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【社員インタビュー】業界大手からスタートアップの“社員第一号”に!『HOGUGU』と思い描く未来とは

皆さんこんにちは!

アプリを使った出張リラクゼーションサービス『HOGUGU』を展開する当社。

手軽にセラピストを予約できるマッチングプラットフォームとして、『HOGUGU』は利用者数を伸ばし、2024年8月時点でアプリインストール数は30万人を越えました。

今回は、成長著しい『HOGUGU』を“社員第一号”として支える小竹さんにインタビュー。セラピストとしての経験も持ち、リラクゼーション業界大手でも活躍した小竹さんが当社にジョインした理由や、現在の仕事ぶり、今後の目標などを広く聞きました。

株式会社HOGUGUテクノロジーズ
小竹 進 さん

大阪府出身。
個人・法人向けの営業職を計3年間経験し、飲食業へ。ある日、原因不明の突発的な腰痛に襲われながら、施術を受けて改善した経験がきっかけとなり30歳で治療業界の道へ踏み出す。

専門学校で学び、地元・大阪のリラクゼーションサロンでセラピストとしてキャリアをスタート。その後、全国展開に伴うトレーナー募集に応募し正社員として採用。急激な事業成長の中で各店舗の運営を管理するスーパーバイザーを務め、全国600店舗を展開した際には中日本エリアの支店長を務めた。

しかし、新型コロナウイルスウイルスの感染拡大に伴い事業は低迷。新規事業の提案も叶わず、支店の閉鎖から退社を決意した。

退職後、『HOGUGU』に関わるプレスリリースを目にして、前職で提案した新規事業との一致点を見出し、当社に自らコンタクト。代表・花岡さんとの会談を通じて想いを共有し、2022年より当社の“社員第一号”として入社。『HOGUGU』の運営を広く支え、活躍中。

“腰痛”が人生の転機に

ーーまずは、これまでの小竹さんのキャリアをお聞かせください。

はじめに営業職を3年間経験し、その後は飲食業に転職して5年ほど働いていました。

実は、ボディケアやリラクゼーション業界に興味をもったきっかけは、飲食店での仕事で腰を痛めた時です。ぎっくり腰のような症状で、歩くことも辛い状態でした。

いくつかの病院に診てもらったのですが、それぞれ見解が異なり、原因も特定できずにいました。「3日間通院すれば治る」と言われて通っても、一向に状態は上向きません。そんな時にある整骨院で背骨矯正の施術を受け、すごく楽になったんですね。

「こういう腕利きの先生と出会えれば、体に悩む人が喜ぶのだろうな」としみじみ思い、自分も施術者になろうと決めました。

ーー実体験が、小竹さんの人生を大きく変えるきっかけになったんですね。その後、施術者になるためにどう学ばれたんですか?

30歳から専門学校に2年間通い、体について勉強しました。
私は結婚して子どもがおり、生活費を稼ぐためにアルバイトもしていました。

10時から17時まではリラクゼーション店でアルバイト、18時から21時まで学校やインターンという生活を送っていましたね。

在学中は治療院へのインターンシップで半年間学ぶなど、実践的なカリキュラムでした。施術のレベルも上がり、リラクゼーション店ではたくさんのご指名もいただきました。

ーー経験を積む中で、リラクゼーションのセラピストを目指したんですか。

いえ、私は治療がやりたかったんですね。インターン先の治療院の先生に相談して、一度施術を見てもらったところ「小竹さんはリラクゼーションの施術だね」と言われまして。
「何が違うんだろう」と思って、先生の施術を受けたら全然違ったんですね。

自分の理想に近く、先生に想いを話したのですが「今から10年はかかる」と諭されまして。10年後は40代ですし、現実的には難しい状況でした。そこで、セラピストとしての施術を極めようと決意しました。

多くのお客様を施術して経験を積もうと、大阪にあるリラクゼーションチェーンの店舗に個人事業主のセラピストとして加わりました。

全国展開のスピードを間近で感じる日々

ーーセラピストとして、リラクゼーション業界でのキャリアがスタートしました。その後の活躍ぶりを教えてください。

当時、大阪から全国展開が決まったタイミングで「セラピストのトレーナー」を募集することになり、思い切って応募したんですね。結果的に採用となり、正社員として新たな立場で関わることになりました。

トレーナーとして、セラピストを採用する際の技術チェックや育成に携わり、全国300店舗の規模になるまで1~2年間、各地を転々としていました。

ーー社員として、同じ業界ながら新たな道を歩んだんですね。どのようにキャリアを築いていったんですか。

約350店舗を展開したタイミングで体制が変わり、スーパーバイザーとして各店舗の運営力をアップする仕事を任されました。これまでは店舗がそれぞれに運営していましたが、本部として管理する形になった経緯があります。

各店舗を巡回して店舗とコミュニケーションを図り、売上管理やセラピストの定着率向上を担いました。最初は私1人でしたが、600店舗まで拡大した時には200人で各店舗を管理していましたね。

ーー大きな成長を間近で感じ、会社員として確かなやりがいを感じたのではないでしょうか。

管理コストが大きくなり、全国の店舗を3つにエリア分けを行い、200店舗ずつ管理する形に変わりました。

私には3つのエリアの内、1つのエリアを管轄する支店長業務を任せられたのですが、セラピストの意見や支店の考えをうまくできず、ほどなく新型コロナウイルスの影響から行動制限がかかるなど、業績が低迷します。

コロナ禍に直面し、私は業績を立て直そうと「セラピストの派遣、出張サービス」の展開を提案しました。しかし、出張型派遣でのサービスには様々なリスクがあるとして、リスク管理を嫌う経営陣からは良い返事が貰えず、立ち消えとなってしまったんです。

業界の未来とセラピストへの想いを共有

ーー予期せぬ事業の低迷に直面して、小竹さんはどのように対応したのでしょうか。

支店の閉鎖と共に退職を決意しました。当時は「次は何をしよう」とぼんやり考えていましたね。

そんな中で、HOGUGUテクノロジーズのプレスリリースを見て驚きました。前職で提案した「セラピストの派遣・出張サービス」を軸に、新たにアプリを立ち上げるという内容を目にして、すぐに「ぜひ一緒にやらせてほしい」と、メッセージを送りました。

「とりあえずお会いしましょう」とお返事をいただき、1週間後、HOGUGUテクノロジーズの本社がある大阪で代表の花岡社長と会うことになりました。

ーー花岡さんとの初対面では、どのような話をしたのでしょうか?

