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【ノベルコラムVol.3】信頼残高って知ってますか?

「働く」にこだわるノベルワークスが「働く」を楽しむためのビジネスコラムを展開していきます。

第3回のテーマは 

「人がものを買う仕組み」

です。

ビジネスマンのみんな、ビジネスは順調ですか〜!!!???


ビジネスである以上、「利益を追求する」ということがとても大事です。

だって、売上を気にしないなら、単なる趣味でいいじゃんね。

趣味でコーディングして、世の中に発表していけば十分である。

でも、私たちはシステム屋さんというお店なので、お客さんにシステムを買ってもらう必要があります。

じゃあ、人はどういう時にものを買うのだろう。

それずばり、

信頼残高が購入するものに対して上回ったとき

です。

世の中のデジタル化により、いろいろなものの質が世界レベルで均一化してきました。

世界中のどこにいてもアマゾンでぽちっとすれば商品が手に入る。

システムだって、完全オーダーメイドでなければ、

内容よりも価格競争になってしまうときだって多々ある。

つまり、誰から買っても一緒のもの、という時代が来たのです。


じゃあどうやったら、「あなた」から買ってもらえるのでしょう。

その答えは、お客さんが「あなたに対して寄せた信頼」が、製品よりも上回ったときです。


信頼残高を示す実話を少々。

私の友人で、ものすごく良い成績を残す不動産営業マンがいます。

土地なんて、誰が売っても同じ質ですよね。

違うとしたら金額くらいのもの。

彼は、来る日も来る日もお客さんのところに行って、情報交換をします。

節税対策はこうしたほうが良いよ、とか

あの土地があの値段で売りに出るらしい。とか。

どうみてもただの茶飲み話

だけれど人によっては有料級の話をひたすら喫茶店でお客さんとするのです。毎日毎日。

だから、彼はほとんどの時間をルノアールで過ごします。w

でも、その茶飲み話から億単位の不動産売買の商談につながることが多々あるそうです。

なぜなら、お客さんが彼のことを信頼しきっていて、

◎◎さんにお願いしたい、という気持ちで商談を持ってくるから。

それは、日々のルノアールでの茶飲み話からお客さんはたくさんの恩恵を受けてきたから。

気づかない間に信頼が蓄積されていたからです。

その信頼と引き換えに、人はお金を払いたいという気持ちになります。

「あなた」への3万円ぶんの信頼が、「3万円」というキャッシュに交換されるのです。


ここで重要なのは、3万円分の信頼を先に売る側が提供しなければならない、ということ。

先にお金を払ってもらってから信頼を渡す、ということでは成り立たないのです。

「あなた」から買いたい、という気持ちにさせるにはまずはあなたが信頼を提供しよう。

「あなた」のファンを作ることで、「あなた」から買ってくれるようになります。

ビジネス、プライベート、人生においてとても大切な「信頼残高」をたくさん貯めてハッピーライフをエンジョイしましょう。(^^)/

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