スカウト型採用が注目されるなか、「スカウトは代行してもらうもの、自社で行うのは手間」と考える採用担当者もいるのではないでしょうか。
しかしスカウトは自社で行うことで、コストを抑えて優秀な人材を採用できる可能性があるのです。
そこで本記事では、スカウト料金の相場やサービス選定のポイントを解説します。
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スカウト13サービスの比較表を公開 「自社に合ったダイレクトリクルーティングサービスが見つからない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか? そこで、ダイレクトリクルーティング13サービスの登録属性・年齢層・料金・スカウト通数などを比較して、1つの資料にまとめました。 ビジネス・エンジニア・副業など、それぞれ一覧で確認できますので、ぜひ参考にしてください。
スカウトとは
スカウトとは、企業から候補者へ直接アプローチをする採用手法です。専用サイトに登録された求職者プロフィールから自社の希望に合った人材をピックアップし、直接スカウトを送ります。
人材獲得競争が激化する昨今、欲しい人材に直接アプローチできるためコストパフォーマンスが良い採用手法として注目されています。
一般的に下記の手順で選考を進めます。
1.スカウトしたいユーザーを検索
2.プロフィールで候補者の特徴を確認
3.スカウトメッセージを送る
4.カジュアル面談や選考を実施
採用要件を満たす人材に対してスカウトを送り、カジュアル面談や選考を行います。
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スカウト料金の相場
スカウト料金の相場は約60万円~90万円(6か月~12か月利用可能)です。スカウトを送れる回数はサービスによって異なるため、あわせて確認が必要です。
またスカウトサービスの中には採用決定時に成果報酬(例:理論年収の20%)が発生する場合もあるので注意しましょう。
スカウトを検討する場合は、各社サービス比較をオススメします。
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スカウトの料金形態
ここではWantedlyのサービスを例に、スカウトの料金形態について解説します。
Wantedlyは使用する機能や利用期間によって複数の料金プランが用意されています。
プランは「ライト・スタンダード・プレミアム」の3種類あり、成果報酬は0円。ダイレクトスカウトを利用できるのはスタンダードとプレミアムです。
利用期間は、6か月・12か月・24か月の3パターンがあり、期間が増すごとに月当たりの料金は安価になります。
スカウトサービスを選ぶ際は、担当者に自社の採用計画やスケジュールを伝え、最適なプランを選択しましょう。
スカウトサービス選定のポイント
スカウトを上手く活用すれば、優良な人材を低コストで採用できます。ここでは、スカウトサービスの選定ポイントを3点紹介します。
1.自社の採用計画に沿った利用が可能か
スカウトを成功させるために自社の採用計画を明確化しておきましょう。
どの部署・部門に何人必要なのか、予算はいくらまでか、いつまでに採用するのかなどです。
その上で各社スカウトサービスを比較し、自社の採用計画に沿った料金プランがあるサービスを探します。
【参考】採用計画の正しい立て方|採用に失敗しないための3ステップを解説https://www.wantedly.com/hiringeek/recruit/plan
2.スカウトへの返信率が高いか
同じ数のスカウトを送信しても、返信率の違いで採用のコストパフォーマンスは大きく差が生じます。
返信率が高ければ、少ない送信件数でも求める人材の採用につながる可能性があるのです。
また送信件数が少なければ、単純に通数のコストを抑えらるだけでなく送信担当者の負担も軽減できます。
より返信率が高いサービスを選定しましょう。
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3.状況に応じてスカウト代行へ切替ができるか
スカウトを自社で行えば、求める候補者へのアプローチが可能です。そこでまずは自社内の部署連携によってスカウトを試みましょう。
ただし業務量の増加などで自社でのスカウト運用が困難であれば、スカウト代行へ切替えると良いでしょう。
このような場合に柔軟な切り替えができるよう、スカウト代行がオプションとなっているサービスを選択するのがオススメです。
【参考】Wantedly運用代行とは?運用代行で成功した事例を紹介
https://www.wantedly.com/hiringeek/wantedly-tips/operation_agency
スカウトで採用に成功した企業事例
スカウトで採用を成功させたい場合、成功している企業の事例を参考にすることが有効です。
ここでは、スカウトの有効活用により採用に成功した企業を2社紹介します。
Retty株式会社
Retty株式会社は、現場メンバーと連携して採用活動に取り組むことでスカウトに対する高い返信率をキープしています。成功のポイントは以下の通りです。
・現場メンバーが積極的に採用活動へ参加し、会社説明会や面談を担当
・有望な候補者に対しては、人事が作成したスカウト文面を現場メンバーが添削して送信
・「毎月30件のスカウトを送信」など、具体的な目標を決めて取り組む
・仕事内容を具体的にイメージできる記事のURLを掲載している
・費用および工数対効果を考え、スカウト媒体はWantedlyに一本化
▶返信率25%超え|Retty株式会社の事例資料を無料ダウンロードする
株式会社POL
株式POLは、「Why You(なぜ あなたか)」を明確にしたスカウトによって返信率を高めることに成功しています。
・あらゆる採用手法や採用媒体を試し、自社に合うものを厳選
・現場メンバーも採用活動に参加し、候補者の選定からスカウト送信までを担う
・採用計画をもとに各部署に割り振られたスカウト通数は、アクション目標としてやりきる
・成功するスカウトは「スキルを評価したスカウト」と「共感で訴求するスカウト」の2パターン
・共感軸のスカウトでは「プロフィールへの共感」と「なぜ、あなたなのか」に重点をおく
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上記2社の共通点をまとめると、主に3点です。
1.現場メンバーの採用活動への積極的参加
2.スカウト送信数の目標化
3.Why You(なぜ、あなたか)を明確にする
ぜひ参考とし、自社のスカウトも成功させましょう。
まとめ
スカウトを自社で行うメリットとデメリット、スカウト料金の相場やプランをふまえた各サービスの選定ポイントから成功事例までを解説しました。
採用はコストさえかければ成果が出るものではなく、いかに自社に合ったサービスを選定できるかが重要です。
とくにスカウトについては、スカウトメッセージの質と量にこだわることで、サービス利用料金を大きく上回る成果を得られます。
自社の採用コストパフォーマンスを最大化し、コストを抑えた良い人材の採用を実現しましょう。