近年では多くの企業が実施しているインターンシップ。しかし、「どんな内容にすればいいかわからない」または「実施してみたものの、思ったような成果が得られない」と悩んでいる方は多いと思います。
そこで本記事では、インターンシップの事例や内容の決め方を徹底解説していきます。最新動向やインターンシップを成功させるポイントも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
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優秀な学生を採用する、長期インターンシップのススメ
インターンシップは優秀な学生を早期に囲い込む、会社の魅力を選考以外で知ってもらう機会を作るために、欠かせないものとなっています。
しかし、説明会の延長のような、1日~3日のインターンシップで優秀な学生に興味をもってもらえるのでしょうか。
この資料では、長期インターンシップを利用して優秀な学生を採用する方法、コツについてご紹介します。
インターンシップとは?企業側・学生側のメリット
インターンシップとは、就職を考えている学生が実際に企業の業務を体験する制度のことです。「就業体験」や「就労体験」とも呼ばれます。
インターンシップの制度は2000年代から普及しはじめ、学生だけでなく企業側のメリットも大きいことから、今では多くの企業がインターンシップを実施しています。
【参考】インターンシップとは?定義・種類・企業側の目的をわかりやすく解説
https://www.wantedly.com/hiringeek/recruit/internship_top/
実際の業務内容や職場の雰囲気など、採用サイトだけでは伝えられない「リアルな魅力」を伝えられるのがインターンシップ最大のメリットです。
売り手市場で採用難易度が高まっている今、新卒採用を成功させるためには動機づけ・ミスマッチ防止・認知度UPが効果的にできるインターンシップの導入は必須といえるでしょう。
とくに、実践的な内容で社員と同様の働き方をする「長期インターン」は、早期離職の防止や優秀層との接触がはかれます。長期インターンが注目されている背景や基本的な考え方は、以下の記事で解説していますので、ぜひあわせてご確認ください。
【採用の新常識】なぜ採用に”ファンづくり”と”カジュアル面談”が必要なのか
https://www.wantedly.com/hiringeek/recruit/recruiting_textbook_2/
インターンシップの最新動向
株式会社ディスコの調査によると、近年では7割以上の企業がインターンシップを実施しており、9割以上の学生がインターンシップに参加しています。また、単日のプログラムであれば複数社のインターンシップに参加する学生も多く、平均参加社数は5.8社となっています。
25卒からインターンシップのルールが改正
従来のインターンシップはあくまで広報活動の一環として行われ、インターンシップ経由での採用や、インターンシップで取得した学生情報を採用活動に活用することは禁じられていました。
しかし、2025年卒からインターンシップのルールが改正。従来の取り組みは下記の4つに分類され、タイプ3・タイプ4に分類されるキャリア形成支援の取り組みのみ、「採用直結型インターンシップ」として公認されました。
類型 | タイプ1 オープン・カンパニー | タイプ2 キャリア教育 | タイプ3 汎用的能力・専門活用型インターンシップ | タイプ4 高度専門型インターンシップ |
---|---|---|---|---|
目的 | 企業や業界の情報提供 | 社会的・職業的自立に必要な能力を育む | 適性や能力の見極め | 専門分野における実践力の向上 |
対象 | 全学年 | 全学年 | 学部3〜4年 | 修士課程 |
就業体験 | 無し | 任意 | 必須 | 必須 |
実施期間 | 半日〜1日 | プログラムによって異なる | 汎用的能力活用型は5日間以上、専門能力活用型は2週間以上 | 2ヶ月以上 |
取得した学生情報の採用活動への活用 | 不可 | 不可 | 可 | 可 |
呼称 | インターンシップと称さない | インターンシップと称す |
※上記は「学生のキャリア形成支援における産学協働の取組み」の要件を一部抜粋したものです。規定の詳細は以下をご確認ください。
引用:インターンシップを始めとする学生のキャリア形成支援に係る取組の推進に当たっての基本的考え方(三省合意)
企業・学生ともに「オープン・カンパニー」が人気
新ルールがはじめて適用された25卒のインターンシップでは、どのような動きがあったのでしょうか。
株式会社ディスコの調査によると、前述したタイプ1〜4のキャリア形成支援の取り組みのうち、企業の実施率がもっとも高いのはタイプ1のオープン・カンパニーであり、なかでも夏季に実施する企業が多いようです。
また、学生人気がもっとも高いのもタイプ1のオープン・カンパニーとなっています。
