初めまして、すさおです。2017年公認会計士短答式試験合格→2017年論文式試験受験生として、セブンリッチ会計事務所に約半年間のインターンシップをさせていただけることになりました。これから、セブンリッチ会計事務所でのインターンエピソードや学んだことについて随時発信していきたいと思います。このブログを読んで、セブンリッチ会計事務所に興味のある方、インターン先に悩んでいる方やキャリアを考えている方に何かしらの参考になれば幸いです。
8月末に論文式試験を終え、9月中は遊びまくった後、大手監査法人の説明会や中小監査法人の説明会に出席し多くの会計士の方の話を聞いた。「監査は会社の基礎を学べるから経験したほうがいいよ。」「やっぱり最初は監査からスタートするんじゃないかな。」など。
キャリアについて考えていた僕に返ってくる返事はこういったものがほとんどだった。先輩方の話を理解してはいるが、自分の将来が明確にイメージできないことにモヤモヤしていた。
僕がセブンリッチ会計事務所に出会ったのは「監査法人を飛び出して活躍する会計士20人の話を聞こう!」というイベントに参加した時だった。SNSでたまたま見かけたイベントだったが興味が湧いた、監査法人以外の分野で活躍する人の話を聞きたかった。
イベントでは、大手監査法人から個人会計事務所、コンサルやVCなど様々なキャリアを持つ部長や代表の方20人がブースを作り、僕たち参加者はその中からランダムに割当てられた6ブースを順番にローテーションする形式だった。
各ブースの話を聞いていると、「Seven Rich会計事務所」という札が目の前に来た。「個人の会計事務所って何してんだろ?」と思いながら、代表の服部さんの話を聞いた。業務内容の話、独立したキッカケなどを聞いて、僕は聞きたかったことを率直に聞いてみた。
「自分のこれからのキャリアで悩んでます。」
「へー、何がしたいの?」
「とりあえず、まずは監査法人に行くのがいいのかなと。将来的には独立したいと考えています。」
「独立して何がしたいの?」
「具体的なイメージはないんですけど、独立した方が自分の好きなことができると思って」
「なるほどね~。」
なんということだろうか。
自分のやりたいことがハッキリ見えていないことが判明する。
「まず、誰のために、何がしたいの?そこから決めないと。独立っていっても、それは手段であって目的じゃないよ。」
漠然と、何かしたい、誰かの役に立ちたいとは思っているが、具体的にイメージできないことを話すと、服部さんの今までの経験やこれからやりたいことを少し話してくれた。話を聞いた僕は、現場を知れば何か分かると思い、その場でインターンとして雇ってもらえないか頼んだ。
「いいよ、HPから応募しといて。」
あっさりした返事だったが、立ち止まるよりも動きたいと思い、迷わず応募した。