まず、お会いした場所は以前私が働いていた飲食店だったんですね(笑)。HOGUGUテクノロジーズの本社に近いこともあったのですが、不思議な縁を感じました。

花岡さんとは、サービスの展望について話しました。私は、前職からずっと考えていたプランを提案するなど、熱量を持って話しましたね。リラクゼーション業界に長くいて、確かなニーズがあると感じていましたし、成功する自信もありました。

それに、セラピストの「働き方を変えたい」という点が一致しました。会社に属するセラピストは、会社が定めた同メニュー・同一料金での施術を担当するため、入社年次を問わず手にする給与はそう変わりません。

一方で、HOGUGUのセラピストは、CtoC(個人と個人)のサービスですから、個人事業主のセラピストは自身の裁量で料金を設定できます。能力のある方が多くの報酬を得やすい仕組みなんですね。

サービスを提供するセラピスト、そしてサービスを受けるユーザー側の利便性という両面から「このアプリは成功する」と、確信に変わりました。


ーーそして、小竹さんは当社の『社員第一号』として採用されました。大手企業からスタートアップへと、大きなキャリアチェンジですね。

当初、家族には反対されました。当時はサービスが広がるかもわからない状態でしたし、資金調達などの見通しもありません。当然と言えば当然です。10年近く働いた大手からスタートアップに転職して、正直お給料は大きく変わることになります。

ただ、それでも『HOGUGU』には大きな可能性があり、私もキャリアを賭けたいという強い想いがあり、2020年3月から新たなチャレンジをスタートしました。

フラットなコミュニケーションを大切にして

ーー小竹さんの役割を教えてください。

業績計画の達成に向けた各種施策の推進や改善、新規キャンペーンやプロジェクトの提案、従業員満足度の向上施策、社内外の各種問い合わせ対応と、幅広く担っています。

【小竹さんのある1日】
▼10:00~
・出社
・前日売上の確認
・ユーザーの意見やお問い合わせへの対応

▼11:00~
・メールやLINE、スタッフの対応チェック
・キャンペーン企画、利用規約の見直し

▼12:00〜
・昼食
(お弁当を食べながら、レビューを確認)

▼13:00~
・開発会社とのミーティング(オンライン)

▼14:00〜
・スマートフォンなどで新サービスの動作チェック

▼15:00~
・新規プロジェクトの提案

▼16:00~
・社内スタッフからの問い合わせ対応

▼17:00~
・社員のスケジュール調整

▼18:00~
・従業員満足度(ES)の向上
・運用ルールの改善

▼19:00退社
・あえて普通電車に乗り、社員におすすめされたNetflixのコンテンツを視聴

ーー普段仕事を進める上で大切にしていることはありますか?

「協調性」と「謙虚さ」でしょうか。どの職場でも、どの人に向けてコミュニケーションをとる際にも意識しています。

たとえば、スタッフに仕事を依頼する際には「やってほしい」といった“上から目線”ではなく、「お願いしてもいいですか?」と、あくまでフラットな立場で接することを心がけています。

双方にとって気持ちの良いコミュニケーションをとることで、信頼関係を築けますし、良い仕事につながると考えています。

目指すは“世界No.1”

ーー小竹さんが描く、今後の目標やビジョンを教えてください。

出張リラクゼーションサービスのアプリとして、『HOGUGU』は日本国内でトップクラスです。まずは『HOGUGU』のユーザーを増やし、出張リラクゼーションをより多くの方々に身近に感じてもらいたいですね。そして、セラピストの働き方改善や地位向上の力になりたいです。

2019年9月に『HOGUGU』をローンチした頃には『Uber』や『Airbnb』といったCtoCサービスが話題を集めていて、アメリカでは『Soothe(スーズ)』というマッサージサービスがシェアを伸ばしていました。『HOGUGU』も世界で支持されるアプリとして、No.1を目指したいですね。

ーー『HOGUGU』には、どんな強みがあると感じていますか?

CtoCサービスである以上、ユーザーとサービス提供者の双方を提供できなければなりません。その点を踏まえると、私も含めて社員にセラピスト出身のメンバーが多く、セラピストの実情に合ったサポートやサービス設計ができている点は、一つの強みですね。セラピストが安心して活躍できる環境を整え、ユーザーにより良い施術を行なえると考えます。

また、サービスのニーズが高まることで支持を集め、資金調達を実現できていることも強みだと思います。効果的に広告を展開した結果、セラピストを集められることで、サービスを拡大する可能性が広がっています。

ーー最後に、HOGUGUテクノロジーズで「働きたい」と考えている方にメッセージをお願いします。

当社はスタートアップながら、広くご利用いただいているサービスを展開しています。今後もより積極的な事業展開を目指して、新たな人材の採用を進めている最中です。

社内は代表との距離も近く、メンバーの声が届きやすい環境です。あなたの意見やアイデアもどんどん発信できます。ぜひ、一緒に『HOGUGU』をより多くの方々に愛されるサービスに育てていきましょう。





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