採用計画の立案、人材要件の定義、採用手法の選定、募集要項の作成、応募者の選考・フォローなど、採用活動において、担当者の業務範囲は以前よりも多岐にわたるようになりました。また労働人口の減少や他社との採用競争の激化により、「ほしい人材」を獲得する難易度は高まるばかりです。
こうした時代の流れを受けて、業務の効率化や応募者の歩留り改善に貢献する、ATS(採用管理システム)を導入する企業が増えています。しかし、導入を検討したいものの、「どのようなサービスがあるか分からない」「各製品の特徴や違いが分からない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、ATS(採用管理システム)の選び方のポイントや各社サービスの特徴を紹介します。導入を検討する上で、ぜひ参考にしてみてください。
ATSに興味があるけど、何を基準に決めれば良いか分からない方へ
Wantedly Hire(ウォンテッドリー ハイアー)は、採用プロセスの効率化を実現する次世代型ATS(採用管理システム)です。
まずは手軽に情報を収集したい方や、実際の機能について詳しく知りたい方は、ぜひ無料デモ(45分オンライン・セッション)をお申し込みください。
ATS(採用管理システム)とは
ATS(Applicant Tracking System)とは、「採用管理システム」と呼ばれるもので、採用に関わる業務をサポートするシステムのことを指します。求人情報の作成から応募者情報の管理、面接の評価、内定通知、内定者フォローまで様々な業務をシステム上で行うことができます。また、応募者ごとの進捗状況を簡単に確認できるだけでなく、履歴書や面接後の評価も簡単に社内に共有できます。
これまでエクセルや複数の画面で管理していた業務を、ひとつのシステムで一元管理できる。その便利さから、多くの企業がATS(採用管理システム)を導入し、業務全体の効率化および応募者の体験向上を図っているのです。
ATS(採用管理システム)の主な機能
ATS(採用管理システム)には、具体的にどのような機能が備わっているのでしょうか?ここでは、主な5つの機能についてご紹介します。
1.複数の求人情報を管理できる
企業が求職者に公開している複数の求人案件を一元管理できます。例えば、求人情報(採用予定部署・職種・人数)、掲載中の媒体数、媒体名などの情報を一つのシステムでの確認が可能です。各案件の進行状況を簡単に把握できるため、求人内容の更新もスムーズに行えます。
2.応募者の情報を管理できる
応募者の履歴書などの個人情報もシステム上で管理・共有できます。社内の関係者に印刷して手渡ししたり、メールに添付して送信したりする必要はありません。閲覧者を制限しながら、応募者情報を安全に管理していけます。手作業によるミスの防止、業務負担の削減にもつながるでしょう。
3.面接の進捗や評価を管理できる
応募者ごとの選考状況や担当した選考官の評価をリアルタイムで確認できます。面接日程の調整や次のステップへの連絡などもスムーズに行えるでしょう。面接の評価基準は俗人化されやすいものですが、各担当者の評価軸が可視化できるため、社内の目線を擦り合わせるという点でもメリットがあります。
4.内定者の管理・フォローができる
内定者への通知やアフターフォローも対応できます。応募者が内定を辞退する要因の一つとして、「対応スピードが遅いことで、他社へ興味が移ってしまったから」といった心境の変化が挙げられますが、ATSがあれば迅速に対応できるため、内定辞退の抑止に効果的でしょう。
5.各求人のデータ分析ができる
各求人において、「応募数〜書類通過数〜面接設定数」といった歩留りの効果測定が行えるため、プロセスの改善点を特定できます。採用活動の傾向や課題を把握することで、採用戦略をより効果的に組み立てることができます。
ATSを導入するメリットについて、詳しくはこちらの記事もご覧ください
▼ATS(採用管理システム)導入のメリットは?|機能や選定基準を解説
ATS(採用管理システム)を導入する際の注意点
業務の効率化に役立つ機能が多いATS(採用管理システム)ですが、導入する際には注意点があります。以下、3つの要素をまとめました。
