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サウナ好きの社員が6つの温浴施設を巻き込み、自分たちも仲良くなって楽しんでいる件

真夏日のとある日。
面白法人カヤック クリエイティブディレクターの兼康から、指定された取材場所は湘南エリアの某海岸。
そこにいたのは、7月11日(火)から発売中の「DEKARA(以下、デカラ)」のプロモーションキャンペーンの仕掛け人たちでした。

土屋 友胤(ともつぐ)さん(中央)
サントリー食品インターナショナル株式会社、ブランド開発事業部に所属。仕事を通して温浴施設やサウナカルチャーを研究する中で、サウナの魅力にどっぷりハマり、サウナ・スパ健康士[日本サウナ・スパ協会認定]、サウナ熱波師検定B[日本サウナ熱波協会認定]の資格を取得。週1〜2でサウナに通う。
江口 聡子(さとこ)さん(右)
サントリー食品インターナショナル株式会社、ブランド開発事業部に所属。サウナのことは正直よくわからなかったが、今年の4月、現事業部に配属されたことをきっかけにサウナ好きの人たちに巻き込まれる日々が始まった。
兼康 希望(のぞみ)(左)
面白法人カヤック、面白プロデュース部 クリエイティブディレクター。ことあるごとにクライアントの方に「サウナ、いいんですよ!」と、言い続けている。テントサウナ事業を行う「Sauna Camp.Inc.」代表取締役。

ー「デカラ」とは?

「デカビタC」と「GREEN DA・KA・RA(グリーン ダ・カ・ラ)」の2つのドリンクを混ぜ合わせた飲料、「デカラ」。昨年7月に一部チェーン限定で発売していたが、反響が多く、今年7月11日から販路を拡大して数量限定で販売中。


ーあの……ここはどこでしょう?そして、これ(テント)はなんでしょう?

兼康
僕の理想の地にようこそお越しくださいました(笑)。ここは僕自身、テントサウナをよくやっている場所です。

ーサントリーのお2人も、よくここにいらっしゃるんですか?

土屋、江口
いえ、はじめて来ました(笑)。

土屋
兼康さんの話を聞いていて、ちゃんとテントサウナなるものをやってみたいなと思っていたので、呼んでいただけて光栄です(笑)。


(テントサウナの説明をする兼康。「アジトみたいでいいですね」と江口さん。)


兼康
テントサウナは自分だけのプライベートサウナということもあって、香り(しらかば・ローズマリーといったアロマオイルなど)や温度も選んだり調整できたりします。

ー面白そうですね!正直、私はサウナの良さがまだわかっていないのですが、江口さんも少し前まではそうだったとか……?

江口
はい(笑)。今年の4月、いまの部署に配属してから最初のミッションは「熱波師」の資格を取ることでした。そして無事に取得し、弊社のサウナ好きの社員とともに、5月に行なわれた『熱波甲子園2023春』(JSNA協会主催)に出場しました。いま土屋と私が着ているTシャツは、その時に「デカラサウナチーム」としてつくったオリジナルTシャツです。



ーサウナに関する学びの速度がすごいですね!それで、サウナと「デカラ」のご関係は……?

土屋
お風呂上がりやサウナ後で感覚が研ぎ澄まされている時に飲む物は、例えばビールでも牛乳でも、いつもよりとにかく美味しく感じますよね。「デカラ」は、ビタミンが含まれている「デカビタ」と、熱中症対策として必要なミネラルが入っている「ダカラ」のいいとこどりのドリンクなので、汗をかいてカラッカラになったシーンにオススメなのですが、せっかくなら一番美味しく「デカラ」が飲めるシーンで飲んでもらいたい。それがお風呂上がりやサウナの後だと思ったんです。

実は結構前から、いろんな温浴施設さんが、良い意味で勝手にいろんな飲み物をミックスして提供していらっしゃったのですが、「楽天地スパ」さんが「デカビタ」と「ダカラ」を合体させるというメニューを出されていて、これはもう公式に認めて製品化しちゃおうということになり、「デカラ」の販売に至りました。

