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【施工管理インタビュー】営業で入社した自分が「施工管理」へキャリアチェンジ。未経験スタートを支えた充実の教育制度と職場環境

自社で技能士を育成する施設「オンテックス・テクニカルスクール」をはじめ、育成に力を入れている株式会社オンテックス。未経験スタートでも入社後に基礎から知識・スキルを身につけ、一人前へと成長することができる環境が整っています。

今回は、営業として入社した後に「施工管理」へキャリアチェンジした伊東さんにインタビューを実施。教育制度や資格取得支援制度を活用し、どのようにステップアップしてきたのかについてお話を聞きました。


大阪本社 工事管理本部 統括責任者/伊東健太

2002年に株式会社オンテックス入社。福岡支店にて2年間、営業の経験を積む。その後、施工管理にキャリアチェンジ。5年ほど現場での業務を行い、静岡支店で責任者を務める。2020年に名古屋支店へ異動。2023年より大阪本社に移り、施工管理の責任者として活躍している。

「現場でお客様と長く接したい」と思い、施工管理の道へ

ーー伊東さんの入社時のキャリアは「営業」でした。そこからなぜ「施工管理」へとキャリアチェンジしたのでしょうか?

前職はハウスメーカーの営業だったのですが、経営難に陥ってしまい、転職を余儀なくされました。オンテックスは学生時代の就職活動で存在を知ったのですが、当時から「無借金経営」という話を会社説明会でしていましたね。

ちょうど就職氷河期の頃でしたから「盤石な経営基盤があるなんて、すごい」と純粋に思った記憶があります。転職する際にも、その話を思い出して、応募しました。

入社から2年間は福岡支店で営業をしていたのですが、次第に「”施工管理”の方がより長い時間をかけてお客様に向き合えるかも」と思うようになったんです。そこから、契約いただいたお客様に、如何に喜んでもらえるかを現場で実感したいと考え、施工管理をイチから目指すことにしました。

ーー同じようにキャリアチェンジをする方は多いのでしょうか?

意外と多いのではないでしょうか。当社の営業から施工管理へキャリアチェンジしている方も少なくありません。やはり営業経験があれば営業担当の気持ちも分かりますし、業務の流れもすんなりと頭に入ってきます。

まったくの未経験であっても、教育制度が充実しているので特に心配はなかったです。

ーー伊東さんは営業経験を積んだ後、静岡支店で施工管理の責任者を務めています。どのような経緯を経て、キャリアアップしたのでしょうか?

福岡支店から静岡支店へ異動するタイミングで、責任者へ昇格しました。所属長としてメンバーをまとめ、職人さんの採用やお客様対応、部下の育成などが主な担当業務です。

そこから、部下の育成スキルをさらに高めるために名古屋支店へ異動しました。少しずつ、さまざまな支店で経験を積み、成長できたと思っています。

充実した教育制度を活用し、資格取得も実現

ーー施工管理の仕事内容について、教えてください。

施工管理は「現場で工事にあたる職人さんの監督・指導」が主な仕事です。

当社が担当する案件は、「戸建て住宅の塗装」や屋根に金属の瓦を乗せる「葺き替え工事」が中心。職人さん1人あたり10件前後の工事を担当してもらいます。まずは案件を担当してもらえる職人さんを採用し、工事の内容を共有します。

1日の流れは、このようなイメージです。

  • 8:00に職人さんに「本日の工事予定」を共有
  • 施工主であるお客様に「本日の工事予定」を連絡
  • 社用車で複数の現場を巡回
  • 現場に到着したら、安全に作業ができているかをチェック
  • 気になる点があれば職人さんに声をかけて、指示を出す
  • 16:00頃の夕方には事務所に戻り、資材購入に必要な「予算管理」の書類を作成
  • 事務作業が終われば、1日の業務が終了

このように営業から案件を引き継ぎ、施工〜工事完了まで伴走しています。

ーー専門知識や技術を身につける機会などはあるのでしょうか?