管理方法を変える必要がある
人は非効率的だとわかっていても、慣れ親しんだ方法があれば続けてしまいがちです。当然ですが、ATS(採用管理システム)を導入するのであれば、従来の管理方法から大きく変える必要があります。システムは複数人で使用するため、関係者にATSのメリットを説明し、価値を理解してもらうなど、新しいものを導入する際の心理的ハードルを下げるコミュニケーションが必須になります。
操作方法を周知する必要がある
ATS(採用管理システム)の導入後は、採用担当者はもちろんのこと、採用部門の面接担当者にもシステムを活用してもらう必要があります。システムが導入されても、エクセルやメール、口頭など、他の方法で、進捗や評価を伝えてくる担当者もいるかもしれません。運用ルールが浸透していないと、宝の持ち腐れになってしまいます。簡単な操作で作業効率が向上することを理解してもらい、積極的に運用したくなるように周知を徹底する必要があります。
ランニングコストがかかる
求人の掲載料や成果報酬にくわえて、システムの運用費用が月額(または年額)で発生することになります。通年で採用している・採用人数が多い、という企業であれば問題ありませんが、「不定期に少人数を採用したい」という企業の場合は、コストパフォーマンスが見合わない可能性があるため、慎重な判断が必要です。
ATS(採用管理システム)を比較ポイント
自社の採用ニーズに合っているか
新卒なのか、中途なのか、パート・アルバイトなのか。採用したいターゲットによって、最適な機能も異なってきます。たとえば新卒・中途採用であれば、面接のステップが多かったり、個人によって選考プロセスが変化したりするため、柔軟にフローを構築できる機能があると便利でしょう。
ターゲット | 特に重視すべき機能 |
新卒採用 | 学生のポテンシャルを評価できる機能(適性検査や評価シートの統合) |
大量エントリーを効率的に管理できる機能(フィルタリング機能、進捗追跡) | |
中途採用 | 経験・スキルを効率的に評価する機能(履歴書解析、自動スクリーニング) |
新卒・中途採用(共通) | スピーディーに日程を調整できる機能(面接スケジュール調整) |
柔軟に選考フローを設定できる機能(説明会・カジュアル面談などのステップ追加・変更など) | |
候補者と密に連携できる機能(チャット機能や即時面接設定など) | |
ブランディングを強化する機能(カスタマイズ可能な求人ページの作成) | |
多様な採用チャネルを統合する機能(求人サイト、LinkedIn、SNSなどの連携) | |
パート・アルバイト採用 | 簡単に求人管理・投稿できる機能(テンプレート作成) |
魅力的な求人ページが作成できるか
従来は制作会社に依頼して制作する必要があった自社の求人ページですが、ATSを活用すれば、簡単なステップで作成ができます。求人媒体・人材紹介と併用して、応募経路を増やせる点もメリットと言えるでしょう。また、求人ページ作成機能を確認するポイントとしては、求職者へのブランディング観点から、「画像や動画の埋め込みはできるか?」「見栄えはどうか?」など、カスタマイズ性やデザイン性を考慮すると良いでしょう。
カレンダーと連携できるか
採用業務の中で一番手間がかかるのが、面接スケジュールの日程調整ではないでしょうか。担当者が複数の場合は、なおさら予定を合わせるのが難しくなります。日程調整機能があれば、煩わしい業務がワンクリックで可能になるため、重要度の高い機能と言えます。すでに多くのATSに備わっている機能ではありますが、調整のしやすさなどで違いがあるため、細かく確認すると良いでしょう。
管理画面の操作はしやすいか
「ATS(採用管理システム)を導入する際の注意点」の項目でも触れたとおり、管理画面の操作のしやすさは、関係者の利用を促進するためにも大切なポイントです。わかりづらいシステムでは、「慣れるのに時間がかかり、社内メンバーが積極的に利用してくれない…」というケースに陥ってしまうかもしれません。導入前に操作画面や操作方法などを確認してみると、導入イメージがわいて不安が払拭できるのでオススメです。
