インターンシップの募集を掲載したものの、なかなか応募が集まらずに困っている方は多いと思います。より効率的に集客するため、新たな手法を探している方もいるでしょう。
そこで本記事では、6つの集客方法を取り上げ、それぞれの特徴を解説していきます。集客が上手くいかない原因やその対策方法も解説しますので、ぜひ参考にしてください。
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優秀な学生を採用する、長期インターンシップのススメ
インターンシップは優秀な学生を早期に囲い込む、会社の魅力を選考以外で知ってもらう機会を作るために、欠かせないものとなっています。
しかし、説明会の延長のような、1日~3日のインターンシップで優秀な学生に興味をもってもらえるのでしょうか。
この資料では、長期インターンシップを利用して優秀な学生を採用する方法、コツについてご紹介します。
学生がインターンシップに参加する目的とは?
インターンシップの集客を成功させるためには、まず学生のニーズを押さえることが重要です。学生がインターンシップに参加する目的は、短期インターンと長期インターンで以下のように異なります。
短期インターンの場合
1日〜1週間程度で実施される短期インターンの場合、学生は以下の目的で参加しています。
短期インターンに参加する目的
・志望業界や志望職種を明確にするため
・就職活動の視野を広げるため
・企業理解を深めるため
・自己理解を深めるため
・本選考を有利に進めるため
なお、25卒からインターンシップのルールが改正され、「採用直結型インターンシップ」が解禁となりました。
株式会社マイナビの調査によると、約8割の学生が「採用直結型インターンシップに参加したい」と回答しているため、学生の「本選考を有利に進めたい」というニーズは一層高まっているといえるでしょう。
長期インターンの場合
1ヶ月以上にわたって行う長期インターンの場合、学生は以下の目的で参加しています。
つまり学生は、将来を見据えて自己研鑽するために長期インターンへ参加しています。
「就職活動のために」仕事理解や自己理解を深めようとする短期インターンに対して、長期的な視点でキャリア形成や自己実現を考えている点が特徴といえるでしょう。
Wantedlyでは、長期インターンを活用して優秀な学生を採用する方法や、募集・選考のコツなどのノウハウを1つの資料にわかりやすくまとめました。ぜひ一度確認してみてください。
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インターンシップの集客が上手くいかない5つの理由
インターンシップの募集要項を公開したものの、なかなか応募が集まらないのはなぜでしょうか。ここでは、集客が上手くいかない5つの理由と対策方法を解説します。
1.募集要項の情報が少ない
株式会社ディスコの調査によると、学生はインターンシップに応募する際、「プログラム内容が詳細に書かれているか」や「学業と両立できるか」をとくに重視しています。
募集要項に記載されている情報量が少ないと、学生は不信感を抱き、応募を躊躇ってしまいます。インターンシップと学業の両立に不安を覚える学生も多いため、プログラム内容だけでなく、日程やタイムスケジュールも詳しく記載するのが集客を成功させるポイントです。
2.参加するメリットが伝わっていない
募集要項の情報量こそ多いものの、インターンシップに参加するメリットが伝わってこない場合は集客が上手くいきません。
前述の「学生がインターンシップに参加する目的」を押さえたうえで、「◯◯業界の現状や今後の展望がわかる」「◯◯職の実務を体験できる」「採用直結型」など、学生が参加したいと思えるようなメリットを提示しましょう。
3.企業の魅力が伝わっていない
参加するメリットやプログラムの魅力を十分に伝えられていても、企業自体の魅力を伝えられていなければ集客できません。
短期インターンの場合は就職先として、長期インターンの場合はスキルアップの場として魅力を感じる企業に学生は応募します。ミッション・カルチャー・成長環境など、学生のニーズや採用したい人物像にあわせて企業の魅力を伝えていきましょう。
なお、「他社に勝るような魅力や独自性がわからない」という場合は、以下の記事をご確認ください。視点や切り口を変えることで、自社ならではの魅力や価値を見つけられるでしょう。
【採用の新常識】上手くいかない採用から脱却するために必要な考え方
https://www.wantedly.com/hiringeek/recruit/recruiting_textbook
