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中編はこちら↓
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職員と顧客へのインタビュー所感
先述したように、当金融機関の職員はマネージャーからスタッフまで、各々の職責において不正回避の仕組みを理解しており、それが業務フローとして定着しているのが伺えた。
またボーナスの評価体系を書いたリストが会議机に置いてあり、社内の風通しを良くする姿勢も感じられた。
そうした努力の効果か、職員のモラルとモチベーションも高いと感じたのも先述したとおり。
顧客インタビューからは、当社を選んだ理由として、顧客サービスがよい、他社より金利が安い、返済方法が柔軟という意見をたびたび聞いた。
また顧客と職員の接触頻度も週に一度という声もいくつかあり、かなり頻繁に現場に赴いている模様。
さらに今回訪問エリアにおいては、当社の業務提携した店舗はあったが、他行の支店は見なかった。
こうしたことをふまえれば、当金融機関は、この地域に根差した金融サービスとして、利用者から支持されていると理解でき、営業実態が疑われるような事実はない。
10月27日
三日目(おまけ)
この日は土曜日、フライトは午後。
となれば、ホンジュラスのことを皆さんにお伝えするために、市街地に出て写真を撮ってみようではないか。
スマホのGoogle Mapを頼りに、前日通り過ぎた市街中央の教会を中心とした公園を目指す。
天気は晴れ。
真っ青な、見事な夏空(たぶん年中続く)のもと、教会と学校が並ぶやや幅広い道をすたすた歩く。道端はきれいとまでは言わないが、特段汚くもない。
ホテルの近所
ホテルを出てまずは北を目指す。道端では、見たことない食べ物の食堂があるけど、現金がないので通過。
ここは、リアル北斗の拳な世界のはずだが、やはり案外平和。危ないところは、少なくともこの地区ではないのだろう。
2キロほど北東に歩いて目的の公園に到着。
街を象徴するサンペドロ・アパストル教会の前には公園が広がり、のんびりくつろぐ人々でにぎわう。
脇の通りの両側には縁日の出店のように、お店が並び拡げられた机に雑貨や土産物が並べて売られている。
通りのさらに奥まで行ってみると、見渡せる5・6区画先までは市場と商店街のミックス状態が続き、食品から靴、服、家電製品などなど、なんでも売っているようであった。
カテドラル サンペドロ アパストルCatedral San Pedro Apóstol
教会の横を抜ける通りと商店
商店街がずっとつづく
珍しい東洋人を見て声をかけてきた二人。
二人 日本人はみんなカンフーを習うんだろう?
筆者 カンフーは中国(笑)。日本は柔道と剣道を学校で習うよ。
『エイッ(一人で背負い投げと足払いのフリ)』
二人 …やっぱりマジかい😨(ドン引き)
という、ドン引きしたあとのお二人をパチリ。
そして空港行きのバスに間に合うように来た道から少しルートを変えながらスタスタ戻る。
とにかく暑くてのどが渇くので、水を買おうとドラッグストアに立ち寄る。
が、ドアが開かない。
インターホンで店員を呼び出してはじめて入店できるシステム。
なるほど、いくら安全そうな雰囲気とはいえ、相応に防犯対策をとっている。
こうして私は、一仕事を終えブログ用の写真も撮り終えて、街を救ったケンシロウよろしく、身も心も軽やかに、せっかく仲間に選んでもらったジャケットとパンツまで当地のホテルに残して、再びパナマへと旅立ったのであった。
借り手インタビューにご支援いただいた職員の皆さんと(筆者は左端)
ホンジュラス🛫
☁☁☁
🛬パナマ
そういえば訪問初日に今回訪問した社長から『その恰好は街で目立ちすぎる』との一言に肝を冷やして、服装を替えたままだった。どうりでスーツケースが軽いはずだ。
そうすると、またスーツを取りにサン・ペドロ・スーラ戻って来るのであろうか。。。
でもこんな『世紀末の街』ならいいかもしれない。
以上、最後までお付き合い下さりありがとうございました。