従来の採用手法には、採用後の定着率の低さなど、いくつかの課題がみられます。求人広告や人材紹介の利用にコストや工数を割いて採用に至っても、すぐに退職してしまったのでは大きな損失です。
そのため、採用活動の費用を抑える、あるいは企業と候補者・内定者のミスマッチを防ぐことが、採用手法に求められるようになっています。本記事では、昨今の新卒・中途採用のトレンドとなっている採用手法を紹介していきます。
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企業が導入を進める採用トレンドとは
新卒採用・中途採用それぞれにおいて、昨今導入が進んでいる採用トレンドを紹介します。
新卒採用の最新トレンド
新卒採用においては、コロナ禍で浸透したWeb説明会やWeb面接などのオンライン採用が今後も継続していく流れがあります。
Web説明会は学生にとって予定の調整がしやすく、移動時間や交通費がかからないことがメリットです。企業側からみても、少し興味を持った学生も参加でき、地方の学生の参加も見込めるなど、集客面でメリットがあります。
また、ダイレクトリクルーティングやリファラル採用、ミートアップなど、主に中途採用で注目されている手法を新卒採用にも活用している企業が増えています。
中途採用の最新トレンド
企業からアプローチするダイレクトリクルーティングや、社員が知人を紹介するリファラル採用が、ここ数年の中途採用のトレンドです。TwitterなどのSNSを活用したSNS採用も広まっています。
また最近では、ライトな説明会スタイルや交流会スタイルで興味を持ってもらう、採用ミートアップを実施する企業も増えています。
トレンドの採用手法6選
導入企業が増加傾向にある、トレンドの採用手法をまとめました。
1.ダイレクトリクルーティング
ダイレクトリクルーティングとは、企業が求職者からの応募を待つのではなく、企業から求職者にアプローチする採用手法です。ダイレクトリクルーティング専用の求人サービスを利用して、活躍が期待できる人材にスカウトを送る手法が一般的です。
ダイレクトリクルーティングは企業側にとって、候補者のスクリ―ニングの工程がなく、効率的な採用活動ができることがメリットです。興味を持ってもらえるようなスカウトを送ることがポイントになります。
【参考】ダイレクトリクルーティングの市場規模はどれぐらい
https://www.wantedly.com/hiringeek/recruit/directrecruiting_top/
2.リファラル採用
リファラル採用は、活躍が期待できる友人や知人を社員から紹介してもらう方法です。採用コストを圧縮できるほか、候補者にとっても入社後の姿をイメージしやすくなるメリットがあります。
一方で、採用に至らない場合は紹介した社員と企業、あるいは候補者との関係性が悪くなる可能性がある点が懸念されます。また、入社後に業務遂行能力に問題がみられる場合も同様です。
【参考】リファラル採用とは?意味や縁故採用との違いを解説【事例つき】
https://www.wantedly.com/hiringeek/recruit/refferal_top/
3.SNS採用
SNS採用は、SNSで企業の情報を発信したり、SNSで探した人材に直接アプローチをしたりする方法です。費用がかからず、求人サービスへの登録のない層にもアプローチできることがメリットです。
ただし、転職を具体的に考えていない潜在層へアプローチを行うと、採用に至るまでには時間がかかります。また、採用担当者のコミュニケーションスキルが求められる方法でもあります。
【参考】SNS採用とは|成功事例12選と特徴や活用ポイントを解説
https://www.wantedly.com/hiringeek/recruit/social_recruiting/
4.ミートアップ
ミートアップは、企業の魅力を広く知ってもらうため、説明会スタイルや勉強会スタイル、交流会スタイルなどで開催されるイベントです。いずれも一般的な企業説明会よりもカジュアルなイベントで、少し興味がある程度の人の参加も期待できます。
ミートアップは企業のことをより深く理解してもらい、母集団形成につなげていく狙いがあります。ただし、志望度の高い人の参加も期待できる一方で、必ずしも応募につながるとは限りません。
また、ミートアップは効果が出るまでには時間がかかることが多く、コストや手間が発生することを踏まえておくことが大切です。
【参考】採用ミートアップを手軽に開催するには?集客媒体や事例も紹介
https://www.wantedly.com/hiringeek/recruit/meetup/
5.オウンドメディア
オウンドメディアは、採用サイトやブログなどで情報発信を行う方法です。事業内容や業務内容をより深く知ってもらうことを目的とし、社員の声などを載せることもあります。
ただし、企業の知名度によっては、オウンドメディアを入り口とするにはSEO対策が欠かせません。オウンドメディアを通じてすぐに多くの応募を集めるのは難しいため、長い目で見てブランディングをする場合に向いた方法です。
