採用 手法

採用手法9選のメリット・デメリットを比較|最新トレンドも紹介

「ターゲット層に効率よくアプローチしたい」
「コストをかけずに母集団形成したい」
「前年度と同じ採用手法でよいのだろうか」

採用難の現在、年々膨らむ採用コストや母集団の質に悩まされ、従来の採用手法を見直したいと考えている方は多いのではないでしょうか。

採用手法が多様化している中、各手法の特徴や最新トレンドを把握し、自社に合った採用手法を選ばなければ採用成功できません。

そこで本記事では、より費用対効果の高い採用手法を求めている方のために、各手法のメリット・デメリットや、採用手法の選び方を解説していきます。

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【採用手法9選】メリット・デメリットや想定料金を解説

新卒採用・中途採用ともに、採用手法は大きく分けて次の9つです。

1.求人広告
2.クリック課金サービス
3.就職・転職イベント
4.人材紹介
5.ダイレクトリクルーティング
6.リファラル採用
7.SNS採用
8.オウンドメディア
9.ミートアップ

それぞれのメリット・デメリットや想定料金を詳しく解説していきます。

1.求人広告

 求人広告
特徴求人媒体に一定の掲載料金を払って求人情報を載せる
想定料金約20〜180万円
(上位表示やダイレクトメール送付などのオプションによって価格が変動)
メリット・数十万〜数百万人が登録しているため、母集団形成しやすい
・複数名採用しても掲載料金は一定
デメリット・採用数が0人でも掲載料金を支払う必要がある
・掲載社数が多いため、他社の情報に埋もれてしまう可能性がある
・上位表示させるためには、オプション料金を支払う必要がある
サービス例新卒:マイナビ、リクナビ、あさがくナビ、キャリタス就活 など
中途:リクナビNEXT、マイナビ転職、エン転職、doda など
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求人広告とは、求人サイトへ求人情報を掲載することで、求職者からのエントリーを待つ採用手法のこと。

最も基本的な採用手法とされ、数十万〜数百万人と非常に多くの求職者が登録していることから、母集団形成しやすいのが最大のメリットです。

また、一定の掲載料金さえ支払えば、採用人数がどんなに多くても追加料金は発生しないため、採用人数が増えれば増えるほど1人あたりの採用コストが安くなるのもメリットといえます。

しかし、採用数が0人だったとしても掲載料金を支払わなければならないため、失敗した場合のリスクが大きいのがデメリットといえるでしょう。

上位表示などのオプションを利用した企業ほど採用成功率が高まるため、オプション料金を前提とした予算設定がオススメです。

Wantedlyでは、求人媒体の選定に悩む方々のために、主要な5サービスの料金や登録属性などの情報を1つの資料にわかりやすくまとめました。ぜひ一度確認してみてください。

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2.クリック課金サービス

 クリック課金サービス
特徴求人情報がクリックされた回数に応じて費用が発生
想定料金0円~(上位表示を狙うなら1クリック15円~99円の広告費が発生)
メリット・求人情報のクリック数に応じて費用が発生するため、必要コストを最小限に抑えられる
・課金によって求人情報を上位表示できる
デメリット・独自のアルゴリズムによって掲載順位が決められるため、クリック単価や求人情報を都度改善していく必要がある
サービス例新卒・中途共通:Indeed、求人ボックス など

クリック課金サービスとは、求人広告の一種であり、求人情報がクリックされた回数に応じて費用が発生する採用手法のこと。

一般的な求人広告の場合、応募者の有無に関わらず一定の掲載料金がかかりますが、クリック課金サービスの場合は、求職者が自社に興味を示した場合に限り広告費が発生するため、必要コストを最小限に抑えられます

また、課金によって求人情報を上位表示できるため、初期費用を抑えながらも、しっかりと求職者の目にとまるような求人掲載が可能です。

しかし、求人サイト内での掲載順位は独自のアルゴリズムによって決められるため、PDCAサイクルを回しながら、クリック単価や求人情報を都度改善していかなければならない点が唯一のデメリットといえるでしょう。

