの優位性が崩れつつありますが、重要なポイントは変わっていません。「優秀な学生と早期に出会えるかどうか」です。
この点、Wantedlyは大学1年生でも登録できるため、早いタイミングから優秀な学生とのコンタクトが可能である点が優れています。
具体的な就職活動に入る前の段階で、時間をかけて企業について調べる学生が増えています。その場合、Wantedlyのブログ機能であるストーリーは、学生が企業に関する情報を収集するためのツールとして最適です。
企業はストーリーを通じて、学生が就職活動に入る前の段階から自社について深く理解してもらうことができます。
また、Wantedlyでカジュアル面談を設定すれば、就職活動を前提としないラフなスタイルで学生と会話するのも容易です。就職活動という形を伴わずに学生が企業と接点を持てる点が、新卒採用にWantedlyを利用するメリットのひとつとなっています。
2.入社後のミスマッチを防止できる
Wantedlyは企業と人材が「であい」「つながり」「つながりを深め」共感を生み出すサービスです。会社ページは「なぜやるのか」「なにをやるのか」「どうやっているのか」から構成されています。
ブログ機能であるストーリーでは、企業の制度や一緒に働くメンバーの人となり、社内イベントなど職場環境が等身大で語られています。カジュアル面談は就職活動にありがちな建て前ではなく、本音の会話をかわす機会として有効です。
Wantedly上で可能なこれらの仕組みが、入社後のミスマッチ防止に役立っています。学生は企業の「想い」や自分が働くことになる環境について十分に理解した上で応募するからです。
さらにWantedlyでは入社後の定着・活躍を支援する「Engagement Suite」をご用意しています。「Engagement Suite」は、社内報やチームマネジメント、福利厚生をカバーするエンゲージメントサービスで、チームメンバーがより高い価値を発揮できる関係性と心理状態を築くための必須ツール群となっています。
3.採用コストを抑えられる
採用サービスの多様化によって、企業は就活ナビサイトや人材紹介会社、それにダイレクトリクルーティングサービスなど複数のチャネルで新卒採用を行うようになっています。しかし、就活ナビサイトでは各種オプションを含めると100万円以上、人材紹介会社では新卒採用ひとりあたり50~100万円前後のコストが必要なケースも珍しくありません。
多くの企業で採用コストが上昇し、費用対効果の高いサービスを取捨選択する必要性に迫られています。その点、Wantedlyには成果報酬がなく、月額約3.5万円からと安価にご利用いただけます。
さらに募集ページは職種に関わりなく無制限に作成できるため、積極的に採用活動を行うほど費用対効果が高くなるのが特徴です。共感採用を軸として若い世代からの支持が広がっているのに加えて、低コストを実現している点も、企業がWantedlyを新卒採用に活用する大きなメリットとなっています。
2022年7月現在、Wantedlyの利用企業は4.3万社、サービスの利用継続率は95%に達しており、新卒採用活動の新たなプラットフォームとして注目を集めています。
Wantedlyで新卒採用を成功させるためのポイント
では、Wantedlyで新卒採用を成功させるためにはどのような点に気をつける必要があるのでしょうか。4つのポイントについて説明します。
1.募集ページを継続的に作成する
Wantedlyで採用活動を行う場合、募集ページの継続的な作成が重要なポイントのひとつです。募集ページは定期的な公開を繰り返しましょう。
Wantedlyは企業の「想い」を伝えるためのツールであるため、募集ページ内の文章が堅苦しいのはあまり好ましくありません。就活ナビサイトなど従来の求人サイトとは異なり、ビジネスSNSであるという意識を持つのが大切です。
本音を語り共感を獲得するとともに、自社のファンになってもらえるよう心がける必要があります。
募集ページを継続的に公開するにあたっては、タイトルやカバー画像、「こんなことやります」などページを構成する要素の変更も行いましょう。全く同じ募集ページを繰り返し掲載していると、飽きられて閲覧されなくなってしまうからです。