なお、インターンシップの新定義や4つの類型を意識して応募する学生は3割未満と少なく、どの類型に該当するかより、プログラム内容や業界を重視する学生が多いようです。
インターンシップの種類と特徴
インターンシップと一口にいっても、実施時期・期間・形式によってさまざまな種類に分けられます。
インターンシップの種類
実施期間:短期インターン or 長期インターン
実施時期:夏インターン or 秋冬インターン
実施形式:オンライン or オフライン(対面形式)
自社にとって最適なインターンシップを開催するため、まずはそれぞれの特徴やメリット・デメリットを理解しましょう。
短期インターンと長期インターンの違い
インターンシップは実施期間によって以下の2つに分類されます。それぞれメリットが異なるため、自社の目的にあわせて選択しましょう。
Wantedlyでは、長期インターンを活用して優秀な学生を採用する方法や、募集・選考のコツなどのノウハウを1つの資料にわかりやすくまとめました。ぜひ一度確認してみてください。
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夏インターンと秋冬インターンの違い
インターンシップは実施時期によっても分類されます。秋冬インターンはそこまで志望度が高くない学生を短期間で引きつける必要があるため、夏インターンよりも難易度が高い傾向にあります。
オンラインとオフラインの違い
コロナ禍により、オンラインでインターンシップを実施する企業も増えています。オンライン・オフラインそれぞれの特徴を理解し、世の中の状況を見ながら開催形式を決めましょう。
インターンシップ内容の例【種類別】
続いて、インターンシップの企画例を紹介します。「短期」「長期」「オンライン」の順に具体的な内容を紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
1.短期インターンシップの例
短期インターンシップは、実施日数によってプログラム内容が大きく異なります。
1日以内のプログラム
これまで「1dayインターンシップ」と称されていたオープン・カンパニーは、近年もっとも多くの企業で実施されている形式です。プログラム内容としては以下があげられます。
・企業説明会+座談会
・職場見学または工場見学
・仕事体験(簡単なワークショップ)
気軽に開催・参加できるのがオープン・カンパニーの魅力です。企業理解はそこまで深められないためミスマッチ防止の効果は期待できませんが、母集団形成や採用広報としては有効な手段といえます。
オープン・カンパニーの企業事例やポイントは、以下の記事で紹介しています。
【参考】オープン・カンパニーとは?インターンとの違い・コンテンツ例を解説
https://www.wantedly.com/hiringeek/recruit/opencompany/
2日間のプログラム
オープン・カンパニーでは企業の魅力を伝えきれず、学生からも「もっと具体的な話が聞きたかった」と不満の声があがる可能性も考えられます。学生の企業理解を深め、十分な動機づけをするためには2日以上のプログラムを検討しましょう。
2日以上のプログラムなら、実際の業務体験に加えて社員と交流する時間も確保できます。プログラム内容としては「新規事業立案」など、4〜5人のグループで課題に取り組み、プレゼンテーションまで行う形式が人気です。
スケジュールの例
1日目AM:チームビルディング、グループワークの説明
1日目PM:グループワーク
2日目AM:グループワーク、プレゼンテーション準備
2日目PM:プレゼンテーション、社員による講評、座談会
グループワークを通じて、主体性やコミュニケーション能力など、学生のパーソナリティもある程度見極められるでしょう。
5日間のプログラム
インターンシップのルール改正により、採用直結型インターンシップとする場合は5日以上のプログラムにする必要があります。実施期間以外にもさまざまな要件があるため、必ず規定を確認したうえでプログラムを練りましょう。
採用直結型インターンシップの要件
・取得情報を採用に活かすことを公表したうえで募集する
・実施期間は5日以上(専門的な内容を含む場合は2週間以上)
・実施期間の半分以上は就業体験にあてる
・学生の長期休暇期間に実施する
・社員と同じ働き方になる場合は有給とする
・終了後は社員から学生にフィードバックを行う
上記は、政府が提唱する4つのキャリア形成支援のうち「タイプ3:汎用的能力・専門活用型インターンシップ」の要件を一部抜粋したものです。規定の詳細は以下をご確認ください。
引用:インターンシップを始めとする学生のキャリア形成支援に係る取組の推進に当たっての基本的考え方(三省合意)
プログラムやスケジュール例は以下の通りです。前述の要件を満たせるよう、プログラムの半分以上が就業体験となるようにしましょう。
IT企業の5daysインターンシップ例
