新卒で入社後、SEOコンサルタントからキャリアをスタートし、プロダクト開発を経験した後、2022年よりマーケティング部門の責任者として、マーケティング戦略および実行プランの策定、マーケ・インサイドセールス・フィールドセールスの全体統括マネジメントに従事。
今回は、そんな幅広い知識や経験のもと、ジェネラリスト的な気質もありつつ専門性も高めている筧のインタビューをお届けします!
経歴
2014年 新卒入社後、SEOコンサルタントとしてキャリアをスタート
2017年 SEO分析ツール「TACT SEO」の新規事業/サービス開発プロジェクトのリーダーに抜擢
2021年 コンテンツマーケティング事業部のマーケティング部門に異動
2022年 マーケティング部門のマネージャーに就任
お客様への価値提供を最大化するために、縦割りの組織構造を変えていきたい
ーー筧さんの現在の仕事内容を教えてください!
現在はコンテンツマーケティング事業部のマーケティング全体の責任者をしています。
ミッションは、事業部の新規契約額を最大化することです。マーケティングの機能は、「リードを獲得するプロモーションの機能」「商談を獲得するインサイドセールスの機能」「商談を行うセールスの機能」があり、私はその3つを統括しています。
ーーマーケティングの責任者として、今の業務で最も注力していることはありますか?
今期は特にセールスの部分に注力しています。今までは商材やサービスごとにマーケティングやセールスを行っていたため、リードを獲得しても、提案内容や価格感がクライアントのニーズにマッチせず、商談がうまくいかないことがありました。そうすると、プロモーションにかけたコストは無駄になってしまいます。
ウィルゲートは様々な商材やサービスを提供しており、それを組み合わせて提供できることが強みなので、これまでの縦割りの組織構造を変え、クライアントにとって本当に必要なセールスをアサインできるような体制を作っています。
ウィルゲートは若いうちから裁量を持って働くことができる
ーー新卒でウィルゲートに入社された筧さんですが、改めてウィルゲートで働くことの魅力を教えてください!
ウィルゲートで働くことの魅力は大きく分けて2つあります。
1つ目は、若いうちから裁量を持って業務に携われるということです。
私は入社して3、4年目の時にSEO分析ツール「TACT SEO」の開発リーダーを任せてもらいました。
初期投資を1億円ほどかけた大きなプロダクトだったのですが、そこまで変なプレッシャーを感じることなく、伸び伸びとチャレンジさせてもらいました。年齢や肩書きに関係なく、若い年次の私に任せてもらえたことは非常に嬉しかったですね。
ーーでは、魅力の2つ目は何でしょうか?
2つ目は、ジェネラリスト的な働き方ができたことです。
当時のウィルゲートはそこまで組織が固まっておらず、現在ほど分業も進んでいなかったので、少ないメンバーで数多くの業務を担っていく必要がありました。そのため開発やカスタマーサポート、営業、マーケティング、企画など様々な業務に携わることになりました。ゼロイチで事業を作る時に色々な仕事に接したことで、かなり幅広い知識が身についたと考えています。その経験があったことで、現在の業務でも俯瞰して物事を判断できるようになりましたね。
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「何となく」という考えを取っ払う
ーーお仕事をされる中で心がけていることや意識していることはありますか?
意識していることは色々とありますが、その中でも『「何となく」という考えは取っ払う』ということは強く意識しています。正直、結果が予想できないシチュエーションも多いと思いますが、見切り発車で「何となく」始めてしまうと8、9割は失敗してしまいます。
できるだけ成功確率が高くなるように、徹底的に情報収集を行い、論理的に答えが出せる部分まで考え抜きます。「何となく」ではなく、自分の中で考えを煮詰めてから物事を進めるようにしています。
ーーたしかに「何となく」始めてしまうことって多いかもしれませんね…。その他に意識していることはありますか?
「ゼロベース思考」で物事を判断するというのは意識しています。今までやってきた方法は必ずしも正しいとは思っていなくて、前提が間違っている可能性もあります。なので、前提を疑い、どういう状態があるべき姿なのかということから逆算して考えるようにしています。
ウィルゲートには『WinG』(https://www.willgate.co.jp/career/wing/)と呼ばれる行動指針があります。その中の「当たり前に感謝し、“アタリマエ”を疑う」「成果から逆算する」という2つが、自分自身、新卒で入社したこともあり、普段の行動にこの考え方が沁みついているんだなと思います(笑)
組織全体を底上げすることで、組織のパフォーマンスを最大化する
ーー前提を疑うことはたしかに重要ですね!次に、入社してからのご自身の変化や成長を感じられている部分はありますか?
スキル面では、SEOを中心にして、BtoBのマーケティングに関する知識や専門性が身についたと考えています。自社サービス事業を伸ばしていくという立場で多くの経験を積み、企画の部分から組織を動かしていくことを幅広く経験できたのは良かったと感じています。
ーースキル面以外の部分で、何か変化を感じていることはありますか?
マネージャーとなり、チームで協力することで組織のパフォーマンスを最大化させることを目指すようになりました。若い時は自分のスキルをいかに上げるかっていうことばかり考えていた気がするので、そこは明確に変わった部分ですね。ある部分の出力を最大化するよりも、全体を底上げすることで組織のパフォーマンスを最大化させたいと考えています。
ーーマネージャーになって考え方が大幅に変わったんですね!これからウィルゲートをどんな組織にしていきたいですか?
事業間でスムーズな連携ができる組織を作っていく必要があると考えています。ウィルゲートではベンチャー企業をメインターゲットにした成長支援サービスをいくつも提供していますが、今はそれぞれのサービスを立ち上げてようやく軌道に乗り始めたというフェーズで、まだまだ部署間がバラバラに動いてしまっている部分があります。ウィルゲート全体でお客様の課題を解決に導いていけるような組織を目指していきたいです。
若い人たちが伸び伸びと成長できる組織を目指したい
ーー最後に、筧さんの『will』を教えてください。
私の『will』は「一人ひとり(特に若い世代)が伸び伸びと個性を発揮し、成長し続けられるフラットな文化・組織を作る」ことです。
日本の社会って「こうしなきゃいけない」「こうあるべきだ」っていう踏襲主義や年功序列っぽい価値観がまだ残っていると思うんですよね。そういった古い慣習のせいで若い人たちがチャレンジする機会が奪われてしまっていることがよくあります。
世の中には、色んなことにチャレンジできる場所が必要だと感じていて、そのうちの一つがウィルゲートであれば良いなと思っています。これからも若い人たちが熱量を持って取り組むことが評価される、そんな組織を目指していきたいです。
ーー色々とお話を聞かせていただき、ありがとうございました!
(取材・文/小町 編集/渡邉 撮影/川口)
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