3.就職・転職イベント

 就職・転職イベント
特徴イベント参加者へ直接アプローチすることで応募を集める
想定料金約50〜150万円(出展地区や出展ブースの大きさによって価格が変動)
メリット・求職者と直接会って話せるため、社風が伝わりやすい
・数千〜数万人の来場者が見込めるため、一度に多くの求職者と出会える
・認知度が低くても、ブースへの呼び込みや装飾によって求職者の興味を引ける
デメリット・採用担当者のトークスキルが問われる
・タペストリーやイスカバーなどの装飾品にもコストがかかる
サービス例新卒:各ナビサイト主催の合同説明会、大学主催の学内セミナー など
中途:マイナビ転職フェア、doda転職フェア、Re就活 転職博 など

就職・転職イベントに出展することで、イベント参加者からの応募を集める採用手法もあります。

新卒採用ならマイナビやリクナビ主催の合同企業説明会や大学主催の学内セミナー、中途採用ならマイナビやdoda主催の転職フェアが有名です。

Web上で求人情報を伝える求人広告と違い、求職者と直接会って話せるのが最大の魅力。採用担当者自らが企業説明するため、社風が伝わりやすいのがメリットです。

また、ブースへの呼び込みや装飾によって求職者の興味を引けるため、認知度の低い企業でも工夫次第で多くの求職者と接触できます。

しかし、1回のイベントにかかる費用が高く、当日運営する採用担当者のトークスキルが問われる点がデメリット。

会社説明の練習だけでなく、タペストリーやイスカバー等の用意など、一定の成果をあげるためには入念な事前準備が必要となる採用手法です。

4.人材紹介

 人材紹介
特徴人材紹介サービスに登録している求職者を紹介してもらえる
想定料金採用した人材の理論年収の約35%を成果報酬として支払う
ex.)成果報酬35%の場合、年収400万の人材を採用すると140万の支払いが発生
メリット・求める人材と効率よく接触できる
・母集団形成における工数を削減できる
・採用にいたるまでコストは一切かからない
デメリット・採用成功した場合、他の採用手法に比べるとコストが割高となる
・母集団形成におけるノウハウが蓄積できない
サービス例新卒:就職エージェントneo、リクナビ就職エージェント、マイナビ新卒紹介 など
中途: リクルートエージェント、doda人材紹介、JACリクルートメント など

人材紹介とは、人材紹介会社から求職者を紹介してもらえる採用手法のこと。

人材紹介サービスに登録している求職者の中から、自社のターゲットにマッチした人材を紹介してもらえるため、工数をかけずに効率よくターゲット層と接触できます

また、基本的に成果報酬制のため、採用とならない限りコストは一切発生しません。

採用成功した場合、他の採用手法に比べるとコストは割高ですが、「忙しくて採用に工数をかけられない」「応募者数こそ多いが、なかなか自社にマッチした人材と出会えない」と悩んでいる企業にはオススメの採用手法です。

【参考】人材紹介とは?メリットや手数料、サービスを徹底解説
https://www.wantedly.com/hiringeek/recruit/agent_merit/

5.ダイレクトリクルーティング

 ダイレクトリクルーティング
特徴自社にマッチした人材を企業自らが探し、直接アプローチする
想定料金約10万円(6カ月利用した場合の月額)
初期費用+成果報酬型も有り
メリット求める人材へ直接アプローチできるため、質が高く無駄のない母集団形成が可能
・認知度が低くても、企業側の行動量や工夫次第で一定の成果があげられる
・人材紹介よりも成果報酬が低く、コストを抑えやすい
転職潜在層に対してもアプローチできる
デメリット・スカウト対象の選定やスカウトメールの作成に時間がかかる
企業からアプローチする手法のため、求人広告からの応募と比較すると志望度が低く、採用難易度が高い傾向がある
サービス例

新卒:OfferBox、キミスカ、iroots、Wantedly など
中途:ビズリーチ、AMBI、Wantedly など
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ダイレクトリクルーティングとは、自社にマッチした人材を企業自らが探し、直接アプローチする採用手法のこと。求職者からの応募を「待つ」のではなく、企業側からアプローチする「攻め」の採用手法として近年注目されています。

