なにをやっているのか
私たちは、リブ・コンサルティングの本業である経営コンサルティング事業に次ぐ二本目の収益の柱として発足した、“テクノロジーに関連した自社プロダクトの開発”דカスタマーサクセス支援”を行う新規事業開発部です。(以下、テック事業部)
現在は第一弾のプロダクトとして、リブ・コンサルティングが創業期から得意領域としている紹介・口コミマーケティング(=ファンマーケティング)のナレッジをSaaS化したプロダクトAmbassador Cloud(アンバサダークラウド)の開発を進めています。
私たちの事業部は、予算策定から人事・採用まで事業部内で意思決定が行えるため、事業部として独立性が高いことが特徴です。
(経営コンサルティング事業とは全く別の組織となりますので、エンジニアやデザイナーの皆様がクライアントワークを行うことはありません。)
2026年売上10億円達成を通過目標とし、5年後には、会社の売上を牽引している事業部になることを目指して日々開発を進めており、2028年以降にはAmbassador Cloudに次ぐ第二・第三のプロダクト開発も予定しています。
■企業と顧客をつなぐプロダクト、Ambassador Cloud
私たちが開発を進めているのは、自社を応援してくれる”アンバサダー”を増やすことで、口コミ増や紹介増につなげるSaaSプロダクトで、顧客満足度は高いはずなのに、ご紹介が少ないという悩みを解決します。
Ambassador Cloudは、顧客のデータを見える化することで自社のアンバサダーに育成し、紹介・口コミをはじめとする”応援活動”を活性化させます。紹介・口コミが増えない原因をすべて解決できる5つの機能が備わっており、これらの機能によって紹介・口コミが年々伸びていき経営を安定化させることができます。特に、紹介実行率を向上させることができる「顧客紹介」の機能が充実していることがAmbassador Cloudの独自性であり、選ばれる理由となっています。
現在は、導入社数150社突破・5万人以上のユーザーが利用するSaaSプロダクトへと成長しています。
■顧客が”本当に求めているプロダクト”を開発する
私たちは、Ambassador Cloudを提供する最初の市場として住宅業界を選びました。
なぜ住宅業界なのか。
住宅業界には、いい住まいを提供して顧客満足度は高いはずなのに、なかなか新規のお客様が増えない、というファンマーケティングに特に深刻な課題を抱えている企業が多く存在します。
経営コンサルティング事業で住宅業界のクライアント支援を数多く手がけてきたリブ・コンサルティングだからこそ、住宅業界全体の課題や各企業におけるニーズの解像度が高く、顧客が”本当に求めているプロダクト”を開発できるのです。
■業界全体の不を解消することで、日本の経済に大きなインパクトを与える
住宅業界の市場規模は約15兆円。
全国各地の住宅メーカーや工務店は、人口減少や少子高齢化による新築住宅需要の減少に加え、資材不足などによる原価増、人口減少からくる集客難による広告宣伝費増、優秀人材の獲得のための採用費増などのコスト面の課題など、様々な問題を抱えています。
このような状況だからこそ、業界全体が新収益モデル構築を求めており、この巨大産業の業界の不をテクノロジーの力で解決していくことは、日本経済に大きなインパクトを与えます。
なぜやるのか
■リブ・コンサルティングのミッション
・100年後の世界を良くする会社を増やす
リブ・コンサルティングは、100年後の世界を良くする会社を増やすことを使命とし、持続可能な未来社会の創造に貢献し続けていきます。
私たちは創業以来、スタートアップ・ベンチャーやユニコーン企業など、世の中に新しいイノベーションを起こす企業や地域経済や地方創生に貢献する企業を対象に経営支援を行い急成長を遂げました。
クライアントの事業成長にコミットしたコンサルティングを強みとしており、企業の事業成長を後押しすることで、100年後の世界を良くするインパクトカンパニーを社会に多く生み出していきたいと考えています。
<インパクトカンパニーとは>
1.世界を良い方向に変えていく、志がある
2.新しい価値を生み出す、独自性がある
3.挑戦しつづける、情熱がある
4.人々と環境への貢献を想う、社会性がある
5.世の中に大きな影響を与える存在になるために、業績・仕組み、人財育成、社員感動満足、顧客感動満足を追求している
■なぜ、コンサル会社がSaaSプロダクトを開発するのか
