社員のインタビューを成功させるための質問とは?取材・執筆ノウハウも解説

採用サイトやオウンドメディア、Wantedlyで社員インタビュー記事に力を入れる企業が増えています。求人サイトに募集要項を掲載しても、自社の魅力を伝えきれず応募数が伸び悩んでいるためです。

こうした背景から、企業は自社のアピールポイントを多面的に伝えようと努力しており、中でも社員インタビュー記事には多くの企業が取り組んでいます。しかし、求職者が読みたいと感じる社員インタビュー記事を制作するためにはノウハウが必要です。

そこで今回は、社員インタビュー記事を成功させるためのポイントについて、インタビューと記事執筆の両面から説明します。また、社員インタビューを行う際の質問例についてもご紹介しています。

求職者に読んでもらいやすい社員インタビュー記事で、採用活動を成功させましょう。

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社員インタビュー記事の4つのメリット

採用活動に積極的な企業は社員インタビュー記事の効果を実感しています。Wantedlyを活用している企業を対象に実施したアンケートによると、「今までで一番効果が良かったと感じたコンテンツ」について、回答企業の74%が「社員インタビュー」と答えています。

では、社員インタビュー記事は企業にとってどのようなメリットがあるのでしょうか。

4つの点から説明します。


引用:
採用広報は実際効果あるの?100社に聞いた調査結果を報告します

企業の姿を理解してもらえる

社員インタビュー記事には、リアルな企業の姿を理解してもらいやすいというメリットがあります。前述のアンケートでも、Wantedlyのストーリーをうまく活用している企業は「リアルな声を伝える」点を運用のコツとしてあげています。

従来の採用情報や募集要項では、求職者は企業の「ありのままの姿」を理解できるとは言えません。求人要件などスペック中心の記述になりがちであり、企業のリアルな姿を伝えるには適していないためです。

社員インタビュー記事なら、実際に働く社員の具体的な業務内容や役割、どのような人々と働いており社内の雰囲気はどうなのかなど企業の魅力を求職者に直接届けられます。そのため、求職者は企業のリアルな姿を理解できます。

社員インタビュー記事は企業にとって等身大の情報を伝えるための最適な手法です。

入社後の働き方を理解してもらえる

社員インタビュー記事には、求職者が入社後の働き方をイメージしやすいというメリットもあります。求職者は社員インタビュー記事を読みながら、自分が入社して働く姿を思い浮かべるためです。

同じ職種でも働き方は企業ごとに異なります。新卒採用であれば、学生はそもそも自分が仕事をする姿が思い浮かばないかもしれません。

その点、社員インタビュー記事で具体的な業務や1日の流れを紹介すれば、求職者は働き方をイメージできます。また、社員インタビュー記事に写真を添えれば、社員がどんな服装で勤務しているのか、どのようなオフィス環境なのか、社内の雰囲気が伝わりさらにイメージしやすくなるでしょう。

入社後の働き方がイメージできれば、入社してから「想像していたのと違った」「カルチャーが自分にはあわない」などの理由による離職の減少にもつながります。社員インタビュー記事による入社後の働き方への理解は、ミスマッチの低減として採用工数の削減にも寄与します。

共感を生むことができる

社員インタビュー記事では、その社員の入社背景やキャリア感にも触れることで、社員や会社が大切にしている考え方や価値観を伝えることができます。特に会社の理念(パーパス)への共感を重要視した採用において、会社の理念に共感している社員の声や体験談は具体性があり共感を生みやすいコンテンツです。

そうした共感や親近感を感じてもらうことで、カルチャーマッチした人材の母集団形成にもつながり、入社後の活躍まで見据えた採用をすることができます。

参考:共感採用とは?メリット・デメリットや進め方を解説【事例つき】

なおWantedlyでは、ブログ機能である「ストーリー」によって、社員の働く姿やリアルな魅力を自由に発信することができます。

Wantedlyでできることや具体的な料金は以下のサービス資料にまとめていますので、ぜひ一度確認してみてください。

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社員のエンゲージメントが向上する

社員インタビュー記事のメリットは求職者が企業のリアルな姿や入社後の働き方を理解できるだけではありません。効果は社内にも及びます。

インタビュー記事の対象となった社員は、自分の仕事ぶりや考え方を周囲に知ってもらえるため、自社への帰属意識や業務に対するやりがいを高めるでしょう。また、他の社員もインタビュー記事によって業務の振り返りや気づきの獲得につながり、モチベーションが高まります。

