デザイナー採用手法5選|スキルの見極め・成功のコツとは【事例つき】

ITが生活に欠かせないインフラになった昨今、WebデザイナーやUI/UXデザイナーの需要が年々高まっています。

一般的に「採用が難しい」と言われるデザイナーを採用するために、企業は何を心がければよいのでしょうか。本記事では、デザイナー採用を成功に導くステップやスキルの見極め方、採用に適した手法などをご紹介します。

自社に合ったデザイナーの採用に成功した事例もお伝えしますので、デザイナー採用に悩む経営者や採用ご担当者の方は参考にしてみてください。

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デザイナー採用に必要な基礎知識とは?

デザイナーの採用は、デザインに馴染みのない人事や、経営者にとっては採用が最も難しい職種の1つです。

そこで、デザイナー採用に悩む方々のために、デザイナー採用における「採用チャネルの選び方」「募集要項の作り方」「面談のコミュニケーション方法」などを1つの資料にまとめました。

以下から資料をダウンロードして、デザイナー採用に必要な知識を身につけましょう。

まずは無料ダウンロード

デザイナー採用が難しい4つの理由

はじめに、なぜ「デザイナーの採用は難しい」と言われているのでしょうか。その背景には、デザイナーの希少性や企業の需要拡大が関係しています。ここではデザイナー採用を難航させる原因をご紹介します。

1.デザイナー人口が少ない

経産省発表の資料「デザイン政策ハンドブック2020」では、全国のデザイナー数は2015年で約19万人と記されました。2015年時点における15歳以上の人口は約1.1億人なので、これに対するデザイナー人口は0.18%と少数です。

デザイナー人口は年々増えてはいるものの企業は限られたデザイナー人口のなかから要件にあった求職者を探す必要があるため、採用難易度は非常に高いと言えます。

2.企業の需要が拡大している

上記の画像は世界的な有名企業のデザイナーとエンジニアの比率を表したものです。

近年、ビジネスの現場ではDXが進行しており、ITプロダクトを提供する企業が急増しています。その流れのなかで、UI/UXを担うデザイン人材の需要が高まり、Webサービスを提供している企業の多くはデザイナー組織の拡大を図っています。

なかでもIBMでは、デザイナーを「顧客体験をスピーディーに統合するためのキーパーソン」に設定し、デザイナー比率を高めるために、過去にデザイナー1000人以上を大規模採用したこともあります。

このようにデザイナー比率を高める動きはIT・Web系企業全体のトレンドとなっており、企業間での採用競争が活発になっています。

3.採用担当者による評価が難しい

ひとことに「デザイナー」と言っても、Webデザイナー、グラフィックデザイナー、UI/UXデザイナー、インダストリアルデザイナーなど、デザイン対象によって必要なスキルが異なります。

さらに、デザイナーの力量は成果物だけでは判断できません。人事担当者は、クライアントへの提案やチームのディレクション、課題解決能力など候補者の総合的な能力を見極める必要があります。

このように専門性が高い職種ですので、実務経験がなければ候補者の評価が難しくなります。

4.働き方が多様化している

政府主導で「働き方改革」が進められている昨今では、デザイナーの働き方が多様化しています。とくに実力があるデザイナーは引く手あまたなので、報酬面や働き方の自由度を求めて独立するケースも増えています。

企業側は相応のメリットを提示しなければ、優秀なデザイナーを採用できません。正社員採用にこだわらず、業務委託や副業として仕事を依頼してもよいでしょう。

また、ウォンテッドリー株式会社が独自に行った調査によると、デザイナーは他の職種と比較して「勤務形態の柔軟性」を重視する傾向にあります。

職種別転職時重視項目

多くの企業でテレワークが推進され、住む場所が自由に選べるようになりつつある今、優秀なデザイナーを採用するためには、在宅勤務・サテライトオフィス・副業OKなどの環境整備も重要といえるでしょう。

【参考】コロナ禍の転職と副業に関する調査結果
https://www.wantedly.com/hiringeek/recruit/pr_20220630/

以下の記事では、これからの採用に必要な基本的な考え方や、採用のトレンドについてわかりやすくまとめています。ぜひご一読ください。

【採用の新常識】上手くいかない採用から脱却するために必要な考え方
https://www.wantedly.com/hiringeek/recruit/recruiting_textbook

