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社員インタビュー #2 蛭田 崇之「東北にいながら "教育×ICT" の先進企業で働けて幸せです。」

「  "人がやめない会社です" なんか面白そうな会社だな。 ─── 」

◆蛭田 崇之(ひるた たかゆき)

教育ソリューション課/セクションマネージャー

2012年10月に中途入社
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(経歴)
明光義塾→サイエンスクラブ→株式会社Global Assistに入社(教材開発・教育企画)

大学時代は理系専攻し、卒業後は研究職として従事。

その後明光義塾に入社し教室長として勤務。さらに、体験学習系のスクールのサイエンスクラブに転職。

そして、地元福島へのUターンを兼ねて、3社目で株式会社Global Assistに入社。

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第2回目の社員インタビューは、関東の学習塾2社での経験を経て、

当社の教育ソリューションにジョインされた蛭田 崇之さんです。

福島県出身で大学進学時に上京し、しばらくは東京で就職をしていたものの、Uターンで福島に戻られGlobal Assistに入社。

Uターン時になぜ当社を選択したのかなど、関東でも豊富に経験された蛭田が語る"Global Assist"に注目です。


蛭田さん、本日はよろしくお願いします!

こちらこそ、よろしくお願いします。


まず、そもそも教育業界に興味を持った背景を教えてください!

もともと母親が英語の先生、友人向けの小さな塾をやっていたこともあって、人に教えるということが身近だったということはありますね。友達と一緒に勉強していても教える側に回ることも多かったです!


蛭田さんの教育業界に進むルーツは幼い時に遡るのですね。そこから当初は、東京で教育に挑戦されていたと思いますが、なぜUターン転職をされたのでしょうか。

福島県に戻る・実家に戻る必要性が強くてですね。福島県で働ける仕事、っていうところで転職活動を始めたのがきっかけですね。

教育の仕事を継続出来たら嬉しいなとはもちろん思っていたましたが、最初はそこに絞らず福島県というキーワードで探していました。複数の企業の選考は同時に行わなかったので、結果的にGlobal Assistしか受けていないような気がします。


当初は、Global Assistにどういった印象があってなぜ応募されたんですか?

「ちょっと変わってる学習塾だな」っていう印象が当時の求人のメッセージから伝わってきましたね。"人がやめない会社です" っていうのを前面に出していて、当時の自分がイメージする教育産業からするとちょっと異質だったし、面白そうだなと思ったのがきっかけでした。


福島で働くことや福島の教育に挑戦することは初めてだったと思いますが、働き方などで戸惑いはなかったですか?

働き方が大きく違うよねというのは特になかったかな。

ただ関東のお客さんは選択肢が多い分、どちらかというと自分たちのサービスの良さとか他との違いとか……いわゆる価値を聞いてくるお客さんが多かったかなという印象だったんだけど、福島はどちらかというと、サービスの品質云々ではなくて誰に任せるかみたいな商習慣なのかなとは思いました。

「車は誰から買う?」みたいな笑。そこがべったりしてやり辛いなって思う半面、味方になってくれれば凄い強いんだろうなぁって。そこは関東で仕事したときにはあんまり感じなかった感情です。

人の繋がりが凄くウェットというか……。だからこそ、塾サービスみたいに口コミで広がるようなものって優劣が付き易いんだろうなって思いました。当たり前ですが、お客様に顔向けできないような変なことは絶対できないですよね笑


凄く良くわかります(笑 だからこそ、やりがいがありますね!現在は、どういったことを任せられてますか?

教育ソリューションという部署に所属していて、端的にいうと、教材をつくっています。

今までは「教材」というと「紙」だったものが、映像に置き換わっていて、昔は「単語帳」だったものが、「英単語学習アプリ」みたいなアプリに置き換わっていて…、教具が変わってきているんだよね。

ただ、教具が1個1個まだ独立していて、生徒さんの弱点を把握してあげたりとか、今足りていないところってどこなんだろう?とか、今自分はどこまで成長しているんだとう?とかを、目標に到達するために可視化してあげるツールがまだ確立していない。スタプラさんが近いツールだと思うんだけど……。

生徒さんだけではなかなかコントロール難しくて、コストもかかっているんだよね。自分じゃ管理できないから、塾に来てくれている、みたいな笑

その情報っていうのは本来、学習者の方へ還元されるべきものだと思っているので、そこをひと繋ぎにしてあげられるような教具をつくりたいと思っています。


新しい形を作り上げていくのって難しいですけど楽しいですよね!もう少しだけ今の仕事の魅力を教えてください!

