なにをやっているのか
現在日本国内では、入れ歯利用者は2,300万人とも言われています。
実に人口の18%にも上る数字です。
また、日本人の歯の平均寿命は57歳。平均寿命が男性79歳、女性85歳と言われています。
つまり、平均的に、歯を失ってからまだ20年、30年の人生が残されています。
一方、咀嚼(そしゃく)が脳にあたえる影響などは学会等でも多く発表され、咀嚼の有無が認知症や寝たきりにあたえる影響も議論されています。
そのような状況の中、歯を失ってからの20年、30年をいかに生きるか・・・迎えうる高度高齢化社会において重要なテーマだと考えます。
「入れ歯」をもっとアタリマエのものにしたい。
入れ歯をしていることは、決して恥ずかしいことではありません。皆さんはご存知ないかもしれませんが、20代、30代から総入歯をしている方だってたくさんいるんですよ。
歯はなくなる。でも人生はまだまだある。そんな方々の生活を支援したい。
「入れ歯」だからといってあきらめないで欲しい。
我々は、入れ歯利用者の方々が、快適に「噛み締められる」ことを追求し、食べられないと思っていたものが食べられるようになったり、入れ歯が外れると恥ずかしいから控えていた外出や会合、旅行などにもどんどん出かけていったり、そんな前向きなライフスタイルのご提案をさせていただければ幸いです。