データを分析しやすいか
複数の求人媒体を併用している企業の方も多いと思いますが、コストパフォーマンスが高い媒体を特定できれば、より効率の良い採用活動を実現できます。また、「応募・書類選考・面接・内定」という選考プロセスの中で、通過率が低いフェーズが簡単に把握できるため、要因分析に役立つでしょう。これらのデータを可視化できる機能の有無はもちろん、候補者の応募経路(自主応募orスカウト)や選考終了理由などを細かく分類できるかどうかという点も比較する上で大切なポイントになります。
閲覧制限ができるか
多くの個人情報を取り扱うため、セキュリティ対策を事前に確認しておくようにしましょう。その対策の一環として、閲覧制限があります。近年では人事採用担当者のみならず、現場社員、業務委託先など、多様なメンバーによって採用活動が管理されるようになりました。採用情報の中には、年収やポジションなど閲覧者を制限したい要素が含まれています。「この担当者は、この情報まで閲覧できる」といったように、メンバーごとの細かい権限設定ができるツールを選ぶと良いでしょう。
オススメのATS(採用管理システム)12選
ここでは、オススメのATS(採用管理システム)について、12製品の機能や特徴について紹介します。ツールを選定する際の参考にしてみましょう。
※2024年12月時点での各社公式サイトを参照しています。
※月額料金はオプションや利用規模により変動します。
比較表
サービス名 | 向いている用途 | 特徴 | 料金(月額/税別) |
Wantedly Hire | 新卒採用・中途採用 |
| 問い合わせ |
HRMOS採用 | 新卒採用・中途採用 |
| 問い合わせ |
sonar ATS | 新卒採用・中途採用 | ・応募者へのあらゆる連絡を自動化 | 2.2万円~ |
ジョブカン採用管理 | 新卒採用・中途採用 |
| 8,500円~ |
RPM | 新卒採用・中途採用 |
| 問い合わせ |
採用一括かんりくん | 新卒採用・中途採用 |
| 10万円~(初期費用20万円) |
HITO-Linkリクルーティング | 中途採用 |
| 5万円~(初期費用35万円) |
JobSuite CAREER | 中途採用 |
| 5万円~(初期費用15万円) |
タレントパレット | 中途採用 | ・人材情報分析によるミスマッチ防止 | 問い合わせ |
HERP Hire | 新卒採用 | ・業務効率を改善し「攻めの採用」を加速 | 49,800円~ |
MOCHICA | 新卒採用 | ・LINE活用による学生との関係構築 | 3.5万円~(初期費用10万円) |
i-web | 新卒採用 |
| 問い合わせ |
各社のPointを解説
Wantedly Hire
Wantedly Hireは、ウォンテッドリーが提供する「現代の採用に最適化された、次世代型採用管理システム」です。採用プロセスの半自動化による選考スピードの高速化や、採用基準の標準化による構造化面接、さらに実効性の高いデータ構造による採用プロセス分析を実現します。
Poin1.採用業務の一部を半自動化
複数名の選考官の組み合わせをもとに自動で日程調整を行える機能や、対応が必要な候補者を通知するアラート機能も備えています。また、「デフォルト・アクション」という機能で繰り返しフローの設定も可能です。応募があった際の対応をシステム上に登録しておくと、ワンクリックで日程調整メールを送信できます。
Poin2.柔軟に設定できる選考ステップ
求人ごとに選考プロセスを完全にカスタマイズできることはもちろん、一次選考/最終選考の各ステップに対して、「面談+課題」「面談+面接」のような複数のアクション設定が可能です。各面接で見極めたい項目や評価フォームを変更したり、応募フォームをカスタマイズしたり、柔軟な選考プロセス設計を実現します。
Poin3.採用基準の統一化で、高精度の見極めが可能に
全ての評価は「スコアカード」という機能で管理され、候補者ごとの平均点や合計点を算出できます。この仕組みによって、全ての応募者に対して公平で一貫した採用面接が実施できます。
