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マーケティング職で働く、小澤 由帆(オザワ ユウホ)さんに、入社動機、現在の仕事、目指す未来についてお話いただきました。
- 「人生の前向きなきっかけ」を多くの人に与えたい
- 「バイトル」のプロモーションを担当。走りながら、考え、学ぶ日々
- 「時給アップを信じられない」そんな大学生へキャンパス内でアプローチ
- 裁量を与えてもらえる分、オーナーシップが必要
「人生の前向きなきっかけ」を多くの人に与えたい
私は商品のパッケージやお店のポップがすごく気になる子どもでした。キャッチコピーひとつでこんなにも商品の魅力が伝わるのかと驚くことも多く、自分も人に気づきを与えられる仕事に就きたいと思っていました。就職活動でも「人生の前向きなきっかけを与える」という軸で企業や仕事を選び、化粧品会社に入社しました。
その会社では売上の大きな割合を占めるカタログの企画から誌面制作までを幅広く任せていただき、とても充実した3年間を過ごしました。しかし、商品の特性上、ターゲット層は限られてくるもの。「もっと多くの人に影響を与えられるマーケターになりたい」という想いが大きくなっていきました。そうしたときにディップでマーケターを募集しているのを知りました。ディップの事業は非常に幅広い層のユーザーをターゲットとしていますし、マーケターはテレビCMや交通・屋外広告などのマスマーケティングを含めたさまざまなプロモーションを担うことができます。そうした環境に身を置くことが自分の成長につながると感じ、転職を決意しました。
「バイトル」のプロモーションを担当。走りながら、考え、学ぶ日々
入社以来、バイトルのプロモーションに携わっています。私たちの目標は、アルバイトを探す求職者にまずバイトルを思い浮かべていただけるようになること。私はテレビCMや交通・屋外広告の企画制作などを中心に担当しています。具体的には、市場調査から企画立案、広告代理店との打ち合わせ、タレント事務所との調整、効果測定、経営層への報告レポートの作成など、多岐にわたる業務を行っています。
ディップに入社して感じたのは、仕事のスピード感が本当に速いこと。走りながら、考え、学ぶところがディップの良いところでもありますが、入社当初はそのスピードに戸惑うときもありました。そのスピードに適応していくために私が行ったのは、速やかに仮説を立てて実行し、それを客観的に分析するというサイクルです。このサイクルを繰り返すことで、ディップのスピード感に合わせて仕事を進めながら、しっかり成果を出すことができるようになってきました。
「時給アップを信じられない」そんな大学生へキャンパス内でアプローチ
2021年12月から展開した「ディップ インセンティブ プロジェクト」では求人サービスを利用していただいているお客様に“働く人の待遇向上”を働きかけ、「バイトル」でも好待遇の求人情報を積極的に紹介してきました。ところが、CMを中心としたプロモーションを展開してきたにも関わらず、ターゲット層の多くの人が「時給アップを信じられない」と感じていることが調査から浮き彫りになりました。
そうした課題解決のために企画したのが、「バイトル」のメインターゲット層である大学生へのアプローチです。私たちが着目したのは大学キャンパス。「バイトル」を通して採用されると、以前のアルバイトと比較して時給が平均178円もあがっている事実を、最も共感してもらいやすい形でプロモーションしようと考えたのです。
私たちの提案に対して大学からは、「大学名を広告に使ってはいけない」「時給や金銭に関する表現を打ち出すのはNG」といった回答をいただくことが多く、交渉は非常に難航しました。交渉を始めた段階では、「この企画を実現するのは難しいかもしれない」とも感じていました。しかし、「ディップ インセンティブ プロジェクト」がアルバイト先での学生の待遇改善を意図したものであることなど、企画の背景や意図などを粘り強く交渉した結果、最終的には19のキャンパスでプロモーションを実施できました。
このプロモーションを実施したことで、「バイトル」の大学生からの応募やアプリのダウンロート数が増加しました。さらには、「バイトルを積極的に利用したい」という意向や「好条件の求人が多そう」というイメージを高めることができました。
裁量を与えてもらえる分、オーナーシップが必要
ディップでは、若手にも大きな裁量を与えてもらえます。それは新人が担当するプロモーションに与えられる予算にも表れていて、若手のうちから億を超える予算を担っているメンバーもいます。ただし、裁量を与えてもらえる分、オーナーシップを発揮し、自ら課題を解決していく強い意志を持って仕事に向き合わなければなりません。
「多くの人に、人生の前向きなきっかけを与えたい」という想いで私はディップに入社しましたが、学生からシニアまでがターゲットとなる「バイトル」のプロモーションを通して、その目標を実践できていると感じます。今後も成長を続け、あらゆる媒体で、あらゆるターゲット層に向けた企画・立案を担えるマーケターに成長していきたいです。
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