みなさんこんにちは!バリュークリエイトインターン生の加固です。
バリュークリエイトのIR事業でリサーチメンバーとして活躍されている福岡さんにインタビューをしました!
【PARTNER】
福岡 知晃さん(2020年入社)
大学時代は商学部で投資を中心に学ぶ。バリュークリエイトでのインターン後、新卒で入社。
投資にはアートの側面もあるという福岡さん。
投資が世の中を形作る。建物を建てて街を作るということも、教育も、投資の一部。投資が世の中を良くするのだそうです。
投資される対象となる企業の価値を高めることで、投資自体の価値も高めようとされているのだと感じました。
今回は、そんな福岡さんから、そもそも「企業価値」とは何なのかというところから普段の仕事内容まで教えていただきました!
ーバリュークリエイトとの出会いを教えてください!
そうですね、2018年の私が大学3年生の時に大学の講師に佐藤明さん(バリュークリエイトリサーチチームリーダー)が来たことがきっかけです。
私は大学で企業価値について勉強していたのですが、どこか机上の空論のようにも感じていました。「理論的には言いたいことはわかるけど、実務上はどうなんだろう」という感じですね。
ですが、佐藤さんは実際に「企業価値を高める」ということをされていました。企業価値ってこう考えるのか、ということが佐藤さんのお話を聞いて分かり、とてもワクワクしました。
ー「企業価値」とは何なのでしょうか?
理論的な話ですと、企業が将来稼ぎ出すキャッシュフローのことです。どうやって利益を伸ばしていき、どうやってキャッシュフローを生み出し続けるのか、というのが企業価値の話です。ですが、これだとあまり手触り感がありませんよね。
キャッシュフローって、今年一年の話ではなくて、10年単位で生み出し続けることが大事なんです。
そのためには、企業価値も、短期的な成果などではなくその企業の価値観やビジョンという長期的なものから生まれるようにしなければいけないんです。
企業価値の7割はその企業の価値観やビジョンだと言えますね。
ーそれを実感された経験などありますか?
バリュークリエイトで、リサーチチームとしてお客さんの企業価値を高めるお手伝いをする中で、日々このことは感じています。
バリュークリエイトの「見えない資産」の話(人、組織、企業文化等)をするのですが、この視点が無かった会社に対して説明して経営に取り入れてもらうと、経営がすごく変わっていく。そして、売り上げや利益が変わっていき、株価も変わっていく。
実際のところを見ていると、一日二日ではこのような変化は生じませんが、二年三年と長期的に見ていくと変化が現れるんです。
そうなると、会社はハッピーですし、投資家もハッピーになります。もちろん、働いている人もハッピーですし、みんながハッピーになります。
ー福岡さんは具体的にはどのような仕事をされているんですか?
チームリーダーの佐藤のサポートがメインの仕事となっています。佐藤が顧客の経営者と対話し、その企業の価値を高める方針を策定します。その周りの調査を、私たちリサーチチームのメンバーが行います。
具体的には、短期的な業績というより、企業文化が企業価値に浸透した、成功例として考えられる会社が、どのように結果を出したのかということを調査しています。
ー今、さらにワクワクしていることはありますか?
そうですね、今はサポートという立場ではありますが、いずれ自分自身で企業価値を高めるということをやってみたいと思いますし、それが今の私のワクワクすることですね。
長期の投資家の考え方を、会社の考え方や経営に取り入れて、社内に浸透させる。それにより会社が変わっていき、企業価値も高まっていくということをやりたいです。