こんにちは!Algoage採用広報チームです。
Algoageでは未来の当たり前を作るため、カンバセーショナルコマース領域におけるより良い体験・意思決定を支援するサービスを開発提供しています。
そんな中で、Algoageの事業成長の要となる営業チームはどんな組織なのか。今回は営業マネージャーの阿久井さん、方城さんに営業チームのカルチャーや目指すべき先についてなどをお伺いしました。
<メンバープロフィール>
方城さん(左側):
Sales部門の営業マネージャー。株式会社サイバー・バズにて営業/プランニング/人事を経験し、産休育休を経て、家庭を大事にしつつもキャリアを構築しつつ挑戦できる環境に惹かれて、2023年にAlgoageへ入社。
阿久井さん(右側):
Sales部門の営業マネージャー。新卒で株式会社トランスに入社し営業を経験し、2019年にDMMに転職。DMMから出向という形で2022年からAlgoageの営業を担当。その後Algoageに転籍し、営業マネージャーとして活躍。
情報の透明性が高い組織だからこそ活躍する営業メンバー
ーー営業組織はAlgoageの中でも特に活気があるチームだとお伺いしています。どんなメンバーが働いているか教えてください。
阿久井:営業チームメンバーは、大人かつ自分ごと化できる能動的なメンバーが揃っています。あと、良い意味で前のめりに突っ込んでくれる人が多いですね。というのも、Algoageはフルリモート環境がベースなので、自分で情報を取りに行く姿勢がとても大事になってくるという背景もあります。
現在組織拡大フェーズ真っ只中でできることが増えてきた一方、スタートアップという特性もありますが、予期せぬ問題に直面することも多いです。現在の営業チームは、イレギュラーが発生しても、自走して情報をキャッチアップできるメンバーばかりですね。
特に方城さんがとても良い例で、最初怖いくらいSlackを見てたよね(笑)。私から渡した案件が多かったのですが、過去の細かいやり取りのスレッドまで見てくれていて仕事を進めるのがとてもスムーズでした。
方城:確かにSlackはめちゃめちゃ見てましたね(笑)。スムーズに仕事が進められたのは、Algoageの情報の透明性が高かったことも大きいと思います。全てオープンなチャンネルで会話されているので、情報が取得しやすかったんです。
断片的な情報から全体概要を予測する能力は必要ですが、Slack内を検索すれば大体の情報が取れる。それはAlgoageの情報の透明性があるからこそだと思います。
入社してから、仕事をスムーズにこなすようにするためには、いかに受け身ではなく自分から情報を探しに行って、自分の知識を広げるかがまず大切です。そういう部分では、リモートや出社という環境に左右されず全てオープンになっているからこその良さを感じますし、自分自身家庭を持ちながらの環境であってもパフォーマンスが出せる部分だと感じています。
方城さん
活躍するポイントはキャッチアップ力
ーー阿久井さんは広告代理店経験は未経験、方城さんは広告代理店出身ですよね。Algoageの事業や業務内容についてはそれぞれどのようにキャッチアップされたのですか?
阿久井:未経験で一番ハードだと感じたのは、マーケティング施策の具体的な影響を理解することでした。例えば、あるポップアップがどのように数字に影響するかなどの分析、提案経験がなかったため、どのような施策がどのように効果をもたらすかの感覚がなかったのが大変でしたね…。広告運用の経験がある人は、感覚的にこれらを理解できるかもしれませんが、数値と施策の連動性がわからず最初は苦労しました。
そこで、自分の価値観と正解とのズレを修正していこうと、その施策の意図についてチャットのシナリオを作成しているプランナーやデザイナーなどに理解できるまで徹底的に聞きました。方城さんも仰っていましたが、まず調べてSlackから情報を得ることも役立ちましたね。似たようなパターンに直面したとき、質問せずに過去の案件情報から判断できたのは大きな助けになりました。
方城:阿久井さんの行動量は本当にすごい…!マネージャーとしての役割を果たしつつも、ご自身も最前線でフロントとして活動していて、チーム全体の雰囲気をつくっています。たまに阿久井さんって何人いるんだろうと思う(笑)。
阿久井:ありがとうございます(笑)。私は方城さんの細やかなキャッチアップ力は本当にすごいと思う!