ほかにも直感的で分かりやすい、洗練されたUI/UXデザインも好評です。機能の詳細やその他の仕様につきましては、デモ説明の場にてご案内しています。気になる方は、下記からご予約が可能です。
採用管理クラウド「HRMOS採用」(株式会社ビズリーチ)
「HRMOS採用」は、スタートアップから大手企業まで企業の成長を支える採用管理システムです。システム画面はシンプルで視認性が高く、わかりやすいため採用管理システムの扱いに慣れていない採用担当者にも適しています。
Poin1.応募経路、求人別にレポート作成
応募経路別、求人別のレポートから採用コストまで、採用に関するさまざまなデータが瞬時に「見える化」できます。
Poin2.選考辞退、内定理由を蓄積し、分析可能
自社サイト経由、求人媒体経由などの応募経路ごとに、選考通過率や辞退数などを可視化できます。システム上に辞退・内定理由を蓄積し、分析を行うことで、自社の傾向が見え、改善活動へつなげられます。
Poin3.ビズリーチ社からのノウハウ提供と支援
株式会社ビズリーチが持つ他社事例の紹介や蓄積されたノウハウ、専任のコンサルタントによる改善支援が受けられます。
sonar ATS(Thinkings株式会社)
「sonar ATS」は、数多くの求人媒体や採用メディア、各種ツールと連携可能な採用管理システムです。新卒・中途を統合管理できるのが特徴で、2,000社以上の導入実績があります。
Poin1.応募者へのあらゆる連絡を自動化
メール・マイページ・LINEなど、応募者へのあらゆる連絡を自動化できます。連絡漏れや対応ミスをなくすと共に作業時間を減らし、大切な面談などに時間を使えます。
Poin2.進捗状況をリアルタイム集計
応募経路や学歴など、様々な条件ごとに進捗状況をリアルタイムで表示できます。ダッシュボード上に、確認したい表やグラフのカスタマイズが可能なため、すぐに分析に役立てることができます。
Poin3.自社の採用に合わせたフロー図を簡単に設計
ドラッグ&ドロップで採用全体の流れをまとめたフロー図を表示できます。各ステップにおけるオペレーションの設定や、採用目標数値から必要な数値のシミュレーションも可能です。
ジョブカン採用管理(株式会社DONUTS)
「ジョブカン採用管理」は、LINE連携や効果分析機能など多彩な機能を搭載しながらも、月額8,500円からと低コストで導入できる採用管理システムです。
Poin1.初めての方でも使いやすいシンプルな設計
人事だけでなく面接担当者まで、初めてシステムを利用する方でも簡単に使えるシンプルな設計となっています。
Poin2.業界最安値クラスの利用料金
月額8,500円から利用でき、1か月単位で契約できます。毎月の応募者数に応じた料金設定のため、採用規模に合わせて効率的に導入しやすいです。
Poin3.各種求人媒体や求人検索エンジンとの豊富な連携機能
各種求人媒体や求人検索エンジン、LINE、カレンダーなど様々な外部サービスと連携できます。日頃からお使いのツールと組み合わせて活用いただけます。
RPM(株式会社ゼクウ)
「RPM」は求人媒体、人材紹介会社からの応募者を一元管理する採用管理システムです。アルバイト・パート、派遣・紹介、新卒・中途など、企業が実施するあらゆる採用に対応しています。
Poin1.連携求人媒体数400以上
400以上の求人媒体、人材紹介からの応募者の一元管理が可能です。自社HPや未連携媒体についても無料で連携調査を実施しています。
Poin2.選考状況、応募者情報の管理を柔軟にカスタマイズ
選考状況、応募者情報の管理を柔軟にカスタマイズできます。自由に作成した応募者項目を使い、独自のWebアンケートフォームの作成・送付が可能です。
Poin3.応募者との連絡、日程調整を自動化
事前に条件や面接可能枠を設定しておくだけで自動で日程調整を実施できます。また、Webアンケート送付や未対応者への追いかけ、ステータス変更も自動化しています。
採用一括かんりくん(HRクラウド株式会社)
「採用一括かんりくん」は、シンプルでわかりやすい画面設計の採用管理システムです。メインで使用する採用担当者だけでなく、普段は採用管理業務に携わっていない社員、求職者を推薦する人材紹介会社でも簡単に扱えます。
