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面接時からピカイチ。これからのアジリスを背負う女性コンサルタントに、異業種から転職した理由とアジリスの魅力を語ってもらいました。
こんにちは!
今回は、社員インタビュー第三弾として、アジリス・イノベーション株式会社(以下、アジリス)でITコンサルタントとして働く川崎さんにインタビューさせていただきました!
ぜひ最後までお楽しみください!
大切にしていることは、「世の中の役に立つこと。」
ー自己紹介も含めてこれまでどんなキャリアを歩んできたのか教えてください。
川崎 波留と申します。よろしくお願いいたします。
これまでの簡単な経歴としては、大学院理学専攻を卒業後、新卒として大手素材メーカーに入社しました。そこで、化学品の技術開発職として約3年間従事しました。その後、転職活動を経て、アジリスに2021年5月に入社しました。
ー大学院ではどのような研究をしていましたか?
またその研究に取り組もうと思った理由を教えて下さい。
癌や骨粗鬆症に関する創薬研究をしていました。大枠で言うと、有機化学や有機合成ですね。その研究に取り組もうと思ったきっかけは、中学校で受けた化学の授業でした。当時、分子についての授業を受けた時に、分子を自分で創ったり、操ることができれば、最強なのでは?と思ったんです(笑)そこから化学、特に有機化学に興味を持つようになり、大学も理系の学部へ、そして大学院まで進学をしました。
―そのまま、大学で研究を続けようとは思わなかったのですか?
研究を続けたいという気持ちはありましたが、人生の中で、「世の中の役に立つ」ことを重要にしている私にとっては、大学での基礎研究のように人の手に渡るまでに時間がかかるということは大きな問題でした。なので、大学での研究ではなく、就職をして商品開発をすることを選びました。
ーここまでの話を聞くと、川崎さんは化学が好きで、研究にも熱心な学生だったように感じるのですが、実際どのような大学生でしたか?
そうですね、ここまで聞くと研究ばかりしているように思うかもしれないがそんなことありません。本当に、普通の大学生でしたよ!(笑)
ーそうなんですね(笑)サークルは何されてました?
高校からダンスをしていたので、大学ではダンスサークルに入っていました。ただ、そのサークルは、本気で活動するサークルだったので、かなりダンスにも打ち込んでいましたね。今振り返って見ると、研究やダンスなど、自分が興味あるものには本気で取り組む学生だったと思います!
高い技術を持っていたとしても、それを世の中に出せなければ意味はない。開発者として感じた壁とは。
ー新卒としての就職先に、大手化学素材メーカーを選ばれたのは何故ですか?
私の就活の軸としては、以下の2つでした。
① 自分の経験を活かせること
② 多くの人の役に立つこと
まず、この軸の上で、自分の経験を活かすことができるのは、開発職だと思い、開発職を見るようになりました。そんな開発職の中で、素材メーカーを選んだ理由としては、多くの人の役に立つためには「素材」を扱うのが一番良いと思ったからですね。
どういうことかと言うと、例えば、自分が口紅の開発に携わったとします。その場合、自分が関わった商品が役に立つのはその口紅を手に取った人に限られてしまいますよね。でも、「素材」は、ジャンル問わず多くのものに使われる可能性があるので、圧倒的に他のものよりも自分が携わったものが人の手に触れられる回数が多いんです。
自分の大学院での研究からすると製薬メーカーなどに進むのが流れとしては綺麗だと思いますが、そのような会社を選ばず、素材メーカーを選んだのはそのような理由からです。
ーなぜそこまで多くの人の役に立つことにこだわるのですか?
就活の際に、自分が何か行動を起こす時の原点を見つめ直すことから始めたのですが、そこで出た結論が自分の行動の原点は、「人を笑顔にするため」だということに気がつきました。
実際にそれまでの人生を振り返ってみると、どれも好きだったということは前提ですが、ダンスをやっていた理由も自分のダンスで人を笑顔にしたいからでしたし、創薬研究をしていたのも、自分が創った薬で、人を笑顔にしたいからでした。
そして、どうせならなるべく多くの人の役に立ち、笑顔にしたいと思うようになったんです。
ー前職から転職するきっかけは何でしたか?
