1
/
5

毎日がバカンス気分?海外&離島へ移住したフリーランスの夏【ワーケーション体験記③】

いつか、海外旅行をしたい。いつか、離島でのんびり休暇を過ごしたい。そんな思いを抱きつつ、まとまった休みをとれず「いつか」と実行を先送りにしている人もいるかもしれません。

それならいっそのこと、現地に住んでしまえば観光し放題。「ちょっとそこまで」の気分で海外旅行や離島観光を楽しめます。

HELP YOU(※1)メンバーのワーケーション体験記を紹介する特集の第3回では、海外移住&離島移住をした2人が登場。フルリモートワークをしながら、現地での日常やバカンスを満喫する様子をレポートしました。

▶︎ パソコン一台で海外でも離島でも働ける!HELP YOUはこちら

※1 オンラインアウトソーシング「HELP YOU」は在宅でインターネットを活用し、業務サポートを行うサービス。

目次

  • フルリモートワークの合間に島観光──奄美大島
  • 仕事は、少しだけ。海辺のワーケーション──イタリア
  • まとめ

フルリモートワークの合間に島観光──奄美大島

豊田真紀さんは、半年ほど前から奄美大島で暮らすメンバーです。フルリモートで働きながら、普段から島観光を楽しんでいるそう。ワーケーションというより、日常の一部を切り取ったようなレポートです。島暮らしにご興味のある方はぜひご覧ください。

書き手:豊田真紀さん
HELP YOUでの雇用形態:業務委託
HELP YOUでの役割:ライター、データ分析
居住地:奄美大島
旅行先:奄美大島

ふらっとイベントに参加できるのは現地住民ならでは

毎日変わる海の色。思わず車を停めて写真をパシャリ。

青い海、青い空、青々とした木々が広がる山。ここは、九州の最南端、鹿児島県と沖縄県の間にある島、奄美大島です。年間降水量3,000mm、年間平均気温20度以上のこの島は、亜熱帯海洋性気候。1年を通して温暖で降水量が多いので、たくさんの珍しい動植物がいます。聞いたことのない鳥の声が耳に入り、外を眺めれば見たことのない植物がたくさん目に留まります。

海なし県といわれる埼玉県から、3月末この地に降り立った私にとって、奄美大島でフルリモートワークをする生活は、移住から半年ほど経った今でも年中ワーケーションのような気分です。

島内ではたくさんのイベントがあり、予定が合えば足を運ぶ。

2021年7月26日は、奄美大島、徳之島、沖縄県北部、西表島が、世界自然遺産に登録された日(※2)。この日は、奄美大島世界遺産センターのイベントに参加しました。仕事の合間に、観光に行く。それも、ワーケーションの醍醐味ですね。

私は今、HELP YOUで時間を問わず仕事ができているので、島内でイベントがあれば、気軽に遊びに行けるのも嬉しいです。

※2 出典:一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー「新着情報──奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島が世界自然遺産に登録されました!」2024年9月19日閲覧

人混みに入らず花火大会を楽しめる、島暮らしの特権

奄美の花火は距離が近い!

そして、奄美大島に来て驚いたことの一つに、打ち上げ花火との距離があります。周りは海なので、花火との距離が近い! 地域ごとのお祭りでも花火が打ち上がることもあるそうです。

埼玉では、1歳の子どもを連れての花火鑑賞は結構勇気がいりましたが、奄美大島では移動手段が基本的には車なのと、お祭りでも関東ほど混雑はしていなかったので、芝生で寝っ転がって花火を見る、というぜい沢な時間を過ごしました。

大河ドラマ『西郷どん』のオープニングロケ地で夕日を眺める。

奄美大島に移住する以前は、東京西新宿の高層ビルで仕事をしていました。仕事中は目の前に集中するので、どこで仕事をしようともあまり関係がないのかもしれません。

ただ、少し疲れたときなど気晴らしに外を眺めれば、すぐ近くで鳥の声や山の緑、海の青など自然を感じることができます。簡単にリフレッシュできる島の環境はおすすめです。

仕事は、少しだけ。海辺のワーケーション──イタリア

中村紘美さんは、イタリア人のパートナーと結婚し、15年前にイタリアへ移住。現在は、HELP YOUでフリーランス&フルリモートワークの働き方を実践中です。

HELP YOUでは、フリーランスらしく時間にとらわれない働き方ができる一方で、シフト業務で安定収入を得るスタイルも選べます。今回のワーケーションでは、中村さんはシフト業務はお休みして、すき間時間でできる業務のみを旅行先で行いました。

