こんにちは、デザイナーの松井沙季こと、まめこです!
旅行会社OLからwebデザイナーになれた私の軌跡のお話をしようと思います。
※誰かの役に立つかと言われたらわからないのですが、駆け出しの方やこれからwebデザイナーを目指したい方へ幾ばくかの希望や何かのきっかけを与えられるかなという内容となっています。
PCを購入
私がデザイナーを目指そうと決心した時点(2020年10月)では、PCすら所持していない状態でした。googleで情報収集・知り合いやsnsを通じてデザイナーの方におすすめのPCを聞いて、macを購入しました。ただwindowsしか触れたことがなかったので最初は操作に戸惑うこともありましたが、iphoneユーザーだったこともあり、大きなiphoneだと意識することで自身の中でハードルをむりやり下げて慣れていきました。
udemyで独学
とにかく一旦デザインに触れたいと思ったので、オンライン学習プラットフォーム**udemy**で動画を視聴しインプットしながら一緒に手を動かしてみました。結果的にこの学習方法は私のように短期で習得したいと思っている方には向いていないかなと思いました。Adobe photoshopやIllustratorなどツールの「使い方」を学ぶだけなら最適かもしれません。
そしてデザインのように正解がないものは良し悪しの基準が初心者にはわかりにくいため、添削をしてくれる人が必須だと実感したことで、スクールでの学習を決めます。
スクールで学ぶ
当時、webデザイナーを目指す人向けのスクールが多く存在したのですが、その中でも一番私の性質上マッチしそうなDeLifeでの受講を決めました。
・3ヶ月という短期集中型
・少人数でメンター制
・本気の人だけが入構を許される選抜制(競争率10倍)
・メインはデザインだが、マーケティングや心理学など複合的に学べる
・仕事獲得まで支援してくれる
などなど様々な理由がありますが、特に結果が圧倒的だったことが決め手でした。
多くの卒業生が受講終了前から生計を立てるほどの売上をあげていたり、耳にしたことのある企業のサイトを手掛けていたりと輝かしい成果を報告していました。
DeLifeへの合格が決まってからは、毎日デザインの課題に追われとうとう本業を退職することになります。上手くいくという見通しがたち自分の将来像が見えてきたことと、単純に本業に費やす時間が無駄だと思うようになってしまったためです。
3DCGとの出会い
この頃海外のサイト内で頻繁に使われている立体的なイラストを目にしたことで3DCGの存在を知ります。2Dのイラストとは違う存在感と奥行き感。イラストをかじっていたので2Dが3Dになっただけだろうと軽い気持ちで始めてみました。
チュートリアルの動画は17分でしたが、私はマグカップ一つに4〜5時間を費やしました笑 結論でいうとはじめの一歩は、かなりの難易度を感じましたし、向いていないなと思ったものですが、そのネガティブ思考を凌駕するほどの楽しいという感情によってwebデザイン学習でキャパギリギリなのに3DCG学習にまで手を出し始めます。
Blenderという無料ツールを使用しています。
Webデザイン×3DCG
3DCGイラストの幅広い表現手法やお手軽さに感動しながら、日本のwebサイトでも活用されていく日が近いだろうと考え、周りのwebデザイナーで取り組む競合がいなかったこともあり、3DCGを私のアピールポイントにできないかと考えます。
”道草を楽しめ大いにな
ほしいものより大切なものがきっとそっちにころがってる“
私の最愛読書であるハンターハンターの作中でジン=フリークスが残した名言です。当時webデザイナーを目指して猪突猛進していた私ですが、3DCGに出会い寄り道したことで結果的にwebデザイン×3DCGという私らしいポジショニングで活動していくこととなります。
Maslowにジョイン
2021年8月、スクール卒業間近のこの時期、進行している案件はあったものの公開できる実績はゼロという状態で、今もお世話になっているMaslowへのジョインを果たします。駆け出しの私がなぜか?その大きな理由が3DCGという差別要因があったからでした。もちろんそれ以外にもポテンシャルや価値観などのスタイルがマッチしたという条件もあったとは思いますが、結果的には私らしい強みを持ち合わせていたことで、コネなし・営業0で制作会社との契約を交わすことができました。
プロ集団の中に突然ひよっこが入ってきたという感じだったと思うのですが、皆さん優しく対等に接してくださり、否定をしないという意識があるのか当初から相談がしやすかったことを覚えています。ただ業務中の姿の印象でしかなく、お仕事外で皆さんのパーソナルな部分を知ることが難しいので、様々な側面をもっと知っていけたら嬉しいなと思っています。
まとめ
webデザインのスキルを磨くことは前提として、自分ならではの武器を見つけることでメリットを生むという私の実体験でした。
駆け出しwebデザイナーで仕事獲得に悩んでいる方や、これからwebデザイナーを目指そうと思っている方のキャリアの参考に少しでもなれたなら嬉しいです。