4.応募・参加のハードルが高い
インターンシップや企業自体の魅力が十分でも、応募や参加のハードルが高い場合は集客が上手くいきません。
とくに短期インターンは多くの企業が実施しているため、学生は例年スケジュール調整に悩まされています。なかなか応募が集まらない場合は、参加日程を選べるようにしたり、オンライン開催したりなど、志望度がそこまで高くない学生でも気軽に参加できるようにする工夫が必要です。
【参考】オンラインインターンシップとは|成功のコツ・事例などを紹介
https://www.wantedly.com/hiringeek/recruit/online_internship/
また長期インターンの場合は、「週1日からOK」「1日3時間からOK」など、勤務条件を緩めると応募のハードルを下げられます。書類提出や面接の前に、ざっくばらんに意見交換する「カジュアル面談」を設けると、心理的ハードルも下げられるでしょう。
Wantedlyでは、カジュアル面談の運用に悩む方々のために、カジュアル面談で必ず知っておくべき知識や失敗しないための方法などのノウハウを1つの資料にわかりやすくまとめました。ぜひ一度確認してみてください。
5.1つの媒体で集客している
インターンシップの集客を1つの媒体でしている場合も上手くいきません。
近年、学生の情報収集源は多様化しています。インターンシップを知ったきっかけは、もっとも一般的とされる求人サイトでも全体の5割未満です。
また、株式会社マイナビの調査によると、約7割の学生がSNSを活用してインターンシップ情報を収集しています。
つまり集客を成功させるためには、SNSも活用しつつ、複数の媒体を組み合わせて認知度を高める必要があるといえるでしょう。
次章にて、インターンシップの集客方法を6つご紹介します。ぜひこれを機に新たな手法を検討してみてください。
インターンシップの集客方法6選
学生の情報収集源が多岐にわたる今、1つの集客方法ではリーチできる層が限られます。ここでは、6つの集客方法とそれぞれの特徴を紹介しますので、ぜひ自社にあう方法を選び、複数の手法を組み合わせてみてください。
1.求人サイト
マイナビ・リクナビなどの求人サイトに募集を掲載する方法です。もっとも一般的な募集方法で、数十万人の登録者にリーチできるのが魅力です。
ただし、大手サイトの掲載料金は約30万〜80万円と高額で、掲載社数が多く他社情報に埋もれてしまう恐れがあります。求人サイトを利用する場合は、各媒体の登録属性や料金を比較し、自社にマッチしていて費用対効果の高い媒体を選びましょう。
短期インターンの求人サイト | 長期インターンの求人サイト |
・マイナビ | ・Infraインターン |
2.キャリアセンター
各大学のキャリアセンター(就職課・キャリア支援課)に依頼すれば、無料で募集を掲載してもらえます。大学によっては、企業案内やパンフレットの設置も可能です。
株式会社学情の調査によると、キャリアセンターを利用したことがある学生は5割以上となっています。
過去の採用実績から自社とマッチングの高そうな大学がある場合や、自社の事業領域に近い研究を行っている大学がある場合は、ぜひキャリアセンターを利用してみましょう。
3.オウンドメディア
採用サイトやブログなどのオウンドメディアに募集を掲載する方法です。オウンドメディアを保有している場合はすぐに掲載でき、自社サイトをチェックしている志望度の高い学生にリーチできる点がメリットです。
しかし、学生からの認知度が低く、オウンドメディアのアクセス数が少ない場合は十分な応募が見込めません。次に紹介するSNSなどと掛け合わせて、アクセス数を増やす工夫が必要です。
4.SNS
X(旧Twitter)・Instagram・TikTok・FacebookなどのSNSを使って募集掲載する方法です。
SNSは、日常的に使われるサービスであるうえに拡散性が高いため、多くのユーザーにリーチできます。無料で運用できる点や、投稿を通じてリアルな魅力を発信できる点もメリットです。
「#サマーインターン」「#長期インターン」などのハッシュタグを活用して投稿すれば、インターン情報を探している学生に効率よくリーチできるでしょう。
Wantedlyでは、採用にSNSを活用したいと考えている方々のために、SNSごとの登録属性や必要な専門知識、活用時に失敗しないコツなどのノウハウを1つの資料にわかりやすくまとめました。ぜひ一度確認してみてください。
5.リファラル
内定者や新入社員に後輩を紹介してもらう方法です。長期インターンの場合は、現役インターン生に紹介してもらうのもよいでしょう。
