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領域を融かしていく、カンリープロダクトチームの考え方

こんにちは!

カンリー採用担当です。カンリーのストーリーを覗いて頂きありがとうございます!

今回は、採用情報「領域を融かしていく、カンリープロダクトチームの考え方」をお届けします。

※本内容は2023/5/16に公開された記事をリライトした内容となっており、情報は当時のものとなっております点予めご了承ください。

はじめまして。
カンリーでプロダクト部を統括しているCPO(チーフ・プロダクト・オフィサー)の友近です!

目次

  1. 自己紹介
  2. プロダクトチーム発足から今まで
  3. PdMとデザイナーの融ける領域
  4. 未来のプロダクトチーム

自己紹介

まずは私の経歴を簡潔に話します!
いや、やっぱりやめて、思いの丈を伝えながら所々で経歴含めた自己紹介していくことにしました。

まず私は、「ベンチャー」とか「スタートアップ」と呼ばれるフェーズの会社で仕事するのが大好きで性に合っているんですよね。つまり、安定した場所ではなく挑戦できる熱い環境に身をおくのが大好きということです。
そこにいる人達の努力が、もろに会社の良し悪しに影響する、そんなエキサイティングな体験ができる素晴らしい場所だと思っています。

そんな私が初めて身を置いたベンチャーは、株式会社SansanというSaaS企業でした。
Eightという小さなチームに入り、プロダクトグロースやデザインチーム立ち上げなどを経験させてもらいました。
熱い志をもったチームメンバーと、厳しいリリースを乗り越え、目標を達成して、競合と切磋琢磨して、上場するという、人生の中でも貴重な体験でした。

しかし、挑戦できる環境が好きな人は、また新しい挑戦がしたくなるものです。
私は、これまで培ってきたプロダクト作りの知識と経験をもっと広い分野で活かすべく、独立の道を選びました。

それからしばらく経ったある時、代表の辰巳と秋山から連絡がありました。
経営レイヤーでプロダクト作りをリードしてほしい。
元々副業としてお手伝いしていて、カンリーの社名とロゴを創ったり、初期プロダクトの設計をしていたので、少なからず親近感がありました。
話し合いの結果、良いお返事をする方に傾いていましたが、その時にひとつだけ条件を出させてもらいました。
それが、PdM(プロダクト・マネジャー)とデザイナーを同じチームにして全て管轄させてもらうことでした。同じチームにしたかった理由は後ほど記載します。

プロダクトチーム発足から今まで

簡単にこれまでのチームの経緯を話します。

プロダクトチーム発足時のメンバーは、私を除いて全部で4名。
PdMは創業当初から未経験として入っていたメンバーと入社したてのメンバーの2名、デザイナーは僕自身のリファラルで2名という構成でした。

初期の体制図

前提として、カンリーはXDで作成したモックアップで営業をしながら、業務委託の皆様に協力してもらって、スピーディーに立ち上げたプロダクトでした。急ピッチで市場にリリースすることを最優先にしたので、当時は、仕様書などもほとんどない状態でした。

そのため、まずはプロダクト開発の基礎文化を組織にインストールすることから始めました。特に手法として変わったことはしておらず、開発チームと適切なツールを選んだり、仕様書のフォーマットを決めたり、スクラムを取り入れたりと、現在プロダクト開発ではスタンダードな内容をカンリーのメンバーに合わせて調整しながら組み込んでいきました。

次に行ったことがプロダクトの見直しです。
ペルソナを洗い出し、現状のカスタマージャーニーを引いて改善ポイントを見つけ出し、理想のカスタマージャーニーを引き直し、必要な機能をみつけていく。
そこから設計に移り、新しい仕様書を書いてリニューアルプロジェクトを行う予定でした。
しかし、壮大なリニューアルになりそうで、経営メンバーで話し合った末にプロジェクトは一旦中止とし、別の施策を優先させました。
その後、計画を見直しカンリーホームページを正式にリリースし、順当にカンリーと併せて2つのプロダクトでそれぞれグロースを行っていきました。
現在では、既存事業の拡張や新規事業の立ち上げなどに伴いPdM5名、デザイナー2名の体制へと変化していきました。最近では、チーム内のPdMとデザイナーの能力も高く、成長速度も早いため、安定したプロダクト作りができるようになってきたと実感しています。
(カンリーのプロダクトについて詳細はまた他のnoteで書きたいと思います。)

刷新後の体制図

PdMとデザイナーの融ける領域

カンリーのプロダクトチームにはPdMとデザイナーが所属していますが、私がこの2つの職種が同じチームであるべきだと考えている理由は「どちらも同じユーザー体験に責任を持つから」と考えています。
もちろんPdMはあらゆる職種のハブとなっているため、ビジネスのこともエンジニアリングも知らなければいけません。デザイナーも同じです。
ただ、最終的にユーザーにとって本質的な体験価値を届けることに責任を持つのは、PdMとデザイナーどちらもであり、開発を行っていく上で役割が異なるだけです。
以下の図はユーザー体験設計フローですが、カンリーではこの中の要件・構造・骨格はPdMとデザイナーどちらにも責任持って考えてもらうようにしています。
責任をすっぱりと分担しすぎてしまうと、お互いなんか違うと思うけど相手がそう決めたからと、責任転嫁や思考放棄してしまうケースがよく見られます。僕自身もPdMチームVSデザイナーチームのような構図になり意思疎通がうまくいかなかったことがあります。
そのため、PdMとデザイナーが同じ責任範囲を持って膝を付き合わせて体験や機能を詰めることが重要だと私は考えています。
時にはPdMがデザインツールを使って設計をすることもあります。デザイナーが仕様書を書き換えることもあります。
2職種が同じチームに所属してるからこそ、お互いの仕事を横目で見ながらユーザー体験に広く責任を持つ人材を育てられると考えています。

未来のプロダクトチーム

将来的にカンリーはマルチプロダクトになっていくことも検討中です。
すでにリリースしているプロダクトもまだまだやりたいことが多く、ユーザー体験の改善余地など無限にあります。

自分で広く責任を持ってプロダクトを作ってみたい、育ててみたい、などチャレンジングで成長意欲があるPdMとデザイナーをお待ちしています!

また、PdMもデザイナーも増やしていきますが、プロダクトを良くするためにさらに職種の領域を拡げていきたいとも考えています。
具体的には顧客の直面している課題やインサイトを定性的にリサーチしたりログを解析したりするUXリサーチャーも採用したいと考えています。

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