さらに、社員数が多かったり部署ごとの関わりが強くない企業では、社員インタビュー記事が新たなコミュニケーションを生み出す場合もあります。今まで知らなかった社員の経歴や仕事内容について知る機会となるためです。

社員インタビュー記事の公開を社員たちが楽しみにしているという企業も少なくありません。社員インタビュー記事には社内コミュニケーションが活性化し、エンゲージメントを向上させるという効果もあります。

社員にインタビューする際の4つのポイント


社員へのインタビューでは、どのような点を心がけるべきなのでしょうか。インタビューの準備段階から取材当日まで、注意すべきポイントを4つ紹介します。

記事の目的を明確にする

社員のインタビュー記事を企画する段階で、記事の目的を明確にしておきましょう。「どのような背景から」「誰に読んでもらうのか」「何を伝えたいのか」を定めておきます。

記事の目的を明らかにしておけば、「誰にインタビューすればよいのか」「どんな質問を用意すればいいのか」もクリアになります。

参考:採用広報の戦略の立て方|押さえておきたい5つのポイント

採用広報向けに用意する社員インタビュー記事であれば、求職者が関心を持ってくれそうな社員を取材対象とするのが基本です。求職者がインタビュー記事を通じて自分が働く姿を投影でき共感を生み出せるように設計しましょう。

社内報に掲載するための社員インタビュー記事なら、社内コミュニケーションの活性化に役立つような構成もオススメです。社員インタビュー記事をどのような目的で制作するのかを事前に明確化しておけば、人選や質問項目、話してもらうべき内容を方向づけできます。

質問項目を準備して共有する

記事の目的を定めたら、インタビュー時の質問項目に落とし込みましょう。求職者がインタビュー記事を通じて自分が働く姿を投影できるよう、入社前と入社後のギャップや現在感じているやりがいなどを質問項目に含めます。

また、先輩社員や管理職へのインタビューなら、社内でどのようなキャリアを経て現在に至っているのか、会社を俯瞰する立場になって価値観にどのような変化が生じたかなどの質問を加えます。求職者が入社して数年後の自分を想像できるようなエピソードを引き出すのがポイントです。

「~について話してください」というだけでは答えに詰まってしまう場合がありますので、質問項目を考える際には、相手が答えやすいような形で構成します。

質問項目を設定できたら、「取材メモ」という形で事前に相手と共有しておきます。インタビュー当日までに各質問に対する回答を考えておけるよう準備の時間を用意するためです。

リラックスして実施する

インタビューは、取材を受ける側であるインタビュイーがリラックスして話せる環境を提供して実施するのも大切です。

インタビュイーにとって、取材を受ける機会は多くありません。そのため緊張したり、「話した内容がそのまま記事になるのかもしれない」と慎重になってしまいがちです。

記事を公開する前にチェックのタイミングがあると伝えるなど、緊張がほぐれるよう配慮しましょう。緊張を緩めるためには、インタビュー前にアイスブレイクタイムを用意するのがオススメです。

インタビューが始まったら、相手の話すペースにあわせます。テンポよく会話する人もいれば、じっくり考えて言葉を選びながら話す人もいます。

インタビューする側が追い詰めるよう矢継ぎ早に質問したりせず、相手の話に伴走する気持ちで聞き手に徹するのが重要です。

インタビューが1時間を超える場合も少なくありません。聞き手でありながらも相づちを打ったり自分の経験談やエピソードを交えながら話を引き出すなど、インタビュイーが最後までリラックスした状態で話せるよう工夫しましょう。