Wantedlyで新卒採用を成功させるためには、無制限に作成可能な募集ページの積極的な活用は欠かせないポイントと言えます。
2.多様なストーリーでアピールする
募集ページの頻繁な作成とともに、ブログ機能であるストーリーで多彩な採用広報活動を展開するのも重要なポイントです。ストーリーは社内外にファンを増やすための採用ブランディグツールであるため、学生の入社意向度アップに貢献でき、応募の増加に役立つからです。
とくに、まだ働いた経験のない学生にとっては、働く仲間や自身の成長につながる場所であるかどうかは就職先を決める上で大切な要素となります。ピンとくる情報を発信している企業であれば、学生に興味を持ってもらえるでしょう。
Wantedlyでは企業が発信するべき要素として、次の5つを推奨しています。
仕事内容 :どんな仕事をするのか。やりがいに感じる部分は何なのか。
事業内容 :どういうビジネスモデルなのか。社会でどんな役に立っているのか。
社員 :どんな社員が働いているのか。どういう想いで入社している人がいるのか。
文化 :会社で大切にしていることは何か。他社と違う会社文化は何か。
制度 :実際にどんな制度があり、どういう背景でその制度が作られたのか。
これらの情報に対するニーズの高さは、データからも明らかになっています。株式会社ビズリーチの調査によると、学生が入社するまでに不安を感じるのは「それぞれの部署の詳しい仕事内容や1日の流れが知りたい」「配属先をイメージしたい」「将来のキャリア設計について知りたい」などの点であると言います。
すべてWantedlyがストーリーを通じてアピールすべきとしている内容であり、ストーリーを通じた採用ブランディングは学生の入社意向度アップに欠かせないポイントなのです。
引用:【BIZREACH】就職活動やキャリア観形成に関するアンケート
3.ダイレクトスカウトを活用する
Wantedlyで新卒採用に成功するための3つ目のポイントがダイレクトスカウトの活用です。ダイレクトスカウトなら、学生に直接アプローチするスカウト型採用が可能となるためです。
ダイレクトスカウトを活用すれば、採用要件を満たす学生に直接メッセージを送ることができます。就活ナビサイトでも一斉配信型のダイレクトメッセージを利用できるのが一般的ですが、ダイレクトスカウトとの違いはメッセージのカスタマイズ性にあります。
一斉配信型のダイレクトメッセージは一度に大人数にメッセージを送れるメリットがある一方、学生にあわせたメッセージ送信ができないため、返信率に劣る傾向が否めません。
Wantedlyのダイレクトスカウトなら、学歴や「この先やってみたいこと」などのプロフィール項目に加え、検索条件に「新卒フィルター」が用意されているため、卒業年度で学生を分類できます。学生のプロフィールや志向性にあわせてピンポイントで「想い」を伝えられるため、共感につながりやすいのです。
そのため、通常のマス向けサービスでは1%前後の返信率ですが、Wantedlyのダイレクトスカウトはそれよりも非常に高い返信率を誇ります。募集ページやストーリーに加え、ダイレクトスカウトを活用して自社について認知していないターゲット学生の採用を促進しましょう。
スカウト型採用についての資料はこちらからダウンロードしてください。
4.応援を通じて全社で盛り上げる
Wantedlyで新卒採用を成功させるためには、取締役や従業員など社内からの支援も大きなキーポイントとなっています。
ストーリーで取締役やスタッフへの取材記事を通じて「想い」を伝えるためには、インタビューに協力してもらう必要があります。また、募集ページには「応援」ボタンが設置されており、FacebookやTwitterで拡散できるようになっています。
自社の募集ページを知人・友人にシェアして認知や応募につなげる可能性を高めています。応募を検討する学生にとっても、募集ページを多くの従業員が応援し、シェアしている企業に対しては好意的な印象を持つでしょう。
一方で、自社の募集ページを従業員が全く応援していない企業であれば、職場の人間関係や社内の風通しに不安を感じてしまうかもしれません。募集ページへの「応援」やストーリーへの「いいね」を通じて、全社をあげて新卒採用に取り組んでいる姿勢をアピールするのが重要です。