デザイナー採用を成功させるポイント

難易度の高いデザイナー採用を成功させるためには、どのような工夫が必要なのでしょうか。ここでは、デザイナー採用を成功させる4つのポイントを解説します。

1.ペルソナを明確にする

まずは、自社の求める人物像である「ペルソナ」を明確にしましょう。ペルソナを設定することで、自社が理想とするデザイナーに対してどのようにアプローチすべきかが見えてきます。

以下を参考にして、現場チームとともに、スキルや人柄を細かく定義してみましょう。

ポジション
CDOクラス / マネージャークラス / リーダークラス / メンバークラス など

年収レンジ
自社の給与テーブルとペルソナの市場価値から、オファーできる年収ラインを定める

年齢
経験年数やチームとの親和性を考えて、どのような年齢層を狙うか決める

仕事内容
デザインチーム全体の中で、実際にどのような業務を担当してもらうのか
事業やチーム構成の変動を見越した場合、どのような業務をやってもらう可能性があるか

必須の経験・スキル
業務に必須な技術アセット及び経験
具体的にどのような企業で、どのような仕事を何年経験しているか

あれば良い経験・スキル
将来的に任せたい業務内容に必要なスキル
既存メンバーをカバーするスキル

人物像・キャリア感
どのような人柄・キャリア観なら企業カルチャーとマッチし、大きな成果を発揮しやすいか

社内の採用基準が統一されることで、採用効率の向上やミスマッチの減少もはかれます。ペルソナの作り方はこちらで詳しく解説していますので、ぜひあわせてご確認ください。

【参考】「採用ペルソナ」が「採用ターゲット」より重要な理由|設計方法も解説https://www.wantedly.com/hiringeek/recruit/persona/

2.ペルソナにあう採用手法を選ぶ

どんなに登録者の多い媒体を利用しても、ペルソナが存在していなければ採用につながりません。1で定義したペルソナに対して、もっとも効率よくアプローチできる採用手法・媒体を選びましょう。

また、優秀なデザイナーは転職市場に現れにくく、従来の採用手法ではなかなか採用できません。

優秀層や転職潜在層にアプローチするには、ダイレクトリクルーティング・リファラル採用・デザイナー採用に特化した媒体がオススメです。副業として働く人材やフリーランスも増えているため、業務委託を検討するのもよいでしょう。

オススメの採用手法・媒体は後ほど詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

3.カジュアル面談を活用する

「面接」ではなく、候補者と企業が気軽に情報交換する「カジュアル面談」を最初に設定することで、これまでリーチできなかった優秀層や転職潜在層との接点が作れるようになります。

カジュアル面談は選考ではないため、履歴書が不要で、合否判定もありません。候補者の「応募」のハードルを大きく下げられるため、通常の採用フローよりも、母集団の量および質の向上が見込めます。

採用につながらないケースもありますが、はじめは選考を受ける気がなかった候補者が、カジュアル面談を通して企業の良さを知り、応募・入社を決めることもあります。カジュアル面談の重要性はこちらで詳しく解説していますので、ぜひあわせてご確認ください。

【採用の新常識】なぜ採用に”ファンづくり”と”カジュアル面談”が必要なのかhttps://www.wantedly.com/hiringeek/recruit/recruiting_textbook_2/

4.デザイナーのニーズを知る

デザイナーの「企業選びのポイント」を押さえれば、自社のどんな強みをアピールすればよいかがわかります。以下のポイントを押さえたうえで、求人広告・スカウト文面・カジュアル面談などで伝えるべき自社の魅力を整理してみましょう。

デザイナーの企業選びのポイント
・デザインスキルを伸ばせる環境か
・作業環境は整っているか(PC・キーボード・ディスプレイなど)
・勤務形態が自分の希望とマッチしているか
・企業風土やミッションが自分の価値観とマッチしているか

また、求人広告に載っている写真や採用ブログの発信内容から、職場の雰囲気やカルチャーを判断して企業選びする人も増えています。

Wantedlyでは、実際に転職経験のある2名のデザイナーに企業選びのポイントをインタビューしました。優秀なデザイナーから選ばれるためには、ミッション・カルチャーの発信や、候補者一人ひとりに対する誠実さが重要といえるでしょう。

