1
/
5

気付いたらフリーランスを辞めてSTRACTに入社してた

はじめまして、青木です。
直近2年間はフリーランスとして活動していましたが、今年の1月にPLUGを運営しているSTRACTに入社しました。
この記事はその入社エントリーです。

目次

  • これまで

  • STARCTとの出会い

  • 入社のきっかけ

  • 現在

これまで

新卒ではヤフーに入社し、Yahoo!ショッピングの商品検索周りのシステムリプレイスやPayPay祭などの大規模セールに備えた負荷対策などを担当していました。優秀な先輩方に囲まれ、最初は全然ついていけず必死でしたが、徐々に仕事を任せてもらえるようになり、また全社的にシステムを刷新していくという技術的にチャレンジングなタイミングで入社したので、稀有な経験も積むことができ、充実した日々を送っていたのですが、あるセール時に数時間注文できないというECサイトとしては致命的な障害が発生してしまいました。その時に場当たり的な対策ではなく、日常的な対策が必要なんだなということを痛感し、また当時SREがトレンドになってきていたこと、サービスの質を高めるという活動が自分の性に合っている感覚があったことがきっかけで、SREやインフラ支援を生業としているスタートアップに転職しました。

次の会社では、某社の新規送金サービスのインフラ構築を担当したり、新規案件の商談に出たり、SREイベントに登壇したり、その他細々したことも含め、様々なことを経験させてもらいました。1社目とは業務内容がガラッと変わったのでエンジニアとして幅が広がりましたし、組織がそこまで整っておらず、自分でなんとかしていかないと終わるという状況だったので (案件の話)、タスクを洗い出して優先順位やロードマップを決めて、他のメンバーにアサインしてフォローしてということを勝手にやり、なんとかサービスのリリースに間に合わせるということを経験し、仕事に対する姿勢を矯正する良いきっかけになりました。(ちなみにこの時は切羽詰まりすぎて、連日夢の中でもHCL書いてapplyしてました)
ただ、元々開発畑出身なのでやっぱりモノが作りたいなと気持ちが原点に戻り、またクライアントワークを通して業務委託という契約であったり働き方の解像度が高まり、フリーランスとしてもやっていけそうだなと感じたので、自分で稼働量を調節しながら、空いた時間で自分の作りたいものを作ろうという思惑でフリーランスになりました。

フリーランスになってからは、スタートアップで家族向けのアプリを作ったり、クレカのイシュア側のシステムを新しく作ったり、そのインフラを1人で構築したり、ヤフー時代の同期が起業してプロダクトを作っていたのでそのお手伝いをしたりしてました。空いた時間で作りたいものを考えては作ってみたりもし、毎回「あ〜これは違うな」と思ってはボツにし、堂々巡り状態ではありましたが、時間はあるしちょっとずつ進めていこうとマイペースに過ごしていました。

STARCTとの出会い

そんな感じでフリーランスとして過ごしていたところ、去年の6月に某サイトで一度お話ししませんか?とSTRACTからメッセージをいただきました。もちろん転職活動をしていたわけでもなく、業務委託の仕事を探していたわけでもなかったのですが、代表が開発を兼任していること・これまでに音楽アプリを開発して何百万DLを達成していたり、マッチングアプリを開発してミドルヒットを記録して事業譲渡していたり、PLUG自体も当時100万DL近く達成していたり (現在も順調に伸びています) と豊富な実績があること・数年前まで自己資本で経営を行ってきて実績としては順風満帆なように見えるが、なぜ資金調達をしてハードな方向に舵を切ったのか、などなど自分にとって興味深い点がたくさんあったので、カジュアル面談をお願いすることにしました。

実際に代表の伊藤と話してみての感想は、「あ、この人は化け物だな」でした。話す前はちょっとコードが書けるぐらいかな?と思っていたのですが、話してみるとちゃんとスキルと経験を備えたソフトウェアエンジニアで、なおかつビジネスセンスもあり、壮大な野望を掲げている。浅く広くという感じではなく、それぞれが深い。
そしてPLUGというプロダクトもとても面白い。ブラウザの拡張機能を用いて、ユーザと各サービスの間に立ち、ユーザのエージェントとして最適なディールを探し出し、ユーザに届けてくれる。今は商品の最安値情報であったり、キャッシュバック情報などを届けていますが、PLUGでできることは無限にあり、今後のプロダクトロードマップを楽しそうに語ってくれ、こちらもワクワクしたのを覚えています。

