こんにちは、株式会社コーボー人事の梁瀬です。
先日、コーボーの福利厚生・制度紹介、第五弾として、新しい福利厚生「ビジネスアスリート手当て」についてご紹介させて頂きました。
今回は、第六弾
「フレックスタイム制」
についてご紹介させて頂きます。
【コーボーの福利厚生・制度紹介企画とは?】
コーボーの福利厚生や制度、取り組みについて1つ1つどのような想いがあって作られたものか?どんな制度なのか?などをご紹介させて頂く企画。
より”快適”で”ご機嫌”な環境で働く取り組み
コーボーでは人事のビジョンを「快適でご機嫌な職場、組織作りを追求し、仲間が良い仕事を生み出す仕組み・仕掛けを作り続ける」と定めています。
これまでも、「リモート勤務OK」「時間単位有給取得OK」「副業OK」をはじめとし、
仲間の働きづらさはもちろん解消するのは当たり前で、より快適に働け、その先にはご機嫌な気持ちにもなるくらいの職場や組織になるように制度や福利厚生などを創ってきました。
その中で、以前から声にも上がっていた「フレックスタイム制」(以下、フレックス)での働き方。
今までももちろん、導入を検討したことはありました。
取り入れたらもちろん皆の自由度は高まり、更に働きやすい会社になるとも思っていました。
しかし、自由度が高まるからこそ、一人一人が自立(自律)した組織でないとうまく制度が運営出来ないだろうことや、管理職や人事の勤怠への管理工数はもちろん今まで以上にかかってくること、SES事業もあるがゆえ、不平等感などが出てこないか、何より、リモートもOKなコーボーでこれ以上働き方が自由になったら、「顔を合わせて仕事をすることを尊重している」という社風などに影響があるのではないか?という不安もありました。
皆の意見を反映していきながら、制度設計は綿密に行い、コーボーらしいフレックスの運営を皆で作り上げ、2018年12月~2月末まで3ヶ月間フィジビリティー(以下、フィジビリ)を行い、2018年3月より本格導入に至りました。
導入までの軌跡① 導入背景からフィジビリまで
コーボーは設立当初から、労働時間制は固定時間制を導入しており、10時~19時を就業時間として定めていました。
その中で、
セミナーは大体19時開始など。有給を時間単位で使わずにセミナーにいけたらいいのに・・・
役所による時などもあるから、フレックスになったらいいなぁ・・・
などの声がありました。
フレックスを導入することで、更に皆が快適でご機嫌で働け、コーボーで働くことがワクワク楽しく充実したものになるんだったら!
と思い、意を決して、代表成田に「フレックスでの働き方を取り入れたい!」と提案しました。
前述したとおり、不安なことや懸念していることもあるのは事実。
この制度を取り入れて、皆の働き方はもちろん、会社の生産性を更に良いものとする取り組みになるように進めましょう
と期待のお言葉を頂いて制度設計をスタートしました。
制度上は、コア・タイムやフレキシブル・タイムをどうするか。ルールをどうするかについて、他社の事例を調べ、また人事顧問にも意見を聞きながら進めていきました。
”誰を対象にするのか”
”どんな働き方がフレックスで実現出来たらいいのか”
”フィジビリを経て、どんな効果があれば本導入し、どんなことが起きたら導入しないのか”
など、役職者以上の4名が集まる事業部会議でコーボーのフレックスで実現したい世界やそのためにどのような自由度で制度設計をしていくのかを2時間にわたって議論をしました。
そして、以下のような制度として、フィジビリをスタートしました。
(社内展開資料です。)
導入までの軌跡② フィジビリから本導入まで
2018年12月から3ヶ月間、フィジビリを行いました。
もちろん制度についての理解・浸透のため、仲間の勤怠は今まで以上に注意深く確認しながら、制度を正しく利用してもらうために、気になることは本人や管理職に都度フィードバックを行い、1ヶ月に1度は代表や事業部会議メンバーに社内で起きていることや所感を共有していました。
そして、2月中旬、社内に向けてフレックスアンケートを実施。
フレックスを使用してどうか?
フレックスを適切に運用できていない事例はあったか?
コミュニケーションの取りづらさは感じたか?
生産性は向上したと思うか?
風土は変わったと思うか?
本導入したいか?
などの意見を率直に回答してもらいました。
======アンケート結果抜粋======
Q.フレックスを導入してよかったところ、悪かったところは?
・朝早くから仕事が出来るようになった。夜に予定があるときに、早く上がりやすくてよかった。
・時間のメリハリをつけて業務に取り組めた。
Q.フレックスをとっていても、フレックスを有意義に使用できなかった事例はありましたか?
・フレックスに限らず、職種がらお客様からの対応などは多々発生している。
・ケースとしてはありましたが、特に負担は感じませんでした。
Q.フレックスをとりいれて、自部署の生産性は維持、向上したと思いますか?
・特に変わりはない。
・売上などの数字面で変わらず伸びている。
======アンケート結果抜粋======
また人事では、労働時間の推移や、売上などからもフレックスの影響を簡単にではありますが、分析。
2月下旬の事業部会議にてアンケート結果、人事の分析、所感なども含めて、制度の検討を行いました。
もちろん、フレックスを取り入れて、良いことばかりではなく、懸念されることもありました。
しかし、今の仲間であれば、コーボーらしくフレックスを存分に活用して自らの働きやすさも増し、会社としても生産性を更に追及していくこと出来る!と本導入が決定しました。(フィジビリの際からルールなどは少しアレンジを加えました)
その後の活用
フレックスを本導入してから、1ヶ月が経過しました。
想定していたように、勉強会に参加や、家庭の事業、夜遅くなった次の日の朝など様々なケースでフレックスを活用し、また「時間単位での有給取得」「リモートワーク」なども組み合わせながら、一人一人が快適に働く環境が作れています。
そして、SESエンジニアも、現在の案件ではうまくフレックスを利用したい際に利用できるような働き方を実現できています。
今後もコーボーらしい快適でご機嫌な環境の追求を仲間と共にしていきたいと思っています!
このような社風や想いをもったコーボーという会社に少しでもご興味があれば是非、気軽にお会いさせてください!
次回の福利厚生・制度紹介をお楽しみに♡
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