方城:それはAlgoageの環境だからこそできている部分もあるかも…!私は広告代理店出身ではあったのですが、DMMチャットブーストCVに関する独自のルールや仕組み化、そしてそれを結果につなげるための取り組みを理解するのは苦労しましたね…。理解するために、自分なりに内容を噛み砕き、たくさんの資料を見たり、Slackの履歴を遡ったりして、徐々にイメージをつくっていきました。
また、DMMチャットブーストCVではポップアップのABテストを頻繁に行うのですが、私は広告代理店時代に、認知に効果のあるSNSなどの広告運用を担当していたので、Algoageのようなユーザーの深いインサイトをとった上でのマーケティングは経験しておらず、今までの経験がすごく活かせるわけではなかったんです。集客したユーザーが顕在的な需要を持っているのか、それとも潜在的な可能性があるのかを判断することは、広告業界にいたからこそ理解できる部分もありますが、それでも常にアップデートし続ける必要はありますね。
阿久井さん
心理的安全性の高いAlgoageの営業チームで働く魅力とは
ーー営業チームで働く魅力を教えてください。
方城:よくある体育会系の営業組織の雰囲気ではなく、Algoageでは感情ベースで怒ることや怒られることが一切ないのは健全だと思う。もし問題が起きた時も、誰かを責めるのではなく、まず背景と再発防止策について話し合いますね。重要なのは、「どうしていくか?」という解決策を見つけ、みんなで目線を合わせることです。
このカルチャーは、ボードメンバーやチームリーダーの人間性が、怒ることや怒られることではなく、常に合理的で建設的な話し合いを重視しているからこそつくられてきたんだと思います。そのカルチャーがチーム全体に良い影響を与え、問題に対して前向きに取り組む文化を作り出しています。
阿久井:ただひたすら根性論で詰めたり、否定されることがなくロジカルに問題を解決しようとしているチームだからこそ、いろんな挑戦に向き合えますよね。あとは私たちのチームでは、どんな話題を提起しても必ず誰かが反応してくれます。否定的な反応が基本ないので、柔らかい雰囲気でコミュニケーションが円滑に進むのも良いところだと思います。
ーー営業チームで良い雰囲気をつくるため、コミュニケーションの取り方で意識されていることはありますか?
阿久井:タスクベースでのフィードバックを大事にしていて、タスクを細かく分解し、その意図を明確に伝えるようにしています。個人に向かうのではなく、コトに焦点を当ててフィードバックを行います。
個人的には、チームメンバーがどのような課題を持っているかを隠すのではなく、チーム全体でオープンにすることで成長が早まると思っています。個々のタスクや問題に関しては、1on1などで解決することもありますが、組織全体で学びを深めていくためにも他のメンバーも学べる内容や伸ばすべきポイントに関しては、オープンにフィードバックをしていますね。
方城:次にどうしたら良いのか?と建設的に目を向けて話せるところが良いですよね。仕組みづくりに目を向けている。日々の柔らかいコミュニケーションがあるのでそこで信頼を持って伝えあっているのも大きいと思います。
阿久井:そうそう!あと朝礼で雑談ベースのコミュニケーションを行なっていることも大きく作用してますよね。リモートワークが多い現状だからこそ、双方で気軽に声かけられるような関係性の構築が必要ですし、そのためにも相互理解を深めるための雑談ってすごく大事だと思います。
あと、単に朝礼が上司に詰められる場という認識になってはいけないと個人的に思います(笑)自身でも朝から緊張感のある雰囲気は避けたいですし、メンバーのメンタルチェックやリラックスしたコミュニケーションの場として活用していきたいです。最近入社した第二新卒のメンバーが、朝礼に対して「これは遠慮してたら損失だ」と考え、楽しみながら積極的に会話に参加してくれるようにもなりました。この雑談タイムは、チームの結束を高めるための大切な時間として機能しています。
「まず、思いやり。」を重視した雰囲気作りのために
ーー雑談を通して相互理解を深めるコミュニケーション、素敵ですね。Algoageの営業チームの雰囲気づくりで心がけていることはありますか?
