日本では少ないトランスジェンダーの方向けの住宅購入相談窓口を展開していきたい
こんにちは!Keller Williams東京ウエスト採用担当の三好です! 今回は『不動産エージェント』ってこんな人達がいるよ。というご紹介としてインタビューを行いました。お話を伺ったのは、保険業界の経験を活かし当社に参加している、MIURAさんです!
YUSUKE MIURA
生命保険業界15年目、主に年間700件の個人保険相談をリモートにて対応。
マイノリティの方々への保険相談に特化した独自のマーケットを構築する。
今後は保険に加え、不動産購入を希望するすべての人の想いを実現するためKW東京ウエストに加入。
ー KW東京ウエストに加入した理由について
初めのきっかけは知り合いからの紹介です。
本職は保険代理店に所属していて、業界歴は15年目ですが、お客様から年間20件くらい投資用不動産の話をいただいて提携先の不動産屋に紹介をしていたので、不動産には興味がありました。
知り合いからは、外資系の保険会社と同じような研修やマインドセットを行っているから、改めて勉強をし直すと面白いですよ!と言われた記憶があります。マインドや、お客様に対する考え方、ビジネスに対する考え方が今まで携わってきた保険業界とケラーウィリアムズは同じなんです。だから「扱う商材が違うだけで、活動は同じだな」とすぐに理解することができました。
不動産購入を希望するすべての人の想いを実現したい
日々、保険相談という形でお客様とお会いしますが、保険以外のお金の相談、人生相談を受ける機会がとても多いです。
例えば「家を買いたい」となった場合、事前に頭金の準備があればいいのですが、そうではない場合、今までの保険を整理して頭金を確保したり、契約内容を見直して月々のローン返済に充てたり。家を買う際には、保険の見直しが発生する確率が非常に高いんです。
また、私はLGBTのトランスジェンダーという性同一性障害の方の保険相談を年間200件くらい受けていますが、専門知識がないために、問題解決ができる保険営業マンがなかなかおらず、保険に入るだけでも大変な苦労をされています。
実は、保険加入のハードルが高い=住宅ローン借り入れのハードルが高いんです。予算や物件が決まり、事前審査も通ったので本審査を申込みしたら、資金面はクリアだけど、団体信用生命保険の審査が通らず、またイチから物件を見直すことになってしまうという問題が少なからず存在しています。その手間をなくすお手伝いをしたい。
「僕が不動産を取り扱えれば、一気通貫で解決できるな」と思い、不動産エージェントを始めたというのが一番大きいです。
日本では少ないトランスジェンダーの方向けの住宅購入相談窓口を展開していきたい
ー 目指したい目標と取り組んでいる活動
保険の仕事と同じぐらいの収入の柱を不動産でも作りたいです。年間の取扱高10億円を目標に挑戦してみようと思っています。
「目標は大きい方がいい」とケラーウィリアムズの研修資料の一文に書いてあるのを見たので、それぐらいの数字を目標に掲げてみても面白いかなと思っています。
ありがたいことに、毎年多くの方から、新規の保険に関するご相談やご紹介をいただいています。一方、保険の広告は規制が厳しく、また競合相手が保険会社になってしまったりと、個人で広告を出すのはハードルが高いのですが、不動産は個人で発信することが可能な商材です。これからはトランスジェンダーの方向けの住宅購入相談窓口という切り口で不動産と保険のご提案をしていこうと考えています。
集客のWebページについては、最近リリースいたしました。今後、トランスジェンダーのインフルエンサーの知り合いの方にも発信していただき、Webページの存在を一人でも多くの方に知ってもらえたらと思っています。
どんな営業マンも浮き沈みがある。そんな時にチームで引き上げられるのがKW東京ウエストの特色
ー東京ウエストのフォロー体制について
他業種からのチャレンジで、不動産の知識が豊富にあるわけではない中、1か月に20講座を超えるLIVEトレーニングを受講できる環境は有難いです。
またエージェント交流会では他愛無い雑談の中から新たな発想が生まれたり、見るポイントや、見え方そのものが変わります。今はオンラインで打合せをする機会も多いですが、やはりチームのメンバー同士が 直接会って情報交換できる場が用意されていることは、フルコミッション型の組織では珍しいと思いますし、価値を感じています。
また、どんな営業マンでもスランプがありますが、落ち込んだ時の捉え方が大事です。
落ち込んだあとは上がるしかないんです。浮き沈みは絶対に発生するものですから「いいね、次、絶対くるよ」と思えるかどうか。逆に、いい状態であればあるほど怖いと思えるか。そして落ちても次に上がるときのために種を今のうちに撒いておかなければ、と気付ける人は多くない。
一定のレベルまではチームは必要です。 KW東京ウエストには経験豊富な方もいらっしゃるので、心強いです。
苦手なことを頑張って克服するより、その時間を使って得意をガンガン伸ばす
フルコミッション型の働き方は、その人の生き方、生き様ではないでしょうか。 成功を掴むには他責にしないということです。他責にしているうちは数字も上がらない。
私もだんだん尻上がりに上がってきたタイプなので、良い時も悪い時も解っているつもりですが、大事なのは辞めなかったこと。やり続ける中で必ずヒントがありますから、それを活かしていくことだと思います。
あと最近思うのは、自分の得意・不得意をきっちり見極めて、得意を伸ばしていくことではないかと思います。フルコミッションで上手くいっている方たちは、苦手なことを頑張って克服するより、その時間を使って得意をガンガン伸ばすことに集中していると感じます。
ー異業種の方で、不動産エージェントに関心がある方に向けたメッセージ
不動産の面白い所は、買う時だけではなく売るときもチャンスになります。保険営業の立場からすると、辞めるときにチャンスがあるというのは発想として面白いです。
自分の業種と不動産は関係ないと思われがちですが、資産や保険などが絡む業種の方は、なぜ不動産を商材で持っておかないのだろうかと思います。
今までは、できる環境がなかったと思いますが、不動産エージェント制度は今後、フリーランスの世界で脚光を浴びていくと感じています。
せっかくのチャンスを逃さないようにしていきましょう。