自社をよく知る人材や、自社で活躍する社員の力を借りれば、優秀かつ価値観のあう学生に効率よくリーチできます。
社内告知など周囲の協力体制を整える必要はありますが、低コストで質の高い母集団を形成できる方法です。
【参考】リファラル採用とは?かかる費用から進め方まで解説
https://www.wantedly.com/hiringeek/recruit/refferal_top/
6.ダイレクトスカウト
自社にマッチした学生を探し、スカウトを送ってインターンに招待する方法です。1〜5の応募を「待つ」手法と違い、企業側からアプローチする「攻め」の手法として近年注目されています。
採用担当者自らが学生のプロフィールを見たうえでスカウトするため、質が高く無駄のない母集団形成が可能です。企業側からアプローチするため、認知度にも左右されません。
また学生側からすると、スカウトされたことで応募のハードルが下がります。「せっかくの機会だから参加してみよう」と、現時点ではそこまで志望度が高くない学生も取り込めるでしょう。
ダイレクトスカウトサービスは色々ありますが、Wantedlyならキャリア形成意欲の高い優秀な学生に効率よくリーチできます。長期インターンを探す目的で早い時期から利用している学生が多く、返信率は他媒体と比較しても高水準です。
Wantedlyの登録属性や特徴は以下のサービス資料にまとめていますので、ぜひ一度確認してみてください。
優秀な学生をインターンで採用するなら
Wantedlyは、企業が掲げる「想い」への共感を通じて求職者とのマッチングをはかる採用サービスです。
Wantedlyに登録している学生は、自己の成長を求めて長期インターンを探す方が多く、一般的な新卒採用の求人媒体では希少なキャリア形成意欲の高い優秀な学生が多いのが特徴です。
成功報酬料金は発生せず、インターン・新卒・中途・業務委託の募集を同一料金で掲載できるため、採用単価を抑えた効率的な採用活動が実現できます。
Wantedlyでできることや具体的な料金は以下のサービス資料にまとめていますので、ぜひ一度確認してみてください。
インターンシップの集客に成功した企業事例3選
最後に、Wantedlyを活用してインターンシップの集客に成功した企業事例をご紹介します。ぜひ各社の施策を参考にしてみてください。
1.株式会社ミトラ
株式会社ミトラは、岡山県で産婦人科向けの周産期管理システムの開発・販売を行っている企業です。同社はWantedlyを活用したことで、長期インターン生8名の採用に成功しています。
Wantedlyの募集ページは高確率でGoogle検索の1ページ目に表示されるため、「岡山」「長期インターンシップ」で検索した学生にリーチでき、スピーディーに認知度UPできたのが成功の要因です。
また、Wantedlyでは企業のミッションやカルチャーを自由に発信できるため、企業理念に共感した学生からの応募が増加。地方企業でありながら、100件以上の応募を獲得できています。
2.リスタンダード株式会社
リスタンダード株式会社は、アスリートに特化した採用トータルプロモーション事業を展開している企業です。
同社は認知度の低さが一番の課題だったため、大手企業に埋もれることなく企業の魅力を発信できるWantedlyの利用を開始。また、Wantedlyではどの学年にもリーチできるため、長期インターンの募集と新卒採用の募集を並行して掲載しました。
その結果、インターン生20名以上の採用に成功。採用コストも大幅に削減できています。
3.株式会社ミツモア
株式会社ミツモアは、ローカルビジネスの運営者と利用者をつなげるマッチングプラットフォームを提供している企業です。
同社は認知度を高めるために、Wantedlyの募集やブログ機能である「ストーリー」をほぼ毎日更新。学生の目に留まるような写真を掲載したり、複数名の候補者と交流できる「ミートアップ機能」を活用しました。
その結果、長期インターン生20名の採用に成功。Wantedly経由で採用した学生は、ベンチャー志向で起業意欲の高い学生や、就活を見据えて早くから行動しているキャリア形成意欲の高い学生が多く、インターンで非常に活躍しているそうです。
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まとめ
インターンシップの集客を成功させるためには、学生のニーズをきちんと押さえ、企業やプログラムの魅力を十分に伝える必要があります。また、学生の情報収集源は多様化しているため、さまざまな手法を組み合わせて認知度を高めるのが成功の秘訣です。
ぜひ本記事を参考にして、募集要項や集客方法を見直してみてください。