撮影に適した場所を選ぶ

社員インタビュー記事では、インタビュイーの写真を掲載するのがオススメです。どんな社員にインタビューした記事なのか、写真によって雰囲気が伝わるとともに信頼性が増すためです。

インタビュイーを人選する際に、顔写真などの掲載許可を取っておきましょう。また、記事で伝えたい目的から外れないよう、インタビュー当日の服装についてもあらかじめ連絡しておきます。

カジュアルなカルチャーを伝えるためのインタビューがスーツ姿では説得力に欠けてしまうなどの理由からです。写真はインタビュイーが単独で写っている場合もあれば、社内の風景を撮影した画像の場合もあります。

インタビュイーが同僚と笑顔で会話しているシーンなら、社内の人間関係が良好であるという印象を伝えられます。記事の中で写真を効果的に利用するためにも、インタビュー記事の目的にマッチした撮影場所を事前に決めておくと良いでしょう。

参考:求人広告に載せる写真の選び方|応募を増やすコツとは?【事例つき】

社員インタビュー記事の執筆方法


インタビューを終えたら記事を制作します。社員インタビュー記事を制作する上で心がけるべきポイントを4つ説明します。

録音データを文字に起こす

社員インタビューはICレコーダーなどに音声を録音しておくのが一般的です。パソコンやスマートフォンでも録音できますから、必ず複数の機器で録音しておきましょう。何らかの機器トラブルで録音できていなかった、という事態を防ぐためです。

社員インタビュー記事の制作は、まず録音データを文字に起こす「テープ起こし」からはじまります。録音データをテキスト化していく作業です。とても時間がかかりますが、聞き取りにくい部分は何度も聴き直しながら進めていきます。

インタビュイーは質問に対して考えながら発言しますから、話の順序が前後してしまう場合も少なくありません。そのため、記事を編集する段階で発言内容を精査しながら流れを整理する必要が生じます。

テープ起こしによるテキストデータが不正確では、インタビュイーの真意を正しく伝えられません。また、記事を制作した後のチェック段階で修正を求められる場合があります。

その際、テープ起こしによるテキストデータが不完全ではインタビュイーの要望に沿った内容にならなくなってしまう可能性もあります。社員インタビュー記事を制作する上でベースとなる作業ですから、手を抜かずに丁寧に行うよう心がけましょう。

冒頭で記事の概要を述べる

社員インタビュー記事では、冒頭で記事の概要を述べておきましょう。記事の導入部分で「どんな社員にインタビューした記事なのか」「どのような内容について語っている記事なのか」を明確にしておきます。

また、記事を読むと読者にとってどのような知識が得られたり、メリットがあるのかを明らかにしておくのも重要です。採用広報の場合、読者である求職者は自分と属性の近い社員のインタビュー記事に興味を持ちやすい傾向があります。

そして、多くの企業が複数の社員インタビュー記事を公開していますから、忙しい求職者がひとつひとつを丁寧に読んでくれるとは限りません。最初の数行で「読むか読まないか」を判断されてしまいます。

そのため、記事を最後まで読んでもらうためにも、導入部分で概要を述べておく工夫は不可欠です。

中立的な立場で執筆する

社員インタビュー記事は自社の魅力を伝えるのが目的のため、アピールが強くなってしまう傾向があります。しかし、記事に説得力を持たせるためにも、あくまで中立的な立場で執筆するという姿勢を崩すべきではありません。

過度なアピールは広告的に見えがちであり、「作りもの」と受け止められる可能性があるためです。事実を中心に、インタビュイーである社員がどう感じているのか、どのような想いを持っているのかという点を中心に構成しましょう。

読者である求職者が知りたいと考えているのはリアルな企業の姿ですから、記事を執筆する際には、等身大の内容を心がけるのがポイントです。

また、取材する側も同じ社員だと、内輪でしか通用しない話題や会話が含まれてしまう場合があります。外部の読者に関心をいだいてもらうための社員インタビュー記事であるとの意識を忘れないようにしましょう

