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『人をつなげる』『モノをつなげる』『情報をつなげる』。私たちが、テクノロジーによって実現したい世界とは。


私たちの会社のパーパスは、『テクノロジーで世界を前進させる』です。具体的にどのようにテクノロジーで世界を前進させるのかはいろいろな方法があるのですが、その一つが「つなげる」ということだと考えています。つなげるとは一体どういうことなのか。やや抽象的な話も含まれますが、私たちが何を目指して日々仕事をしているのかをご説明したいと思います。この世界観にピン!と来た方は、ぜひ面談でいろいろとお話しましょう。



【情報をつなげる】

まず、一番わかりやすいのは「情報をつなげる」でしょうか。スマホを持ちインターネットにつながっていることが当たり前の現代においては、誰もが平等に、あらゆる公開情報にアクセスできます。情報を流通させるためにテレビや新聞といった大手マスメディアだけに頼る必要はなくなりました。これを「情報の民主化」と呼ぶ人もいます。

しかし、この自由な情報マーケットは、ある意味で弱肉強食であり自己責任が伴う世界でもあります。情報は自分で取りに行く必要がありますし、情報を発信する側もマスメディアに頼らず自分たちで行っていかなければなりません。当然、使う人による「差」が生じます。もちろんそのこと自体は悪くはないのですが、困っている人たちがいるのも事実です。

例えば、企業や店舗経営者は、まだまだ自分たちの情報発信が足りていないし、本当はもっと自分たちの消費者やユーザーに直接伝えていきたい、といった悩みを抱えていたりします。ホームページやSNSアカウントを作るのは簡単ですが、それだけでみんなが見てくれるとは限りません。伝えるべき情報を自分たちで考え、抽出し、編集する力も必要です。毎日意味のある情報発信をするためには、意外と難しいことも多いのです。

消費者としてみなさんも、メールボックスに企業やお店からのお知らせが毎日何十通も来て、ほとんど見ていない、違いがわからない、そして何なら大量のお知らせばかりでうんざりしているくらいに思っている人は多いと思います。ショップやレストランのSNSアカウントを登録したけど、結局見ていなかったし、フォローを解除してしまったという経験もあるはずです。では、何も情報が要らないかと言うと、おそらくそんなこともないでしょう。自分にとって有益な情報は確実にキャッチアップしたい。そこが難しいところですよね。

この「情報を届けたい ※ただしターゲットとしているお客さんに有益な情報を」「情報を受け取りたい ※ただし必要な相手からの必要な情報のみ」といったところがポイントで、こういった複雑化する情報マーケットを、テクノロジーの力(DXやAIも含む)によって、誰でも”適切に”情報をお届けできる、そして誰でも”適切に”情報を受け取れるようにするのが、私たちが目指していることです。



【モノをつなげる】

流通網が張り巡らされ、今では例えば世界中の美味しい食材を東京に届けてもらうことができますし、世界のどこかで売られている服を日本にいながら注文することもできます。なんともありがたい世の中です。

しかしここでもテクノロジーのリテラシー格差が生じています。やはり世界中のお客さんに売ることができるのは、それをわかっている人、つまり「テクノロジーについていけている人」だけです。スマホは持っていても、なかなか自分でオンラインショップの出店や運営まではできないという人はたくさんいます。

消費者も同じで、スマホは持っているがインターネットで買い物をするのは怖い、わからない、やったことがないという人はまだまだたくさんいます。それにインターネット上にあるショップや支払い方法もどんどん多様化してきていますし、それに関連する広告も溢れていますし、トラブル(商品が届かない、クレジットカード詐欺、思っていた商品と違った、など)も増えています。

ということで、テクノロジーで世の中は便利になったはずなのに、一方ではどうやら複雑になっているし、使える人と使えない人の格差も生じている。私たちは創業当初からインターネット関連のサービスを使った事業(特にメディアやEC)を行ってきましたが、こういった取り残されている人たちからの相談がたくさんありました。経営陣が年配であったり、地方にいて最新トレンドの情報が入ってこなかったり、社内にインターネットツールやDXの推進を任せられる社員がいなかったり……理由は様々です。

事業者にせよ、個人にせよ、本当は何かをしたかったのにテクノロジーへの不理解によってそれができなかったのであれば、それは本人たちにとっては大きな機会損失ですし、社会全体にとっても不利益なことです。ここを解決しなければなりません。



【人をつなげる】

最後に、人も同様です。出会うべき人が出会えていないことが多々あります。特に企業の人材採用においては、いわゆるミスマッチなどが多発していますし、逆に出会うべき企業と人がお互いにアプローチできていないことも。ここでもやはりテクノロジーの格差によるものが大きいです。昔は学校に来た求人票に従って就職していましたが、その後はいわゆる就職情報誌ができ、今ではほぼ全員がインターネット上の就職サービスを使っています。

ここでも手段は増えたものの、果たして本当にみんなが使いこなせているのか。むしろ、より面倒なことになっていないか。大事なのは、ただたくさんエントリーさせたり、派手なプロモーションで興味を惹きつけるのではなく、自分たちの会社のことをしっかり知ってもらい、同じ価値観の中で一緒に働ける人とどう出会うのかです。そして、ツールについていけないからという理由で、人や企業の出会いが失われているのであれば、それは早急に解決すべきことです。



【世の中のサービスを組み合わせて解決すればいい】

私たちは「つなげる」ことによって、企業や人の機会損失をなくしていきます。ただし、事業内容は出会いを直接生み出すサービスを作っているわけではありません。世の中には既にたくさんのインターネットサービスがあり、DX関連ツールがあり、ECサイトがあり、広告媒体があり、ITシステムがあります。それらを組み合わせて、どう課題解決していくか。マーケティングであり、コンサルテーションであり、そして実務のオペレーションでもある。そんな事業をしています。

ちょっと抽象的だったかもしれませんが、まずは目指していること、何のために仕事をしているかを知っていただければと思い、このような内容でお伝えしました。もちろん具体的な事業内容についてもお伝えしていきますので、別のストーリー記事等もぜひご覧ください。また、記事としてはなかなか書ききれないこともたくさんありますので、そういったことは直接面談の際にいくらでもお話します。少しでも気になった方は、ぜひまずは面談のエントリーをお待ちしています。



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