ーなるほど、温浴施設さんでのリアルなアイデアがあったからこそ、生まれた「デカラ」なんですね。

兼康
そうなんです。そんな経緯もあったので、サウナ施設とのコラボキャンペーンを企画しました。サウナ好きにとって、各施設で食べるサウナ後のご飯=サ飯(めし)も楽しみの1つなんですよね。「デカラ」を大好きなご飯と一緒に食べられたら嬉しいなと考えたとき、デカラが2種類の飲み物を「合体」させているということに着目して、各施設で提供している人気メニューを「合体」させられたらお得感もあって面白いんじゃないかと思いつきました。
いわゆる期間限定で、「デカラ」と楽しむ「合体サ飯」をつくらないか、と各施設さんに提案しましたところ、ご快諾いただきまして(笑)。


兼康
6つの施設が協力してくださいました。各施設の名物メニューが合体して食べられるのが嬉しかったのですが、中でも僕も想定外だったのが、福島県南相馬市にある「サウナ発達」さんです。水風呂に世界各地のお面がはってあって、水風呂に入るところを見守ってもらえるなど、サウナ全体のつくりの発想が見たことのない独特さでとにかく面白い施設です。

当初、フード×フードの合体メニューで依頼していたのですが、施設さんとの初回の打ち合わせで、「実はもう考えてつくってみたんですけど・・・」と言って、人面×オムライス(オムライスを人面型にしちゃう)というコラボアイデアをいただいたときは、らしさ全開で驚きました。その発想はなかったと(笑)。

ー温浴施設さんのノリが嬉しいですね!デカラ×サウナのイメージが浸透していきそうですが、他にもサウナ好きのメンバーだからこそ、出てきたアイデアとかありますか?

兼康
今回、Twitterでプレゼントキャンペーンを行っていまして、「デカラ」ジョッキや、サウナハット、Tシャツが当たるキャンペーンをしています。(※現在は終了しています)


兼康
サウナハットは、サウナ室内で熱気から頭を守るためのアイテムです。熱は上から降ってくるので頭や髪の毛を保護しながら、体全体を温めることができるとても良いグッズなんです。

土屋
ロウリュウも最高ですよね。水をサウナストーンにかけたときのあの、じゅわーっていう音がなんとも言えないですし。

江口
体感が10〜15度があがりますよね、熱いのきたー!という感じで。

(ここからサ活マニアの話になってしまったので中略)


(サウナハットの必要性を熱弁してしまう兼康に、どこまでものっかってくださるサントリーのお2人)


ーそういえば、今回の「デカラ」のキービジュアル、夏らしくて良いですね。どんなコンセプトか教えていただけますか。

土屋
まず、ビジュアルをご依頼した時、サウナだけに限らず、運動後のシーンでも、とにかく「汗かいて、疲れたあとに飲むのは、このドリンク!」ということを伝えられるビジュアルにしたいとお伝えしました。スポーツドリンクというよりは、水分と一緒に「パワー」ももらえるものがイメージがほしいと。


ーゆえに、このビビッドなイメージになったのですね。

兼康
はい。モデルになっている外国人2人には実は細かなキャラクター設定もしています。この2人は、あえて砂漠でエクササイズをしていて、その様子を配信し続けている人気インフルエンサーという設定なんです(笑)。極暑の環境を、ポジティブに楽しんでいる。暑さに負けず、うるおいとパワーをチャージしている様子をイメージしました。



ーそんな裏設定があったんですね(笑)。最後に、サウナ好きの人が集まって、会社を越えて実現したサウナコラボのキャンペーンですが、今回のように好きなことを仕事に活かしてみるって、どうですか?

兼康
広告において、一番自分が力を発揮できる部分だと思っています。好きなことのほうが詳しいし、人とのつながりもあるので、活かせるし、人生も楽しくなる気がします。

土屋
オフィスにこもりがちになったときに、好き!といった熱量のあるところで仕事をすると、自然と元気になれます。サウナも人間らしさを取り戻せる気がしますし。

江口
私も実は、音楽や、小説、映画とか好きなので、兼康さんを見ていると、副業も含めて、人生いろいろ好きなことをやってみたい!と思いました。

土屋
そういえば、この件、兼康さんとの最初の打ち合わせがプライベートサウナでしたよね(笑)。

兼康
そうでしたね!そうだ、プライベートサウナといえば、いま家にDIYでサウナを作ろうとしているんです。

土屋、江口
なんと!ぜひ出来たら行かせてください!

兼康
もちろんです!

ー「好き」がつながって、とってもいい関係性を感じました。今日はありがとうございました!





取材・筆:面白法人カヤック 広報 渡邊好惠(ぴーち)

カヤックサイト インタビューより引用- https://www.kayac.com/news/2023/07/dekara

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