そんなこんなで、当時フリーランスとして他の仕事もあったのですが、うっかりSTRACTに興味が湧いてしまいました。またこれまでに自分が経験を積んできた領域とSTRACTが構想している事業の関連性が高く、貢献できそうなことも多かったので、すぐに業務委託での契約を交わしました。先にも述べた通り、他の仕事もあったので最初は週2程度で関わり始め、数ヶ月かけて仕事を調整し、11月からはフルタイムで働き出しました。

入社のきっかけ

ただ、11月にフルタイムで働くようになったタイミングでは社員になることはまだ考えていませんでした。面白い環境で仕事ができて嬉しいなぁというぐらいで、なんならそろそろ法人成りして自分は自分で少しずつ前に進めていくかと考えていたのですが、数週間後にその考えはコロッと変わりました。

11月下旬の話です。シリーズAの1st closeで10.3億円を資金調達し、そのタイミングに合わせてコーポレートロゴ・コーポレートサイトを刷新、代表の渾身の記事や各メンバーの入社エントリーが一挙公開され、さらに代表の伊藤とEMの加藤が寝る間を惜しんでPLUGキープという新機能を開発。ここには書けないことも含め、様々なことがものすごい勢いで進んでいきました。社内はもう本当に大変そうでしたが、逆になんて楽しそうな会社なんだと感じてしまいました。このままほどよく業務委託として関わり続け、STRACTの躍進を側で見守るのも悪くないですが、この混沌の中に入って全力で走り続けたらどんな景色が待ってるんだろうとつい気になってしまったので、契約当初は選考に進むことは考えていませんと伝えていたのですが、すみませんやっぱり会社が気になってきましたと伝え、改めて面接していただき、そのまま1月に入社することになりました。

STRACTの過去と現在、そしてPLUGというインタフェースが創る未来|Hikaru Ito | STRACT, Inc.
はじめまして。株式会社STRACT 代表取締役社長の伊藤 輝(いとうひかる)です。事業としてショッピングアシストアプリのPLUG(プラグ)を提供しています。 ...
https://note.com/hkrit0/n/nc1175b2a6039?magazine_key=m13a0a8c12255

現在

1月に入社してからは、PLUGショッピングという次なる一大機能に向けて仕込んでいたり、その他の新機能を仕込んだり、致命的な不具合を見つけては直したり、コードやインフラを整備したり、やることが無限にあるのでがむしゃらに頑張っています。特にインフラに関しては、これまでクレジットでタダで使えてきた部分が多く、誰もちゃんとコストを意識していなかったのですが、もうすぐクレジットが尽きてしまうということでちゃんとコストを確認してみると、この規模のスタートアップにしては相場の5~10倍ぐらいかかっている現状に気付き、あたふたしながらコスト削減に取り組んでいます。

仕事は無限にあるのですが、開発組織は社員が2名、業務委託のパートナーを含めても10名程度という状況で、全然人が足りておらず、相変わらず混沌です。気合いでなんとかしたいところですが、現実的にはそうも言ってられないので、ちょっとでもSTRACTやPLUGのことが気になっている方がいれば、もしくは話なら聞いてもいいかもという方がいれば、ぜひカジュアルにお話ししましょう。毎月月末にオフィスでTGIFという名の社内・社外交えたカジュアルな会も開いているので、そちらにもぜひ遊びにきてください。その際にこの会社の面白さを肌身で感じてもらえると思いますし、なにより会社の雰囲気が良いのできっと楽しんでもらえると思います。

(TGIFではたこ焼き職人がたこ焼きを焼いてくれます)

みなさまのお越しをお待ちしております。
それでは。

株式会社STRACTでは一緒に働く仲間を募集しています
1 いいね!
1 いいね!

同じタグの記事

今週のランキング

青木 亮磨さんにいいねを伝えよう
青木 亮磨さんや会社があなたに興味を持つかも