転職時に重視したポイント

株式会社LIG 花澤氏

・自分のやりたい仕事ができる環境か
・雰囲気がマッチしているか(募集に掲載されている写真やメール文面から感じとる)
・面接官はポートフォリオをしっかり見てくれるか
・企業のファンになれるか否か

【参考】デザイナーの転職思考|LIG花澤氏のインタビュー
https://www.wantedly.com/hiringeek/interview/rc_ci6/

株式会社グッドパッチ 山木氏
・安定した仕事よりも刺激のある仕事
・「一緒に働く人」と「ミッション」に共感するか
・テンプレートではない特別感あるスカウト文面か

【参考】デザイナーの転職思考|グッドパッチ山木氏のインタビュー
https://www.wantedly.com/hiringeek/interview/rc_ci3/

デザイナーのスキルを見極める3つの方法

デザイナーのスキルは専門性が高く、見極めが難しいものです。ここでは候補者の技能を見極める3つの方法をご紹介します。

1ポートフォリオを提出してもらう

ポートフォリオとはデザイナーにとって履歴書にあたるもので、今までに関わった仕事・経歴・作品・スキルなどがまとめられています。デザイナーのスキルを把握できる資料ですので、必ず提出してもらいましょう。

面接の場ではポートフォリオを見ながら、制作過程でどのような行動をとったか質問するのがオススメです。

プロジェクトにはどのような課題があり、クライアントにどのようにアプローチをしたのかなど、工程を聞けばデザイナーの対人スキルや課題解決能力を見極められます。

また、複数のデザイナーが関わっているプロジェクトに関しては、その人が実際にどの部分に関わったのかを聞くと、どんなスキルがあるのかが詳細にわかります。

2.社内デザイナーに協力してもらう

すでに社内にデザイナーがいれば、採用活動に参加してもらいましょう。デザインスキルの評価が的確にできるうえに、デザイナー目線で魅力的な募集要項を作成できます。

また、デザイン業務はチームで進める仕事も多いため、既存メンバーとの相性も重要です。社内デザイナーを巻き込めば、共に仕事を進められるメンバーかどうかも見極められるでしょう。

3.業務委託・インターンシップで対人スキルを確認する

デザイン業務には、クライアントや自社チームへの提案、課題のヒアリングなど、実制作以外の業務が含まれます。これらの対人スキルはポートフォリオからは見えにくい技能です。

そのため、フリーランス・副業人材の場合は、一度業務委託契約を結んで人柄や実務スキルを確認してから採用を検討するとよいでしょう。

委託する業務は採用要件に沿って、必須スキルが判断できるものを選びましょう。コーディング・ディレクション・提案書作成など、採用後に担当してもらいたい業務を任せれば、候補者の力量が正確に判断できます。

新卒採用の場合は、インターンシップとして自社プロジェクトに参加してもらうとよいでしょう。

Wantedlyでは、インターン採用に悩む方々のために、必ず知っておくべき専門知識や採用要件の考え方、募集・選考でのコツなどのノウハウを1つの資料にわかりやすくまとめました。ぜひ一度確認してみてください。

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デザイナーの採用手法5選

採用活動にあたり、チャネルの選択は成否を分ける項目です。デザイナー採用に適した5つの手法とその特徴をご紹介します。

1.ダイレクトリクルーティング

自社に適した候補者を企業が直接探してアプローチする手法です。従来の「募集を公開して応募がくるのを待つ」採用手法と異なり、候補者が応募してくるのを待たずに動く「攻めの採用手法」とも呼ばれています。

スカウト対象のソーシング・文面作成などの運用工数はかかりますが、必要な人材のみにアプローチできるためコストを抑えて採用でき、転職潜在層にもアプローチできる点が魅力です。

Wantedlyにはブログ機能があり、会社の雰囲気やどのような人が働いているかを発信する事ができます。

また、発信したコンテンツを添付してダイレクトスカウトを送信したり、応募を出したりできるので、コンテンツをそのまま採用に活用できるのが利点です。

20〜30代の若手人材が多く登録しており、デザイナー含むデジタル人材が大半を占めているので、気になる方は以下の資料をご覧ください。

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 【参考】デザイナー採用に有効なスカウトサービス3選
https://www.wantedly.com/hiringeek/recruit/designer_scout

