なにをやっているのか
河川堤防の整備。川幅を拡幅して洪水対策をするとともに、河川敷では水に親しめるようしたほかBBQを楽しんだりできるようにした。
通学路として県道を超えるための歩道橋の設置と、前後区間はカラー舗装と縁石を設置して歩道確保した。
私たちは、「建設コンサルタント」という建設関連の仕事をしています。といってもピン!とくる人はほとんどいないでしょう。具体的には、道路や河川、橋、下水道といった、いわゆる公共の社会インフラの計画・設計や点検とそれらに必要な測量等を行っています。それも、高速道路のような高規格の道路や瀬戸内海にかかっているような大きな橋等ではなく、みなさんが普段利用している生活道路やBBQをやるような河川敷、通学・通勤で渡っている橋など、日常生活にあたり前のように登場しているけどあまり意識していないものを設計したり、点検したりしています。愛知県という地元に根差して、地元の人たちのあたりまえの生活のために安全・安心・快適を提供したいと、創業来40年以上にわたり技術を磨いています。それこそ、災害など緊急時には普段から現場をよく知る私たちが迅速に対応し、地元の会社としての責任を果たしています。
なぜやるのか
国土交通省 愛知国道事務所より優良業務表彰をいただきました。
道路を跨ぐ道路橋の定期点検。コンクリートの剥離やヒビなどを点検する。高いところは高所作業車等を用いてモレの内容に点検する。
私たちの仕事は公共事業であり、仕事そのものが社会貢献です。
そして、私たちのミッションは、「高品質な専門技術で地域の人々に安全・安心・快適を提供して、豊かな社会づくりに貢献する」です。
社会インフラ整備は、その時代により必要とされる技術が変わります。建設コンサルタントという業態が起こったのはまさに高度成長期。近代化が進む中で、高速道路や橋といった構造物が次々と建造されていきました。今では経済情勢の影響もあり新設されるものは少なくなり、一方で当時建造された構造物の老朽化が進み、それらの維持補修が中心になってきています。これまでも、これからも、こういった変化にしっかりと対応し、必要な技術の習得と研鑽をすることによって地域のみなさんのあたり前の日常を守れると考えています。
どうやっているのか
グループワークを実施中。5年後のあるべき姿、なりたい姿についてディスカッションしています。
全社員でサイクリングイベント。30km完走後の集合写真。
全社で30名程度、技術部門では20名程度という小さな会社ですが、公的資格が問われる業界のため7名の技術士がおり、その他にも多くの有資格者がいます。また、業種的に個人商店の集まりのようになってしまいがちですが、多能工化とチームワークにより業務の属人化をできるだけ排除し、チーム一丸でお客様に対応しています。建設コンサルタント業は季節要因等もあり、12~3月の年度末に残業が多くなる仕事です。しかし、当社では5年前からHappy Work for Happy Life活動と銘打ってワークライフバランスに取り組んでからは残業時間も大幅に減っています(同業他社に比べ圧倒的に少ない)。また、勤務時間だけでなく、今年からは「小さいけれど日本で一番楽しく働ける建設コンサルタント」をスローガンに従業員からのボトムアップ式で各種取組みを開始しています。
(イクボス中小企業同盟加盟、愛知県ファミリーフレンドリー登録企業)