実際は、やってることは結構地味な作業なんですよね笑 映像とって、目次つくって、問題つくって…って、地道な積み重ねです。笑

でも、それを使うであろう将来の子ども達にとっては、きっと便利だろうし、すごく嬉しいことなんだろうなって思います。

モノグサ(解いて「憶える」記憶アプリ!)導入のときすごく勉強になりましたね。勉強が苦手・嫌いで塾に嫌々来ているような子たちがモノグサだけは勝手にやっていて、今まで勉強をしてこなかった子たちが盛り上がって使っている姿はすごく勉強になりましたね。

「やりなさい」ってこっちから言うんじゃなくて、「やっていい??」って聞かれるあの感覚。僕にとってはすごく衝撃で。勉強が嫌いという一側面を見て、どうせ勉強しないんでしょって思ってたけど、与え方とか用意するツールによって、子ども達の勉強への考え方やスタンスは大きく変わるんだなって。

集団指導塾であれば、やる気がなければ排除されちゃう。個別指導ではいろんな子を受け入れて、1対1のコミュニケーションのなかで、先生に依存させながらどうにかこうにかやってきたことが、アプリひとつで、子どもが自ら学習して成果を出していて…。「自律させよう」って思わなくても勝手に自律したって感じ。魔法のようですよ笑 ほんとに。

例えばiPhoneって1歳の子でも使える、説明書を読まなくても操作ができるって言うじゃん。それってきっと重要なことで。人間の本能を刺激する、っていうのに近いのかな。モノグサもやりたくなるような仕掛けがどっかにあるんだよなって。そこの答えはこれからも探っていきたいですね。

私たちが "どんなものを創りたいか?" というよりも、"どんなものだったら使ってもらえるだろうか?" をベースに開発していきたいなって思います。

大人都合の教材って子どもたちは使ってくれないんです……笑


教育に対する熱い想いが凄く伝わりました。今後も教材の新しいカタチが楽しみですね!今後の展望も教えてください。

サービスの提供規模をもっともっと大きくしていきたいです。

規模が大きくなるってことは、提供できるサービスのコストが下がるってことなので、良いサービスを多くの人に受けてもらいたい、っていうのが根幹にあります。

困っている人がいるところ。それって地方だと思うので、地方から順番にやっていけるような仕組みを整えたいですね。関東でやっていることを田舎でそのままやろうと思っても、どうしてもリソースの問題があってできない。アプリツールとかを入れて、マネジメントできる仕組みを作り上げて、津々浦々広げていきたいなって、思っています。


ー ありがとうございます!少し話を変えて、当社の良いところを教えてください 笑

ボトムアップな会社だと思う。指示命令によって動くというより、「どうやって動いていく?」という感じで、みんなの意見に基づいて動いていくので、納得して進められる良さがあります。

あとは、理念の「Make Happiness」という言葉が浸透しているところです。それぞれがそれぞれの価値観で好きになってくれている言葉だと思います。これって会社という組織のなかではすごく大切なことだと思うんですよね。


ー 逆に改善した方が良いところも教えてください!汗

プロ意識みたいなところはもう少し伸ばしていかないといけないかな。僕たちってサービス業だから、授業を提供することでMakeHappinessを生んでるので、生徒さんが集まらないとか授業をとってもらえないってことは理念に反すると思ってます。なぜならHappinessを生み出せてない行為だから。そこに関してはもう少しプロ意識を持つべきかな〜。もちろん個人差はありますが……。

やっぱり、みんな優しいから…… 笑。 あともうちょっと頑張れば伸びそうっていうところで、頑張らせられないみたいな部分を感じることがあるんですよね。こういう教え方は古いのかもしれないですけど笑。

ポテンシャルがあるのに伸びきらない、伸ばしてあげられないのは、その人の人生にとってプラスにはならないので。


ー プロとして、厳しさと優しさのバランスは大切ですよね。他にGlobal Assistの特徴などはありますか?