1日目:企業説明、ランチ交流会、社内見学
2日目:システムソリューション部の業務体験
3日目:システム開発部の業務体験
4日目:WEBサービス事業部の業務体験
5日目:ワークショップ、若手社員との座談会
2.長期インターンシップの例
長期インターンシップは、一定の期間・業務範囲で実際に就業してもらう形式です。実践的な内容かつ社員と同じような働き方をしてもらうため、インターンシップの内容は各企業の業務内容に沿った内容となります。
また、単なるアルバイトとならないよう、定期的な振り返りやフィードバックが必要です。新入社員よりも手厚いフォローが必要なため、実際に学生を受け入れる現場と相談しながら業務範囲と実施期間を決めましょう。
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3.オンラインインターンシップの例
終始画面上で行われるオンラインインターンシップは、対面形式より飽きやすく疲れやすいのがデメリット。株式会社ディスコの調査によると、オンラインインターンシップの所要時間は1日あたり3〜4時間が限度とされています。
したがってこまめに休憩を入れながら、以下のような内容を実施するのがオススメです。
短期インターンシップの例
・オンライン企業説明会+質問会
・オンライン社内見学ツアー
・Zoomを活用したグループワーク長期インターンシップの例
・マーケティング業務
・メディア運用
・アプリ開発
・テレアポによる営業
・顧客への取材や聞き取り調査
オンラインインターンシップの具体的な事例や成功のポイントは、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひあわせてご確認ください。
【参考】オンラインインターンシップを成功させるポイント|事例つき
https://www.wantedly.com/hiringeek/recruit/online_internship/
人気企業のインターンシップ実例10選【業界別】
続いて、「インターン人気企業ランキング」にてトップ10に選ばれた企業のインターンシップ内容をご紹介します。
業界 | 企業名 | インターンシップの内容 |
---|---|---|
製造業 (インテリア) | ニトリ | ①オープン・カンパニー |
製造業 (化粧品) | 資生堂 | 採用直結型インターン(セールス職・ブランドマーケティング職・デジタルマーケティング職などの就業体験) |
製造業 (食品) | ロッテ | ①1day 営業体感コース |
製造業 (食品) | 味の素 | ①営業・事業開発のワークショップ+座談会 |
製造業 (電気機器) | ソニーグループ | ①職場密着インターン(2週間、就業体験) |
製造業 (電気機器) | パナソニック | ①OJTインターンシップ(1〜2週間) |
IT・通信 | NTTデータ | アイデアソン(システム提案の疑似体験) |
IT・通信 | 富士通 | 課題解決ワークショップ+交流会+キャリア相談会 |
商社 | 伊藤忠商事 | ①商社パーソン体感ワーク(5days) |
出版 | 講談社 | オープン・カンパニー(パネルディスカッション形式の講座+ライブ質問会) |
インターンシップ内容の決め方
インターンシップは、ただ他社の企画をなぞるだけでは上手くいきません。「なぜインターンシップをするのか」「インターンシップを通して何を伝えたいか」を明確にすることではじめて最適なコンテンツが考えられるようになります。
ここからは、採用につながるインターンシップ内容の決め方を3ステップで解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
1.現状の採用課題を洗い出す
まずは自社の採用課題を洗い出し、「なぜインターンシップをするのか」を考えましょう。もっとも解決すべき採用課題を明らかにすることで、どんなインターンシップにすべきかが見えてきます。
たとえば、知名度の低さが課題なら、1〜3日程度の短期インターンシップを複数回開催し、より多くの学生と接触した方が効果的です。
一方、「応募は十分集まるが、入社後にギャップを感じて早期離職してしまう人が多い」と悩んでいるなら、より実践に近い形で企業理解を深められる1週間〜数ヶ月程度のインターンシップがよいでしょう。
また、「あと一歩のところで採用競合を選択されることが多く、内定辞退率が高い」と悩んでいるなら、ユニークで話題性のあるコンテンツを企画するなど、採用ブランディングの一環としてインターンシップを行うのも1つの手です。
【参考】採用課題の解決策|陥りがちなパターンと成功事例も紹介
https://www.wantedly.com/hiringeek/recruit/issue/
2.企業の魅力を言語化する
次に、「インターンシップを通して何を伝えたいか」を明確にしましょう。他社にはない自社ならではの魅力を伝えられれば、より多くの学生を引きつけられます。
