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保険会社“justInCase”で働くコーポレートエンジニアの魅力とは①

justInCaseTechnologies(jicTech)のコーポレートエンジニアの魅力を伝える企画第1弾。

今回は、CTO大畑、情報システム部の中西にインタビューしました!

金融会社でゼロトラスト・在宅勤務を導入するjicTechのコーポレートITチームの醍醐味に迫ります。

「ゼロトラスト導入」によって広がるコーポレートエンジニアの在宅勤務

―「コーポレートエンジニアの在宅勤務可能」は珍しいですが、それについてどうお考えですか。また当社ではどのように対応していく予定ですか。

大畑:コーポレートエンジニアの在宅もないと思いますが、金融業界の在宅勤務もなかなかないと思います。金融業界はセキュリティ基準が厳しく、ルールを変える文化があまりありません。一般的に情報システム部というと、オフィスにこもりオフィス端末で入退室管理するのが基本です。

中西:あとは業務内容に「顧客の個人情報の取り扱い」が含まれるため在宅勤務が難しいんです。この点は本来なら出社が必要な部分でもあります。

大畑:そうですね。それでも当社のコーポレートエンジニアなら、四半期に1回出社する程度で、本当に働きやすいと思います。

―なぜ、ゼロトラストを導入するに至ったのでしょうか。

中西:セキュリティモデルの選択肢は、ゼロトラストor境界防御型の2つ。社内ネットワークを持たない当社としては「ゼロトラスト」を採用することになりました。

大畑:当社の社内システムは、創業期からAWS上で強固なセキュリティを築いています。しかしtoB事業の展開や上場を目指す上でより高いセキュリティ基準が求められることになりました。そこで「ローカルネットワークだから安心」ではなく「そもそもオフィスも信頼しないゼロトラスト前提の業務環境や内部統制の構築」を進めることとなりました。

当社のコーポレートエンジニアだからできる貴重な体験



―当社のコーポレートエンジニア職の魅力は何だと思いますか。

大畑:当社のコーポレートエンジニア職の一番の魅力は、事業成長に直結できること。当社は、toC・toB事業の2つの事業を展開しています。それらの事業拡大のために生産性を上げることはもちろんお客様(大手金融機関)のセキュリティチェック要件を満たすことが必要です。「大手金融機関が求めるセキュリティ構築」とスタートアップのスピード感の維持、この2つの両立が当社のチャレンジでありコーポレートIT部門の重要な役割です。

求める人材は「守りながら攻められるエンジニア」


―当社のコーポレートエンジニアは、どんな方が向いていると思いますか。

大畑:「守りながら攻められる人」が向いていると思います。当社のバリューで言うと

「StraightForward 」では、社内で守るべきこと・改善すべきことをきちんと主張し、
「Move Forward」では、現状に甘んじず、常により良い解決策、あるべき姿を探り、
「Think Foward」では、あるべき姿に向けてよく考えて突破する。

メンバーやクライアントと信頼関係を構築し目的をすり合わせ、先読みをして段取りができることが大切だと思っています。

―具体的にコーポレートエンジニアの業務で「守りながら攻められた」経験やバリューを体現できた事例はありますか。

大畑さん:まさにセキュリティチェックは「守りながら攻める」領域です。お客様が求めることや一般的にやらなければいけないことは守りながらも「どう突破していくか」というのが、コーポレートエンジニアの腕の見せ所ですね。

社内で決めた方向性をお客様に対してThink Fowardで「なぜ必要か」をきちんとお伝えし突破していくことが重要です。たとえば、お客様から「サーバーにウイルス対策ソフトを入れて欲しい」と依頼があった際、「当社はサーバーレスなので概念が違う」ことをご説明をすることもあります。

中西さん:これは、ゼロトラストにも繋がる話です。ある大手保険会社から私たちに対して出社して業務するよう求められたことがありましたが、きちんとデバイス認証するという条件のもとリモートワークの許可をもらえました。

創業期から続くリモート文化&今後のチームに必要なこと

―なぜ、創業期(コロナ禍前)からリモートワークの文化が根付いていたのでしょうか。

大畑:理由は2つあると思います。1つ目に「クラウドサービスを使用してスモールにスタートする文化」があったこと。2つ目に、創業期メンバーが海外(台湾、ニュージーランド、香港)から参加していたことが挙げられます。

―実際に働かれてみてどうですか。

大畑:リモートワーク・ドキュメント文化が根付いていて、働きやすいと思います。

中西:当社には「丁度いい規律性」があります。スタートアップらしさでいうと、スピード感に加えてフレキシビリティが非常にあります。伝統的な金融会社の文化はあまり感じられません。

―事業成長・人員拡大予定ですが、現在のチーム課題や今後必要なことを教えてください。

中西:「情報発信」は、情報システム部の永遠の課題であり、情報発信するコーポレートエンジニアは希少な存在です。技術や知識を発信し同じ悩みを持つ有識者に共有すること、異業界・異業種を含めた他社体制を知り、当社の対策を練ることがゼロトラスト成功の鍵になると思います。当社はまだまだこれからなのですが逆に言えば、「情報発信が得意な方が活躍できる場」がたくさんあります。

また、当社はスクラム採用、全員PR体制を導入しています。広報と連携し、今後は採用候補者向けの発信もしていきたいです。「金融業界でもこんな働き方ができる」ということをどんどんアピールし、人員拡大・社外PRの一助になれたらと思います。

大畑:今後、組織が拡大すると求められるセキュリティ基準が上がっていきます。社内メンバーが増えるとコミュニケーションのやり取りやドキュメントも増え、これを改善する必要性がぐんと上がります。生産性を保つためにもアカウント管理の集約が大切になると思います。

今後toB事業を拡大していくなかで、クライアントから想定外の要求がでてくるかもしれません。どんな要求にも対応できるようチームで会社を支えていきたいです。

―将来一緒に働くメンバーへ、代表して大畑さん一言お願いします。

大畑:働きやすさを維持・向上していくためにも、コーポレートITの力が必要です!コーポレートエンジニアは急成長する当社を支えるポジション。チーム一丸となり自分たちの働きやすさを一緒につくっていきましょう!

―ありがとうございました。

この記事は、第二弾へ続きます!

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