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Co-Creationする組織の第一歩

「人と組織を強くする」というグループミッションのもと、普段はお客様のIT活用を切り口にお客様企業を支援しているUGメンバーですが、自ら時間を捻出し自社を強くする活動にも取り組んでいます。
今回はその取り組みのひとつ、UG STYLE委員会(以下、委員会という)についてご紹介します。
Co-Creationする組織をつくるため、多くのメンバーがこのベースとなる考えを4ヶ月かけて学んできました。

※UG STYLEの導入と学習の取り組みはこちら

UG STYLE委員会とは


UG STYLE委員会とは、UGの仕組みや組織づくりに関して同じ関心・課題感を持つメンバーやが集まり、取り組みを実施する少人数グループのことです。メンバーからの主体的な発案にもとづき参画でき、一人ひとりの関わり方やスタンスを尊重しながら運営しています。

UGには、これまでも個人の興味関心から新しい取り組をスタートできる組織文化がありました。仲間を見つけやすくしたり、経営会議に提案を持ち込みやすくしたり、その活動をより活性化させるため、UG STYLE委員会が発足されました。

6/30現在、これまで活動してきたUG STYLE委員会は10組あります。各委員会は4人~12人で構成されており、人数制限はなく、興味関心にもとづいて集まったところこのような人数となっています。
運営方法もゴール設定も各委員会に委ねられており、月1回定例ミーティングを実施しているところもあれば、小グループに分かれてグループ毎にワークを実施しているところもあり、集まったメンバーやテーマによって工夫しながら推進しています。

UGグループの組織が大きくなっていっても、Co-Creationしていく組織であり続けられるよう、この活動からいくつもの象徴的な変化が起こっていくことを期待しています。

みんなの興味関心をシェアし、それにもとづいてUG STYLE委員会が発足しました


UG STYLE委員会発足にあたり、UGメンバーの興味関心を集めるため、2020年12月、月に一度の全社会で7-8人のグループに分かれての自社に関する自身の興味・関心(身近なこと、取り組みやすそうなこと、少しずつ変えられそうなこと)をシェアしました。

・サバイバルブックを制作したい
・オフサイトセンターの利用促進をしたい
・社内の役割を見直したい
・社内ラジオをやりたい
・入社時研修&オンボーディングの見直しをしたい
・「シェアード社員」サービスの価格設定の見直しをしたい
・どうすれば給与を上げられるか、いろいろな視点から考えたい
・UGの働き方とワークライフバランスを考えたい
・福利厚生を考えたい

などなど、さまざまなアイディアがでました。

その中からUG SYTLE推進委員会が以下の4つのテーマを選出し、第1期UG STYLE委員会が組成されました。

・新入社員向け会社ガイド
・新入社員からみた既存社員の透明性(ウェルカムラリー(※)について考える)
・組織や個人が考える期待や役割の透明性
・経験値、能力、知見や学習状況の透明性

※入社時に既存社員100名に直接会ってお互いに自己紹介し、コメントとサインをもらう長年続いているUG独自の取り組み

まずは、自ら参加を表明してくれた全メンバーで、各々のテーマについての興味関心をシェアしました。その一部をご紹介します。

新入社員向け会社ガイド

・UGで働く上で重要・必要なスタンスを伝え、自分で考えて動くことにつなげたい。
・自分自身が入社当初、どこまで自由に動いてよいのかわからず戸惑った。
・入社3年目だが、自分が必要な情報がどこにあるのか未だにわからないことがある。
・社内システムの使い方を役割毎にまとめたい。

新入社員からみた既存社員の透明性(ウェルカムラリーについて考える)

・既存社員からのウェルカムをもっと感じられるものにしたい。
・同じルールで長く運用しているため、現在、未来に合った形に変化させたい。
・お互いに名前を覚えるだけでも価値はあるとおもう。ウェルカムラリーの位置づけを考え直したい。

組織や個人が考える期待や役割の透明性

・社内で行われているさまざまな取り組みを見える化したい。
・UGメンバーの興味関心を知り、コラボレーションをしやすくしたい。
・組織の拡大に備えて、社内の役割やスキルレベルの指標となるものを準備したほうがよいのではないか。
・「シェアード社員」サービス以外のテーマについて考える時間をもっと作りたい。

経験値、能力、知見や学習状況の透明性

・「シェアード社員」サービスは人が商品なので、大事なテーマだと思う。
・UGメンバーは才能豊かだと感じる。それを活かしきれていないとも感じる。
・誰がどの分野が強いのか人づてに聞いている。よりスムーズに知り合うにはどうしたらよいか。
・ノウフー(Know Who)を構築したいが、リソースが足りないと感じている。

これらのコメントをもとに、自分の取り組むテーマを決め、委員会活動をスタートしました。

委員会参加への想い、各委員長に聞きました

各委員会は活動の目的やゴールを定め取り組んでいます。
各委員長に、それぞれの想いや考えを聞きました。

新入社員向け会社ガイド

UGは働き方や組織が複雑な会社です。
入社時研修はあるものの、UGのワークスタイルに慣れるまでは苦労があるのでは?と考えていました。新入社員の方が早く馴染んでパフォーマンスを発揮できる会社にしたいと活動しています。私自身がこの活動を通して社内のことを学び直すことができ、有意義です。

新入社員からみた既存社員の透明性(ウェルカムラリーについて考える)

「ウェルカムラリー」はUG独自の取り組みで10年以上この名称で運営されています。
個人的に改善したい強い思いはなく、今のままでいいんじゃないかなと考えていました。しかし、課題感を持っている人がいるのを思い出して、それぞれがどんな考えや課題を感じているのか聞いてみようと思って参加しました。委員会での取り組みを通して、あたり前のようにやっている取り組みも一度立ち止まって見直し、改善を試みるのは大切だなとあらためて感じました。

組織や個人が考える期待や役割の透明性

「組織の役割や役職はどうやって決まっていくのか」私の最初の興味は、ここからでした。
このテーマは話を進めていくうちにどんどん深ぼっていけることがとても魅力的だと感じています。リモート環境になり、お互いのことを深く知り合えていないまま役割関係が成り立っている現在、どのように社内で相談や合意形成をしていくか、より深く関心を持っています。

経験値、能力、知見や学習状況の透明性

UGグループにとって多様な人材は最も大きな財産です。
多様なバックグラウンドを持つUGメンバー同士がつながることで発揮できる価値に可能性を感じています。一方で人数も増え、つながりが少しずつ薄まっていることへの危機感を持っていたものの、壮大なテーマのため一人ではアクションを起こせずモヤモヤしていました。
同じ興味関心を持つメンバーと議論を重ねることで、新たな価値創出へのきっかけになることを期待して委員会への参加を決めました。

UG STYLE委員会、各々の活動内容は別の記事で取り上げていきます。
ご期待ください!

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