人材紹介でフリーランスを採用するコツ|オススメサービス3選を紹介

「フリーランスを活用したいけれど、どうやって人材を探せばいいか分からない」
「自社が求めるスキルを持つフリーランスを紹介してくれるサービスを探している」

というプロジェクト担当者からのお悩みを耳にする機会が増えています。

中途採用や新卒採用の場で活用するイメージの強い人材紹介ですが、実はフリーランス向けのエージェントがあることをご存知でしょうか。

今回は、フリーランスに特化した人材紹介を紹介しながら、利用のメリット・デメリットを解説します。

フリーランスに特化した人材紹介が存在する

人材紹介は、総合型と特化型に分かれます。なかには、フリーランスに特化した人材紹介が存在するのです。

総合型は、業種・職種・地域・仕事内容が限定されないため、多くの企業が利用します。

一方特化型は、特定の業種・職種・ノウハウや経験を重視することが大半です。

「建設業界専門」「管理職・専門職・ハイクラス専門」といった人材紹介があるように、なかには「フリーランス専門」の人材紹介があるのです。

総合型人材紹介と特化型人材紹介の違い

 

総合型人材紹介

特化型人材紹介

候補者数


多くの人材を集めやすい


限られた人材だけを集める

専門性


ミスマッチ採用に注意が必要


仕事内容に合わせて柔軟に対応

採用工数削減


母集団形成や面接日の予約を任せられる

即戦力度合い


自社マインドの育成が必要


即稼働できる専門家が多い

フリーランス人材を扱う特化型人材紹介の強みは、専門性の高さにあります。

「プログラミングノウハウを1から自社内で育てるのが難しい」
「デザインに明るい人材がおらず、外注費が高くなっている」

という場合に活用しやすく、プログラミングやデザインの領域で何件も仕事をこなしている人材をスカウトしやすくなります。

また、教育コストがかからず、即稼働しやすいのも特徴です。

【参考】人材紹介とは?仕組み・利用のポイント・オススメ14社を解説
https://www.wantedly.com/hiringeek/recruit/agent/

正社員ではなくフリーランスを雇う理由は?