難しい場合には、外部のライターに依頼して客観的で説得力のある記事を制作するのも効果的です。

校正と事実確認を怠らない

社員インタビュー記事を制作したら、校正と事実確認を入念に行いましょう。執筆者が自身で校正するのはもちろんですが、実施日を変えるなどの工夫によって校正を複数回行えば、客観性も増します。

執筆者による校正が終わったら、社内の複数名による確認プロセスに移ります。確認プロセスでは、記載されている情報に間違いはないか、非公開情報は含まれていないかなど企業発信の情報として信頼性を確保するのが重要です。

また、インタビュイーによるチェックも並行して行います。自分の話した内容が意図通り伝わっているか、誤解されるような表現は含まれていないか、自分に関する情報は公開しても問題ない範囲に留まっているかなど確認してもらうべき点は複数あります。

とくにインタビュイーの主観に基づく表現が不正確な場合、トラブルにもなりかねないため慎重にチェックしてもらうようにしましょう。

社員インタビューの質問例


記事を制作する目的やインタビューの対象者により設定すべき最適な質問は変わります。誰に対する取材なのかによって、求職者が知りたいと考える内容が異なるためです。

そこで、「経営陣へのインタビュー」「社員へのインタビュー」「新人へのインタビュー」について、それぞれ質問の例を紹介します。

経営陣へのインタビュー

社長や取締役など経営陣に対するインタビュー記事で求職者が求めるのは、自社と自社を取り巻く環境について俯瞰した上で現状や将来についてどのような認識を持っているか、という点にあります。そのため、自社の強みや特徴、それに将来的な展望を中心に質問するとよいでしょう。

また、ミッションやビジョン、バリュー、パーパスおよびCSRなど企業としての価値観・カルチャーについても、経営陣が自分の言葉で語ると説得力を持ちます。さらに会社や商品・サービスの由来、成長するために乗り越えてきたハードルについてのエピソードなど、共感を得られるように構成するのがポイントです。

【質問例】

  • 会社を設立した経緯と社名の由来を教えてください。
  • 事業内容について説明してください。
  • 事業環境と自社が持つ強みについてお話しください。
  • 自社の将来あるべき姿について語ってください。
  • ミッション・ビジョン・バリュー・パーパスについて経営者の視点から述べてください。
  • 会社が大切にしているカルチャーについてお話しください。
  • CSR(企業の社会的責任)についてお考えを聞かせてください。
  • 会社の成長に伴って生じたハードルと、どのように乗り越えてきたかエピソードを交えて教えてください。
  • ご自身のご経歴やプロフィールについてお話しください。

社員へのインタビュー

社員へのインタビュー記事で求職者が知りたいと考えるのは、自身が入社したらどのような人材が同僚となるのか、彼らはやりがいを感じながら働けているのか、といった点が中心となります。もちろん、自分と同じ職種であれば具体的な業務内容や1日の過ごし方など、社内でどのような仕事の進め方になるのかといった内容も重要です。

入社してから、スキルやキャリアがどのように高まり成長につながっているのかについても質問します。また、価値観の多様化によるワークライフバランスの充実も気になるポイントです。

有給休暇の取得や産休・育休を利用できているか、リモートワークやフレックスワークは実際に使えるのかといった点にも配慮して質問を構成する必要があります。そして、会社が設定しているミッション・ビジョン・バリュー・パーパスが浸透しているか、カルチャーはどうなのかといった内容も欠かせません。

社員へのインタビューは、社内で働く姿を背伸びせず見せるよう質問を構成するのが大切です。

【質問例】

  • 担当している業務の内容について教えてください。
  • 入社してから現在までのキャリアアップについてお話しください。
  • 入社前と現在で、ご自分のスキルはどう高まりましたか。スキルアップを支援する社内の体制についても聞かせてください。
  • 社内では毎日、どのようなタイムスケジュールで仕事していますか。
  • リモートワークやフレックスタイムは活用していますか。
  • どんな福利厚生制度がありますか。また、利用している制度があれば聞かせてください。
  • 産休・育休は取得しましたか。取得する際に、周囲の反応はいかがでしたか。
  • 仕事をする上でミッションやビジョン、バリューをどのように意識していますか。
  • ご自身のご経歴やプロフィールについてお話しください。

