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UPSIDERへの思い
私自身、就活をするまでキャリアへのこだわりがなく、数学が比較的好きで、手に職をつけようと目指し始めた経理の仕事。経理の仕事は自分にあっていて、経験を重ねるほどに、事業に貢献しながら価値を出す重要な役割であると身に沁みて実感している一方、新しい経理のイメージを作っていきたいと思っています。
今は自分自身が挑戦者として、「挑戦者を支える世界的な金融プラットフォームを創る」という熱いミッションをもつUPSIDERの一員として、挑戦や変化を楽しみたいですね!
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UPSIDERで働く人を紹介する『Who we are』シリーズ。
今回語ってくれたのは、2024年3月にAccountingチームに参画した岩田サレ理恵(以下、Rie)さん。
1社目でIAU税理士法人に入所し10年間、税務補助の実務経験を重ね、その後心機一転IT系スタートアップである株式会社WACUL(以下、WACUL)に参画。
経理の立ち上げを経験したのちにロボティクスサービスを提供するスタートアップである株式会社センシンロボティクス(以下、センシンロボティクス)に参画しました。
「新しい経理像を作りたい」という彼女のこれまでと今後の挑戦について話を伺いました。
「人とは違うことがしたい」学校で鍛えられたチャレンジャーマインド
ーーこれまでの経歴を含めて、簡単な自己紹介をお願いします。
はじめまして。2024年3月にAccountingチームにジョインしました岩田サレです!
キャリアとしては、1社目でIAU税理士法人に入所しまして、IAUではおよそ10年間、法人・個人の確定申告や、年末調整、税務調査対応等の実務業務に従事し、基礎を身につけることができました。
その後心機一転、IT系スタートアップであるWACULに転職し、経理の立ち上げや事業管理を経験。この時期に、フランス人の夫と結婚し、娘と息子を2歳差で出産しました。2回の出産後は時短で復職しました。
その後、フルタイムで働ける環境を求め、フルリモート・フルフレックスを導入していたロボティクスサービスを提供するスタートアップであるセンシンロボティクスへ参画。3年間で経理業務の運用構築や効率化、DX化、開示業務、監査対応等に従事しました。そして新たな環境を求め転職活動をしている中、UPSIDERに出会いました。UPSIDERでは経理チームの一員として業務に従事しています。今日はよろしくお願いします!
ーーRieさんは「人と違うことをしたい、挑戦を続けたい」と語っていらっしゃるのが印象的でした。原体験はあるのでしょうか?
そうですね。幼少期の経験と母との関わりが関係しているのではないかと思います。
幼い頃は北海道の札幌ですごしました。
山の中にあるのびのび教育をモットーとしている幼稚園に通い、沢登りをしたり、カエルの卵を取って育てたり、冬は雪のかまくらを作り、中でお餅を焼いて食べたりとかなりワイルドな遊びをして育ちました。振り返ってみると、人と違うことをすると褒めるという母でしたので、人と違うことをしようとするマインドが、この頃から培われましたね。
その後東京に引越し、吉祥寺にある成蹊学園に小学校から大学まで通いました。
スパルタ教育な一面もありました。山登り(3000m越)や遠泳(海で3km)など、気合・根性・体力をつけることができるアクティブなイベントが多くあったんです。
生きる力とストレス耐性を鍛えられました。
小さい頃から超現実主義であると自覚していて、幼いながらに「将来はこのような職業につきたい」といった夢がなく、将来の夢を書く作文は何も書けずに困ってしまうような子供でした。大学3年で就職活動を始めたたのですが、その頃もやりたい職業が見つけられず、悩みました。「大企業のOLをやるのは、人とは違うことをやりたい自分にとっては『らしくない』のでは」と考え、理系ではなかったものの、数学は好きだったこと、そしてどこの会社・業種にも必要である「会計」に携われば一生職を失うことはないであろうと思い立ち、会計の勉強を始め、それを職としてキャリアを積んできました。
優秀な仲間に囲まれ、切磋琢磨し駆け抜けた日々
ーー1社目の税理士法人ではどのような経験を積まれたのでしょうか。
1社目に所属していた税理法人は20人ほどの規模で、所長の家族も社員で所属しているようなファミリー企業でした。
町の洋服屋や、お寿司屋、広告代理店等の中小企業の日々の帳簿付けから年度決算までを1人制で行いました。多い時で年25社ほど担当していました。労務や登記にも携わりました。実務を学びながら色々な業種を垣間見られることが興味深かったです。
毎年社員旅行に連れて行って頂いたりと社内の居心地も非常によく、気が付けば10年間、走り抜けていました。
ふと立ち止まり「果たして定年までここにいるのが自分のキャリアにとって最善なのか」と改めて考えてみたときに、居心地のいい環境に後ろ髪をひかれながらも、「外の世界も見てみたい!」と転職を決意しました。
最初の転職ではこれまで培ってきた経理の経験を活かし貢献したいという気持ちから「事業会社での経理になりたい」と方針を立て転職先を検討しました。そこでWACULとご縁があり入社することにしました。
今まではコンサバティブな社風の組織に所属していたこともあり、正直にいえば「スタートアップって不安だな・・・」という気持ちを抱いていて。担当して下さったエージェントの方が「岩田さんに合っていると思う」と背中を押していただき、思い切ってスタートアップへ飛び込んでみましたね。
ーー心機一転挑戦をした初めてのスタートアップはいかがでしたか?