採用担当者自らが求職者のプロフィールを見たうえでスカウトするため、人材紹介よりも自社にマッチした人材を獲得しやすいところが最大のメリットです。

また、企業側からアプローチするため認知度に左右されない点や、採用担当者の行動量や工夫次第で成果を大きくあげられる点もメリットといえるでしょう。

ターゲットの絞り込みやスカウトメールの作成に工数はかかるものの、「母集団の質をあげたい」「知名度が低く、求人広告等での応募が見込めない」という企業にはオススメの採用手法です。

Wantedlyでは、スカウト媒体の選定に悩む方々のために、全13サービスの料金や返信率、登録属性などの情報を1つの資料にわかりやすくまとめました。ぜひ一度確認してみてください。

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6リファラル採用

 リファラル採用
特徴社員に友人や知人を紹介してもらい母集団を集める
想定料金無料(必要に応じて社員へインセンティブを支給)
メリット・価値観や志向性の合う人材を採用しやすい
・コストがかからない
・社内に知り合いがいることで被紹介者の定着が見込める
デメリット・短期間でまとまった母集団を獲得するのは難しい
・多くの社員に協力してもらえるよう、リファラル採用の文化を浸透させる努力が必要
・社員と被紹介者の関係に不和が生じないよう配慮が必要
サービス例MyReffer、Refcome など

リファラル採用とは、社員に友人や知人を紹介してもらい、候補者を募る採用手法のこと。

企業理念に共感しており、業務内容をよく知る社員がリクルーターとなることで、価値観や志向性の合う人材を獲得しやすい点が最大のメリットです。

また、コストがかからない点や、社内に知り合いがいることで被紹介者の定着が見込める点も魅力です。

しかし、人事部だけでなく会社全体で取り組まなければ成果をあげられないため、多くの社員に協力してもらえるよう体制を整え、リファラル採用の文化を浸透させていく必要があります。

そのため、短期間でまとまった母集団を獲得したい企業ではなく、長期的な視点で優秀人材の確保や社員の定着率向上を目指す企業にオススメの採用手法です。

【参考】リファラル採用とは?メリット・デメリット、成功する企業の条件を解説【事例つき】
https://www.wantedly.com/hiringeek/recruit/refferal_top/

7SNS採用

 SNS採用
特徴SNSを通して、転職潜在層を含む不特定多数の人材へアプローチできる
想定料金無料(オプションの広告を利用する場合のみ料金が発生
メリット・コストがかからない
・ブランディングや認知度UPが期待できる
・日常的に使われるサービスのため、転職潜在層にまで広くリーチできる
・広告を利用する場合は、細かいターゲット設定が可能
デメリット就職・転職目的のサービスではないため、すぐに効果は得られない
・継続的な運用やコンテンツ制作に人的コストがかかる
サービス例・X(旧Twitter)
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・Instagram
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・Facebook
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SNS採用とは、ソーシャルリクルーティングとも呼ばれ、SNSを通して求職者へアプローチする採用手法のこと。X(旧Twitter)やInstagramなどの様々なSNSを通して行われ、求人情報の掲載だけでなく、ブランディングや認知度UPの効果も期待できます。

アカウントの作成・運用にコストはかかりませんが、オプションの広告を利用することで、フォロワー以外へも広くリーチできるのが魅力です。

さらに、広告を利用する際は、ユーザーの登録情報やSNS上での行動データに基づき、細かいターゲット設定が行えます。

しかし、人材紹介サービスやダイレクトスカウトサービスとは違い、就職・転職目的で登録しているサービスではないため、すぐに効果は得られないのがデメリット。

したがって、母集団形成よりもブランディングや認知度UPをメインの目的とし、長期的な視点で取り組むのがオススメです。

▶SNS広告を採用活動で効果的に使う方法を公開中|まずは資料を無料ダウンロードする

【参考】SNS採用とは|成功事例12選と特徴や活用ポイントを解説
https://www.wantedly.com/hiringeek/recruit/social_recruiting/

