皆さん、こんにちは。
株式会社Hajimariに2022年4月に新卒で入社いたしました、TUKURUS事業部の三浦鷹将です。
弊社の大切な取り組みとして毎月表彰している「MGP(Most Growth Player)」に関して、受賞者と受賞者を選出したチームリーダーの2名にインタビューをして、「自立=成長×楽しむ」に関してお伺いしたいと思います!
今回は第5弾として、8月にMGPを受賞したintee事業本部の松本さんと、そのリーダーである亀田さんにインタビューして参りました。前回のMGPインタビューはこちら。
新卒ならではの苦悩や葛藤を経た中で、どのように楽しみながら成長してきたのか。インタビューを通して見えてきた部分がありますので、ぜひ最後までご覧ください。
- 松本 興果 (intee事業本部 インサイド・フィールドセールスチーム)※左上
- 亀田 壮司(執行役員 兼 intee事業本部 事業本部長) ※左下
- インタビュアー(三浦、山内)※右上、右下
迷いがなくなり元々持っていたスタンスがより強いものになった
- 亀田さんが松本さんをMGPに選出した理由を教えてください -
亀田:
誰が見ても状態も悪く、成果も全く出ていない4、5月から、素晴らしい成長をして成果も出ました。文句なしで選出したいと思います!
4〜5月は体調管理もままならず、何もやるにも迷いブレーキがかかって言い訳で手を止めてしまっている状態でしたが、今は自分で意志を持って半期の目標達成のためにどういう行動をすればいいかという戦略の部分から、クライアントに対してinteeというサービスとしてどう向き合っていくかというスタンス形成のところまで、全てに責任を持ち行動してくれています。
その結果、現時点で半期達成のストーリーもある程度見えていますし、1年目ですが顧客対応なども95%任せていて何もフォローいらない状態になっています。本当に信頼して仕事を任せられるようになったし、顧客からも「松本さんと一緒に仕事したい」という声も頂くようになりました。
迷いがなくなり元々持っていたスタンスがより強いものになったこと、それによって顧客対応や提案などのビジネスジャッジができるようになったこと、そしてそれが成果に結びついたこと。
本当に素晴らしい成長であり、MGPにふさわしいと思っています!
MGPを受賞できた要因とは
- 成果が出ていない4〜5月からどんな変化がありましたか -
松本:
リーダーの亀田さんとたくさんコミュニケーションをとる中で、目標である数字に対して無理だと考えてしまうことよりも、「どうやったら達成できるか」を考えるようになったことが一番大きく変わったスタンスだと思います。どうしたらできるかを逆算して、最初は1ヶ月先を見ながら、それがだんだん2ヶ月先3ヶ月先という風に考えられるようになったことが大きな違いかなと思います。
4〜5月はユーザーや顧客に向き合うというよりかは、「社内で自分はどうしていったらいいんだろう」という思考が主で、前に進めていない状態でした。そこから、数字を意識しながら顧客と向き合うようになり、顧客の課題をinteeで解決できるならそれがすごく面白いな、という思考になりました。
亀田:
その頃は、視点が完全に自分に向いていましたね(笑)。当時は「失敗したくない。自分がこのままのキャリアでいいのか。自分がこんな辛いことをやって意味があるのか」という視点だったのが、今は目線が顧客に向いている状態になっているかと思います。
- 目線がお客様に向いていなかったり、ブレーキを踏んでしまっていたのはなぜでしょうか -
松本:
行動に振り切るというアクションが当時はできませんでした。正確に言うと、行動していなかったです(笑)。行動が担保できてなかったから質にも転換できず、結果も出ず、結果も出ないから自分何やってるんだろうという負のサイクルにどんどん入ってしまう状態でした。
今はどこに注力したら良いかがわかるようになり、行動に振り切れるようになったと思います。
自己理解をするところからスタートした
- 亀田さんは何を意識して松本さんとコミュニケーションをとっていたのでしょうか -
亀田:
そもそも、新卒のメンバーが心がポキっと折れてしまうことはよくあると思っています。松本さんに関しては、その1つのパターンが起きてしまっただけかなと思っています。そのような時にやらなきゃいけないことは、「成功体験を一度自分の力で積ませてあげる」ことが大事だと考えています。僕が期の途中から松本さんを直接見るようになった時に、松本さんは自信がない状態だったので、まずはその状態を言語化するところから始めました。当時は、自信がないと言うのも嫌だという状態だったので、自信を持てていないことを自覚させるコミュニケーションから始めました。
