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歳を重ね、ライフステージが変わり、私に起こった変化

こんにちは。 ナディアのデザイナー田中です。
入社してからそこそこ年月を重ね、その間にライフステージも少しずつ変化し、周りから見れば小さくとも、私の中では小さくはない変化がたくさんありました。 今回はそんな私の中のささやかな変化について書きたいと思います。

変化その1.流行りに振り回されなくなる

昔の私はそこそこ感度高く生きてきたつもりです。
とりあえず流行りには乗っかるし、それを全力で楽しむエネルギーに溢れてました。今思い返すとそれはそれはキラッキラした毎日を送ってました。
それが30代前半から、ビックリするほど流行りに影響を受けなくなりました。もしかすると、それは流行に対してジェネレーションギャップを感じ始めたからなのかもしれません。
これはデザイナーとしても大きな変化で、「流行りのデザインを作りたい!」とギラついていた過去の自分は何処へ。
今はシンプルで、温かみすら感じて、そこにほんの少しのユーモアが隠れているようなサイトに惹かれるようになりました。
そんな近年の私であります。

変化その2.量より質

「安いものをたくさん買うより、質の良いものを大切に長く」という思考に変化しました。
特に顕著なのが洋服。毎月毎月数着ずつ買っていた洋服達。もちろん長く愛用したものもありましたが、1シーズン限りで去り行く洋服達もたくさんいました。
それが今。「変化その1」でお話した思考の下、買う前に考えるのが「この服はこの先歳を重ねても着たいと思うか」という点です。
こんな考え方、昔はしたことありませんでしたが、今は、この条件をクリアしたものだけが私の手中に収まります。
そして、娘が生まれた影響も大いにあり、驚く程に自分の洋服を買う機会が減り、それ故にご褒美感覚で少しだけ良いものを買うようになりました。
しかし、良いものは良い。まず生地が良い。長持ちするわけです。
量より質を大切にする人生に突入しました。
webデザインも、本当に良いデザインは月日が経っても廃れないと思っています。私もそんなデザインを作れるようになりたいと思います。
そんな近年の私であります。

変化その3.時間は無限ではない

人生100年時代と言われる今、(今まで生きてきた分以上の人生がまだ残っていると思うとゾッとさえしますが)それだけ聞くと時間は有り余ってるかのように思えます。
しかし、実際には目まぐるしく月日が流れ、毎日時間が足りないと思っています。大切に大切にしたい瞬間もサッと過ぎ去り、記憶に残せるほど噛み締められていないと思うと、何とも言えない寂しさを感じます。
しかし、いろいろなことを後回しにするのではなく、やっておきたいことを真剣に考え、それを「いつか」にしてしまうのではなく、少しずつでも実現していきたいと思っています。
年齢を重ねて、失ったように思うものもありますが、新たに見えるようになった世界もあります。今までにはなかった価値観や感覚、歳月の経過によって生まれるものの良さもわかってきたように思います。そんな今でなければ生み出せないデザインもきっとあるはず。今の私にしかできないものを見つけていく作業も悪くない。捉え方は自分次第なんだと思います。
「時間は有限、今しかできないことに重い腰を上げよ」
この言葉を教訓にすべき近年の私であります。

おわりに

ここに書いた以上に、その他にも小さな小さな変化は山ほどありますが、私は歳を重ねていくのはとても楽しいと感じています。
今まで持っていた感性は失ってしまったかもしれないけれど、でも今までになかった新しい感性を身に付けていくことは悪くない。シワを増やしながら、私たちも歳を取ったねー!と家族や仲間と笑い合えてれば最高です。
若者のエネルギーたるや本当に素晴らしい!羨ましい!
しかし、歳を取ることも素敵なこと!
あと、これだけは絶対。筋肉は裏切らない!!!

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