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“わからないからこそ、行動する” 普通の大学生だった彼が、マーケティング責任者になるまで。

「マーケティングをやりたい」漠然とそう思っている学生の皆さんへ。

今回は、現役学生かつマーケティング責任者を務める杉谷拓哉さんにインタビューしました。

「普通の大学生」から「マーケティング責任者」になるまでの道のり、価値観、大切にしている想い・・・などなど、ビジネスの場で活躍する彼の生き様に迫ります!!

ー自己紹介をお願いいたします!

杉谷拓哉です!

慶應義塾大学理工学部4年生です。現在は株式会社TOMAPでマーケティング部の責任者としてお仕事させていただいています。

趣味はアニメ鑑賞で、最近は「僕のヒーローアカデミア」にハマってます。

簡単解説:「僕のヒーローアカデミア」は、週刊少年ジャンプにて連載中の漫画作品。誰もが何かしらの超常能力・"個性"を持つようになった世界のお話。

ちなみに、僕の個性は「ウザウザ」です。

見てくださいこのサムネイル画像。ウザくないですか? きっと、今この記事を読んでいる9割が、この画像のおかげで集まってきてくれています。

こういうことを考えるのがマーケティングです。

今日はよろしくお願いいたします!(笑)



ーよろしくお願いいたします!(笑)今回は、マーケティングに興味がある学生さんに読まれる記事なので、マーケティングについてたくさん教えてください!

わかりました!じゃあ今からめちゃくちゃ真面目な話をしますね(笑)。

まず、マーケティングとは、事業の利益を最大化させる仕事です。

ビジネスの根本は「つくること」と「売ること」に分けられますが、サービスを「売る」ためには、マーケティングとセールスの二つの力が必要なので、会社を成長させていく上で重要な仕事になります。


ーなるほど。杉谷さんは具体的にどのような仕事をされているのでしょうか。

僕は、広告運用〜事業戦略まで幅広く担当させていただいています。最近は人事部としての業務も兼任しています。

実はマーケティングって、いっぱい種類があるんです。

その中でもわかりやすい広告運用についてお話しすると、広告運用とは

運用する広告を作成する→広告を運用する→運用して得られたデータを分析する→結果から改善する方向性を決定する→運用する広告を作成する・・・

の繰り返しをしています。いわゆるPDCAサイクルというものです。

今までの成果でいうと、新規事業立ち上げ当初の目標を1000%上回っています。

例えるなら、20人分の働きをマーケティング部のたった2人で生み出している感じです!


ー会社の要になるような存在ですね!なぜそこまで理想的な動きができているのでしょうか。

ありがたいことに、周りのメンバーのおかげだと感じています。

全く別の環境で、別のメンバーと今チャレンジしていることに取り組んだら、きっと同じ成果は出ていません。今この会社で、みんなで協力して取り組んだからこそ、現状があると思います。

それに、ただマーケティングの知識があるだけでは、成果を出すことはできません。


ーそうなんですか!?具体的に何が必要になってくるのでしょうか?

例えば、広告を作成するためには、マーケティングスキルだけでなくライティングスキルやデザインスキルもすごく重要な要素になってきます。スキル以外にも、広告を運用するためのお金が必要なので、その元手となるお金を作ってくれている部署の力も必要です。

立ち上げ初期は、僕自身ライティングのノウハウは一切なく、メディア事業部や、広報部の力を借りて「ペルソナに刺さるライティング」を突き詰めることが非常に重要でした。また、「クリックされやすいデザインとはどういうものか」をMMC.(デザイナー部署)と相談しながら広告を作っていったり、数値を管理するための仕組みをエンジニア部署の力を借りて整えていったりと・・・