8.オウンドメディア

 オウンドメディア
特徴自社が保有するサイトやブログによって情報発信する
想定料金既にサイトを保有している場合は無料
新たにメディアを立ち上げる場合は約50万円
メリット・自社の魅力を自由に発信できる
・求職者の企業理解度や志望度の向上が期待できる
・転職潜在層へもアプローチできる
・ブランディングとしても有効
デメリット・メディアの立ち上げやコンテンツ制作に時間がかかる
・即効性のある採用手法ではない
サービス例なし

自社が保有するサイトやブログなどのオウンドメディアによって、情報発信する採用手法もあります。

求人広告と違って求人情報の内容や情報量に制限がないため、自社の魅力を自由に発信でき、求職者の企業理解度や志望度の向上に期待できるのがメリットです。

また、戦略的に自社の魅力やミッションを伝えることで自社のファン化を促し、転職潜在層へもアプローチできます。

しかし、自社メディアの立ち上げやコンテンツ制作には多大なコストがかかるうえに、即効性のある手法ではないのがデメリット。

ただ、Wantedlyのブログ機能を活用すれば、自社でメディアを立ち上げることなく会社の魅力を十分に発信できます。さらに、求人掲載やスカウトもできるため、短期間での母集団形成も可能です。

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9.ミートアップ

 ミートアップ
特徴自社企画のイベントを通じて、転職潜在層との交流を深める
想定料金0円〜(イベント告知媒体を利用する場合のみ料金が発生)
メリット

・転職潜在層へアプローチできる
・候補者と直接会って話せるため、社風が伝わりやすい
・ブランディングとしても有効

デメリット

・企画や集客に工数がかかる
・短期的な母集団形成には不向き

サービス例Wantedly、Meetup、connpass など

ミートアップとは、数人〜30人程度で集まる交流会や勉強会のこと。転職潜在層と直接交流することで自社のファン化を促し、転職のタイミングで自社を選択してもらう確率を上げられます

長期的な視点での母集団形成を目的としているため即効性はありませんが、ブランディングが低コストでできることから、近年注目を浴びている採用手法です。

ただし、求人サイト主催の転職イベントと違って自社で企画・集客する必要があるため、業務負担が大きい点がデメリット。

ミートアップ自体は外部サービスを利用しなくても開催できますが、SNSやオウンドメディア上の告知のみでは集客数に限界があるため、WantedlyやMeetupなどの告知媒体を活用するのがオススメです。

ミートアップの開催方法やポイントは、こちらの記事で解説しています。

【参考】採用ミートアップを手軽に開催するには?集客媒体や事例も紹介https://www.wantedly.com/hiringeek/recruit/meetup/

新卒・中途別の最新トレンド

採用手法は、自社の採用課題や目的にあわせて使い分けることはもちろん、時代によって変化する求職者の志向や採用競合の動向を把握したうえで、柔軟に対応していくことも重要です。

そのためここでは、新卒・中途別の最新トレンドを解説します。

新卒採用の最新トレンド

新卒採用の最新トレンドは、大きく分けて次の3つです。

・マス型採用と個別採用の併用が進んでいる
・ナビサイト主催の合同説明会よりも、大学主催の学内セミナーを重視
・SNSを活用して情報収集する学生が増加

コロナ禍で合同説明会などの就職イベントの中止が相次ぎ、オンライン採用が一気に進んだことで、ダイレクトリクルーティングによる個別採用を行う企業が急増しています。

近年のダイレクトスカウトサービスの浸透によって学生の動向にも変化が見られ、もともと志望度が高い企業は求人広告やオウンドメディア経由で自ら応募し、自分の知らない中小企業やBtoB企業はダイレクトスカウトサービスに登録することでオファーを待つスタイルが定着しつつあります。

そのため、従来のマス型採用を継続しつつも、ダイレクトリクルーティングによる個別採用にも注力するのが最近のトレンドです。

さらに、従来のマス型採用に関しても、大手ナビサイト主催の合同説明会よりも大学主催の学内セミナーを重視し、ターゲットを絞って母集団形成する傾向が見られます。

また、就職活動でSNSを活用する学生がここ数年で急増しており、今では7割以上の学生がSNSで企業情報を収集しています(株式会社ディスコ「学生モニター調査結果」)。