次の5つの要素をもとに、自社ならではの魅力を言語化してみましょう。
企業の魅力を構成する5つの要素
・仕事内容:どんな仕事をするのか。やりがいに感じる部分は何なのか。
・事業内容 :どういうビジネスモデルなのか。社会にどんな役に立っているのか。
・社員 :どんな社員が働いているのか。どういう想いで入社している人がいるのか。
・文化 :企業で大切にしていることは何か。他社と違う企業文化は何か。
・制度 :実際にどんな制度があり、どういう背景でその制度が作られたのか。
たとえば、「ビジネスモデルや事業領域の広さ」が魅力なら、新規事業立案のインターンシップがオススメです。ワークの概要説明や講評の際、自社の最新情報や今後の展望を交えて話せるため、事業内容を効果的にアピールできます。
一方、「カルチャーや働きやすさ」が魅力の場合は、社内見学や座談会がオススメです。さまざまな部署・年代の社員や、育児・介護経験のある社員など、あらゆる立場の社員に協力してもらえれば、多面的に自社の魅力を伝えられます。
3.実施期間とコンテンツを決める
最後に、インターンシップの実施時期・期間・形式・コンテンツを確定させましょう。
まず実施時期ですが、「インターンシップの種類と特徴」の章で説明した通り、秋冬インターンは難易度が高いため基本的には夏インターンがオススメです。夏インターンが思うようにいかなかった場合、秋冬インターンを追加開催すればリカバリーもはかれます。
実施期間は1で説明した通り、自社の採用課題によって決めましょう。母集団形成を優先するなら短期インターン、ミスマッチ防止を優先するなら1週間〜数ヶ月程度のインターンがオススメです。
実施形式はコミュニケーションの取りやすいオフライン(対面形式)がオススメですが、世の中の状況を見つつ柔軟に判断しましょう。
コンテンツは2で説明した通り、「学生に伝えたい自社の魅力」をもとに決めていきます。採用担当だけでなく現場社員も巻き込めば、よりいい案が浮かぶでしょう。
インターンシップを成功させる5つのポイント
続いて、インターンシップを成功させるコツを5つ紹介します。
1.学生満足度を最優先する
インターンシップでは自社の魅力を伝えることも大事ですが、もっとも優先すべきは学生の満足度です。どんな情報を知りたいのか、どんなコンテンツなら楽しいかなど、学生の目線に立って企画しましょう。
株式会社ディスコの調査によると、「社員と交流できる機会があること」と「インターンシップを通して成長が実感できること」が、学生の満足度を高める要因となっています。企業説明だけの一方的なコミュニケーションとならないよう注意しましょう。
2.参加日程を選べるようにする
今では多くの企業がインターンシップを実施しているため、学生はスケジュール調整に悩まされています。「興味はあるけれど、他のインターンと日程が重なってしまうから」という理由で辞退されてしまっては、大きな機会損失となります。
したがって短期インターンの場合は、学生が参加日程を選べるよう複数回開催するのがオススメです。参加ハードルを下げることで、志望度がそこまで高くない学生も取り込めるようになります。
3.事前面接では意欲とリーダーシップを重視する
インターンシップはグループワーク形式で進めることが多いため、周りの士気を下げたり、協調性のない学生が1人でもいると、他の学生の満足度は大きく下がってしまいます。
したがって事前面接により参加者をしぼる場合は、学生のスキルよりもパーソナリティを重視しましょう。志望動機やリーダーシップを発揮した経験を聞けば、一人ひとりの意欲や協調性を見極められます。
【参考】候補者の本音を引き出す|面接官のための質問集
https://www.wantedly.com/hiringeek/recruit/interview_question/
4.ダイレクトスカウトを活用する
インターンシップの募集は、採用サイトやマイナビ・リクナビ等の求人広告で行うのが一般的です。しかし企業認知度が低い場合、学生からの応募を待つだけでは多くの参加者を集められません。
したがって十分な応募が見込めない場合は、ダイレクトスカウトを活用して企業側から学生に直接アプローチしましょう。スカウトした理由やインターンシップの魅力を伝えたり、「事前選考を免除」などと特別感のあるスカウトを送ることで、求人広告だけではリーチできなかった優秀層の参加も促せます。
ダイレクトスカウトサービスはたくさんありますが、インターンシップの募集をするならWantedlyがオススメです。就職活動に意欲的な学生が10万人以上登録しており、スカウト返信率は他媒体と比較しても高水準。募集も掲載し放題です。
Wantedlyでできることや具体的な料金は以下のサービス資料にまとめていますので、ぜひ一度確認してみてください。
5.グループワークの過程を評価する