2.求人広告

求人媒体に費用を払い、求人情報を掲載する手法です。求人は媒体側が制作してくれるため手間はかからず、複数名採用しても料金は一定ですが、雇用条件で他社と比較されやすく、応募数が0になることもあります。

費用対効果を高めるため、利用する場合はデザイナー採用に特化した媒体を選びましょう。

Wantedlyでは、求人媒体の選定に悩む方々のために、主要な5サービスの料金や登録属性などの情報を1つの資料にわかりやすくまとめました。ぜひ一度確認してみてください。

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3.人材紹介

人材紹介会社にサービス登録者を紹介してもらう手法で、採用後に費用が発生します。

要望に沿った人材を紹介してもらえるため手間はかかりませんが、他の手法に比べてコストは高くなりがちです。また、条件の良い企業に求職者が集中する可能性もあるため、フリーランス派遣紹介サービスも並行して利用することをオススメします。

こちらも求人広告と同様に、クリエイティブ職に特化したサービスを選びましょう。

【参考】人材紹介とは?採用を成功させるための活用方法を解説
https://www.wantedly.com/hiringeek/recruit/agent/

4.リファラル採用

社員から候補者を紹介してもらう手法で、事前に人柄やスキルを確認できます。社員と人柄が近い人を紹介してもらえば、カルチャーフィットも容易に進むでしょう。

リファラル採用で候補者の母数を増やすためには、現場社員の巻き込みが肝心です。リファラル制度を社内に共有したり、紹介報酬を設けたりして、多くの社員を巻き込める制度設計を進めましょう。

【参考】リファラル採用とは?メリット・デメリット、成功する企業の条件を解説
https://www.wantedly.com/hiringeek/recruit/refferal_top/

5.アウトソーシング

フリーランスへの業務委託や、社外企業に業務を外注する手法です。スピーディに人材リソースを確保して業務を効率化できますが、「自社に業務ノウハウを蓄積しにくい」「マネジメントが難しい」などのデメリットもあります。

フリーランスへ業務委託する場合、関係性を構築すればそのまま社員になってくれるケースもあります。単なる外注先と考えずに、対等な立場で接するようにしましょう。

【参考】アウトソーシングとは?人材派遣との違いや探し方を解説
https://www.wantedly.com/hiringeek/organization/outsourcing_top/

デザイナー採用に有効なスカウトサービス3選

5つの採用手法を紹介させていただきましたが、「選考スピードを重視しながら、質の高い人材とマッチしたい」という意向が強い場合であれば、スカウトを利用したダイレクトリクルーティングがオススメです。今回はデザイナー採用に有効なスカウトサービスを3つ紹介します。

1.Wantedly

Wantedlyは企業と求職者が気軽につながれるビジネスSNSであり、企業の想いを重視して発信できるサービスです。給与の記載不可など求職者が条件だけで選べない設計が特徴的で、募集やブログの投稿を通してブランディングを兼ねた採用ができます。

実際にWantedlyでデザイナー採用に成功した実例も多く、経歴だけでなくポートフォリオを見てスカウトを送れることからミスマッチが起こりにくいのが特徴です。

またフリーランスのデザイナーや副業できる仕事を探しているデザイナーも多いため、さまざまな雇用形態で募集できるWantedlyではあらゆる人材との出会いを期待できます。

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2.ViViViT

ViViViTはデザイナーに特化したスカウトサービスです。経歴よりもポートフォリオを重視しているところが特徴でしょう。

デザイナー側としては学歴や経歴にとらわれず、これまで制作してきたデザイン実績をもってアピールできるメリットがあります。企業側としてはポートフォリオを見れることから、スキルや相性を判断しやすいメリットがあり、親和性の高い出会いが生まれやすいサービスといえるでしょう。

スカウトのマッチング率30%の実績もあり、全国のデザイナーによるポートフォリオも60万点以上掲載されています。学生の登録も多いため、中途だけでなく新卒採用でも活躍します。

URL:https://www.vivivit.com/mediainfo

3.Offers

Offersはデザイナーとエンジニアに特化した総合採用プラットフォームです。採用活動のムダを削減・能率化したスピード採用を重視し、Offersだけで候補者の検索・絞り込み・スカウト・応募管理・採用データまで、一元管理できるプラットフォームを構築しています。