そのため、これからSNS採用に注力する企業も増えていくでしょう。

Wantedlyでは、採用にSNSを活用したいと考えている方々のために、SNSごとの登録属性や必要な専門知識、活用時に失敗しないコツなどのノウハウを1つの資料にわかりやすくまとめました。ぜひ一度確認してみてください。

▶採用におけるSNS採用の使い方資料を無料ダウンロードする

【参考】具体的なサービスについて確認したい方向け「保存版|新卒採用サービス117選」
https://www.wantedly.com/hiringeek/recruit/new_graduate_service

中途採用の最新トレンド

続いて、中途採用の最新トレンドを紹介します。中途採用のトレンドは、大きく分けて次の2つです。

・ターゲット層獲得のため、個別採用に注力
・成果の高いリファラル採用を導入する企業が増加

中途採用では、7割以上の企業が人材紹介と求人広告を利用している状況です。

しかし、中途採用の2大定番ともいえる人材紹介や求人広告ではなかなかターゲット層が獲得できず、自社にマッチした人材を求め、個別採用を導入する企業が増加しています。

とくにリファラル採用は近年注目されており、実際に導入した企業の8割以上が効果を実感していることから、今後さらに利用企業が増えていくでしょう。

このように、時代の変化に伴い、採用への考え方をアップデートする必要があります。
以下の記事では、これからの採用に必要な基本的な考え方や、採用のトレンドについてわかりやすくまとめています。

「なぜ採用活動がうまくいかないのか」と悩んでいる方は、ぜひご一読ください。

【採用の新常識】上手くいかない採用から脱却するために必要な考え方
https://www.wantedly.com/hiringeek/recruit/recruiting_textbook

自社にあう採用手法の選び方【全9手法の比較図表】

採用手法比較

上図のように、採用手法は即効性のある「短期的な手法」と、従来の採用課題を解決するために時間をかけて取り組む「長期的な手法」にわけられます。

下記のポイントを参考にし、予算と相談しながら自社にとって最適な手法を選びましょう。

採用手法を選ぶポイント

【短期的】急な欠員を補充したい
→すぐに候補者へリーチできる求人広告・人材紹介・ダイレクトリクルーティングがオススメ

【長期的】従来の採用課題を解決したい
→低コストで母集団形成したいならSNS採用・リファラル採用
→ターゲット層や優秀層に絞ってアプローチしたいならダイレクトリクルーティング
→企業イメージや認知度を高めたいならオウンドメディア・ミートアップ

最新トレンドや採用競合の動向を意識することも大事ですが、もっとも重要なのは「自社の採用課題を解決できる手法を選ぶこと」です。

また、採用手法はどれか1つが圧倒的に優れているわけではありません。それぞれメリット・デメリットがあるため、1つの手法に頼るのではなく、2〜3つの手法を組み合わせるようにしましょう。

もし採用担当者の作業負担が心配な場合は、採用代行(RPO)を検討してみてください。

【参考】採用代行(RPO)とは? メリットから費用感まで徹底解説https://www.wantedly.com/hiringeek/recruit/rpo/

求人広告を出しても応募が来ない方へ

ここまでいくつかの採用手法を紹介しましたが、すでに求人広告を利用しているのに応募が集まらず、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

求人広告を出してもなかなか応募が来ない場合は、自社の魅力を求職者に伝えきれていないことが多いです

求人広告を出しても応募がこない

採用活動を進めるにあたってサービス選びも重要ですが、まずは土台となる発信を強化しましょう

「どんな人が働いているのか?」「どんな創業ストーリーがあるのか?」など、入社後のイメージが膨らむコンテンツや、会社の想いを伝えると効果的です。

こちらの資料では、なぜ会社の魅力の発信が重要かについて詳しく記載しています。その上で、会社の魅力を発信するためのWantedlyの活用方法を説明しています。ぜひご覧ください。