阿久井:絶対に暗い雰囲気で仕事をしないというマインドを持つこと!特にメンバーのメンタルの上下には常に注意しています。人は調子が良い時も悪い時もあるので、調子が悪い人には積極的にコミュニケーションを取りにいきますね。
確かにAlgoageの「営業頑張ろう!」というスタンスで、常に明るいチームで仕事をすることは世間でも珍しいかもしれませんね。目標を達成しているか達成していないかは営業の成果に大きく影響しますが、焦りや張り詰めた空気の中で働くことは辛いです。そんな環境は誰にとってもプラスにならないと思うので明るい雰囲気を保ち続けたいですね。
方城:明るい雰囲気、本当に大事!人間は基本的に心で動くので、チーム内で良い心の状態を保つことは高いパフォーマンスと成果を出すために必要だと思います。ただやらなきゃ…!と頭で考えているだけでは、良くも悪くも限界がありますよね。だからこそ、メンバー全員が自発的に動けるようなコミュニケーションが必要です。
営業チームでは年次など関係なく自分の意見をぶつけ合えるので、気兼ねなく発言できることが良いところですよね。誰かがひとつのことを議論する際、まずその発言を受け入れてくれる心理的安全性の高さがあります。他部署との関係構築が重要な営業というポジションだからこそ、Algoageの「まず、おもいやり。」というバリューを心がけていきたいですね。
ーー阿久井さんはDMMから転籍、方城さんは人事から営業として転職されてますよね。Algoageにご入社されていかがですか?
阿久井:Algoageってメンバー全員が優秀で、お互いへの信頼度がすごく高いんです…!何かあったときに誰かが助けてくれるという心理的安全性も高く、メンバー一人ひとりに広い範囲の仕事を任せることができ、業務を進めやすい環境が整っています。
自身が2年半DMMで仕事をしていたからこそ感じるDMMとの最大の違いは、「何かにぶら下がれない」という点ですかね…。DMMではネームバリューや役員の力に頼ることができますが、DMMグループという後ろ盾はあれど、Algoageはスタートアップですしそのような環境はありません。そんな環境だからこそ、積極的に挑戦することを後押しし、優秀なメンバーのフォローがあるため、失敗してもカバーし合える強みがあります。
特に、Algoageでは「理由なく頑張り続ける」というスタンスはなく、ロジックで詰めていき、必要なら切り捨てるといった意思決定が早いんです。精度の高い意思決定ができるからこそ、重要な案件に集中できるのは営業にとっても働きやすい環境ですね。
方城:私がAlgoageに入社した理由の一つは、組織作りと営業の両方を経験できると感じたからです。私は子育てをしながら時短勤務で働いていますが、限られた勤務時間の中で営業だけでなく組織作りまで任せてもらえる環境は嬉しいですね。
また、時短勤務を考慮せずに他メンバーと同じように仕事を振ってもらえることも嬉しいです。日中は時間との戦いではありますが、どのように効率的に時間を使うかを考えながら仕事ができる環境です。
ーー転職して、改めて感じるAlgoageの営業チームの良いところはありますか?
阿久井:やっぱり裁量の大きさかな。組織が拡大する中で、新しいポジションが次々と生まれているので、入社年数が浅いメンバーでも、任せられると判断されたら積極的に責任ある役割を担っています。
入社年数に関係なく、大きな挑戦ができるところは成長中の組織だからこそ体験できるものですね。
方城:裁量の大きさでいうと、阿久井さんの持っている裁量には驚かされますね…!契約書の変更などについても阿久井さんが握っているのには驚きました。
阿久井:ボードメンバーが信頼をおいて意思決定に裁量を持たせてくれるのは嬉しいですよね。方城さんの前職も裁量は大きくありそうですけど、Algoageとの違いってありますか?