さらに、Wantedlyではスタッフそれぞれが個人ページを持ち、会社ページと紐づけられます。学生は一緒に働くスタッフについての情報にも敏感ですから、全スタッフがアカウントを作成し、プロフィールを充実させるよう社内で働きかけましょう。
応援を通じて全社で盛り上げるのが、Wantedlyで新卒採用を成功させるための4つ目のポイントとなっています。
Wantedlyで新卒採用に成功した事例
Wantedlyで新卒採用に成功している企業が増えています。ここでは3社についてご紹介します。
1.株式会社マネーフォワード
家計簿アプリやクラウド会計ソフトの開発で知られる株式会社マネーフォワードでは、新卒採用市場での知名度が全くない状態からWantedlyの利用を開始しました。
採用イベントで100名中2名しか認知されていない状態であったため、知らない会社にいきなり応募する学生は少ないだろうと判断し、応募のハードルを下げるための工夫に注力。Wantedlyのミートアップイベントで業界や市場についての勉強会を開催し、学生への魅力付けを重視した新卒採用活動を展開します。
その結果、イベントからの応募率が平均約80%を記録することに成功しました。同社ではWantedlyで出会う学生について、ストーリーで発信している自社の魅力を深く理解した上で応募してくれている、と感じており、給与条件ではなく、事業内容やビジョンを重視するWantedlyのスタンスを高く評価しています。
株式会社マネーフォワードの事例については、こちらから資料をダウンロードできます。
2.株式会社スタートライン
東京都でサテライトオフィスサービスや人材紹介支援などを行っている株式会社スタートラインでは、中途採用でWantedlyを利用していました。そこで、試しに新卒採用向けにダイレクトスカウトを使ってみたところ、予想以上の効果に社内から反響があったと言います。
「これは使えるかも」と感じた採用担当者は、その後新卒採用でもダイレクトスカウトの本格的な利用を開始。ダイレクトスカウトからの返信率は23%を記録し、インターンシップでもWantedly経由で20名以上の獲得に成功したそうです。
同社では面談者が内定に至った割合も25%と高く、理念共感型の採用が企業文化を作る人材の獲得にマッチするとして、Wantedlyを評価しています。株式会社スタートラインの事例については、こちらから資料をダウンロードできます。
3.株式会社ミトラ
岡山県でシステム開発を行っている株式会社ミトラでは、採用担当者が前職で就活ナビサイトの学生集客力に衰えが見えてきたと感じていました。大手企業の利用が進み、中小企業に学生が集まらない傾向が強まっていたからです。
そこで会社のビジネスにかける想いや等身大で語りかけられるWantedlyを採用。地方企業でありながら100名近くの学生インターンを集めることに成功し、Wantedlyから8名の新卒採用に成功しています。
また企業のウェブサイトよりWantedlyの方が多く閲覧されているとして、Wantedlyの活用が自社の認知度アップにも役立っているといいます。同社では「共感採用」が条件以外の魅力を十分に伝えるための要件であると考えており、新卒採用で中小企業が戦うためのプラットフォームとしてWantedlyを評価しています。
株式会社ミトラの事例については、こちらから資料をダウンロードできます。
まとめ
Wantedlyで新卒採用を成功させるためのポイントについて、特徴やメリット、ポイントを解説しました。
人口減少による人材の不足が深刻化し、採用チャネルが多様化する中で、就活ナビサイトの影響力が低下しつつあります。
共感採用を軸に、「であい」「つながり」「つながりを深める」採用サービスであるWantedlyは、ワクワクしたり熱中してシゴトと向き合えるような世界を実現するためのプラットフォームです。
無制限に作成できる募集ページ、採用ブランディングに役立つストーリー、ピンポイントに「想い」を伝えるダイレクトスカウト、そして本音で語り合うカジュアル面談によって、Wantedlyで新卒採用を成功させましょう。