新人へのインタビュー

入社して間もない新人へのインタビューは、求職者にとって大きな価値があります。最近まで「社外の人間」であったため、自分に近い視点で会社を見つめているためです。

したがって、新人へのインタビューでは、応募に至った過程や選考について、詳しく聞きましょう。また、入社前と入社後でどのようなギャップを感じたかも求職者が知りたい情報です。

新人へのインタビューは入社してすぐではなく、数ヶ月経過してから行います。入社して間もない段階では社内や人間関係についての情報が乏しく、求職者にとって参考になる話を聞けない可能性があるためです。

新人へのインタビューは、社内でもっとも求職者に近い人物という認識で、外部の目線に近い形で質問を構成するのが重要です。

【質問例】

  • 入社前に、自社についてどのように知りましたか。
  • 応募しようと思った理由はどこにありましたか。魅力に感じた点を聞かせてください。
  • 複数の内定先の中で、この会社への入社を決めたポイントは何でしたか。
  • 選考はどのように進みましたか。選考段階で不安に感じた点はありませんでしたか。
  • 入社してから、入社前のイメージや印象と異なる点はありましたか。どのような部分にギャップを感じましたか。
  • 現在の仕事内容を教えてください。
  • 上司と先輩について紹介してください。
  • 入社後の失敗談など、印象に残っているエピソードを聞かせてください。
  • 将来的に、どんなキャリアプランを描いていますか。
  • 求職者に近い立場の社員として、応募を検討している方々にメッセージをお願いします。

社員インタビューを掲載するならWantedly


Wantedlyが社員インタビュー記事を制作するのに最適なプラットフォームである理由について、3つの点から説明します。

共感を生み出す記事を発信できる

Wantedlyなら共感を生み出すコンテンツを発信できます。自由なブログ記事としての情報発信が可能なストーリーなら、写真や画像を用いた魅力的な社員インタビュー記事を掲載できるためです。

ストーリーにはタグを設置できるため「私の就活」や「ワークスタイル」など求職者は知りたい情報を探しやすく、もちろん「社員インタビュー」も用意されています。

またインタビューの対象となった社員のプロフィールページへのリンク機能も用意されており、求職者は社員の経歴やスキル、実績などを通じて記事への理解が深まります。

共感を生み出すための仕組みはストーリーだけではありません。会社ページや募集ページは「なにをやっているのか」「なぜやるのか」「どうやっているのか」など企業や事業の「なぜ」に関心を集める仕組みとなっており、求職者が共感しやすい設計となっています。

参考:共感採用とは?メリット・デメリットや進め方を解説【事例つき】

Wantedlyは、ストーリーを利用して魅力的な社員インタビュー記事を掲載できるだけでなく、会社ページや募集ページまで含めて、共感を生み出しやすいのが特徴です。

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カジュアル面談に対応している


Wantedlyはカジュアル面談に対応しています。ストーリーの各記事には、「話を聞きに行きたい」ボタンが用意されており、求職者は興味を持った社員にカジュアル面談を申し込めます。

「話を聞きに行きたい」ボタンには「この話題に共感したら、メンバーと話してみませんか?」と記載されており、社員インタビュー記事に最適な仕組みです。

カジュアル面談は企業が候補者を見極めるための面接とは異なります。企業と候補者が互いを理解し合うための機会です。

【採用の新常識】なぜ採用に”ファンづくり”と”カジュアル面談”が必要なのか

求職者は自己PRや志望動機ではなく、キャリア志向や興味ある分野について語り、企業はビジョンや価値観、課題について飾らずに共有し理解を深めます。そのため、社員インタビュー記事に共感し「仕事内容についてもっと知りたい」「この社員の話をさらに聞いてみたい」と感じた求職者との接点を生み出せます。