方城:うーん、ただの営業として収まるんじゃなくて、事業全体の仕組みや動きがかなり細かくわかることは大きな違いだと思います。
例えば、前職では単価交渉についてや解約についてなど承認フローを通す必要がありますが、Algoageの場合、理由がしっかりあれば、提案はほとんどの場合通ります。大手企業の場合、営業組織に閉じてしまい、自分の範囲が狭まってしまうケースが多いですが、Algoageではビジネスの全体像を把握できます。
阿久井:あとは、何か挑戦する際に、その背景や目的、効果を具体化して説明する能力が求められるので言語化能力や情報整理力がすごく高まりますよね。一般的な営業だと、熱量高くコミット!足で稼げ!というスタンスがありがちな気がします。Algoageの営業チームではとにかく言語化、そして言語化したことの情報整理を徹底しているので、健全的なチームづくりができていると思いますね。
急拡大中の組織だからこそ、カオスを楽しめる営業チームに
ーー現在営業組織が抱えている課題はありますか?
阿久井:組織が急拡大しているので、多くのメンバーが複数の役割を兼任していて個々のメンバーにかかる負荷が大きくなってしまっています。整っていない部分も大きいですが、だからこそ組織の基盤づくりにも挑戦できます。あとは組織の基盤を作るため、メンバーのモチベーションを高めるための雰囲気づくりが必要になってきていますね。
方城:確かに十分な人手が確保されているわけではありませんが、自ら手を挙げるメンバーには挑戦できるチャンスがありますよね。これから入社するメンバーにも積極的にいろんなことに挑戦してもらえるよう、ポジティブな雰囲気は引き続き継続していきたいですね。
ーー課題を解決するため、現在取り組んでいることを教えてください
阿久井:これから人が増えていくので、全メンバーを私たちがマネジメントしていくことは難しくなってくると思います。将来に向けリーダーを増やしていくため、小さなタスクであっても、その担当者に「あなたがリーダーです」と伝え、リーダーシップを取る機会を提供しています。
大事なのは、失敗を恐れずに挑戦することなので、今は挙手制でタスクを割り当てるようにしています。リードすることには失敗する経験が必要で、一発で完璧なリードをすることは難しいですが、学びながらできるようになっていくと思います。自分の責任範囲内でうまくいかない経験も、成長の一環として受け入れる。この経験が、メンバーが自立し、リーダーシップを発揮する力を育てることにつながっていますね。
方城:組織拡大にあたっていろんな変化が日々起こります。必要に応じて調整を行っていますが、柔軟性は大事ですね。柔軟に対応できるメンバーにとっては良いですが、すべてのルールが明確に決まっていないことが、一部のメンバーにとっては負担になることもあるので一定のルールを設ける必要があると感じています。
ルールを設けることで、ハレーションやトラブルを防ぎ、組織の成長に耐えられる基盤をつくる。明確なガイドラインやルールがあれば、メンバーは安心して仕事に取り組み、組織全体の効率も向上すると思います。
ーー営業チームの中で学びながら成長できるサイクルが回っていて素敵ですね…!今後はどんな人と働きたいですか?
阿久井:現在の営業チームで活躍しているのは、自ら考え、問題を解決しようとする姿勢を持つメンバーばかりです。また、営業部の明るい雰囲気を楽しみ、一緒に組織の雰囲気づくりもしていけるメンバーが増えると良いですね。
方城:あとはスタートアップ企業特有のカオスな環境を楽しめる人が良いですね。Algoageでは言語化能力や情報収集力が身につく環境なので、ロジック的な思考で意思決定しながら成長できると思います。
実は営業チームの年齢層は幅広く、最年少が26歳で最年長が41歳です。30代のメンバーが多いものの、年齢に関係なく活躍している状況です。年齢や経験という枠を超えて、自身の成長組織に貢献できる環境がここにはあるので、ぜひ一緒に働きましょう!
ーーありがとうございました!
最後までお読みいただきありがとうございます。
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