技術者として入社し、感じた壁が、「どんな高い技術を有していても、それをビジネスとして市場に出す能力や競争力がなければ、せっかくの技術を価値に変えることができない」ということでした。その壁に、もどかしさを感じたんです。
そして、もっと価値を生み出せる人間に成長し、自分と同じように苦しんでいる会社をサポートしたいと思うようになり、転職活動を始めるようになりました。
ー感じた壁についてもう少し具体的に教えてもらえますか。
開発者としての使命は、「良いもの」を作ることです。しかし、開発者という目線ではなく、会社/経営としての観点で見ると、商品を作ったとしても、その商品を売り、利益を出さないと意味がありません。
私が所属していた部署は、人数が少ないため、開発職の私が販売の戦略までを考えることがありました。なので、商品の競合はどうか、どのように売れば利益が一番出るか、どのタイミングで出すのが良いか、など考えることが多かったため、個人としても会社としても販売する力がなければ、世の中に出ることすらないということを強く感じたのです。
ーなるほど。私は消費者という立場ですが、良いものがあっても手に取ることができないという状況があるのにはもどかしさを感じてしまいます。
そうですね、友人には私と同じように開発職についた人が多いのですが、同じようなことを言う人も多くいました。なので、そのような状況を変えたいと思った時に、これまで積んできた開発者としての視点を活かしつつ、今の状況を変えるには、コンサルタントとして転職することがベストだと考えたんです。
ー確かにコンサルタントという立場であれば、様々な会社に関わることができますし、川崎さんの想いは開発者としてよりも叶えられそうです。ただ、ずっと続けてきた技術者を辞めるということに対して後ろ髪を引かれる思いはなかったのですか?
働いた期間は約3年でしたので、働いた時間としては少ないように感じるかもしれませんが、自分としては商品を作るというところはある程度やり切ったように感じていました。また、特に開発の仕事だと社外の人と関わることが少なく、自分の作ったものの影響を感じることがあまりできておらず、自分が大切にしていた「世の中の役に立つ」ということを達成できていなかったので、後悔はありませんでした。
フラットに自分を見てくれる。アジリスの選考で感じた、アジリスの良さ。
ーなるほど。ありがとうございます。
コンサルという軸はあったかと思いますが、転職の際にはどのような会社を見ていましたか。
転職活動を始めた時には、コンサルという名前がつき、興味がある会社であれば全て応募していました。なので、応募していた会社の規模感も業界もバラバラでしたね。
ーその中でなぜアジリスを選んだのでしょうか。
色々な領域のコンサルの話を聞いていると、「コンサルとしてどんな提案をしてもあとはお客様次第」という意見をよく耳にします。でもアジリスは、本当にお客様のためになる変革は何なのかを現場業務に入り込んで考えるスタイルで、変革を「実現」させることを重視しています。それは私が思い描いていた目指したいコンサル像だと感じました。
ーなるほど。ただ、規模感や創業年数を見ると前職から大きく違いがあると思うのですが、そこは気になりませんでしたか?
正直、将来的な給与や福利厚生の面では不安はありましたね。ただ、選考の中でそこの部分はどんどんとクリアになっていきました。
ーそれは気になります。実際に選考はどのように進んだのか、聞かせてもらえますか?
まず、1次面接を受け、その後役員を含めた2次面接を受けました。内定後は入社への不安を無くすために、アジリスで働く全てのメンバーと面談をする機会をいただきました。アジリスのメンバーはどの方も、コミュニケーションがすごく気持ち良かったし、事業に対して熱い想いを持っていました。また、私が気になっていた、給与だったり、福利厚生の面に関する質問にも、正直に答えてくれたので、入社前には何も不安はありませんでしたね。
ー他に、選考で印象に残っていることはありますか。
これは当たり前のことだとは思うので当時は気にしてはいませんでしたが、多くの会社での面接は、「求職者」と「面接官」という立場を強く意識させられるものでした。ただ、アジリスでは選考なのに、フラットに、お互いを知るためのコミュニケーションをとろうとしてくれました。本音で話してくれていることが伝わりましたし、自分も本音でぶつかることができたと思います。
*当時面接を担当していた佐藤さんがインタビューに同席をされていたので、川崎さんの当時の印象についてお伺いしました!
当時私が面接を担当していましたが、川崎はピカイチでしたね。自分の意思がはっきりとしていました。面接の中で優秀なのは面談でわかったので、最終面接は絶対に受かると確信していました。実際に入社後もその予感は当たり、とても活躍をしてくれています。
ー実際にアジリスに入社をしてみて、何かギャップはありましたか?良い面、もしあれば悪い方向性でのギャップも聞かせてください!
