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世界で働きたい、自分自身がちゃんとした仕事につき、50年以上働けるキャリアを持ちたい人が早目に読むべきアドバイス

私自身、アメリカ、カナダ、ドイツ、スウェーデン企業に勤め、かつ、現在100社以上の海外パートナー企業と働いているからこそ、見えることが多いと自負しています。

日本人は、点数主義の学問、教養の豊富さを武器に社会で戦おうとしてしまう。いい加減に、弓や刀をもって、戦う時代ではないのに、なぜか、弓や刀を持ちたがる日本人が多いと思います。もっと思慮深く、新しいことに見聞をして、チャレンジするという姿勢、食らいつく、あきらめない、相手が分かってくれるまで説得させるという日本人の粘り、礼儀と礼節を持つことをもっと学び、実践をするべきではないでしょうか。

スティーブン・R・コヴィー博士著書「7つの習慣」人格主義回復」やクリスティーン・ポラス
著書・「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である」などを読んでみてください。日本人が学ぶ道徳のようなことを行うことが、成功の秘訣であることを書いています。彼らは、日本人の習慣を統計的に解説したわけではなく、欧米社会で成功している人の統計的に、コミュニケーションや礼節をもった人が社会で求められ、そこで成功していると言っているわけです。

社会人になれば、コミュニケーションや問題解決能力、それらは、経験が重要であることはみんな分かっているはずです。そこで、がっかりするのは、これが海外留学や海外で高学歴を持つ学生や社会人が使いものにならないことだ。学生であれば、TOEICや TOEFL の点数、そして、語学は誰にも負けないという。その時点で、私は、何もない人だと思ってしまいます。つまらない・・・。

MBAや難関資格などの勲章をもっていても、見掛け倒しで終わっている人を多くみてきました。日本の学士程度の私が扱われる年俸や権限は、MBAなどの勲章組には言えない待遇を受けていたので、余計、そう思ってしまいました。

ある程度行くと見えてくるのは、欧米教育は、個人主義や実力主義なんていいますが、日本以上に、村社会があり、政治的なところで物事が決定することって多いと感じてきました。「エリート育成システム」がずば抜けて違うのです。

私自身、海外の上場企業の役員として、アジアパシフィック統括責任者というポジションは得ました。そこで、2つの人種がいることに気づきました。傭兵か、エリートかです。私は、傭兵として優秀だったと認められたので、そこまで行きましたが、エリートではなかったということに気づきました。結果的に、あるフェーズに行くとか、使い捨てです。一方、自分より若い元上司は、今でも、その会社で君臨しております。

傭兵だったとしても、MBAや高学歴者を抑えて、そのポジションにつけたのは、「過去の経験値」と「過去の実務経験」です。それも業界で世界NO1企業になる過程で働いていたので、自分の仕事量のキャパを超えているなか、ココロが折れそうなことがあったなか、だれにも負けない知識と問題解決能力、そして、結果をだしてきました。

「過去の経験値」と「過去の実務経験」というチャンスを得るには、経験を積める企業、仲間とのチームワークなどを得られることが必要です。

日本人の場合、点数で稼げるもの、学歴や資格を鼻にかけたがる。それより、海外のスポーツの大会で優勝をした。eゲームでもよいです。そのプロセスを聞いて、相手が共感できるような自分史を語れるほうがチャンスをつかみとれます。その結果、教科書で書いていない経験を積むことができます。そして、日本人は真面目、約束を守るという評判は今でも御墨付きです。だったら、自分を磨く方法や行動が必要ではないでしょうか。

そのことが、物事の本質が分かる人から、あなたへのチャンスが到来します。

企業は、歯車として、単純労働を求め、新しいことをやらないでほしい仕事も多く存在します。点数主義や学歴や資格主義の人にはとっておきな人材です。考え方と行動次第で、将来つぶしがつかない仕事につくか、自分の成長を感じられる仕事につくかは、日々の考え方や行動で決まるものです。

最後に、エリート層への入り方は、私なりに思うところがありますが、それは改めて論じてみたいです。言えることは、村社会に入るには、村人として認められる実績が必要です。傭兵からエリートへの変貌は、私自身の課題ではあります。

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