カジュアル面談に対応しているのも、Wantedlyが社員インタビュー記事の掲載に最適な理由のひとつです。

採用成功するカジュアル面談のやり方について資料を無料ダウンロードする

優秀な人材にリーチできるプラットフォームである


社員インタビュー記事を公開したら、多くの求職者に読んでもらいたいと考えるでしょう。共感を生み出せる社員インタビュー記事を制作しても、多数の求職者に読んでもらえなければ、理解は進みません。

【採用の新常識】上手くいかない採用から脱却するために必要な考え方

オウンドメディアに公開しても、アクセスはそれほど多くならないのが一般的ですが、Wantedlyなら350万以上のユーザーに対して情報発信が可能です。また、ダイレクトスカウトを利用すれば、自社が求める要件にマッチする人材に対してアプローチが可能であり、社員インタビュー記事を読んで欲しい求職者に直接届けられます。

数多くのユーザーに読んでもらえるという点も、Wantedlyが社員インタビュー記事の公開に最適なプラットフォームである特徴となっています。

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社員インタビュー記事を活用して採用成功した事例

社員インタビュー記事を効果的に活用し、採用活動に成功した企業の事例を紹介します。

Donuts


東京都でクライドサービスやゲーム、動画・ライブ配信事業などを展開する株式会社DONUTSでは、採用広報戦略として資産になるコンテンツづくりを意識しています。

同社ではこれまでに効果が高かったコンテンツについての分析を行っており、上位3記事はいずれも社員インタビュー記事だったそうです。特に第1位だったというマーケティング室社員のインタビュー記事は他と比べ圧倒的な反響の大きさだったと言い、人を切り口にしたコンテンツづくりを採用広報の基本として位置づけています。

取材する社員は採用したいポジションから逆算しているといい、事業部側から「こういう人材が欲しいのでこの人のインタビューをしてほしい」というオファーもあるなど、全社をあげて採用広報に取り組んでいます。

▶株式会社DONUTSの採用成功事例を無料ダウンロードする

マクアケ


「マクアケでしか働きたくない!」 候補者の心を動かした採用広報とは?【Event Report】

東京都でアタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake」の運営などを展開する株式会社マクアケでは、事業拡大に伴って年間100名前後の採用活動を行っています。

同社では複数のプラットフォームで採用広報を展開しており、それぞれのターゲットを分けてコンテンツの最適化を図っています。Wantedlyにおける採用広報は企業理解を深めるだけでなく、候補者の意欲を醸成し内定承諾率の向上に寄与すると考えているそうです。

また、Wantedlyのストーリーで社員インタビュー記事の取材対象となる機会が社内で「光栄だ」と意識され、、モチベーションの向上にもつながっているといいます。採用広報は「内部の人が語るのが最強」と語っており、社員インタビュー記事は今後も継続的に制作していく予定です。

▶株式会社マクアケが採用成功したWantedlyのサービス資料をダウンロードする

 

アンドパッド


採用広報の加速でエントリー数が2倍に! アンドパッドが語る共感採用の本質【Event Report】

全国で建築業界のDX化に貢献するプラットフォームを展開している株式会社アンドパッドでは、共感採用を重視した採用活動を行っています。同社で働きたいと思ってもらうためには、ミッションやバリューへの共感が大切と考えるためです。

そこで、どのような経緯で入社したのか、どんな仕事をしているかなどについて社員インタビュー記事を展開しています。社員インタビュー記事では、社員自身の人生を紹介しつつ「なぜアンドパッドを選んだのか」理由の表現に力を入れているといいます。

アンドパッドではWantedlyを個人プロフィールやダイレクトスカウトなどストーリー以外の機能まで含め「すごく使いやすいツール」と評価しており、今後も社員インタビュー記事による採用広報を強化していく予定です。

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まとめ

今回は社員インタビュー記事を成功させるためのノウハウについて、質問例まで含め解説しました。

社員インタビュー記事は採用広報において多くの企業が中心的に位置づけているコンテンツです。しかし、インタビューや記事を執筆する際にはノウハウも求められます。

「社員にインタビューする際のポイント」「社員インタビュー記事の執筆方法」そして「社員インタビューの質問例」など、今回の記事を役立てて、共感を生み出す社員インタビュー記事を制作しましょう。

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