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大学1年生という早い段階から、創業1期目の株式会社Another worksでインターンに挑戦した黒田さん。その挑戦の背景には、大学受験の挫折を経験し抱いた焦りや危機感がありました。
未経験ながらバックオフィス業務全般を担当し、試行錯誤しながら知識を積み重ねていった黒田さん。その実践的な経験は、現在の成長を加速させる土台となっています。
今回は、黒田さんが大学1年生という早い時期から長期インターンに挑戦した理由、学生時代にインターンをして良かったこと、そして就職活動で重視した点などについて詳しく伺いました!
目次
- インターンの実践がキャリアの財産に!経験が築いた揺るぎない成長と自信
- +1%の成長を目指す日々の積み重ね
- 組織の一員になるということは、組織の代表になるということ
*プロフィール
黒田 瑛子/社長室
在学中に当時創業1期目の株式会社Another worksにインターンとして参画。2023年に新卒入社。創業初期のバックオフィス立ち上げを経て、社長室兼社長秘書を担当。「素敵なママになること」を目標に、日経xwomanアンバサダーや中・高生向けのキャリア講演などの様々な活動をしている。 X:https://x.com/eichan_aw
Another worksとは
「挑戦する全ての人の機会を最大化する」をビジョンに掲げるスタートアップ企業です。2019年9月に総合型の複業マッチングプラットフォーム「複業クラウド」をリリース。ミッションである「複業の社会実装を実現する」ために、一部上場企業からスタートアップ、自治体、スポーツチーム、教育機関など、業種業界問わずあらゆるドメインで複業人材の登用を後押ししています。
インターンの実践がキャリアの財産に!経験が築いた揺るぎない成長と自信
キャリア講演で中学生向けにキャリアについて話している写真
ーー大学1年生という、一般的には早い時期から長期インターンを始めたきっかけはなんですか?
長期インターンを始めたきっかけは、大学受験において挫折を経験し、自分が周囲に遅れを取っていると感じたことです。このままでは差が開く一方だと危機感を持ちました。そのため、他の学生がまだ挑戦していないようなビジネスの現場で実践経験を積みたいと考えたのです。そうした焦りや悔しさが原動力となり、長期インターンへの挑戦を決意しました。
また、働くことへの興味や憧れは、母の影響が大きかったです。母が楽しそうに働く姿を見て、自分もいつか母のように仕事にやりがいを持って働き続けたいと思うようになりました。そこで、インターンを通じて実際のビジネス現場を体験しようと考えました。
ーー働く経験や自分自身の成長を求めていたのですね。Another worksの長期インターンでは、どのような業務を担当していましたか?
私はバックオフィス業務全般を担当していました。当時Another worksは創業1期目であり、代表の大林さんをはじめ経営メンバーは多くの業務を兼務していたのです。そのため私は小さなことでも一つひとつできることを増やし、代表が経営業務に集中できる時間をより多く生み出せる存在を目指しました。
具体的には採用や経理、総務などのバックオフィス業務を担当していました。しかし私自身これらの分野の経験や知識がなく、全くの未経験でした。さらに、社内に教えてもらえるプロフェッショナルがいるわけではありませんでした。
そのため分からないことがあったらまずは自分で調べ、考え、行動し続けることを大事にしていました。時には失敗もありましたが、その経験が成長につながり徐々に業務をこなせるようになりました。
ーーバックオフィス業務全般を広く担当していたのですね!学生時代に長期インターンをして良かったことはなんですか?
1つ目は、「実体験から得られるリアルな理解」を持てたことです。誰かから聞いた話や本からの情報は私自身勉強になることばかりですが、あくまでも二次情報であるため立場や価値観が自分とは異なる視点になっています。
そのため、特にキャリアを考える上での仕事への適性や楽しさは、自分にそのまま当てはめることはできません。インターンで実際に仕事を経験することで、仕事を「自分ごと」として深く感じられたのは、二次情報では得られない貴重な発見でした。
2つ目は、社会人としての「プロ意識」を養えたことです。インターンでは、ただ与えられた業務を100点でこなすだけではなく、自分で考え、120点や200点を目指して行動する重要性を学びました。
上司に言われた通りにやるだけでは「手を動かす人」で終わってしまいます。私はそこから一歩踏み込み、期待以上の成果を追求する姿勢を身につけることができました。また、実際の業務経験により、入社前後のギャップをほとんど感じることなくスムーズに社会人生活を始められたのは、大きなメリットでした。
+1%の成長を目指す日々の積み重ね
5期目年間表彰でValue賞をいただいたときの写真
ーー新卒で企業を選ぶ際、どのような基準で企業を見ていましたか?
私が最も重視していたのは「心から楽しいと感じられる仕事かどうか」という点です。楽しんで働けないと、その気持ちは自然と周囲の人やお客様にも伝わってしまうと思うからです。
ただし、ここで言う「楽しい」とは「楽な仕事」を指しているわけではありません。99%が困難でも、1%の喜びに全力を注げるような仕事のことです。その1%に価値を感じられるからこそ、辛い瞬間にも意義を見出し、最後までやり抜く力が湧いてくると信じています。
また、Another worksの「挑戦するすべての人の機会を最大化する」というビジョンに共感しました。私は小学生の頃、学年代表に立候補できるチャンスがありながら手を上げられず、諦めました。手を挙げられなかった理由は「恥ずかしい」という感情や、起きていないことへの不安でした。挑戦できなかった後悔はその後も心に残り続けたのです。この経験から、挑戦したいと思っている方を応援したいという想いが強まり、Another worksのビジョンに共感しました。
さらに、「この人と共に働き、成長し続けたい」と思えるリーダーの存在も重視していました。自分が仕事を頑張り切れるか不安を抱えていた時、代表の大林さんが「あとは覚悟を決めて、それを磨き続けるだけだ」と背中を押してくださいました。この大林さんの人柄こそが、私に「この会社で働きたい」と感じさせる決め手となりました。
ーー企業のビジョンやリーダーの存在を重視していたのですね!黒田さんは、Another worksの社長室で現在どのような業務を担当していますか?