Poin1.LINE活用でコミュニケーションスピードが向上
候補者とのやり取りをLINEで対応することにより、コミュニケーションのスピードアップを実現します。またWeb面接ツール(Zoom/ Google Meet / Teams)などとの連携により、自動で面接用URLが共有でき、 Web面接中に評価入力も可能です。
Poin2.直感的な操作が可能な画面設計
採用担当はもちろん、面接官、紹介会社が使いやすくわかりやすい画面設計にこだわっています。新卒支援企業が開発したシステムだからこそ、人事課題の痒い所に手が届く機能がたくさん揃っているのも魅力です。
Poin3.適性検査CUBICと連携
業界第2位の適性検査CUBICと連携しています。システム上で候補者に受験案内を送ることができ、その結果はPDFで閲覧が可能です。候補者のタイプに応じて、面接官のアサインや選考の組み立てができるため、より高いマッチングが実現できます。
HITO-Linkリクルーティング(パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社)
「HITO-Linkリクルーティング」は、オペレーション業務の自動化を追求した採用管理システムです。各種業務の自動化によって、採用担当者が採用に向き合う時間や採用戦略にかける時間を生み出します。
Poin1.カレンダー連携数5システム
GoogleカレンダーやOutlookカレンダー、サイボウズOffice、Garoonとも連携可能です。候補者との日程調整を手間をかけずにスピードアップできます。
Poin2.自動取り込み媒体連携数40件以上
大手求人媒体をはじめ、業界特化型の求人媒体やエリア特化型の求人媒体とも連携しているので、候補者の取り込み作業を大幅に効率化できます。
Poin3.個社の分析軸ごとに対応可能なレポート機能
標準的な分析項目のほか、個社ごとに存在している分析軸にも対応可能なカスタマイズレポートを作成できます。選考フロー別、求人別に応募者の採用進捗(対象人数および移行率など)をグラフや表で可視化できる機能もあります。
JobSuite CAREER(株式会社ステラス)
「JobSuite CAREER」は、中途採用特有のノウハウをパッケージ化した中途採用に特化する採用管理システムです。情報セキュリティにおいても高い品質を有しており、安心してシステム上にて求職者情報を管理できます。
Poin1.動画面接、WEB会議サービスと連携
ZOOM / Teamsなどをはじめとした動画面接・WEB会議サービスと連携が可能です。社内の情報共有をスムーズに行うことができます。
Poin2.各面接官の評価傾向を確認できるバブルチャート
面接官ごとの評価のバラツキや対応スピードの傾向をバブルチャートで確認できます。個人の評価軸の調整や、面接官同士のすり合わせに役立ちます。
Poin3.選考ステップ別に応募者情報を一覧表示
視認性、操作性を重視した画面設計で応募者をスピーディーにピックアップできます。未更新日数や評価依頼日など、選考情報の鮮度が把握しやすい表示内容になっています。また一覧画面から、個別または一括での操作が可能です。
タレントパレット(株式会社プラスアルファ・コンサルティング)
「タレントパレット」は、科学的人事戦略を実現するタレントマネジメントシステムです。ATS機能も搭載しており、豊富な採用支援機能により、採用業務を大幅に効率化できます。人材情報を活用することで、応募者の活躍度やマッチ度を見える化できる点が特徴です。
Poin1人材情報分析によるミスマッチ防止
採用候補者が受けた適性検査の結果と照らし合わせ、離職傾向の強い性格特性の候補者をピックアップすることで、採用時点におけるミスマッチを防止し、自社で活躍できるメンバーを積極的に採用することが可能になります。
Poin2.自動アラートによる内定辞退防止
採用候補者に対して内定の連絡後、その内定者と最後に接触(メール送付、イベント参加など)してから、どれくらいの期間が経過しているかを自動記録できます。一定期間が経った場合、担当者へ自動的にアラート通知することによって内定辞退を防ぎます。