人材紹介 フリーランス

ここでは、正社員ではなくフリーランスを雇う理由を確認していきましょう。

フリーランスならではの強みがわかれば、社内の問題が解決しやすくなるかもしれません。

1.教育コストがかからない

フリーランスは、教育コストがかからないのが強みです。

正社員の場合、役職・時期・勤続年数を見ながら新入社員研修やマネジメント研修をする必要があります。

長期的な目線で教育しなければならず、企画・立案から実行に至るまでのフローを考えると、工数も費用も膨らむのが悩みの種となるでしょう。

一方、フリーランスの場合は教育コストがかかりません。

前職や過去の経験で十分なノウハウを身につけていることが前提ですから、1から教育し直す必要がないのです。

2.雇用リスクを低減できる

フリーランスの採用は、雇用リスクの低減につながります。フリーランスであれば、福利厚生や退職金を準備する必要がありません。

また、直接雇用である正社員のように健康保険料や厚生年金保険料の折半分を負担する必要がないため、金額的な負担も軽くなるのです。

請負契約を締結する必要はありますが、労務トラブルに発展しづらいというメリットもあるのです。

3.短期的なプロジェクトや案件に適応しやすい

フリーランスは、短期的なプロジェクトや案件に適応しやすいのも特徴です。

「この案件だけ手伝ってほしい」
「1年で完了予定のプロジェクトだが、人手が足りない」

というニーズにも、十分対応可能です。

有期雇用でパート・アルバイトとして採用する手段もありますが、上記のように社会保険料の折半や福利厚生整備の手間がかかります。

あらかじめ短期の案件とわかっているのであれば、フリーランス採用をするのがオススメです。

4.即日から稼働できる可能性が高い

フリーランスは、即日稼働できる可能性が高い人材です。

自分で自分のスケジュールを決められる個人事業主であるため、予定に空きがあれば今日明日からでも仕事に着手してもらえるのです。

他社からスカウトして退職交渉をしたり、新規採用して入社手続きを踏んだりする必要がなく、効率よく進められたい会社にとっては大きな助けとなるでしょう。

5.自社にはない視点やノウハウを活かせる

フリーランスを採用することで、自社にはない視点やノウハウを活かせる可能性があります。

複数の案件を担当してきた経験のあるフリーランスであれば、自社にとって新鮮なアイディアを出してくれるかもしれません。

また、慣れてしまっていて気づかなかった自社の悪習や無駄へのアドバイスがもらえることもあるでしょう。

すべてを内製化してしまうことに危機感があれば、外部の人材を頼ってみるのもオススメです。

フリーランス採用で人材紹介を使う4つのメリット

人材紹介 フリーランス

ここからは、フリーランス採用で人材紹介を使うメリット・デメリットを解説します。

まずはメリットからチェックしていきましょう。

1.急ぎの採用を叶えやすい

人材紹介を使うことで、急ぎの採用を叶えやすくなります。

フリーランス人材紹介には常時複数のフリーランスが登録しているため、急募案件でも自ら立候補してくれる可能性が高いのです。

また、エージェントの方から適切だと思われるフリーランスに積極的なアプローチをしてくれるため、即決に至りやすくなるでしょう。

採用期限まで余裕がない場合は、迷わず人材紹介を使うべきです。

2.自社のニーズに合った人材を発掘してもらえる

自社のニーズにあった人材を発掘してもらえるのも、人材紹介の強みです。

「こんなことができるフリーランスがほしい」
「3年単位で付き合ってくれるフリーランスを求めている」

など、自社のニーズは正確に伝えておきましょう。

ニーズを満たす人材だけを紹介してもらえるため、採用にかかるストレスもお互い大きく減らせます。

3.採用工数を削減できる

採用工数を大幅に削減できるのも大きなメリットです。

フリーランス採用は、通常の新卒・中途採用以上に気を配るべきポイントが複数あります。

過去のポートフォリオや経験を正確に見積もったり、請負契約について1から調べて契約書や誓約書の雛形を作成するのは、想像以上に手間がかかるでしょう。

人材紹介であれば、人員のプロフィールを正確に把握し、契約締結の手伝いまでしてくれます。

案件スタートの度に採用メンバーがかかりきりになるという事態も防げます。

4.自社にノウハウがなくても採用できる

自社にノウハウがなくても、人材紹介を使えばフリーランス採用は可能です。

どんなポイントに気をつけるべきか、正社員採用と違ってフリーランス面接ではどんな点を見るべきかなど、細かくレクチャーしてくれるでしょう。

初めての採用で不安がある企業や、選び方がわからない企業にもオススメです。

フリーランス採用で人材紹介を使う3つのデメリット

人材紹介 フリーランス

反対に、フリーランスの人材紹介を使うデメリットも確認していきましょう。

1.ゼネラリスト採用には向いていない

ゼネラリスト採用には、フリーランス人材紹介が向いていないケースが大半です。ゼネラリストは幅広い分野に地域を有している人です。

特定の分野に深い知見のあることの多いフリーランスとは相対する存在であり、フリーランス採用のメリットを活かしづらくなるでしょう。

幅広い仕事を任せたいのであれば、中途や新卒を正社員として採用する方が向いています。

2.案件によっては採用が難航する

案件によっては、採用が難航する場合があります。

・プロジェクト完了までの期間が極端に短い
・報酬と仕事内容が相場から大きく乖離している
・求める経歴のレベルが高い
・特定の資格保有者に限定している

など、要求が高くなればなるほど難航する傾向が強くなります。

最悪の場合、誰も採用できないまま期限を迎えてしまうこともありますので、注意しましょう。

報酬や条件の相場がわからない場合は、率直に人材紹介へ相談するのがオススメです。

他の案件を参考に、適切な提案をしてくれるでしょう。

3.融通が効きにくい

フリーランス人材紹介は、融通が効きにくいと感じることもあるでしょう。

あらかじめ仕事内容・報酬・勤務地・プロジェクトの期限などを提示してから契約をすることが多いため、仕事を進めながら随時条件を変更していくには向きません。

また、フリーランスは引く手数多であることが多く、自社で直採用するために引き抜くことも困難です。

相性のいいフリーランスがいたとしても、あらかじめ決めてあった期限を超えて働いてもらえる保証はありませんので、注意しておきましょう。

フリーランス採用にオススメの人材紹介会社3選

続いて、フリーランス採用に特化した人材紹介会社を3社ご紹介します。

1.フォスターフリーランス

フォスターフリーランスは、株式会社フォスターネットが運営するフリーランス特化型のエージェントサービスです。

ITエンジニア専門の人材紹介であり、システムエンジニア・フロントエンドエンジニア・サーバーエンジニア・クラウドエンジニアなど専門分野を重視して採用できるのが特徴です。

また、C言語に強い人材、ABAP言語に強い人材、など扱う言語や技術ベースで人材を検索することも可能なため、エンジニアにお困りの企業にオススメです。

URL:https://freelance.fosternet.jp/

2.レバテックフリーランス

レバテックフリーランスは、レバテック株式会社が運営するエージェントサービスです。

IT業界やWeb業界での経験が長いフリーランスが多く、5,000社以上の企業及び107,000人以上のフリーランスの仲介をしてきたノウハウがあります。

サポートも充実しているため、人材紹介だけでなく請負契約と準委託契約の違いを丁寧に解説してもらいながら稼働を叶えることも可能です。

フリーランス採用に不安があるなら、ぜひ相談してみましょう。

URL:https://freelance.levtech.jp/

3.Midworks

Midworksは、株式会社Branding Engineerが運営するITフリーランス人材に特化した人材紹介サービスです。

登録エンジニア数は30,000人以上、そのうち80%以上が経験年数3年以上と、ハイレベルな人材データベースを多数保有しているのが特徴です。大手企業出身者が多く登録しているため、円滑なコミュニケーションと高い技術が期待できます。