"規模を大きくすることを選択した" に紐づくけど、規模が大きくなっていく過程の中でお付き合いする業者さんがだいぶ変わってきたなって思いますね。応援してくれる人が増えてきているっていう感覚かな!

広告なんて一番わかりやすいと思うけど、元々、福島の地場の広告会社さんからスタートして、後にクリエイティブディレクターとして鹿毛さんにも応援していただき、規模がどんどん大きくなるにつれて大手広告代理店さんとのお付き合いも増えて・・・。100教室超えるような規模になってきたからこそ、日本を代表する会社さんとお付き合いできるようになったよね。

教務の面でも同じことが言えて。担当業務上、教材会社の方とお話する機会があるけど、集まってくる情報の質がすごく高くなってきている。信頼関係があるからこそ教えてもらえる情報もあると思う。ここだけの話……って笑

教材会社さんに関わらず、コノセルだったりManabieさんだったりMonoxerも、外部の方とのお付き合いって、僕のセクションって物をつくっているセクションだから、特に重要で。その人たちの仕事の仕方っていうのを、全社員に見せてあげたい。「Global Assistのために」ってこんなに頑張ってくれている人たちがいるんだよ、って。ほんとにもう感謝でしかないよね。地方発の学習塾のなかでは、こんなすごいメンバーと関わることができるってなかなか無いことだと思います!


ー 会社の成長がわかり易いエピソードですね。蛭田さんにとって当社への転職は成功でしたか?

これまでは間違いなく成功だったと思いますね。そして、これからも成功にしていきたいと考えています!

どこかの会社に骨を埋めようっていう感覚が元々ない中で、属し続けたい組織のポイントとして "自分のやりたいことをやれる" っていうのが強いんですが、Global Assistではそれができているので成功と言えるかなと思います。


ー Uターン転職だと思いますが、苦労されたことはありましたか?

関東で働いている時はほぼほぼ車の運転しなかったので、そこが一番苦労しました笑

夜中に運転の練習しましたもん笑 これはGlobal Assistだからってことじゃないけど、Uターンの注意点だよね笑 あとは車生活になったからお酒飲まなくなったよね~。飲みに行かなくなった。笑

真面目なところだと、ネガティブな苦労話ではなくてポジティブな苦労話で、前職って結構人が辞める会社だったので、よっぽど自分に近い人じゃなければ、誰か辞めても「あ、辞めちゃったんだ」くらいだったんだけど、Global Assistでは人が辞めるってことに対して、自分ってこんなに気持ちが動くんだって思いましたよ。うん……辛かった思い出があります。

深いところまでの付き合いがあったんだなぁって思いました。別にプライベートでまで遊ぶとかじゃないんだけど、一緒に頑張ってきた人が辞めることの悲しさは感じるようになったかな。

会社が大きくなるフェーズの中で、もしかしたら仕方がないことかもしれないけど、Global Assistの温かさとかってすごく素晴らしいことの一つだと思うので、そこを失わずに拡大していけたら良いですよね!


ー 最後に、蛭田さんがこれからどうしていきたいかをお聞かせください!

10年後には少なくとも東北のなかでは一番良い塾だねって、自他ともに、言っていただけるような存在にしたいです!

今年40歳になるんですよ。入社したのが30歳のときでちょうど10年。この先の10年もGlobal Assistと一緒にやっていきたいと思っています。

教育ってあんまり変化が起きない業界で、ここ20~30年もあまり変わってこなかったけど、この先の10年はすごく変わるんだと思うんだよね。テクノロジーが入ってきたから。変わるときって、淘汰されるところも出てくる一方で、新しく伸びる余地もあるので、僕たちは伸びていきたいと思います!


ー 蛭田さん、本日は貴重なお話を有難うございました!

こちらこそ有難うございます。


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※社名・役職名は取材当時のものです。
※株式会社Global Assistは2022/2/1に「株式会社ベストコ」に社名変更いたしました。
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