「一度きりの人生、後悔はしたくない。かつて断念した起業に挑戦します！」

そう力強く語るのは、昨年11月にTeam Energy株式会社（以下Team Energy）に参画した島田 裕之さん。

島田さんは大手飲食系企業にて、国内新規事業の企画責任者や、東南アジア地域事業の運営管理責任者などを歴任し、事業の黒字化や過去最高収益の達成を行うなどして活躍していました。

しかし、50歳の節目に、Team Energyという場で「ゼロから起業し、社長になる」という挑戦に踏み切った島田さん。

島田さんはなぜ起業し、社長として新たな一歩を踏み出す決意をしたのか。
そして、なぜその場としてTeam Energyを選んだのか。

島田さんの挑戦に迫ります。

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［インタビュー］2024年1月
［執筆・校正］株式会社ストーリーテラーズ　平澤歩
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かつて断念した「起業」への再挑戦

島田さんは大学卒業後、新卒で大手居酒屋チェーンに就職。

一般社員から店長、エリアマネージャー、新業態の立ち上げ担当者とステップを踏み、商品企画責任者に。2008年には香港に駐在し、海外事業部の商品企画責任者となりました。

そして2011年、台湾支社の社長に就任。就任時、売上は赤字続きで退職者も後を絶たないという大きな課題を抱えた状態から、わずか2年で過去最高収益を達成、離職率も大幅に下げることに成功。その実績を評価され、2014年度のNo.1社員として表彰されました。

この社長経験をもとに新たな挑戦をすべく、台湾で起業したいと考えた島田さん。
しかし当時、子供がまだ小さく、家族の生活を考慮し、起業は断念。

その後、島田さんは帰国し、2015年に大手飲食系企業に転職。前職での経験を活かし、国内新規事業の企画責任者や、東南アジア地域事業の運営管理責任者を務め、事業の黒字化や過去最高収益の達成に寄与しました。

「仕事は順調、お給料やお休みもしっかりいただける、安定した環境でした。しかし、私は本来、どんどん新しいことに挑戦し、常に変化を求める性格。

50歳という節目の年を目前に、『一度きりの人生、このままでよいのだろうか…』と考えるようになりました」

そんな中、頭をよぎったのは、かつて抱いていた「起業」という夢。

もしこれ以上この会社にいれば、居心地の良い環境に甘んじて、夢に挑戦する気持ちを失ってしまうかもしれない。

「挑戦するのであれば、年齢的にも最後のチャンスだと思いました。
一度きりの人生、挑戦せずに後悔だけはしたくない。そう思い、退職し、起業する決断をしました」

Team Energyで社長をめざす理由

こうして起業へと踏み出した島田さん。せっかく新しいチャレンジを行うのであれば、前職までの縁を活かすのではなく、一から顧客づくりを行いたいと考えました。

そして、まずは今までの経験を活かし、フリーランスの飲食経営のコンサルタントとして活動して顧客づくりを行うべく、フリーランスワーカーの登録サイトやWantedlyで企業を探しました。

「20社ほど応募し、何社も面接を重ねる中で、Team Energyの『社長をつくる』というフレーズが斬新で、妙に気になりました。

そして、オンライン面談を受けたところ、『直接、顧問陣や社長たちと会ってみませんか』という提案をもらい、直近で開催される懇親会に参加することに。

直接話をしてみると、Team Energy創業者の中村さんや社長の田中さんのエネルギー溢れる人柄に惹かれ、『この会社、面白そう！』と思いました。

また、20代・30代と自分より若い世代の社長が多く、50歳の自分が溶け込めるのか不安がありましたが、皆さん年齢関係なく丁寧にお話してくれました。むしろ、若い社長たちのチャレンジングで前向きな姿勢に、自分もポジティブな影響が受けられそうだと感じたのです」

実際に顧問陣や社長たちと会ったことでTeam Energyの魅力を再認識し、参画を決めた島田さん。具体的に、どのような事業の会社を設立する予定なのでしょうか。

「長年の経験を活かすことのできる、飲食業のコンサルタントや、経営状況がふるわない飲食業企業の経営立て直しなどをメイン事業として行う会社を設立する予定です。

事業内容についても、自分の得意なことや経験が活きることをどのような事業に落とし込むか、Team Energyの顧問陣が相談に乗ってくれ、一緒にアイデアを練ってくれるので、初めての起業でも心強い環境だと感じています」

日本、そして海外への事業展開をめざして

現在は会社の設立に向けて、顧問陣からフォローを受けながら、着々と準備を進めている島田さん。社長としての一歩を踏み出そうとしている今、今後の目標をお伺いしました。

「まずは、会社のメインとなる事業を一刻も早く軌道にのせて、それを皮切りに事業を拡大していきたいです。

そして、日本での事業がうまく回りだしたら、やはり今までの経験を活かして、海外の飲食業にもサービス展開していきたいです！」

人生の節目を迎え、「起業」というかつて抱いていた夢への挑戦を決めた島田さん。
これからの活躍に大いに期待したいですね！