リブ・コンサルティングは2012年に創業し、本業の経営コンサルティング事業で年間数千の企業と接点を持っています。しかしながら、金銭面やリソースの問題ですべての企業を支援することはできません。そのような課題をテクノロジーの力を使って解決しようと考えました。
コンサルティングで培ったナレッジを、私たちテック事業部でプロダクト化し、カスタマーサクセスが支援することによって、サービス内容の品質は高いまま、効率的・広範囲に企業を支援することを可能にします。
■テック事業部のビジョン
新たな世界観を通じて100年後の世界を良くする
<プロダクトビジョン①:アンバサダー経営の実現>
経営資源が限られる中小企業は、ファンになったお客様に「応援・協力」してもらうことで、自社の生産性を高めることができます。
ファンの協力範囲は広く、経営資源を外部にまで拡張することで新たな経営インパクトをもたらします。顧客と一緒に何かができる企業は、購入検討顧客を含む顧客全員にとって安心感を得やすく、こうした透明性や物語性を持つ企業が顧客からますます選ばれる時代になります。
私たちは、“アンバサダー経営”によってファンとともに経営できる企業が競争優位性を有する社会を実現したいと考えています。
<プロダクトビジョン②:トラストエコノミー(信頼経済)>
デジタルでもリアルでも有料広告の情報で溢れる現在、顧客は情報の質=信頼できる人からの紹介/口コミをより重視するようになりました。
自社を愛する顧客=ファン(アンバサダー)が発信する質が高い情報から、消費者がより最適な購入先を選べる世界の実現、「トラストエコノミー(信頼経済)」という新たな世界観の実現を目指し、アンバサダークラウドは誕生しました。
私たちは、広告投下量の多い企業ではなく、口コミ/紹介によって、真に顧客に"信頼"される企業こそが地域に末永く残り、世の中を良くしてほしいと考えています。
ファンによってもたらされた質の高い購買情報によって“信頼経済圏”を確立されることを目指しています。
「アンバサダー経営」と「トラストエコノミー」を実現することで、100年後の世界を良くする会社"インパクトカンパニー"を社会に多く生み出すことができます。それが、私たちの提供価値です。
どうやっているのか
■リモートワーク制度
働きやすさと働きがいのバランスの取れた組織創りを行っており、現在は、リモート&出社のハイブリットな勤務形態となっています。原則、社内コミュニケーションを目的として週1回の出社日があります。(テック事業部は毎週水曜日を出社日としております)
・働きやすさ
現行の制度ではフルリモート制は取り入れておりませんが、スケジュール管理は個人の裁量に任せており柔軟に働くことができる環境です。育休取得実績(今年は2名)もあり、子育て中の社員もいるのでプライベートとの両立はしやすい環境です。
・働きがい
会社の方針・カルチャーとして、チーム内はもちろんのこと、チームや部署を超えた仲間との繋がりやコミュニケーションを大切にした組織づくりを行っています。
出社時にビジネスサイドのメンバーと何気ないコミュニケーションがとれることで、普段のMTGでは出ないアイディアや提案などが生まれる良さがあったり、仲間の成長を見られる機会やチームで良いプロダクト開発ができている感覚を得られる機会にもなっています。
■残業時間
現在は月あたり約20時間程度です。
繁忙期(リリース前)は33時間程度、閑散期は15~20時間程度の残業時間です。
コンサルティング事業部(クライアントワークの部署)とテック事業部は事業が異なりますので、働き方も異なります。同じ会社ですが、別物として考えていただいて構いません。とはいえ、コンサルティング会社が母体であることから残業時間を気にされる方が多いかもしれません。コンサルティング事業の成長期は大変な時期もありましたが、現在は創業から12年が経ち上場準備に入っていることから、全社として、労務管理を徹底しています。
■代表メッセージ
弊社の新規事業にご関心をお持ちいただいた皆様へ
ある経営者が私に問いかけてくださった言葉を贈りたいです。
「石井さん、スタートアップの存在意義は何だと思う?
俺は、“これまでにない仮説”の検証だと思う」
どうせ一度きりしかない人生
これまでにない仮説を世の中で検証してみたい
新たな世界観を創造し、世の中を少しでも良い方向性に導きたい
そんな思いで事業経営をしています。
新たな世界観を世の中に創造するプロセスを
本事業を通して、一緒につくっていきませんか?
同じ志をもって、ともに働ける日を心待ちにしております。
最後まで本ページをお読み頂き、誠にありがとうございました。
執行役員 石井祐季