雇用形態にこだわらない採用活動が可能で、副業・複業でのオファーもできます。即戦力人材の採用や短期間で採用目標を達成したい際にも役立つでしょう。

2021年には導入社数が200社を超え、今勢いを増している最中でもあります。すでに登録者データは45万件以上、承諾率は60%と高い実績もあり、ノウハウも豊富です。今後の成長も大いに期待できます。

URL:https://offers.jp/client/lp

デザイナー採用の成功事例3選

先ほどオススメの採用手法としてダイレクトリクルーティングをご紹介しましたが、採用成功の秘訣はあるのでしょうか。ここではWantedlyを活用してデザイナー採用に成功した事例を3つご紹介します。

1.株式会社Another works

複業マッチングプラットフォームを提供するスタートアップ株式会社Another worksは、プロダクトの運営・改善のためにデザイナー採用を進めていました。

しかし、創業当時は資金に余裕がなく、デザイナーに有利な報酬条件を出せなかったそうです。そこで同社は、正社員採用ではなく、複業・業務委託人材や学生インターンの採用に舵を切りました。

採用手法は、雇用形態に関係なく求人が出せるWantedlyを利用。

採用プランニングチームを発足して毎週記事を投稿し、スカウトやリファラルを活用して能動的に採用広報を進めていきました。結果、創業1年目で4名のデザイナー採用に成功。今では事業を牽引する心強い仲間になってるそうです。

株式会社Another worksが行った採用施策の詳細と類似の事例を1つの資料にわかりやすくまとめました。ぜひ一度確認してみてください。

▶︎株式会社Another worksの採用成功事例を無料ダウンロードする

2.株式会社タンバリン

大阪と東京に拠点を置き、Webサービスの受託開発を行う同社は事業拡大のため、新卒採用を始めました。その一方で学生への認知度に課題があり、競合他社や大手企業と比べて優位性を打ち出せていませんでした。

そこで同社は社風やカルチャー面で差別化をはかり、採用広報に適したWanteldyの運用を開始。週に2回の投稿を欠かさず、自社HPで伝えきれない「人」や「カルチャー」を軸に、経営者のメッセージや内定者インタビューを掲載しました。

事前に自社情報を発信することで候補者のカルチャーフィットが促進され、面談も円滑に進んだそうです。同社は新卒デザイナー1名の採用に成功。加えて、デザイナーと同様に採用が難しいエンジニア人材1名や、インターン15名の採用を実現しています。

▶︎株式会社タンバリンのWantedly活用事例を見る

3.株式会社セブンデックス

関東でUI/UXのデザインコンサルティング業を展開する同社は、2018年に創業した企業です。創業当初はリファラルを中心にWeb・アプリ系デザイナーの採用を進めていましたが、事業成長に伴い採用ペースが追いつかなくなっていました。

応募者数を増やすため、同社はクリエイティブ職種に強いWantedlyの活用を始めます。同社が事業で培ったノウハウを使いながら求職者の課題や情報を収集。仮説検証をもとにスカウト文面や記事を作成していきました。

利用開始から半年後には、PM/UXデザイナー2名、UIデザイナー3名、インターン生3名の採用に成功し、正社員はプロジェクトですぐに活躍できるメンバーが集まりました。同社はこの結果に満足し、今後もWantedlyの活用を続けていくそうです。

株式会社セブンデックスが行った採用施策の詳細と類似の事例を1つの資料にわかりやすくまとめました。ぜひ一度確認してみてください。

▶︎株式会社セブンデックスの採用成功事例を無料ダウンロードする

まとめ

「採用計画を立てる」「採用要件を明確にする」など、デザイナー採用の基本は他職種と変わりません。しかし、採用を効率的に進めるためには独自の工夫やノウハウが必要です。

採用活動において重要なことは、人材のニーズを掴むこと。デザイナーが転職先に何を求め、どのような働き方を望んでいるのかキャッチアップして、自社の魅力を社外に発信していきましょう。

SNSやブログを使って発信を続ければ、自社の知名度が高まり、母集団も増えていくはず。地道な活動を続け、デザイナー採用を成功に導きましょう。

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