【参考】採用オウンドメディアとは?5社の成功事例から考える始め方https://www.wantedly.com/hiringeek/recruit/media/
6.採用ピッチ資料
採用ピッチ資料は、最近注目されている採用ツールのひとつです。採用ピッチ資料をひと言でいうと「企業の説明資料」となりますが、企業説明会で配布するものとは、一般に公開されている点が異なります。
採用ピッチ資料は、企業の良い面も悪い面も含め、求職者や候補者が深く知るためのツールです。Webサイトに公開するほか、スカウトやリファラル採用などでの活用も可能です。
一般的な採用手法一覧
従来からある一般的な採用手法にも、あらためて目を向けてみましょう。
- 求人広告
- 人材紹介
- クリック課金サービス
- 就職・転職イベント
求人広告は、求人サイトへ求人情報を掲載する手法です。母集団を形成しやすい反面、1人も採用できない場合でも費用が発生します。
人材紹介は、登録している求職者の中から、希望条件にあった人材の紹介を受けられるサービスです。成功報酬制が一般的ですが、採用に至った際の費用が比較的高額で、複数人の採用ともなると多額のコストが発生します。
クリック課金サービスは、求人情報がクリックされた回数に応じて、費用が発生する形式です。
就職・転職イベントは参加した求職者に直接アプローチできますが、コストが高額である点と、採用担当者には高いコミュニケーションスキルが求められる点が懸念されます。
採用活動を成功させるポイント
採用活動を成功させるためには、まずは採用の目的を明確にすること、そして採用ニーズに合致した採用方法を選定することがポイントになります。
採用の目的を明確にする
採用活動を行うにあたっては、社内の課題を洗い出したうえで、採用活動を行う目的を明確にすることが大切です。そのうえで、目的を達成するためにどんな人材を採用すべきなのか、人物像を明らかにします。
採用ニーズにあった採用方法を選ぶ
採用に至るまでの期間・コスト・工数などは、数ある採用手法によって異なります。採用したい人物像や採用したい時期、予算や採用活動にかけられる工数など、ニーズに合った方法を選択することが大切です。
「採用コストを削減したい」「採用担当者の工数を減らしたい」など、採用課題を解決できる方法を選びましょう。
オススメの採用方法「Wantedly」
Wantedlyの活用で、昨今トレンドになっている採用手法を複数取り入れることが可能です。
Wantedlyは、求人情報を掲載して求人広告として使えるほか、登録者に向けてダイレクトメッセージでスカウトを送るなど、ダイレクトリクルーティングのツールとしても活用できます。
さらに、ストーリー機能を使ってブログを掲載していくなど、オウンドメディアとしての役割も果たします。また、ストーリー機能を採用ピッチ資料として活用することも可能です。
Wantedlyを取り入れて採用に成功した事例
実際にWantedlyを活用して、採用に成功した事例を紹介します。
メトロエンジン株式会社
メトロエンジン株式会社は、機械学習を活用した宿泊施設向けの価格設定ツールを展開している企業です。積極的な採用活動を行うため、Wantedlyのスカウトによるダイレクトリクルーティングを展開しました。
Wantedlyの登録者情報は職務経歴書とは異なり、趣味や学生時代の経験などが厚く書かれていることが多く、人となりがわかりやすいことが利点です。また、「このさきやってみたいこと」という項目をもとに興味を持ってもらいやすい人材にスカウトを送りました。
結果、営業担当2名、カスタマーサクセス1名の採用に成功。採用単価は20万円を切りました。また、スカウトを送ってから2週間で内定を出した事例もあるなど早期採用にもつながっています。
メトロエンジン株式会社が行った採用施策の詳細と類似の事例を1つの資料にわかりやすくまとめました。ぜひ一度確認してみてください。
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妊活・妊娠・育活の商品開発・販売を手がけるパスクリエイト株式会社は、マーケターの採用にあたって、最終面接前の辞退が相次ぐという課題を抱えていました。
そこでWantedlyを利用して、ストーリー機能をオウンドメディアのように活用し、想いやカルチャーを発信。結果、Webマーケター2名とオウンドメディア事業のリーダー候補1名を採用できました。なお、3名とも社員のインタビューやイベントの記事を見ての応募でした。
また、従来の人材紹介からWantedlyとリファラル採用に切り替えたことで、採用コストの89%削減を達成しています。
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まとめ
昨今のトレンドの採用手法を取り入れることで、企業を悩ませる採用の課題が解決に向かうことがあります。
ポイントは、従来からの一般的な採用手法も含め、採用の目的に合った手法を活用することです。ダイレクトリクルーティングやオウンドメディア、採用ピッチ資料としての機能もある、Wantedlyの活用もぜひご検討ください。