UI/UX改善の定番手法！『ユーザテスト』で、ユーザー役にも挑戦してみてわかったこと

こんにちは！
コーダーとしてお仕事をしている19新卒の藤田と申します。
今回は【 ポップ×メンキャリ ユーザテスト勉強会 シーズン6Y #5 】に参加させて頂きました。

第1回 ～ 第4回までは"ユーザテストとは何か？"や"ユーザテストを行うには？"などのインプットをおこなってきました。

今回の第5回では、実際に対面ユーザテストを体験させて頂いたので、
【流れ】・【ポイントの紹介】・【感じたこと】の3つに分けて紹介したいと思います。

まずは、勉強会の概要から！

【 概要 】

・調査対象・
　仕事検索アプリ 仮登録までを調査

・人数と役割・
　2人1組
　　Aの人：ユーザビリティ調査をする側（進行者）
　　Bの人：仮登録を行う側（被験者）
　　（一連の流れが終わりしだい交代）

・ゴール・
　ユーザテストを実施する際、サイト課題とユーザーインサイト(※1)を適切に抽出できるようにする

実践に入る前に、講師の水谷さんに大まかな流れとポイントを教わりました。

〈水谷駿太 さん〉
　株式会社メンバーズのSNS運用ディレクター、経営企画室を経て18年6月ポップインサイトへ。
UXリサーチャーとして、様々な業種・サービスのUXリサーチを担当、現在はUXリサーチャー兼営業として、UXリサーチのプランニングも行っている。

【ポイントの紹介】

①アイスブレイク → ②実践 → ③深堀り質問

[POINT①]
被験者にいきなり操作をしてもらうのではなく、 進行者はアイスブレイク(※2)などをいれて調査対象者ファーストを心がける。
「被験者は人に見られながら操作する」という、慣れない状況なので、アイスブレイクなどをおこなって緊張をほぐすことがポイント。
この時に、テストを実施する上での注意事項なども伝える。

[POINT②]
被験者：調査対象アプリを操作しながら、独り言を発してもらう。
　　　　被験者はあくまで、独りで操作している設定なので操作方法を聞くことはNG。
　　　　①で進行者が伝えておくこと。
進行者：操作している手元・表情などを観察・メモし、被験者の発している言葉に耳を傾ける。
　　　　メモは操作中に迷っていた場所・ネガティブな発言などを、次の③で使用するため 。

[POINT③]
進行者は、先程のメモした内容の中から深堀り質問をする価値がある行動・発言を見極めて被験者に質問する。
その際に、誘導尋問のように意図的な質問ではなく、被験者に自然体のままで発言させる必要がある。
自然体ではない発言は、ユーザーからの実際の声にならないから。

【感じたこと】

以上に注意しながらも、先に進行者・その後に被験者を体験してみましたが...
進行時は「被験者の手元を見る」ことと「メモをとる」ことの同時作業にあたふたしてしまったり、
深堀り質問の際には、誘導尋問のような質問をしないように心がけていると言葉に詰まったりと、
散々な結果だったと思います。
そして、その後の被験者側はものすごく緊張しました。 自分の操作を見られている状況なので、
妙な緊張感...というか、試されているような感覚に陥り手が震えてしまうこともしばしば...。
どちらも散々な結果でしたが、する側・される側の気持ちがともにわかり、勉強会の中で大まかな流れや私自身の課題も見つけられたので良い機会でした。

※1 ユーザーの内側に隠れている本音
※2 初対面の人同士が出会う時、その緊張をときほぐすための手法

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