Poin3.テキストマイニングによる採用分析
採用候補者の文章データ(志望動機、自己PR、面談記録など)のテキストマイニング分析が可能です。内定承諾者と内定辞退者など様々な対象者間での発言を比較分析することで、自社にマッチする人材を見極め、採用精度の向上・強化につなげます。
HERP Hire(株式会社HERP)
「HERP Hire」は、現場社員とともに採用活動を行えるよう設計された採用管理システムです。採用業務に現場社員も巻き込むことで、本当に必要とする人材像を具体的に描きながら施策を実行できるようになります。
Poin1.業務効率を改善し「攻めの採用」を加速
30以上の求人媒体情報を自動で取り込めるため、面倒な転記作業が不要になります。 取り込みの頻度も高く(即時または1日4回)、候補者への対応スピードが高まることにより、「攻めの採用」が加速できます。
Poin2.Slack連携と優れたUIで「スクラム採用」を促進
これからの採用では、現場を巻き込んで進める「スクラム採用」が重要です。 Slack連携や使い勝手の良いUIなどにより、現場との連携を促進する機能が備わっています。
Poin3. 勘と経験に頼らない採用を実現
複数のレポートを組み合わせて編集可能なダッシュボード構築サービスを提供しています。定量データを可視化・分析し、データドリブンな採用活動により、勘と経験に頼らない採用を実現します。
MOCHICA(株式会社ネオキャリア)
「MOCHICA」は、LINEで求職者と連絡を行える採用管理システムです。メールによる通知や連絡を学生が利用しやすいLINEに切り替え、親切な採用活動を実現できます。
Poin1.LINE活用による学生との関係構築
ナビサイトからの応募者に対して直接LINE送信が可能となり、 インターンシップや説明会未予約者に対してアプローチできます。LINEでの連絡を希望しない学生とは従来通りメールで連絡を取ることができます。
Poin2.複数チャネルでの学生管理
イベント、ナビサイト、 HPなど複数チャネルでの学生管理をシステム上で一元管理・分析できます。
Poin3.無料のチャットサポート体制
サポート体制が充実しており、管理画面から無料で専任の担当者にチャットで質問・相談ができます。
i-web(株式会社ヒューマネージ)
「i-Web」は、新卒採用向け採用管理システムにおいて導入シェアNO.1を誇っています。大手就職情報サイトや新卒ダイレクトリクルーティングサービスと連携できます。
Poin1.大手ナビサイトやサービスとのシームレスな連携
リクナビ・キャリタス就活をはじめとした大手ナビサイトなどとリアルタイムに連動しています。応募者の情報も、タイムラグなく採用管理システムに取り込むことができます。
Poin2.さまざまな選考フローに対応する柔軟性と多彩な機能
管理画面から確認できるフローモードやグループ機能を活用することで、たとえば「途中で選考フローが変更になった」という場合でも、スムーズで効率的な採用活動が実現できます。
Poin3.充実した分析機能と膨大なデータからのレポート
蓄積される膨大なデータをもとに、採用進捗を一目で把握できる機能も搭載しています。そのほか、内定者傾向レポートや最新マーケット動向をお届けする情報冊子(月刊)など、採用成果につなげるための科学的な指標を提供します。
まとめ
この記事では、ATS(採用管理システム)の選び方を解説するとともに、オススメのツールを紹介しました。自社のニーズにあったATSを導入することで、採用担当者の業務負担が軽減すれば、求職者への対応や採用戦略の立案にかける時間も増え、採用の好循環が生まれるはずです。その結果として、採用成功の実現など多くのメリットが得られるでしょう。
しかし、自社のニーズにあったATSを選ぶのは簡単ではありません。重視したい機能などを改めて整理して、比較検討すると良いでしょう。なおWantedly Hireでは、実際の操作画面を使用しながら、主な機能や操作方法をご説明する「45分間の無料デモ」の時間をご用意しています。少しでも気になった方は、お気軽にお申し込みください。