一番の良いギャップは「教育」です。まだ立ち上がって間もない企業なので、丁寧な教育はなくとりあえず経験を積みながら勝手に学んでいくことを想像していましたが、実際はとても丁寧に教育を受けられています。また、表現が難しいですが、思ったよりも仕事が大変ではないように感じました。コンサルのイメージというと、プライベートを殺し、毎日終電まで働くというイメージを持っていました。しかし、アジリスはメリハリをつけて働き、残業は必要な時にするという感じで、とても働きやすいです。 悪いギャップは今のところないですね。
ー教育とは具体的にどのようにされているのですか?
「現場の中で学びながら、成長する」、このようなイメージをベンチャー企業の教育に対して持っている人は多いのではないかと思います。アジリスはどうだったかと言うと、体系的な研修があるわけではなかったですが、勉強方法とかアドバイスを豊富な経験を元に教えてもらえました。私の場合ですが、教育担当の方のプロジェクトに参加させていただきつつ、2~3ヶ月ほどで初めてプロジェクトを担当しました。
ー現在はどのような業務を担当されていますか?
保険関連業務のプロセスマイニング活用を支援しています!
チームとしては、3名体制で行っており、プロジェクトリーダーを私が担当しています。具体的な支援内容としては、お客様がすでにやっている業務の見直しや、横断的な管理体制の立ち上げを主に行っています。
ーその業務の中で楽しいと感じることや、印象に残っていることはありますか?
前職と違い、お客様との対話とスピード感のある提案が求められるのですが、そこが難しいところであり楽しいところです。現在担当しているお客様は、アジリスが前から関わっている会社なので、担当する会社様としてはすごくやりやすくはあったのですが、中々つまづくことも多く、お客様からの質問が私以外に飛ぶことが大半でした。ただ、継続して提案と対話を行なっていくことで、だんだんと質問や提案を私に対してしてくれるようになりました。それがとても嬉しく、もっともっと頑張ろうと思えました。
川崎さんの今後の展望とは?
ー今、いらっしゃるメンバーはどのような人ですか?
弊社メンバーは全員が共通して「ビジネス変革を自分たちがリードしていくんだ」という熱い想いを持って、皆が向上心をもってチャレンジしています。 その点が魅力である一方で、それぞれが個性豊かであるところも弊社の魅力の一つだと思います。皆さんから色々な考えが聞けて面白いです。
ープライベートでの関わりもあるのですか。
今はリモートなのでオフィスでの直接的な関わりはないのですが、ランチに一緒に行ったりしています!あとは、ゴルフもよく行きますし、結構プライベートでの関わりも多いと思いますよ!
ー川崎さんの今後の展望を聞かせてください!
目下の目標は仕事がうまくいかなかったときに「仕方ない」ではなくて「川崎なのにうまくいかなかった」と思われるようなコンサルタントになることです! そしてアジリスの創業期メンバーの一人としてアジリスに貢献していきたいです。
また、個人的な思いにはなってしまいますが、「チーム川崎」を作りたいと思っています。
まだ私が担当しているのは一つのプロジェクトだけですが、今後は〇〇と言ったら川崎と言われるような、自分の中で軸が欲しいです。この軸は、まだ正直見つけられてはいないのですが、何かを見つけ、極めたいです。それはアジリスの利益に間違いなくなると思いますし、そんな私の思いに共感してくれるメンバーが集まり、何かのスペシャリストが集まるチームを作れれば嬉しいです。
ーアジリス様で働く良さってどのようなところにあると思いますか?
創業期だからこそ、経験豊富で多様な個性をもつマネージャー陣と近い距離で一緒に働くことができるところだと思います。経営者視点の意見を間近に聞きながら、業務に従事できる環境は他社ではなかなかないのではないでしょうか。
ーどのような人と働きたいですか?
一番は向上心がある人です。一緒に「相互研鑽」しながら成長していけるような方と一緒に働きたいです。 物理的にはリモートなので難しいけど、気軽に聞くことができる雰囲気なので、とても働きやすいと思います。
ー最後に読んで下さっている方にメッセージをお願いします!
事業内容はもちろんですが、「人」が何よりも魅力的な会社だと思います!選考を通して弊社の雰囲気や風通しの良さをぜひ感じてほしいです。