インターンシップ当日は進行や運営に集中しがちですが、一人ひとりの特性や適性を見極めるためには、グループワークの過程を注視することが重要です。決して最後のプレゼンテーションだけで評価することのないようにしましょう。
また、学生の満足度を高めるためには「社員との交流」がカギです。グループワークの様子をただ見守るのではなく、適宜アドバイスやヒントを与えるようにしましょう。
さらにフィードバックでは、成果物に対してだけでなく、一人ひとりのよかった点(アイディアやチームでの役割など)にも言及すると、満足度を一層高められます。
優秀な学生をインターンで採用するならWantedly
Wantedlyは、企業が掲げる「想い」への共感を通じて求職者とのマッチングをはかる採用サービスです。
Wantedlyに登録している学生は、自己の成長を求めて長期インターンを探す方が多く、一般的な新卒採用の求人媒体では希少なキャリア形成意欲の高い優秀な学生が多いのが特徴です。
成功報酬料金は発生せず、インターン・新卒・中途・業務委託の募集を同一料金で掲載できるため、採用単価を抑えた効率的な採用活動が実現できます。
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Wantedlyを活用してインターンに成功した企業事例3選
最後に、Wantedlyを活用してインターンシップに成功した企業事例を3社ご紹介します。ぜひ各社の施策やコンテンツを参考にしてみてください。
1.株式会社ミトラ
株式会社ミトラは、岡山県で産婦人科向けの周産期管理システムの開発・販売を行っている企業です。同社はWantedlyを活用したことで、長期インターン生8名の採用に成功しています。
Wantedlyの募集ページは高確率でGoogle検索の1ページ目に表示されるため、「岡山」「長期インターンシップ」で検索した学生にリーチでき、スピーディーに認知度UPできたのが成功の要因です。
また、Wantedlyでは企業のミッションやカルチャーを自由に発信できるため、企業理念に共感した学生からの応募が増加。地方企業でありながら、100件以上の応募を獲得できています。
長期インターンシップの内容
Web画面やAWSのAPI Gatewayの開発
(文理不問、プログラミング未経験者も募集)短期インターンシップの内容
1.オリエンテーション(30分)
2.医療IT・AIで社会課題の解決策を考えるグループワーク(150分)
3.質疑応答(60分)
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2.リスタンダード株式会社
リスタンダード株式会社は、アスリートに特化した採用トータルプロモーション事業を展開する企業です。
同社は認知度の低さが一番の課題だったため、大手企業に埋もれることなく企業の魅力を発信できるWantedlyの利用を開始。また、Wantedlyではどの学年にもリーチできるため、長期インターンの募集と新卒採用の募集を並行して掲載しました。
その結果、インターン生20名以上の採用に成功。採用コストも大幅に削減できています。
長期インターンシップの内容
・テレアポによる営業
・新規メディアのマネタイズやイベント集客
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3.株式会社新東通信
株式会社新東通信は、名古屋を拠点とする老舗の総合広告企業です。同社は従来、就活ナビサイトを使って母集団形成していましたが、自社の求める人材となかなか出会えないことが悩みでした。
そこで、ミッションや仕事内容を重視する人材が多く登録しているWantedlyの利用を開始。企業理念や仕事のやりがいに焦点をあてて募集を作成したところ、自社にマッチした人材からの応募が多く集まりました。
インターンシップでは、以下のように同業他社とは一味違う面白いコンテンツを用意しています。
短期インターンシップの内容
・対面形式で2日間のプログラム
・ロゲイニング(※)を通して広告業務を体験
※ナビゲーションスポーツの1つ。マップをもとにチェックポイントを回り、制限時間内に獲得できた得点を競う。
・現場社員からのフィードバックあり
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まとめ
インターンシップの内容は、自社の魅力と採用課題を明確にしたうえで決めることが重要です。ぜひ今回紹介した事例を参考にし、学生の企業理解と動機づけにつながるようなコンテンツを企画しましょう。
以下の記事では、これからの採用に必要な基本的な考え方や、採用のトレンドについてわかりやすくまとめています。「なぜ採用活動がうまくいかないのか」と悩んでいる方は、ぜひご一読ください。
【採用の新常識】上手くいかない採用から脱却するために必要な考え方
https://www.wantedly.com/hiringeek/recruit/recruiting_textbook