発信の重要性・Wantedlyの活用方法についての資料をダウンロードする

各採用手法における成功事例5選

採用手法別に成功事例を5つご紹介します。各社の施策を参考にし、ぜひ自社でも真似できる部分を見つけてみてください。

1.求人広告で採用成功|パスクリエイト株式会社

パスクリエイト株式会社は、婚活をサポートするオウンドメディアの運営や、通販事業・HR事業によって社会的課題の解決を目指している企業です。従来の採用では人材紹介サービスを利用していましたが、ミスマッチによる早期離職に悩まされていました。

そこで、カルチャーマッチした人材が採用しやすく、ターゲットのIT人材が多く登録しているWantedlyの利用を開始。求職者の不安を払拭できるよう、求人広告では写真を多く掲載し、「1日のタイムスケジュール」や「入社後1ヶ月目にどんなことをしていたのか」がわかるブログを投稿しました。

その結果、約1年半で7名のカルチャーマッチした人材の採用に成功。採用コストも前年比86%まで削減できています。

▶パスクリエイト株式会社の採用成功事例を無料ダウンロードする

2ダイレクトリクルーティングで採用成功|株式会社サン・クレア

採用手法 サンクレア

株式会社サン・クレアは、広島県を拠点とした地方企業ながらも、Wantedlyによって県外人材を含め8名の採用に成功しています。

数日以内にログインしている転職可能性が高い人材に絞ってアプローチしたことや、候補者のプロフィールに記載されている「この先やってみたいこと」と自社のビジョンが重なるように文面を作成したことが成功の要因です。

また、候補者から返信がきた際は、最初のメッセージよりもさらに熱量を込めて「なぜあなたに会いたいか」をあらためて伝え、確実に次のステップへとつなげています。

▶︎株式会社サン・クレアの採用成功事例を無料ダウンロードする

3リファラル採用で成功|株式会社アンドパッド

株式会社アンドパッドは、次の施策によって1ヶ月あたりの紹介数が6倍に飛躍。さらに、紹介から選考に進んだ候補者の90%が内定承諾となっています。

・数ではなく質のこだわり、具体的なペルソナを設計
・リファラル採用のプロジェクトにアサインするメンバーを絞る

Wantedlyでは注目のスタートアップ2社をお招きし、採用成功の秘訣についてトークセッションを行いました。イベント内容や上記のリファラル採用施策の詳細は以下の資料にまとめていますので、ぜひご確認ください。

▶︎スタートアップ採用の成功事例を無料ダウンロードする

4SNS採用で成功|株式会社オムニス

オムニス 採用 手法

株式会社オムニスは、Wantedlyのサイト内広告である「トップページ広告」と、SNSへ拡散できる「SNS広告」を活用したことで、2名のバッグエンドエンジニアと2名のマネージャーの採用に成功しています。

WantedlyとSNSを掛け合わせたことで、工数をかけることなく企業認知度を一気に向上。採用単価も従来の4分の1まで抑えられています。

▶︎株式会社オムニスの採用成功事例を無料ダウンロードする

5オウンドメディアで採用成功|株式会社SmartHR

株式会社SmartHRは、オウンドメディアによって採用ブランディングに成功しています。

採用人数増加にともなう母集団不足を課題としていましたが、人材紹介頼みの母集団形成から脱却するためあらゆる採用チャネルを強化。求職者との最初の接点から応募にいたるまでの段階を4つに分け、ストーリーラインを設計しました。

発信コンテンツは、代表・社員のブログや、オープン社内報、外部のインタビュー記事など多面的。実際に働いているメンバーの人柄や雰囲気を感じとってもらうためのイベントを開催したことも成功の要因です。

【参考】株式会社SmartHRの採用ブランディング施策とは?https://www.wantedly.com/hiringeek/interview/rc_sk1/

まとめ

採用手法が多様化している中、各手法の特徴や最新トレンドを把握し、自社に合った採用手法を選ぶことは非常に重要です。

コストパフォーマンスの高い採用活動を実現するためにも、ぜひ今回の内容を参考にしてみてください。

また、Wantedlyであれば自社にマッチした人材へ直接アプローチでき、募集やブログも活用し放題。「ダイレクトリクルーティング」「求人広告」「オウンドメディア」の3つの採用手法の機能を兼ね備えています。

コストを抑えつつターゲット層を獲得したい方は、ぜひ以下の資料をチェックしてみてください。

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