なにをやっているのか
「藻」を食用する文化を作っています。藻は人々の健康を支え、地球環境にダメージの少ない方法でたんぱく質を供給することにつながります。タベルモのミッションは、未来の食文化を築くことです。タンパク質を最も効率的に生産できるスピルリナという藻の品種の、大量かつ新鮮な栽培方法を開発、生産し、フードテック企業として日常的に取り入れられる様々な食品開発を進めています。
現在販売している「タベルモ」は国内唯一の生食タイプのスピルリナです。独自の培養技術と急速冷凍技術により、スーパーフードの王様と言われている藻、スピルリナの生食を実現しました。乾燥・粉末タイプだと失われてしまう栄養価を余すことなく取り入れることができるため高い健康効果を持つ新時代の食品です。栄養を損なわないこととともに、「生」スピルリナの利点は、無味無臭であること。スピルリナは熱を加えると独特な匂いが発生しますが、「生」なら無味無臭。さまざまな食べ方を楽しむことができます。そんなタベルモの特長を最大限に生かした商品「タベルモ フローズン デザート」は、さっぱり+リッチな味わいで、罪悪感なく楽しみながら栄養補給できるアイスです。
なぜやるのか
将来の人口は2050年には97億人にも上ると推計され、途上国のGDP増加によって食肉の消費量も増加傾向です。これによって、世界のタンパク質消費量は年間4.7億トンから7.5億トンに上昇し、タンパク質クライシスと呼ばれる食料不足が2030年ごろから世界的に顕在化すと予測されています。食肉市場は世界的に120兆円の市場があり10〜20%が植物性に置き換わると予想され投資が相次いでおり、中長期的にはスピルリナタンパク質と食品加工によってこの市場を狙っています。