バカンスを楽しむため、どのように仕事を調整したのでしょうか。

書き手:中村紘美さん
HELP YOUでの雇用形態:業務委託
HELP YOUでの役割:ライター、カスタマーサポート、リサーチャー、データ入力事務
居住地:イタリア
旅行先:イタリア トスカーナ州

イタリアの長い夏休み、仕事はどうする?

バケーションのために働いているといえるほど、休暇を大切にするイタリア人。個人差はありますが、一般的に1〜2週間の夏休みを取ります。イタリア在住15年の私も、毎年夏休みを心待ちにしているうちの一人です。

遠浅で穏やかな海は子ども連れにもピッタリ。

HELP YOUにジョインしてから2度目の夏。1年前と比べて担当する業務量が安定し、もう少し稼働時間を増やしたいと思いつつ、夏休み期間の仕事をどうするのかが課題でもあります。そこで、本格的なワーケーションへの足がかりとして、「プチ」ワーケーションに挑戦してみました。

我が家の夏休みは、海の近くで2週間過ごすのが定番です。今年も自宅から400km以上離れた、トスカーナ州の海に行ってきました。滞在先は緑に囲まれたのんびりとした所。時間や曜日の感覚を忘れてしまうほどリラックスできます。

腰が浸かる深さでも、つま先がハッキリ見えるほどの透明度。

シフトはお休み、時間に縛られないリサーチ業務のみ対応

ここ数年は同じアパートを借りていますが、オンラインで仕事をするうえで重大な問題が。それは、インターネット環境が不安定なこと……。建物内にWi-Fiがなく、スマートフォンもほぼ圏外になってしまうため、モバイル経由の接続もスムーズにいきません。安定したインターネット環境を得られるのは、木々に囲まれた裏庭だけ。

大自然に囲まれながらの作業は開放感たっぷり。

こうした不安要素を抱えていたので、実は、夏休み開始前に仕事の調整をしています。メインで担当しているシフト業務については、インターネット環境と作業時間の確保が難しそうだったため、チーム内で相談し、他のメンバーに代わりをお願いすることに。そのおかげで、仕事のことを考えながらも、しっかり休暇を楽しめました。

今回は「プチ」ワーケーションということで、作業量が少なめのリサーチ業務だけでお仕事は終了。喧騒から離れ、見渡す限りの大自然の中で仕事をする。こんな非日常的な働き方ができるのは、フルリモートワークができるHELP YOUならではだと実感しました。

日中とは違った表情を見せるサンセットビーチ。

来年の夏は、3人の子どもと一緒に一時帰国を計画しています。「日本でもワーケーションできそう!」と今からとても楽しみです。

まとめ

イタリアでのワーケーションについては「ちょっとそこまで」の移動距離ではありませんでしたが、日本から渡航することを考えたら近いものですね。ヨーロッパの海や離島で優雅に夏を過ごす様子を見て、少し羨ましくなった方もいるのではないでしょうか。

HELP YOUには、世界各国・全国各地にメンバーがいて、それぞれが距離の壁や時差の壁を越えて協力し合いながらフルリモートで働いています。

海外在住・地方在住の方や、今後移住を考えている方は、ぜひフルリモートで働くことも選択肢の一つに入れてみてはいかがでしょう。

▶︎ 世界各国に仲間がいる、HELP YOUについて詳しく見る

編集/三代知香

株式会社ニットからお誘い
この話題に共感したら、メンバーと話してみませんか?
株式会社ニットでは一緒に働く仲間を募集しています

同じタグの記事

今週のランキング

採用 担当さんにいいねを伝えよう
採用 担当さんや会社があなたに興味を持つかも