とにかくすべての人たちのおかげで、僕等マーケティング部の仕事は成り立っているんだっていつも感じています。


“成果を出し続ける人になるために” 営業活動を通して学んだこと



ー素敵な環境ですね。今現在、成長率の高い会社を支える軸となって活躍している杉谷さんですが、マーケティングに関しては元々学んでいたり得意だったのでしょうか。

知識も全くなく、ただ普通の大学生をしていました。

いや、普通よりは少し変わっていたかもしれません。変わり者で、プライドが高くて、とにかく生意気でした。

今思えばすごーーーーーく嫌なやつだなって思います(笑笑)。

でもその後、自分自身と深く向き合う時期があったおかげで、今の成果に繋がっていると確信しています。

その時期と言うのが、TOMAPで営業の長期インターンをしていたときです。

最初にTOMAPに入社したのは大学2年生の9月で、当初は営業部のインターン生でした。その頃は超生意気で、関さん(当時の営業部長)の言うことは全然聞かない、関さんに口ごたえする、でもう問題児でした(笑)。そんな僕でも向き合ってくれた関さんを初めとした当時のメンバーには本当に感謝しています。

大前提、営業職の本質は、「お客様をより良い未来に導く」だったりとか、「お客様の根本的な課題解決のお手伝いをする」ことだと思っています。

そのためには、お客様と本気で向き合う必要があるし、全力で寄り添う必要があります。

ですが、当時の僕は営業の本質を体現できるほどの人間力は持ち合わせていませんでした。なので、営業職のより深みに到達するためには、自分自身を根本から変える必要があると気付いたんです。


そこが僕の転機になりました。

営業の本質を学び、お客様と心の底から向き合う中で、自分自身を見つめ直し、磨いていく。自分と向き合い続けていく中で、ビジネスマンとしての基盤ができたし、1人の人間としてもすごく成長したと感じています。

営業活動を通して僕がすごく感じたのは、「成果を出し続ける人材になるための基盤ができる」ということです。どんな仕事をやるにしても、人としての基盤がとても重要だと考えていて、営業はまさにその基盤磨きにとても適していると感じます。

基盤がないところに積み木をしてもうまく積み上がらないし、すぐに崩れてしまう。

マーケティングをやるにしても、人事をやるにしても、この営業職を通して身についた基盤は非常に重要になってきます。

だからこそ、僕が今こうしてマーケティング部で成果が出ていることや、人事領域に携われていることも、他の経験に応用できるような基盤が出来上がったからだと感じています。

まず人としての強い基盤を築けるのが営業活動であり、すべてのビジネスマンに必要なスキルだと思っています。


マーケティングは手段。考えるべきは「自分はどうなりたいか」



-営業インターンで培ったものが、今の杉谷さんに活きているんですね。学生の間では、マーケティングという職種がすごく人気ですが、杉谷さんも将来的にマーケティングをやりたいと思ってインターンに専念していたのですか?

全く考えていなかったです!

僕の場合は、自分の理想の姿を目指していく過程で、営業インターンがあって、その先にマーケティングがあっただけなので、マーケティングをやるために何か取り組んだことは一つもないです。

そもそも、マーケティングは会社をより成長させるための手段の一つにしかすぎないので、マーケティング職に就きたいというのは手段と目的が入れ替わってしまっていると思うんですよね。

学生さんって、漠然とマーケティングをやりたいって思っている人が多いと思います。

かっこいいから、稼げそうだから、なんか凄そうだから・・・色々理由はあると思うんですけど、僕はそれに囚われてほしくないと思っています。

何よりも重要なのは、手段に囚われず目的を達成するためにひとつのことをやり切ること。

その手段がたまたま僕にとっては営業であり、マーケティングだっただけです。

だから極論、どんな職業に就いても良いと思います!どの職業を選ぶかよりも、自分がどうなりたいかという目的の方が大切だと思っています。


-最後に、この記事を読んでいる学生さんにメッセージをお願いします。

世の中にはいろんな職種がありすぎて、自分がどんな仕事をしたいかわからないって悩んでいる学生のみなさん。

手段に囚われることなく、まずは思い切って飛び込んでみてください!

僕も最初は何もわからず、勢いでビジネスの世界に飛び込みました。

そして今となっては、偉そうにマーケティングについてお話しさせてもらってます(笑)。

わからないからこそ、行動する。

この記事を読み終えたこの瞬間から、何か新しい行動を起こしてみてほしいです。

TOMAPも今インターン生を募集しているので、もし気になっていたら一度お話しに来てください!


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