WACULは、優秀かつ年齢の若いメンバーに囲まれ、事業の動きや意思決定が早く、柔軟さ・勢いがあり、私に取ってすべてが新鮮に映りました。
会社全体が、「合理性があれば既存のルールに縛られる必要はなく、むしろさらに合理的なことを見つけたらルールを作り変えていきましょう」という姿勢でした。
一人目経理として経理部門の立ち上げをはじめ、仕組み作りを進め、参画当初は労務や庶務など、幅広い業務領域を担当しました。ほぼゼロから屋台骨を作ったので、ルーティンワークではなく、クリエイティブな仕事ができ、非常にやりがいがありましたね。
この時期に人生の転機が訪れ、当時お付き合いしていた方と国際結婚をしました。
結婚と同時に妊娠が分かり、喜びもあった一方で、産休の前例がまだない若い会社で「この先どうしよう・・」と不安も感じました。
そのような不安を抱えていた最中、上司に妊娠を伝えたら「ぜひパイオニアになって欲しい!」と言葉をかけていただき心底ほっとしたことを今でも覚えています。
早急に産休・育休など妊娠・子育てのに関する制度等を整え、安心して出産直前まで働き、出産、育休に臨めました。
そして、1人目を産んでから半年で時短勤務で復職し、さらに2年勤務し、また2人目の出産をしました。2人目出産後も半年後に時短で復職しました。
この頃は新型コロナウィルスが流行する前で、会社としてリモートワーク制度も採用していたものの、まだ積極的に行っている状態ではありませんでした。週1回程度のリモートワークが可能でも、子供の保育園への送り迎えを考えると、当時は時短勤務という選択肢しかなく......。
その後少し子育てが落ち着き、「フルタイムで働きたい」と思いが芽生え、転職をすることを決めました。
ーー「フルタイムに戻りたい」と次に出会った職場はどういったところでしたか?
転職活動をするにあたって、小さい子供がいてもフルタイムで働ける環境を求め、ご縁があったのがセンシンロボティクスでした。産業用ドローンをはじめとするロボティクスサービスを提供している会社で、最先端のテクノロジーで社会に貢献している、というのも決め手になった大きな理由でした。
いざ業務を始めてみると、出社する時間も惜しまれるくらい目まぐるしい状況でしたが、当初の希望通り、フルタイム・フルリモート・フルフレックスでしたので、24時間を仕事とプライベートの両方に振り分けて、思い切り没頭できましたね。
経理業務の整理・構築・DX化、月次決算の早期化、開示業務、監査対応など、さまざまな経験を積みました。
誇れる成果を出せたのは、経費精算WFシステムを導入をしたことですね。
原価計算を精緻化するためにWFシステムを入れ替える必要があり、当時情シス担当が不在で、自分自身で設定・構築、さらには社内展開用の使用マニュアルを作成しました。
ITに強い方ではないと自覚しており、「設定や構築なんて出来ないよ・・」と当初は涙を堪えながらサービス提供会社のご担当者の方に助けてもらい、マニュアルを読み込み、なんとか整えることができました。実際に経費精算WFシステムの運用を開始し、社内に浸透・定着していくのを実感したときの感動は大きかったですね。
優秀な同僚にも恵まれ、お互い切磋琢磨しながら、人生の中でワーキングハイ的なものを知った3年でした。やりがいに満ち溢れる日々でしたが、毎日忙しくなるなかで、ふとワークライフバランスを考え、私の思う理想の状況ではないなと気づき、転職を決意しました。
UPSIDERで変化を楽しみながら「新しい経理像」を作っていきたい
ーーUPSIDERでの選考体験を教えてください。
エージェントさまから紹介頂いた複数の企業の中にUPSIDERの名前があり、前職で法人カード「UPSIDER」のユーザーでもあったため、すぐに興味が湧きましたね。
前職当時、UPSIDERを導入したときのGrowth Partnerメンバーの対応や、審査が早かった点も好印象で、勢いのある会社だなと感じていました。
また、利用限度額を非常に大きく設定してもらえたので、「なぜ利用限度額をこれほどに大きく設定してもらえたんだろうか」と不思議でもあり興味がありました。