もちろん新卒のメンバーだけではなく、自信がないと言えなかったり、自分ができないと言いたくなくて、不安で踏み出せない状態を環境や周りの人間のせいにしてしまうことはよくあることだと思います。やりたくない仕事に対して、やりたくないと言う感情が突き走ってしまうと、そこで失敗してしまう。そこから心が辛くなって、さらに自信がなくなってしまう。
僕個人としては、そのような仕事はさっさとクリアして、「私にこんな仕事をやらせるのではなくて、他の仕事を任せた方がいいですよ!」と思わせた方がいいと思っています。でも、その姿勢をリーダーに見せる前に愚痴ばかり言う人は新卒でも中途でもいると思っていて、その中でも自信があるタイプやないタイプの人もいるので、人によってコミュニケーションの仕方は分けています。
松本:
私が自信を持てていない理由としては、シンプルに成果を出せていない状況が続いていたからだと思います。その状態から、自分の何を変えたらいいかも正直わからない状態でした。
今の自分から過去の自分を見ると、「全然できていないじゃん、もっとできるじゃん」と思うんですが(笑)、当時の自分は「自分はもうすでにやってるじゃん!」と思っていました。
- 今の状態と過去の状態との違いは何だと思いますか -
松本:
視点として何を見ているか、の違いかと思います。当時は、単純に架電量だったりアポの取得数だけを何も考えずに動いていました。今であれば、何の為にアポを取る必要があるかや、リストを充実させるためにどんな企業がいいのかを考えているのですが、当時はその視点が欠けていて、行動への面白みを見出せていなかったです。
そんな時に、亀田さんから「自分で仕事を面白くした方がいい」とか「楽に達成する方法を自分で作る必要があるよ」と言ってもらったことが大きかったです。
今楽しめているのは行動の結果が成果に見えて出てくるのもありますが、それ以上に商談の場でお客様の課題がinteeによって解決できそうだね、という話になった瞬間に仕事を楽しめていると実感しています。また「一緒に仕事できて嬉しい」といった声をいただけることがすごく嬉しいです。
仕事を楽しむためにはどうしたら良いか
- 亀田さんは「成長と楽しむ」のバランスや順番をどのように考えながらメンバーと接していますか -
亀田:
まず一番最初に、リーダーとメンバーの間で信頼関係を作ることが重要だと考えています。信頼関係を作らない限り、何をやるにしても難しいと思っています。その後にやることは、リーダーとメンバーの目標を揃えることです。「自分に自信がない、悩みブレーキを踏んでしまう」人に対しては、まずはそれをなくそうという目標に揃えます。その後は、人のタイプによって変わってきますが、目標を達成するためのステップを一緒に描きます。
本人の納得度が高い方法で成功したら、メンバーも自走し始めますし、成長に繋がります。逆に、私が言った通りの方法で成功してもメンバーの自信にはなりません。リーダーとメンバーの双方で共通の目標や達成が認識できれば、成長を実感でき、成長実感を持った瞬間に楽しくなります。そこからはもう自走できると考えています。
- 悩みブレーキを外す為に、亀田さんはメンバーとどのようにコミュニケーションをとっていますか -
亀田:
今まで一回も、最初から「悩みブレーキを取り外そう」と思ってコミュニケーションを取ろうとして、成功したことはないですね。まずは、メンバーとの目標を揃えることから始めた方がいいと思っています。一緒に目標から考えた時に「今のその思考ってブレーキになってるよね」って伝えてあげられると、納得度が高くなります。例えば、「自分はこれからすごく成長して、起業したり独立できるようになりたいです」と言う人が目の前にいたとします。その人に対して、業務の進捗が遅かったり成果が出ていない場合に、いきなり「自分でブレーキを作っていない?」というコミュニケーションをとってもうまくいかないと思っています。目標に覚悟を持たせるところから始めないと、何か辛いことがあると自分の最初の想いを忘れて、環境や人のせいにしてしまい、その辛さを超えられなくなってしまう。なので、まずは1回「自分で変えられる」っていう感覚を持つ事が大事だと思っています。
- 最後に、松本さんが考える「成長と楽しむ」とは -
松本:
まずは「仕事を楽しむにはどうしたらいいか、楽に目標を達成するためにはどうしたらいいか」を考える。それを考え、数字で自分の成果を振り返って実感することが、成長と楽しむことに繋がっていくと考えています!
亀田:
松本さんはようやくここからがスタート。
このまま、顧客の為にできる事を一番に考えて、突っ走っていってください!
最後までご覧いただきありがとうございました。松本さんの行動やスタンスの変化、亀田さんのメンバーとのコミュニケーション面での経験や工夫から少しでも成長のためのヒントを得ていただけたら幸いです。