また、自社の開発規模が大きい場合は、PM・PMOから開発エンジニアまでのチームを組成・提案してくれます。開発リソースが大きく不足している企業や、即戦力のエンジニアを採用したい企業にオススメのサービスです。

URL:https://mid-works.com/

フリーランス採用で人材紹介を使うときの3つの注意点

人材紹介 フリーランス

最後に、フリーランス人材紹介を使うときの注意点を解説します。

理想通りの人材に活躍してもらえるよう、あらかじめポイントを抑えておきましょう。

1.単価の相場に合った適切な額を提示する

単価の相場に合った、適切な報酬額を提示することが大切です。

フリーランスは固定の企業に属さず、自分の力一本でフットワーク軽く仕事することが可能です。

そのため、請負の条件や金額によってはどんなに興味のある仕事でも手を出さないという人が多く、自分のスキルを安売りしたくない傾向が強いのです。

仕事内容や求めるスキルに合わせて、相場同等程度の報酬は少なくとも用意できるよう見積もっておきましょう。

2.手数料率が高くないかチェックする

人材紹介を活用する際には、手数料率が高くないかチェックしておきます。

相場より圧倒的に高かったり、手数料は安いが細かい規定や規約があったりする場合もあるため、複数社を比較・検討のうえで決めるのがセオリーです。

採用が決定してからミスマッチに気づくことのないよう、人材紹介会社選びは慎重に行いましょう。

【参考】人材紹介の手数料の相場は?手数料率の分類や費用比較表を紹介
https://www.wantedly.com/hiringeek/recruit/agent_cost/

3.事前の条件提示や要件定義を明確にする

事前の条件提示や要件定義を明確にすることも重要です。

後付けで細かい要望や条件を追加したり、度重なる変更があったりすると、候補者とトラブルになる場合があります。

「聞いていた話と違う」
「報酬に見合うものではない」

というトラブルが多く、正社員採用と同様に気を配るべき内容だと言えるでしょう。

場合によっては修正工賃や延長報酬が発生することもあるため、事前の準備が大切であることがわかります。

低コストで優秀な人材を採用するならWantedly

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Wantedlyでフリーランス人材の採用に成功した事例

実際にWantedlyを使って採用成功した企業事例をご紹介します。

1.BULB株式会社

BULB株式会社は、北海道にてスタートアップ企業の事業開発支援を手がけている企業です。同社は、副業・業務委託を希望する優秀なエンジニアにアプローチするため、Wantedlyの利用を開始しました。

同社がとくに注力したのが、Wantedlyのブログ機能である「ストーリー」です。社員インタビューや社内イベントの紹介をはじめ、メンバーの転職秘話・メディア露出の紹介・代表の登壇報告など、多種多様なコンテンツを積極的に発信しました。

その結果、首都圏企業のCTOクラスや上場企業の事業責任者など、優秀層からの応募を多数獲得。フリーランス人材や副業人材を中心に約20名のエンジニア採用に成功し、採用単価も約10万円にまで抑えられています。

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2.株式会社storage

株式会社storageは、国内23店舗・海外3店舗の美容室を展開しながら、ECサイトや動画コンテンツなどの新規事業にも積極的に取り組んでいる企業です。同社は、新規事業領域の知見をもつ人材を採用するため、色々な職種や雇用形態にアプローチできるWantedlyの利用を開始しました。

Wantedlyは求人掲載数に制限がないため、同社は職種・雇用形態別に募集を掲載。それぞれの仕事の面白さや特徴をアピールし、新規事業に必要な多様なポジションを同時に集めることに成功しました。

結果として、ECサイト運営・Webマーケティング・動画制作など、さまざまなスキルをもつ人材を獲得し、Wantedlyのみで約20名の業務委託採用に成功しています。

▶︎storage社が採用成功したWantedlyのサービス資料をダウンロードする

まとめ

フリーランスの人材紹介は、専門性の高い即戦力人材を低リスクで採用できる手段です。上手に活用すればお互いwin-winな仕事ができますので、注意点に気をつけながら活用していきましょう。

また、ウォンテッドリーでは業務委託や副業人材の募集も可能です。自社に合ったフリーランスを求めている企業は、ぜひ資料をチェックしてみてください。

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