【離職率が0%の会社 Part2】
「株は、本質的に、価値が低いときにかって、価値を高くして売るのが良い」からです。(むしろ、右肩上がりの業界に入っても、埋もれるだけです)
そもそも、「学習塾」という業界自体は、「ものすごく浸透している」業界です。多くの人が「塾に通う」というものが選択肢としてあり、もはや社会インフラの一つになっています。
しかし、あまりに未成熟というか、逆に熟れすぎているのか、
「労働環境としては無茶苦茶な状態」なのですから、
「ああ、この業界は結構簡単に勝てるぞ」
と若い坪田青年は思ったのです。
だからこそ、「業界の常識」に染まってはダメだと思い、これまでほとんど塾業界の方との接点がありませんでした。(仲良くしても意味ないし、むしろ変な同調圧力が来そうだなと思って)
そこで、思いました、
基本的に「土曜・日曜・祝日」をお休みにしようと。
お盆休みも一週間以上あるし、年末年始も30日から1月3日までお休みにしよう。
だって、「子どもが好き」で塾の講師になったのに、平日は夕方から夜まで仕事をして、土日祝日もなく、年末年始も忙しいとか、「え? 自分の子どもとは接することができない」なんて本末転倒も甚だしいじゃないですか。
しかも、それこそ、「人生っていうのは、辛いんだ。仕事は大変なんだ」なんてわけのわからないことを子供達に言いかねないですからね(笑)
もちろん、最初は、親御さんから言われましたよ。
「なんで、土日にやらないんですか?!」とか、「年末年始の一番不安な時期に、なんで!」とか。
たくさんお叱りを受けました。
「いや、長期的に見て、絶対そのほうが先生たちの習熟度も上がるし、卒塾してからもずーっとお子さんが頼りにできる存在になり続けられるし、オンとオフをしっかり分けられる人に指導してもらったほうが良い。もっと言うと、働いている人が幸せじゃない組織で学ぶなんてありえない。」
という信念のもと、それがわかっていただけなければ、どうぞ他の塾があるので行ってください!と言ってきました。
僕は、「お客様が神様」なんて、これっぽっちも思っていません。
どっちが上とか下とかじゃない。
先輩とか後輩とかも糞食らえだと思っています。
みんな対等です。
(そういう意味では、先生は偉くあるべきだとも思っていません)
対等に、協力しあって、世の中をよりよくしていこうとする仲間として、
サービスを提供したり受けたりするだけの話だと思っています。
そういう想いに共感してくれて、「なるほど」となってくれる人が
社員になるので、離職率が低いのかなと考えています。
もちろん、休みの部分だけじゃなく、他の点に関しても、
ソリューションを提案しているので、興味がある方は是非面接に来てください。
僕は、塾業界って、斜陽産業だし、定着率も悪いし、「微妙」だと思っていますが、だからこそ、「大きな改革」をできる余地があるし、それで成功すれば、ものすごく大きなインパクトになると思っています。
うちの会社は、「楽な会社」ではないと思います。
だけど、プロになる環境と方法論、ヴィジョンと、やりがいと、素敵な仲間はいます。