もちろんあります。私も1級建築施工管理技士、2級土木施工管理技士を取得しました。資格が取れれば、資格手当の支給もあります。

各支店には倉庫があり、そこに「多能工技能士」の資格を取るための設備もあるんです。練習用の模型を作っていて、技術を磨くことができます。

現場で施工管理をする以上、作業ができなければ職人さんに的確な指示が出せませんし、何より納得感を持ってもらいづらいです。そのために、実際に自ら作業ができるまで練習を積めるようになっています。

コツコツと学びながら技術を身につける体制は整っているので、ほとんどの社員は2年〜3年ほどで資格を取得していると思います。

ーー会社が支援する教育制度には、他にどのようなものがあるのでしょうか?

資格取得のための講座受講料や、試験会場までの交通費は会社が負担してくれています。他にも「オンテックス・テクニカルスクール」という制度があります。

自社で雇用している職人さんが技術をさらに磨くための訓練校があり、倉庫内に建てたモデルハウスで、養生の練習や外壁への吹き付け塗装などの練習をしています。

実際の現場と同じ環境でスキルアップできますし、先日の多能工技能士の資格試験はスクール内で実施されていました。

本当に手取り足取り教えてもらえるので、専門性の高い技術が身につくと思います。オンテックスは塗装業界トップクラスの売上を誇る企業です。その実績に見合ったハイレベルな施工管理を育成する環境があると強く実感しています。

現場で信頼を獲得し、やりがいのある仕事を続けてきた

ーーこれまでの仕事を振り返ってみて、心に残っているエピソードはありますか?

職人さんとのやり取りは、心に残っていますね。施工管理になったばかりの頃は私も若かったので、試されるような言葉をかけられたこともありました。それでも「こちらも本気で仕事に取り組んでいるんだ」という気持ちで真摯に向き合った結果、認めてくれました。きちんと行動で見せると、コミュニケーションも取りやすくなりました。

作業を丁寧に進め、根気強くコミュニケーションを続けていると、信頼してくれるようになるのだと思います。認められれば、チーム一丸となって案件に取り組み、問題なく施工も進められるようになりますから。

ーー伊東さんは、どのような点に施工管理の「仕事のやりがい」を感じますか?

当社は屋根の工事、塗装をメインに手がけていますが「脱炭素」などに関わる、最先端の工事にも積極的に携わっています。

断熱工事、気密工事などの温暖化を防ぐための住宅リフォームは、他社ではなかなか進んでいないのが現状です。そうした業界に先駆けた取り組みを担当できる現場を監督できる点は、大きなやりがいにつながっていますし、そのような最先端技術の仕事に携わることで施工管理としてのキャリアがあがっている点もオンテックスならではだと思います。

誠実に仕事に取り組む方なら、未経験でも大丈夫

ーー伊東さんが感じている「オンテックスの強み」は何でしょうか?

やはり「営業力」は圧倒的にずば抜けていると感じます。そのおかげで、施工管理としてはさまざまな現場を経験できているんです。新築物件以外の工事は、ほとんど対応しています。ですから、本当に幅広い知識が身につきますね。

先ほども紹介した断熱工事をはじめ、湿気を逃すための工事やシロアリなどの防虫工事、耐震補強工事などにも関わることができるんです。

また現場での働き方にITを導入し、業務効率化を図ろうともしています。施工管理用アプリや、現場の状況を写真で報告できる管理システムなどを取り入れているのも強みの一つかもしれません。

ーー最後に、どのような方が施工管理に向いていると思いますか?

「この人だったら大丈夫」と思ってもらえるような、安心して現場を任せられる方が向いていると思います。工事期間中は長いですから、誠実な態度で信頼を獲得していける方におすすめです。入社後にしっかり学べる機会もあるので、一緒にコツコツと頑張っていきましょう!

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