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33兆円規模の未知なる市場。日常の健康課題に挑戦する理由。

初めまして。株式会社TENTIAL代表の中西(@yu_isbznd4)です。 TENTIALは新たに資金調達を実施させていただきました。
本記事では、TENTIALが見据える新たな市場や、今後の成長についてお話させていただきます。

ウェルネスからヘルスケアカンパニーへ

TENTIALは現在、日常生活のコンディショニングを支える商品を提供しています。浮き指にアプローチする機能性インソールや、血流促進が期待できるリカバリーウェアなど、私たちの製品はトップアスリートをはじめ、多くの一般生活者の皆様に愛用いただいています。

アスリートやドクターをはじめとするプロフェッショナル、専門家の皆様はもちろん、多くのお客様からフィードバックをいただいており、製品の需要が高まっていることを実感しています。今後、製品の品質向上や新たな製品の開発に取り組むにあたり、アカデミックなアプローチを進めています。実例として、【リカバリーウェア「BAKUNE」が睡眠構造に与える影響についての生理学的研究】を早稲田大学と共同研究を進めるなど、製品の効果や安全性を科学的に検証し、それをもとにアウトカムを出すことを目指すことで、お客様にとってより信頼性の高い製品を提供することに引き続き注力しています。

さらに、大学や法人との研究を通じた、健康経営に関連するサービスなどのBtoB、保険など行政や自治体との連携など、ヘルスケア分野に拡大する予定です。ウェルネスに留まらず、ヘルスケアカンパニーとして、社会全体の健康に貢献することへ取り組んでいきます。

見過ごされる「健康上の不調」という社会課題

TENTIALが向き合う社会課題は、現代社会に生きる多くの人々が抱える健康問題です。2022年の日本リカバリー協会の調査によると(休養・抗疲労白書2022)、日本の働く世代(20-79歳)約9,300万人のうち、なんと78.1%の人が疲れていると回答しており、頭痛、首・肩凝り、腰痛を抱える人々はそれぞれ13.4%、29.9%、24.5%にも達すると報告されています。また、日本国民の6割以上が何かしらの睡眠課題を抱えており(株式会社mitorizの調査(2022))、約7割が足の悩みやトラブルがあるという報告があります(日MyVoiceの調査(2018))。このことから、日本人の大多数(おそらくほぼすべての人)が何かしらの健康上の不調を感じていることは、容易に推察できるかと思います。

こうした明確な「疾患」に至っていない健康上の不調は、毎日忙しく過ごす多くのビジネスマンをはじめ多くの人々にとって、重要なことであることは理解しているものの、優先順位が上がらずに、多くの場合見過ごされてしまっています。実はこれが、現代社会における大きな社会課題の引き金となってしまっています。これら健康上の不調は、生産性の低下を招き(=プレゼンティーズム)、試算によると、日本全体で年間約19兆円の経済損失をもたらしています(medicom(2021))。さらに、こうした小さな健康上の不調の積み重ねが生活習慣病等の原因となり、より大きな疾患を引き起こす要因になっています。

世界にさきがけて超高齢化社会に突入している日本では、国民の医療費は年々増大しており、2020年時点で医療費は43兆円(厚労省2020年_A)、介護費は11兆円(厚生労働省2020年_B)まで膨れ上がっており、日本社会を圧迫しています。こうした背景から、日本政府は「一次予防」の重要性を引き上げていく考えに移行しており、病気になる前の段階から生活習慣を見直す健康保持・増進を広めることで、健康寿命を延伸を進めています。
TENTIALは、こうした社会課題に対して、「コンディショニング」を生活に取り入れるアプローチをしています。アスリートやドクター等のプロフェッショナル、専門家の知見やノウハウを、日常の生活の中で簡単に取り入れることができる機能性商品に落とし込む。24時間365日TENTIALの製品を使うことで、生活の中で身体がコンディショニングされ、心も前向きになり、誰しもが挑戦を続けられることで、ポテンシャルを発揮できる社会を目指しています。コンディショニングが社会に浸透することで、結果として疾患の予防や未病対策に繋がり、健康寿命の延伸に貢献してくことを目指してます。

“スポーツ起点”で資本市場を勝ち上がるために

私自身、高校3年生の夏、心疾患を煩い入院したことがあります。幸い大事には至らなかったのですが、「人よりも長くは生きられないかもしれない」と、初めて「死」を自分ごとに捉えることのできた期間でした。その時、同じ病棟にいる高齢者の多くが、生活習慣により命を落としているのを目の当たりにしました。この体験がきっかけで、健康であることの価値を再認識しました。また、プロサッカー選手を目指していたこともあり、スポーツで培った経験を無駄にせず、社会に価値ある形に変換させていきたいという想いも根底にあります。そこから、プログラミングを学び、リクルートを経て、2018年2月にTENTIALを創業しました。

TENTIALを創業してから現在に至るまで、スポーツやウェルネスはスケールしない、マネタイズできない、上場は夢物語だ、ビジネスとして魅力がないというアドバイスを数え切れないほど頂きました。もちろん、大きなロマン(ミッション・ビジョン)を掲げることは誰にでもできると思っています。だからこそ、資本主義のルールを理解し、ソロバン(成果)を出し、ビジネスの世界で正しく勝ち続けることが必要だと考えています。そのためにも、勝ち続けられる市場や事業/収益構造なのか、組織や文化を築けているのか、頑張りが報われるためにも、日々強く意識しています。

TENTIALで健康に前向きな社会を創りませんか?

TENTIALには「健康に前向きな社会を創り、人類のポテンシャルを引き出す。」というミッションがあります。現在は、1stビジョンである「身体を充電するツールで、挑戦する人を支え続ける。」にフォーカスし、事業を進めています。

更なる成長が見込まれるポテンシャルあるマーケットに、大きな社会意義のある事業。同じ想いを持った優秀なメンバーと、社外に多数のメンターが存在するTENTIALには、大きな裁量と成長環境が用意されています。評価制度が初期から設計されており、成果に応じてグレードや報酬改定もダイナミックに行われています。また、役割や役職も流動的で、キャリアを諦めることなく、名だたる企業よりも大きな成長機会を得られると考えています。

まだ60名程度の組織ですが、今後100名-300名-1000名と事業も組織も成長していく中で、未来の中核を担えるメンバーを募集しています。

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