Another worksの社長室は特定の役割に縛られることなく、会社の最重要課題に柔軟かつ機動的に対応することが特徴の部署です。社長と共に経営課題の迅速な解決に取り組み、会社のMissionである「複業の社会実装を実現する」べく日々業務と向き合っています。
最近では、共にMissionを実現する未来の仲間との出会いを目的にYouTubeチャンネルを立ち上げ、ありがたいことに開始4ヶ月で登録者1万人を突破しました。また、スケジュール管理や会議準備などを通じて、社長が意思決定に集中できる環境を整えることにも注力しています。
社長室は代表の大林さんの時間を最大化させるとともに、会社を前に進めるためにできることは何でも挑戦し、できないことは圧倒的な行動力でできるようにすることを大切にしている部署です。
▼Another worksのYouTubeについて、詳しくはこちら
大林社長のキャリア相談室20代起業の経営者による「周りと圧倒的な差をつける」超実践的なYouTube限定ノウハウを発信中 大林社長とAnothewww.youtube.com
ーー黒田さんがAnother worksにジョインしてから、いちばん大変だった時期はいつですか?
新卒1年目の夏、私は会社の急成長に対して自分が取り残されていると感じるようになりました。会社が次々に新たな挑戦を進める中で、自分の業務を振り返ると「ただ同じことを繰り返しているのでは?」と疑問が生じたのです。日々+1%の成長を積み重ねられている実感がなく、不安が募りました。「自分は組織のアクセルではなく、ブレーキになっているのではないか」という焦燥感が、日に日に強まっていきました。
また、「なんとなく順調」という曖昧な状態が続くことで、自分の未熟さや足りなさを覆い隠す危険があると感じました。気づけば、この状況そのものに強い危機感を覚えるようになっていたのです。
ーー成長の実感がなく、不安が募ったのですね。苦しい時期をどう乗り越えましたか?
毎日少しでも前進を実感するため、日報の見直しを始めました。その日に新しくできたことと、翌日に改善したい点を具体的に記録するようにしたのです。「+1%の成長」を意識することで、同じ失敗を防ぎ、少しずつ前に進んでいる感覚を取り戻すことができました。
日報では、良い点と課題を「素直に書き出す」ことも徹底しました。欠点や成果に正直に向き合うことで、自己成長の基盤が整いました。こうして停滞感が消え、業務に変化と充実を感じられるようになったのです。
組織の一員になるということは、組織の代表になるということ
ーー黒田さんが仕事をする上で大切にしていることはなんですか?
まずは、「組織の代表として」行動することです。Another worksのValueにもあるように、お客様や社外の方々から見た自分が常にAnother worksの代表であることを意識しています。そのため、どのような場面でも恥じることのない行動を心がけています
また、職種にとらわれず組織の代表という意識で日々行動しています。例えば、私は社外でキャリア講演を行ったり、日経xwomanアンバサダーとして活動したりしています。この活動を通じて、複業という名前や働き方を少しでも多くの人に伝えたいという想いで活動しています。
次に、当事者であることです。Another works 6期目の年間共通指針に「当事者であれ」という言葉があります。当事者であることは、ただ当事者意識を持つことではありません。当事者として自ら考え、行動を起こさなければ意味がありません。
「挑戦するすべての人の機会を最大化する」というビジョンのもと、改めて自分が当事者として何ができるか、社会にどう貢献できるかを考え行動し続けることを大切にしています。
ーー黒田さんが今後大切にしていきたい目標があれば教えてください!
私の目標は「素敵なママになること」です。幼い頃、楽しそうに働く母の姿を見て育ちました。私も、将来子どもにとって憧れの存在でありたいと強く願っています。まずは毎日を楽しんで働き、その姿をチームや仲間と共有し、共に成長していきたいです。
仕事面では「挑戦するすべての人の機会を最大化する」という未来を共に切り拓く存在になりたいと考えています。私が目指すのは代表と共に挑戦し続け、仲間と共に非連続な成長を積み重ねることで会社を前に進めていくことです。自らも挑戦を重ね、新しい価値を社会に生み出し、次の一歩を共に踏み出せる存在を目指しています。
ーーありがとうございます!最後に、キャリアに悩む大学生に向けてメッセージをお願いします!
キャリアに悩んでいるのは、自分の未来と真剣に向き合っている証だと思っています。悩んでいることを悲観的に捉えず、前を向いている自分を誇って欲しいです。私ももちろん悩み、考えることはありますが、それは立ち止まることではなく、成長への大きな一歩だと捉えています。
そして、もしほんの小さな興味や憧れがあるなら、勇気を出して小さな一歩を踏み出してほしいです。行動することでしか得られない学びや、新しい景色が必ず待っています。その経験が、自分自身の可能性や見える世界をさらに広げてくれるでしょう。思い立った今こそ、小さな1歩を踏み出してみてください。
取材、執筆:黒木 矢絵香